彼に依頼してはいけませんのネタバレあらすじ！探偵×特殊能力のミステリー漫画

探偵×特殊能力のミステリー漫画『彼に依頼してはいけません』は、正規の探偵が受けることができない仕事を引き受けるもぐりの探偵、鏡キズナと御堂眞矢が、癖のある依頼人たちと巻き起こすストーリーです。では、ここから『彼に依頼してはいけません』のあらすじを具体的に見ていきましょう。また『彼に依頼してはいけません』の登場人物・キャラクターや感想も紹介するので併せてご覧ください。

それではまず、あらすじを見ていく前に『彼に依頼してはいけません』の作品情報から見ていきましょう。『彼に依頼してはいけません』は探偵×特殊能力のミステリー漫画です。相手の感情に寄り添い、その人の目線で物事を見ることができる能力「エンパス」の持ち主である主人公が、破天荒かつ陽気な相棒とともにさまざまな事件を解決していく様子が描かれています。

• 名前：雪広 うたこ（ゆきひろうたこ）
• 誕生日：11月26日
• 職業：漫画家、イラストレーター

『彼に依頼してはいけません』の作者は、漫画家・イラストレーターの雪広うたこ氏です。代表作は『うたの☆プリンスさまっ♪(原作：紅ノ月歌音/ブロッコリー)』。その他の連載作品には、『きみと手をつないで(原作：崎谷はるひ)』『魔界王子 devils and realist(原作：高殿円)』『少年王女(企画原案：武蔵野ぜん子)』があります。

ネット上では『彼に依頼してはいけません』について、「絵が綺麗だったので試し読みで読んでみた」「主人公の見た目も中身もイケメンすぎ」「独特の世界観が生きていて、エンターテインメイン性が高い」「ちょっとドキドキするようなやり取りも…」といった声があがっています。では、ここからネット上で大好評の漫画『彼に依頼してはいけません』のあらすじをネタバレありで見ていきましょう。

それでは早速、『彼に依頼してはいけません』の漫画あらすじをネタバレしていきます。未成年であることを理由に人探しの依頼を探偵事務所から断られた大森駆は、「ねんねこ銀座にある『喫茶でんか』にて、ルーレットみくじに書かれたラッキーアイテムを注目すると、何でも引き受けてくれる探偵が現れる」という噂を聞いたため、喫茶でんかを訪れてルーレットみくじを回してみることにしました。

そしてラッキーアイテムを注文したところ、二人の男が姿を現します。その二人の男の名はキズナと眞矢。彼らは、相手の感情に寄り添い、その人の目線で物事を見ることができるキズナの特殊能力「エンパス」を使って関与する人間の内側から事件を暴くもぐりの探偵でした。その後駆の依頼を引き受けたキズナたちは、調査の末にターゲットのAricaと接触することに成功します。

しかしAricaは命を狙われる危険な状態にあったため、駆に会いたくても会えない状況でした。そこでキズナたちは目的をAricaの保護に切り替えて任務遂行を果たそうとします。ところがその矢先にAricaが狙われていた組織にさらわれてしまいました。なんとかその組織に追い付いたキズナたちでしたが、Aricaを囲む暴漢たちの数が多すぎたことで苦戦してしまいます。

しかしキズナのエンパス能力と眞矢の高い身体能力を共有することで、二人は見事暴漢たちを倒しました。こうして二人は無事、依頼人の駆とターゲットのAricaを引き合わせ、お互いが長い間抱いていた想いもしっかりと繋げることで事件を解決に導きました。

その後キズナたちのもとに次々と怪事件が舞い込んできます。そして「２次元キャラと女子高生の縁切り」「不可抗力で現役引退を迫られたボクサーの復讐」などの怪事件を解決させていったキズナたちのもとに、新たな依頼が舞い込んできますが、その調査中に日葵が誘拐されてしまいます。そこで犯人の正体に迫るキズナたち。しかし眞矢が犯人の正体は自分の弟であるということに気付いてしまい…

『彼に依頼してはいけません』は、キズナたちが情報収集のために心理術を使って相手から上手く話を引き出したり、潜入捜査の一環で内部情報を探ったりするなど、体当たりで事件解決に挑む推理サスペンス漫画です。そのため潜入捜査や尾行などが描写される漫画が好きな方におすすめの作品となっています。

本作では心理テクニックや専門用語、豆知識などが登場しており、漫画を読みながらさまざまな業種の知識や裏側を覗くことができるといった点も面白い魅力の一つです。キズナたちがアニメキャラやホストに変装しながらおこなう心理テクニックによって、面白い具合に引っかかるターゲットにも注目しながら楽しむと良いでしょう。

ここからは、漫画『彼に依頼してはいけません』の主な登場人物・キャラクターを一覧形式で紹介します。一覧化するのは、鏡キズナ、御堂眞矢、御堂隆聖、凪美音、八鳥、小花日葵、屋敷田臣、星崎愛生人、千綾架純、臼井京介といった10人の登場人物・キャラクターです。それでは早速、漫画『彼に依頼してはいけません』に登場する鏡キズナのプロフィールからご覧ください。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する鏡キズナ(かがみきずな)は、共感能力が高いエンパスの能力を持った本作の主人公です。他人の感情を自分のことのように感じることができる能力で、事件解決に貢献してきました。眞矢と一つ屋根の下に一緒に暮らしており、事件解決の際も相棒としてともに行動しています。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する御堂眞矢(みどうまや)は、キズナと一緒に事件を解決に導く彼のパートナーです。周りからは「まやや」の愛称で呼ばれています。代々受け継がれる世襲政治一家の長男で、父親は時期改保党総裁です。複雑な過去を持ち主で、となる人探しをしていました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する御堂隆聖(みどうりゅうせい)は、眞矢の父親です。先に触れた通り、次期改保党総裁です。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する凪美音(なぎみおん)は、屋敷田事務所の社員です。高身長の美人キャラで、アイドルの出待ちを趣味にしています。推しキャラに対して非常に執着していました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する八鳥(はっとり)は、蒼吾の秘書です。姉御肌系の性格をしており、秘書として蒼吾を冷静に諫めていました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する小花日葵(こはなひまり)は、事件依頼の付き添いでキズナたちがいる探偵事務所を訪れていた人物です。その後ひょんなことからキズナたちと一緒に行動することが多くなり、探偵業に就くことを志望するようになっています。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する屋敷田臣(やしきだおみ)は、屋敷田探偵事務所の所長です。自分の管轄外の事件や捜査をキズナたちに流して外注してもらっています。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する星崎愛生人(ほしざきあきと)は、機密情報を提供する情報屋です。キズナからは「アッキー」と呼ばれ親しまれています。ゲーム大好き少年で、ゲームに没頭し過ぎてキズナから貰った仕事をすっぽかしたことがありました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する千綾架純(ちあやかすみ)は、眞矢と何かしらの関係がある人物です。飲酒運転の交通事故で病院に搬送されていました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する臼井京介(うすいきょうすけ)は、影が薄い屋敷田探偵事務所のホープです。尾行を得意としています。

次に漫画『彼に依頼してはいけません』のその他登場人物・キャラクターを一覧形式で紹介します。一覧化するのは、大森駆、賢木蒼吾、井手口彰、Arica、手向井玲、根本正弘、柚香といった7人の登場人物・キャラクターです。それでは早速、漫画『彼に依頼してはいけません』に登場する大森駆のプロフィールからご覧ください。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する大森駆(おおもりかける)は、事件の依頼人です。16歳の少年。探偵事務所にSNSのフォロワー5万人越えの美人インフルエンサーを探して欲しいと依頼しています。探偵事務所から依頼を断られ、その代わりに紹介されたもぐりの探偵を探していたことが、キズナたちと出会うきっかけとなっています。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場するは、高級ホテルチェーンの賢木リゾートの息子です。慶桜学園の生徒会長を務めながらモデルの仕事もおこなう優秀な人物。日葵に好意を抱いており、たびたび声をかけたりストーカーまがいのことまでしていたりするものの、日葵からは全く興味を持たれていませんでした。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する井手口彰(いでぐちあきら)は、駆の父親です。突然駆たちの前から姿を消しており、その前は家庭内の問題を抱えていました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場するAricaは、駆が探していたSNSで大人気の美人インフルエンサーです。駆はキズナたちにAricaの捜索を依頼しており、なぜか駆から会いたがられていました。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する手向井玲(てむかいれい)は、大人気のスパイアニメ映画『ミッション・オブ・ZERO』で主人公役を演じていた男性です。英国機密情報部の組織に所属するエリート諜報部員という設定の主人公を演じており、ファンからは「てむぴ」と呼ばれ親しまれています。また玲が主人公役を務めた映画が興行収入200億円を突破したため、「200億の男」と称されています。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する根本正弘(ねもとまさひろ)は、シナリオライターです。恋愛アプリのシナリオを書いている途中で行き詰ってしまったため、フリマアプリでなりきり彼氏というものを売って女性心理を学ぼうとしています。なりきり彼氏というのは、指定のキャラになりきり、SNS上で女性と恋人かのようにやり取りをするサービスです。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する柚香は、スパイアニメ映画『ミッション・オブ・ZERO』で主人公役を演じた手向井玲のファンです。大学受験を控えた女子高生。シナリオライターである正弘が運営するなりきり彼氏アプリで、玲と連絡を取り合うことをモチベーションにして大学受験の勉強に励んでいます。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する蝦沢誠司(えびさわせいじ)は、プロボクサーです。プロボクサーとして活動していたものの、銭湯に行った帰り道、何者かに背後から鈍器で殴られ、さらに腕を骨折させられたことでボクサー生命を絶たされてしまっています。その恨みを晴らすため、キズナたちに犯人探しを依頼しています。

漫画『彼に依頼してはいけません』のネタバレあらすじに登場する琉紫(りゅうし)は、歌舞伎町にあるホストクラブ「ミラージュ」のNo.1ホストです。背後から鈍器で殴られるという蝦沢の事件と何かしらの関係がある様子でした。

『彼に依頼してはいけません』の作者である雪広うたこ氏は、二次元メディアで引っ張りだこの人気イラストレーターです。そのため、彼女がてがけた漫画『彼に依頼してはいけません』は、読者から「作画が綺麗」という声が非常に多くあがっています。では、作画の美しさ以外に、本作にはどのような魅力があるのか？ここからは、作画を含めた『彼に依頼してはいけません』の魅力を4つ紹介していきます。

始めに漫画『彼に依頼してはいけません』の面白い魅力の一つ、「作画の美しさ」をネタバレありで紹介します。

本作の作者である雪広うたこ氏は、二次元アイドル「B-Project」のキャラクター原案も担当しており、流行をおさえた高いファッションセンスを持つキャラクターたちを描いています。作画の美しさは本作の表紙だけでなく、全てのページでも発揮されているため、迫力のある動きや緻密な都会の風景を楽しむことができます。

続いて漫画『彼に依頼してはいけません』の面白い魅力の一つ、「新感覚ミステリー」をネタバレありで紹介します。

本作の作者である雪広うたこ氏は、推理小説『宝石商リチャード氏の謎鑑定』の制作にも携わったことがあるため、本作の事件に出てくるトリックはどれも本格的なものになっています。その本格的なトリックに、エンパスというスピリチュアルな要素を取り入れることで、事件解決を待ち望む依頼人の思いや事件に巻き込まれた側の複雑な心境も捉えられる新感覚のミステリーとなっています。

続いて漫画『彼に依頼してはいけません』の面白い魅力の一つ、「キズナと眞矢の関係」をネタバレありで紹介します。キズナと眞矢は仕事のパートナーとして常に情報共有したり、行動を共にしたりしているのですが、作中では深い関係性が見え隠れするどこか意味深な描写がいくつか存在していました。

たとえばキズナが眞矢に対してやたら甘えていたり、眞矢が過保護なキズナに対して絶対的信頼を寄せていたりしています。そのため一部からBL作品と疑問視されているようです。特にキズナが眞矢に対して壁ドンや顎クイなど、好きな人を射落とす常套手段を使っており、恋愛感情のない男子間とは言い難い雰囲気を醸し出していました。今後のキズナと眞矢の動向にはいろんな意味で目が離せません。

続いて漫画『彼に依頼してはいけません』の面白い魅力の一つ、「登場人物たちのセリフ」をネタバレありで紹介します。

共感相手の感情に飲まれてしまうと、自制が効かなくなるほどの並外れた共感能力を持つキズナは、人間の心理を突いたようなセリフを多く残しています。そのセリフに考えさせられる点も本作の面白いところです。依頼人とターゲットのさまざまな思いが錯綜する中で明かされていく心理が作品に深みを持たせています。

ここまで探偵×特殊能力のミステリー漫画『彼に依頼してはいけません』のあらすじをネタバレし、登場人物・キャラクターや面白い魅力をまとめてきましたが、果たしてネット上では『彼に依頼してはいけません』についてどのような声があがっているのでしょうか？ここからは『彼に依頼してはいけません』に関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『彼に依頼してはいけません』の登場キャラであるキズナに関する感想や評価があがっています。感想・評価では「キズナ…かっこ可愛すぎ」とのこと。キズナの相手の感情とリンクする能力と作品の魅力について触れられているため、もしかしたらキズナの存在が作品の魅力を引き立てているということなのかもしれません。

『彼に依頼してはいけません』の漫画2巻に関する感想や評価があがっています。感想・評価では「2巻とってもカッコよかったし、面白かった」とのこと。おそらく、感想で言われている「カッコよかった」というのはキズナと眞矢の二人のことを言っているのでしょう。興味のある方は、『彼に依頼してはいけません』の漫画2巻に登場するキズナと眞矢の活躍に注目してみてください。

『彼に依頼してはいけません』の作画に関する感想や評価があがっています。感想・評価では「『『彼に依頼してはいけません』』読んで雪広うたこ先生の美麗な画力にぶん殴られてほしい」とのこと。どうやら、この方は雪広うたこ氏の画力を高く評価しているようです。他の感想・評価でも雪広うたこ氏の作画が好評なので、興味のある方はぜひ『彼に依頼してはいけません』の作画に注目してみてください。

『彼に依頼してはいけません』の登場キャラクターや作画に関する感想や評価があがっています。感想・評価では「綺麗な絵柄はもちろん2人の関係や個性豊かなキャラが魅力的」とのこと。

この感想では言われている「2人の関係」というのは、キズナと眞矢の二人のことを言っているのでしょう。やはり、二人に注目している方が多いようです。また他の登場人物も個性的かつ魅力的とのことなので、本記事でまとめた登場人物・キャラクター一覧をぜひチェックしてみてください。

『彼に依頼してはいけません』のあらすじをネタバレし、漫画の登場人物や感想・評価を紹介してきましたがいかがでしたか？今回、ネタバレありで紹介した『彼に依頼してはいけません』の面白い魅力は、作画の美しさ、新感覚ミステリー、キズナと眞矢の関係、登場人物たちのセリフといった4つの要素です。

ネット上ではこれら4つの魅力に注目されているようなので、4つの魅力を参考にしつつ『彼に依頼してはいけません』のあらすじネタバレをご覧になってみると良いかもしれません。また本記事では『彼に依頼してはいけません』の登場人物・キャラを一覧形式で紹介しているので、『彼に依頼してはいけません』の漫画をご覧になる際はぜひ、登場人物・キャラ一覧を参考になされてください。