暴君を手懐けて逃げてしまったをネタバレ解説!漫画のあらすじと登場キャラは?

『暴君を手懐けて逃げてしまった』は、韓国発のファンタジーな世界観を持った同一世界内転生系の復讐劇漫画です。個性豊かなキャラクターやそのスカッとするストーリーで、高い人気を集める作品になっています。この記事では、『暴君を手懐けて逃げてしまった』について、漫画序盤のあらすじをネタバレありでまとめて紹介します。また、主要な登場人物や見どころについてもネタバレありでまとめて紹介していきます。

暴君を手懐けて逃げてしまったをネタバレ解説!漫画のあらすじと登場キャラは?のイメージ

目次

  1. 暴君を手懐けて逃げてしまったは人気の韓国漫画
  2. 暴君を手懐けて逃げてしまったの漫画あらすじネタバレ
  3. 暴君を手懐けて逃げてしまったの登場人物・キャラ
  4. 暴君を手懐けて逃げてしまったの見どころ
  5. 暴君を手懐けて逃げてしまったに関する感想や評価
  6. 暴君を手懐けて逃げてしまったのネタバレまとめ

暴君を手懐けて逃げてしまったは人気の韓国漫画

暴君を手懐けて逃げてしまったの概要

『暴君を手懐けて逃げてしまった』は、韓国の小説「폭군을 길들이고 도망쳐버렸다」が原作です。韓国のIT大手のカカオの日本法人である「カカオピッコマ」が運営している、ウェブコミックサービス「ピッコマ」にて、ほぼ毎週日曜日更新で連載されている復讐劇的な漫画です。

暴君を手懐けて逃げてしまったの作者

『暴君を手懐けて逃げてしまった』は、元々韓国の作家であるYusoiさんが手掛けている作品です。漫画化においては、絵をmeltingさん、脚色をjihyunさんが手掛けていることが明らかになっています。作者であるYosoiさんは、ピッコマで「幼い皇后様」なども連載されているなど、韓国でも複数の作品を発表している作家です。

暴君を手懐けて逃げてしまったの漫画あらすじネタバレ

1話~4話あらすじネタバレ

『暴君を手懐けて逃げてしまった』の舞台は、ブレード帝国と呼ばれる帝国です。この帝国では、たとえ女性であっても剣の腕が重んじられる国でした。ブレード帝国において公爵家であるローナン家の長女として生まれたのが、シャーリーズ・ローナンでした。そして、暴君を手懐けて逃げてしまったのあらすじは、彼女が皇帝に呼び出される所から描かれます。

皇帝は、シャーリーズ・ローナンに「皇帝の剣になれ」と命令を出します。この命令にシャーリーズは、名誉高き皇帝の騎士になれると勘違いしますが実情は違いました。この皇帝の命令は魔術によって、物理的にシャーリーズを魔剣として扱われるという意味だったのです。シャーリーズは「エヒリトのかけら」と呼ばれる生命を創造する神の全能なる力を宿したものを、毎日食べさせられ完全に剣になってしまうのでした。

こうして剣になってしまったシャーリーズでしたが、自我だけは残っていました。彼女は「復讐の機会を与えてほしい」と400年間祈り続け、神はこの彼女の祈りに応えてくれます。気がつくとシャーリーズはまだ人間だった頃、13歳の頃に戻ることが出来ました。人間に戻ったシャーリーズは生前自身を軽んじ嫌がらせまでしてきたメイドを全員解雇し、家族への想いも捨てると帝国に復讐をするべく行動を開始します。

シャーリーズは後の世を知っているという利点を生かし、シャーリーズが剣として過ごした時の後の帝国にて帝国を影から支配していたディランを傀儡にすることを目論見ます。公爵家出身ということを生かして名誉騎士となると、まだ1人の皇子だったディランの教育係に就くのです。

5話あらすじネタバレ

『暴君を手懐けて逃げてしまった』の5話のあらすじでは、1つここまでに明かされていなかった事実がネタバレされます。それは、シャーリーズが妖精の血を引いていることです。『暴君を手懐けて逃げてしまった』の世界観では、妖精はその血を引いている者にしか見ることが出来ない存在で、受けた恩は決して忘れない存在でした。シャーリーズは度々会いに来る妖精に、自身の魔力を食べさせ親切にしていました。

ディランの教育係となったシャーリーズは、皇宮の一室を与えられそこで眠りについていました。今すぐにでも復讐したいという気持ちを抑えて、気を引き締めるとそこを暗殺者に襲撃されます。シャーリーズが襲撃を受けた理由は、ディランの後継者争いに巻き込まれたためで、シャーリーズも予期していました。ディランの元にもまた暗殺者が仕向けられていましたが、これをディランも撃退しています。

6話あらすじネタバレ

『暴君を手懐けて逃げてしまった』の6話では、シャーリーズが飛び出していたローナン公爵家での一幕から描かれます。公爵であるローナン公爵が見かけないシャーリーズについて、侍従に問いかけるのです。シャーリーズは子供の頃、少しでもローナン公爵の目に止まろうとする子供でした。しかし、2年前から家族の関心を求めなくなり、ローナン公爵自身もシャーリーズのことを、気にも留めないようになっていました。

ネタバレすると、シャーリーズはローナン公爵の妻であったレイチェルが、自身の命と引き換えに産んだ子供でした。そのことで、ローナン公爵にはシャーリーズのことを良くは思っていなかったのです。シャーリーズの行方について侍従は、皇族の教育係になっておりもうローナン家に戻ってこないと伝えるのでした。話を聞いたローナン公爵は、どこか苛立った様子を見せるのでした。

シャーリーズがディランの教育係になって一週間が過ぎます。シャーリーズはディランの様子に疑問を浮かべていました。ディランが実力を隠していることは明らかでしたが、本来の性格まで隠していること、そしてシャーリーズにも興味を持っていないことに気づいたのです。そこでシャーリーズはディランに、「いつまでそんな風に生きるのか」と問いかけるのでした。

暴君を手懐けて逃げてしまったの登場人物・キャラ

キャラ①シャーリーズ・ローナン

『暴君を手懐けて逃げてしまった』の主人公となる登場人物が、シャーリーズ・ローナンです。美しい銀髪と青い瞳が特徴の美女ですが、生まれた時に母を亡くしたのをきっかけに父からも兄からも邪険に扱われていました。そのため、家族愛を知らずに育ち、400年もの間魔剣として生きる悲劇の道を歩んだヒロインです。元々高い精神力と魔力を持ち剣術の腕も高かった上に、400年の記憶とエリヒトのかけらの影響でより強くなっています。

キャラ②ディラン・シャン・ブレード

『暴君を手懐けて逃げてしまった』において、シャーリーズが復讐を遂げるために目を付けた人物がディラン・シャン・ブレードです。ブレード帝国の第13皇子で、シャーリーズが剣として生きた時には帝国の覇権を影で支配していた天才です。その記憶を持っていたことで、シャーリーズは彼を利用しようと目論んだのです。

あらすじでネタバレしたように、当初はシャーリーズを含む周囲に実力を隠し生活していました。しかし、シャーリーズを信頼すると心を開き、本当の実力を見せた上に愛情を示すようになります。

キャラ③カフー

『暴君を手懐けて逃げてしまった』において、その境遇から剣にされても心配されなかったシャーリーズを唯一心配してくれる登場人物がカフーです。カフーはデルモン公爵家の嫡男で、シャーリーズの元婚約者でした。魔剣に姿を変えた際、行方不明扱いになったシャーリーズを5年もの間探してくれた存在でした。

シャーリーズが剣にならなかった世界線では、シャーリーズがディランの母の薬を手に入れるために出場した剣術大会の決勝戦の相手として登場します。ネタバレすると、カフーは2年前から自身の記憶に既視感を覚えており、未来予知に近い能力を得ていました。この未来予知に唯一背く存在がシャーリーズであり、その奇妙さから度々シャーリーズの前に姿を見せるようになります。

キャラ④ディランの母

暴君を手懐けて逃げてしまったにおいて、シャーリーズがディランの信頼を勝ち取るために利用した形になった登場人物がディランの母です。元はシャン王国の姫で美しい女性でしたが、シャーリーズが出会った時には毒を盛られた影響で長いこと臥せっていました。

少し先のあらすじで、彼女に飲ませるヒール草を獲得するために、シャーリーズは剣術大会に出場することになり、見事に優勝します。ヒール草を飲むことが出来たため、穏やかに死を迎えることが出来ました。死に際にはシャーリーズとディランに、「やりたいように自由に生きなさい」と伝えています。

キャラ⑤ダンテ

『暴君を手懐けて逃げてしまった』において、シャーリーズの兄の1人でありローナン家の次男に当たる登場人物がダンテです。幼少期はシャーリーズを妹として可愛がっていましたが、父や兄の態度から邪険に扱うようになったという過去を持っています。家族の中で最初にシャーリーズの変化に気づいた人物であり、シャーリーズの行動に罪悪感を覚えて後悔しています。

暴君を手懐けて逃げてしまったの見どころ

見どころ①シャーリーを見下していた父や兄たち

『暴君を手懐けて逃げてしまった』の中でも、シャーリーズの変化に最も大きく影響されるのがローナン家の家族達です。あらすじではネタバレしませんでしたが、シャーリーズがディランの教育係になった際にも当初は、「第13皇子の師匠になぞなって何になるのか」と見下していました。

しかし、元々シャーリーズが手を出さずとも帝国を影で、支配することができる稀代の天才であるディランに先を知るシャーリーズの力添えがありました。ディランの立場がどんどん高くなっていくと、家族の態度も変化することになります。そんな家族に嫌気が指したシャーリーズは、ローラン家からの除籍を希望。彼女のこの対応に家族は、これまでのことを後悔することになるのでした。

見どころ②シャーリーとディランの関係

シャーリーズは家族愛を知らないため、人からの愛情表現に疎い所があります。ディランはシャーリーズに心を開くと頻繁に愛情表現をすることになりますが、シャーリーズは自身の容姿の良さなども気づいていないので全く気づきません。挙句の果てにはディランに相応しい女性を見繕おうとするほどで、ディランの心を揺さぶることになります。そのような2人の様子が、見どころの1つになっています。

暴君を手懐けて逃げてしまったに関する感想や評価

ここからは、既に『暴君を手懐けて逃げてしまった』を読んだ人の感想をネタバレありで、まとめて紹介していきます。韓国発の漫画ながらも『暴君を手懐けて逃げてしまった』は、日本のなろう系に近い作風になっていることから日本でも高い人気を獲得しています。ストーリー展開はもちろんながら、絵も日本人好みになっているとする感想が多いです。

『暴君を手懐けて逃げてしまった』の登場人物の中でも、やはり人気が高いのがディランです。シャーリーズとの関わりにより、いい感じのヤンデレになっているとする感想が非常に多くなっています。それもシャーリーズが望んでいるからという展開なのが、より良かったとされています。

『暴君を手懐けて逃げてしまった』というタイトルに関しては、「逃げてしまった」要素がどういうふうに描かれるのかもずっと気になっているという感想も多くなっていました。それだけに、タイトルの伏線回収がされた時には、歓喜の声が上がると同時に、これまで以上に先々の展開が気になるという感想が多くなっています。

暴君を手懐けて逃げてしまったのネタバレまとめ

『暴君を手懐けて逃げてしまった』は、ファンタジーな世界観を持つ復讐作品で、シャーリーズとディランの関係性など恋愛漫画的側面も持っている韓国発の漫画です。登場人物も個性豊かなキャラクターが多い作品なので、まだ『暴君を手懐けて逃げてしまった』を読んでいない人はぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか?

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