実験島のネタバレあらすじと感想!パニックサスペンス+ループ漫画の魅力は?

こちらの記事ではループものサスペンス漫画『実験島』のストーリーや読者の感想をネタバレを交えてご紹介しています。小学館が配信するコミックス配信サイト・裏サンデーに掲載されていたパニックサスペンス『実験島』のネタバレあらすじや登場人物、漫画のおもしろい魅力・見どころなどを知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。また2022年11月現在では、裏サンデーにて『実験島』が3話まで無料公開中となっているので、そちらも合わせてチェックしてみてください。

実験島のネタバレあらすじと感想!パニックサスペンス+ループ漫画の魅力は?のイメージ

目次

  1. 実験島はパニックサスペンス+ループ漫画
  2. 実験島の漫画1巻のあらすじ・ストーリーネタバレ
  3. 実験島の魅力や謎をネタバレ考察
  4. 実験島の登場人物・キャラ
  5. 実験島に関する感想や評価
  6. 実験島のネタバレまとめ

実験島はパニックサスペンス+ループ漫画

実験島の概要

『実験島』は小学館が配信するウェブコミックス配信サイト・裏サンデーに掲載されているパニックサスペンス漫画です。作者は『ヒトクイ』『ドクザクラ』などの原作を担当したMITA先生と岩葉先生で、全3巻のストーリーとなっています。物語は製薬会社に新入社員として入社した北里サトルが"死の実験"に巻き込まれていくストーリー。

サトルがタイムループを繰り返すことで新人研修と称して新社員たちに渡された薬の謎や、会社が秘密裏に行っている実験について明かされていきます。『実験島』は全3巻で完結している作品で、AmazonやKindleからコミックが購入出来るほか、DMMブックスやLINEマンガ、ピッコマといった漫画配信サイトからの購入も可能です。また裏サンデーでは『実験島』の冒頭ストーリーを第3話まで読むことができます。

実験島の作者

ループものパニックサスペンスストーリー『実験島』の作者は原作とイラストで別れており、原作は『ヒトクイ』『ドクザクラ』などの原作を担当したMITA先生が手掛けられています。作画を担当されている岩葉先生は『実験島』の他にはコミック配信サイト・どこでもヤングチャンピオンで連載中の『最凶の魔王に鍛えられた勇者、異世界帰還者たちの学園で無双する』のイラストなどを担当されています。

実験島 - 裏サンデー

実験島の漫画1巻のあらすじ・ストーリーネタバレ

1話あらすじネタバレ

ループものパニックサスペンスストーリー漫画『実験島』のあらすじ・ストーリーネタバレ1話目。1話目のあらすじでは、主人公の北里サトルが製薬会社に入社し、新人研修で離島にやってきます。そこで学生時代に付き合っていた元カノ・藤波ナナと再会したサトルは、彼女のことが気になり研修中も目で追ってしまいます。しかし、ナナに彼氏がいることが判明しがっかりするサトル。

それでも彼女のことが気になってしまうサトルは、ナナが研修担当者の笹島と部外者立ち入り禁止の場所へと入っていく場面を目撃してしまいます。笹島は研修中に怪しげな薬を研修生たちに渡しており、サトルは飲まなかったものの、その薬についても気になっていたサトルは立ち入り禁止と書かれたその場所へと足を踏み入れることにします。

2話あらすじネタバレ

ループものパニックサスペンスストーリー漫画『実験島』のあらすじ・ストーリーネタバレ2話目。2話目のあらすじでは、サトルがナナに意味深な警告をされます。研修3日目になり研修にもなれつつある研修生たちですが、サトルはこの研修への不審感で頭がいっぱいでした。ナナと笹島を追って入った立ち入り禁止の場所では、ゾンビのような姿になった同期を目撃。そして新薬の確認と称して毎日配給される怪しげな薬。

そんな不審感しかない状況にサトルは極限状態になっていました。こんな状況を他の研修生たちは不思議に思わないのかと思いさぐりを入れてみますが、研修生はこの研修を怪しむどころか、研修担当者の笹塚に絶対的な信頼を寄せている始末。サトルは他の研修生たちと協力することは諦めて、この研修のことを何か知っていそうなそぶりを見せていたナナが持っていた手帳に何が書いてあるのかを確かめることにします。

女子たちが風呂に入っている間に部屋に侵入したサトルは、ナナの鞄を開けて例の手帳を探します。しかし、そこへちょうどナナが部屋に戻ってきてしまいました。サトルが慌てふためいていると、ナナはサトルの手を引いて布団に引きずり込みます。他の女子たちも部屋に入ってくる中、ナナは布団の中でサトルに「フェリーに乗ってこの島から逃げろ」と書いたスマホの画面を見せます。

3話あらすじネタバレ

ループものパニックサスペンスストーリー漫画『実験島』のあらすじ・ストーリーネタバレ3話目。3話目のあらすじでは、サトルがある異変に気づきます。ナナにこの島から逃げるように言われたサトルでしたが、その翌日には島からの唯一の脱出手段であるフェリーが燃やされ、逃げることが不可能になってしまいます。

波止場に停まる船

昨夜のナナの意味深な助言についても気になっていたサトルは、ナナに話しを聞こうとしますが、研修島での会話は研修担当の笹島に筒抜けだと言われ、人気のない場所に移動します。そこで話しをするサトルとナナですが、妙な場所で話をしている2人を見つけた笹島が2人の前に現れます。ナナはその場を取り繕っていましたが、サトルはナナの手が微かに震えていることに気づいていました。

その後、薬の治験を行っている病棟に移動し、研修の一環で治験患者を実際に目にしたサトル。そこでサトルは治験者たちが異様に暑がっていることに気がつきます。そして立ち入り禁止の例の場所で目撃したゾンビのような姿になった同期生も「あつい」という言葉を発していたことを思い出します。

4話あらすじネタバレ

ループものパニックサスペンスストーリー漫画『実験島』のあらすじ・ストーリーネタバレ4話目。4話目のあらすじでは、サトルがタイムループしていることに気がつきます。研修中に激しい頭痛に見舞われ倒れてしまったサトル。次に目を覚ますと、サトルは実験室のような場所に監禁されていました。そこには同期の研究生のおり、治験者や立ち入り禁止の例の場所のゾンビのような同期生と同じように「あつい」とうなされています。

汗を拭う男性

少しするとサトルを助けるためにナナが実験室に入ってきます。ナナはサトルから出る血を触ると「私は大丈夫だから」と意味深な言葉を口にしました。その後サトルの身体は異常な熱に包まれ、身体から血があふれ出てきます。血が出ると身体が少し涼しく感じることに気づいたサトルでしたが、それよりも暑さが押し寄せてきてサトルは意識を保てず暴走してしまいます、

その結果、自分の暴走に耐えられなくなったサトルは近くにいたナナを殺害してしまいます。そしてサトルも、自分と同じ症状に見舞われていた同期生に食われてしまうのでした。死亡したかと思われたサトルですが、次に目を覚ますとそこはベッドの上。そしてサトルが日付を確認すると、今日が研修2日目であることを知り、過去の時間にループしていることに気づきます。

5話あらすじネタバレ

壁にかかった時計

ループものパニックサスペンスストーリー漫画『実験島』のあらすじ・ストーリーネタバレ5話目。5話目のあらすじでは、サトルがナナと共に笹島たちの元から逃げ出すことにします。過去にループしたことに気づいたサトルは、実験室へ連れて行かれる未来を変えようと考え、ループ前とは違う行動をとることにします。

そしてサトルは、停電によって施設の扉が開いたのに乗じてナナと共に建物の外に逃げだします。しかし施設の外にはなぜかトラバサミが設置してあり、その罠にナナが引っかかってしまいます。異変に気づいた笹島がサトルとナナの元に向かう中、ナナは自分を犠牲にしてサトルを逃がそうとするのでした。

6話あらすじネタバレ

ループものパニックサスペンスストーリー漫画『実験島』のあらすじ・ストーリーネタバレ6話目。6話目のあらすじでは、サトルが体験出来なかった5日目の研修が始まります。停電での脱出は失敗したものの、笹島をうまく誤魔化せたことでお咎めはなかったサトルとナナ。そしてサトルが倒れてしまった4日目の研修が行われますが、あの時にはいなかった看護師や同期生が同席していたりと、ループ前の状況と弱冠の違いがありました。

ファイルを持った看護師

そしてサトルが体験しなかった5日目の研修が開始。この日はAからDのカードから1枚を選び、選んだカードの点滴を受けるという実習を行いました。サトルはループ前のナナがDのカードを選んだ人たち以外は様子がおかしくなったことを聞いていたため、Dのカードを選択します。そしてナナにここから逃走する計画を話すのでした。

しかし、その話の一部始終は笹島によって盗聴されていたのでした。笹島はサトルの逃走計画を聞いたものの、それよりも気になったのはなぜサトルがDの薬が正解なのかを知っていたということ。自分たちの手の内を知っていたサトルに対して笹島は目をつけるのでした。

実験島の魅力や謎をネタバレ考察

ネタバレ考察①新人研修で配られた薬

包装された薬

『実験島』のストーリーを読んだ人の感想から見る物語の魅力と謎1つ目。1つ目の感想から見る物語の魅力は、「新人研修で配られた薬」です。この薬は物語の重要アイテムで、物語の序盤にサトルたち新人社員が製薬会社から渡されるものです。この薬を飲んだ後からサトルの同期たちは身体に異常が表れます。

その後、毎日1回同じような薬を飲ませられることになりますが、この薬が原因で身体に異変が起きているのか、もしくは元々社員たちに異常があって、それを抑えるための薬なのか、その関係性を考察しながらストーリーを読み進めていくのが面白いと評価されています。

ネタバレ考察②薬を作る理由

歩み寄るゾンビ

『実験島』のストーリーを読んだ人の感想から見る物語の魅力と謎2つ目。2つ目の感想から見る物語の魅力は、「薬を作る理由」です。薬を飲んだ人々は次第に身体に異変を生じ始め、最終的には顔から血を流しゾンビのような姿へと変貌します。その様子を見ると、製薬会社が人間をゾンビ化させようとしていると考えられますが、その理由はいったい何なのでしょうか?

もしくは、人々は既にゾンビ化する菌などに感染しており、ゾンビ化することを防ぐことを目的としているとも考えられます。製薬会社の思惑がいったいどんなものであるのか、またその後ろには更に大きな組織があるのではないか?薬を巡って物語の背景を考察できるところも『実験島』の魅力の1つとなっています。

ネタバレ考察③主人公が死ぬとループする?

白い時計

『実験島』のストーリーを読んだ人の感想から見る物語の魅力と謎3つ目。3つ目の感想から見る物語の魅力は、「主人公が死ぬとループする?」です。近年の漫画やアニメ作品の人気ジャンルの1つとなっているループもの。『実験島』もそんなループもの作品の1つで、主人公が死亡すると数日前の時間に戻ることができます。

何も知らずに悲惨な死を迎えた主人公がループ後にどんな行動を起こすのか?またループ前には明かされていなかった他の登場人物たちの行動や、関係性はどうなっているのかが少しずつ解き明かされていく様子も面白い見どころの1つとなっています。

ネタバレ考察④島の脱出を阻んでいる存在

島と海

『実験島』のストーリーを読んだ人の感想から見る物語の魅力と謎4つ目。4つ目の感想から見る物語の魅力は、「島の脱出を阻んでいる存在」です。薬に関わった人々がゾンビ化することを知った主人公のサトルは島から脱出しようとしますが、唯一の脱出手段であるフェリーを何者かに燃やされてしまいます。

このことから意図的に脱出を阻む者がいることは明らかですが、それはいったい誰なのか?普通に考えれば製薬会社の社員である笹島や他の社員であるのではないかと思い当たりますが、島民という可能性も考えられます。もし島民であれば、その理由とはいったい何なのか?そういった考察要素が部分も『実験島』の魅力となっています。

実験島の登場人物・キャラ

登場人物①北里サトル

男性のシルエット

『実験島』の登場人物1人目は、物語の主人公・北里サトルです。サトルはピースイン製薬に新しく入社した新入社員で、普通の22歳の青年。学生時代に付き合っていたものの、次第に疎遠になっていった元カノ・藤波ナナと新人研修で再会し、ナナを見返すことを目標にします。

登場人物②藤波ナナ

女性のシルエット

『実験島』の登場人物2人目は、物語のヒロイン・藤波ナナです。主人公・サトルの中学時代の同級生で、中学2年の時にサトルに告白したことがきっかけで付き合い始めます。しかし中3の時にサトルが転校してしまい、そこから徐々に疎遠になってしまいました。サトルと同じようにピースイン製薬の新人研修に参加していますが、薬のことについて何か知っているそぶりを見せます。

実験島に関する感想や評価

漫画『実験島』についての感想1つ目。こちらの方の感想では絵柄や物語の展開についてのコメントをされています。『実験島』は今風の絵柄で読みやすく、内容もループもの作品となっているため、近年の漫画の作風が好きな人には好まれやすい内容となっているようです。

漫画『実験島』についての感想2つ目。こちらの方は『実験島』に登場するキャラクターの関係性も良かったという感想をあげられています。主人公のサトルとヒロイン・ナナのように、物語が進むごとに関係が深まっていく展開はドラマ性がある作品が好きな人に支持されています。

漫画『実験島』についての感想3つ目。こちらの方は職場が熱くて『実験島』の狂熱病のようだったというコメントを投稿されています。『実験島』では薬の実験に関わった人々がゾンビのようになる前に身体が熱くなる症状を訴えていましたが、気温が高い日は彼らの気持ちを疑似体験できるかもしれません。

実験島のネタバレまとめ

以上、裏サンデーにて配信されていたパニックサスペンス漫画『実験島』のあらすじと感想をネタバレを交えてご紹介してきました。『実験島』は孤島に連れられてきた製薬会社の新人社員たちが、ゾンビのような化け物に変貌する恐怖やスリルを描いた作品で、タイムループすることでその謎を解き明かしていく物語となっています。『実験島』は全3巻で発売されているので、気になった人はこの機会に手に取ってみてください。

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