生者の行進のネタバレあらすじと感想！最終回の結末と連続殺人犯の正体は？

ホラー・サスペンスとして話題を集めたみつちよ丸の漫画「生者の行進」について、あらすじ・ネタバレや、最終回のあらすじ・ネタバレをしていく前に、まず簡単に作品情報をご紹介します。

• 作品名：生者の行進（せいじゃのこうしん）
• 作者：みつちよ丸
• ジャンル：ホラー・サスペンス漫画
• 掲載サイト：少年ジャンプ+
• 連載期間：2017年10月〜2018年9月

ホラー・サスペンスとして話題を集めた漫画「生者の行進」は、少年ジャンプ+で2017年〜2018年の間に連載されていたみつちよ丸の人気漫画です。弟が交通事故で死亡してしまったことがきっかけで、霊が見えるようになり、霊から幼馴染を守る為に奮闘していく男子高校生の姿を描いたホラー・サスペンスです。悪霊の描写が怖いといった感想が多く、世界観が好きと人気を集めた漫画です。

悪霊の描写が怖い・作風や世界観が怖いけどハマってしまうといった感想を集める生者の行進の作者が、漫画家のみつちよ丸です。みつちよ丸は、生年月日などのプロフィールなどは公表されておらず、年齢などは不明ですが、既婚で子供もいる女性です。過去に会社に勤めていた経験を持つ漫画家です。

みつちよ丸は、ウェブコミック投稿サイト「少年ジャンプルーキー」に漫画を投稿し、その漫画を見た編集者から連載グランプリのオファーがあり、生者の行進でグランプリを獲得し、連載が決定しています。みつちよ丸の他の作品には、「白亜の血統」・「まねキング」・「生者の行進Revenge」などがあります。

生者の行進の漫画1巻と2巻あらすじネタバレ・1巻のあらすじネタバレは、弟を交通事故で亡くし、霊が見えるようになったコンビニでアルバイトをする男子高校生の泪が主人公の物語です。今まで霊感があっても平穏な日々を送っていましたが、ある日、悪霊と思われる恐怖を感じる唇の悪霊に取り憑かれている女子高生の接客をします。

翌日、女子高生がめった刺しに遭って殺害されたという事件を、幼馴染のまどかから聞きます。その事件の被害者が昨夜接客した女子高生だったと知った泪は驚愕し、次の日にはまどかに唇の悪霊が取り憑いていることに気付きます。そして、まどかにも唇の悪霊が取り憑いていることなどを話し、まどかを救おうと奔走します。

そんな中、泪の行動を不審に思った刑事の東雲は泪を尾行し、泪が霊を見える体質ということを知ります。泪の能力と、悪霊についての事実を信じた東雲は、殺人事件を解決するためにも泪と協力関係を結びます。一方で悪霊に取り憑かれていることを知るまどかは、日に日に元気がなくなり、衰弱してしまいます。

この状況をどうにかしようと思った泪は、弟のお墓のあるお寺で、一時的にでも除霊をしてもらおうと決心します。そこで出会った霊媒師の神原省吾に、なんとか除霊をしてほしいと依頼します。10万円を要求する省吾に、泪は自身が稼いだ20万円を渡し除霊をするように頼みます。

除霊を引き受けた省吾は、唇の悪霊が生霊であり、生きている人物の怨念や執着心から生まれており、除霊をしても本体が生きていれば再び取り憑かれるかも知れないことを告げ、除霊を成功させます。その後、泪に側にいるともきの霊は、泪の生霊だと告げられどこか納得するのでした。

生者の行進の漫画1巻と2巻あらすじネタバレ・2巻のあらすじネタバレは、まどかの兄の友人が不穏な動きをしていることに東雲が気付きます。そんな中、まどかは除霊後の初めての夜を迎えますが、唇の悪霊は消えたものの、新しく人のような形をした悪霊に取り憑かれそうになります。

その日、まどかの元で泊まっていた東雲は、姉の霊の助けによってまどかを悪霊から守ります。東雲はすぐに泪に報告しますが、泪はともきに崖下に連れて行かれ、過去の事故を思い出すのでした。ある日、捜査会議に参加した東雲は、美弥がまどかの兄の友人・水戸と会う映像を見て、まどかを狙っている同じ男だと気付き事件解決の進展に喜びます。

しかし、喜びもつかの間新しい女性の水死体が発見され、その水死体はまどかの兄の彼女の妹だということが判明します。そして、周辺から新たに4人の遺体を見つけます。泪は眠ったまどかのもとに悪霊が取り憑こうとしている様子を目にし、悪霊にタックルします。しかし悪霊はびくともせず、危機一髪のところを、ともきに助けてもらいます。

一方で東雲は、泪とまどかが危ないと思い二人の元を訪れると、そこには犯人と考えられていた水戸の姿があり、東雲は躊躇すること無く逮捕されます。しかし、逮捕した水戸は連続殺人犯人ではなく、まどかを弄ぼうとしていただけだとわかります。そんな中、まどかの兄の浩二が自宅に戻ってきます。

そして泪に意味深な言葉をかけた後、公園に友人の鮫島を呼び出していました。そこで、鮫島が怪しいことに気付き、殺人犯なのではないか?と鮫島を問いただすと、あっさり罪を認めます。最後にまどかを殺害すると言われた浩二は鮫島に襲いかかるのですが、勝てることはなく、まどかを呼び出すネタとして鮫島に拘束されてしまうのでした。

生者の行進の漫画3巻最終回と連続殺人犯の正体ネタバレ!最終回ネタバレ1つ目が、「まどかの携帯に来たメール」です。危機を回避し眠るまどかと泪の元に、除霊師の省吾が訪れ人間のような悪霊を一瞬にして除霊します。そんな中、まどかの携帯に、拘束した兄の写真が添付され公園に呼び出すメールが届くのでした。

その後、まどかの携帯に鮫島から着信があり、公園に15分以内に泪と2人で来いと言い放ちます。兄を助けるためにまどかと泪は公園に向かい、この状況をどうにかさせようと省吾が東雲の元に向かうのでした。

生者の行進の漫画3巻最終回と連続殺人犯の正体ネタバレ!最終回ネタバレ2つ目が、「弟の霊の導きの本当の意味」です。公園に到着すると、泪は鮫島に襲われてその場に気絶し、まどかは誘拐されてしまいます。まどかは必死で鮫島に抵抗し運転を妨害しますが、妨害した場所が悪く谷底に落ちてしまいます。

泪は目を覚まし、まどかを探し歩きます。宛もなく歩いていましたが、今いる道が以前ともきに案内された崖下までの道だということに気付きます。ともきが以前導いたのは自身の交通事故などに関するものではなく、まどかを助けるための導きだと気付きます。そして、車が落ちたガードレールの場所につくと、谷底に足を踏み入れていくのでした。

生者の行進の漫画3巻最終回と連続殺人犯の正体ネタバレ!最終回ネタバレ3つ目が、「最後の賭け」です。東雲と部下の笹塚、省吾は2人が呼び出された公園に向かいますが、その場所には誰もいませんでした。そんな中、東雲が姉の霊と話している姿を見た省吾は、その姿を不審に思い東雲に質問をし、泪の本当の能力に気付きます。

その後、東雲に被害者の情報を聞き、省吾が自身の能力を使って鮫島に殺害された被害者を呼び出します。そして、鮫島のいる場所まで霊に案内してもらうことにして、鮫島の元に向かいます。この行動は、泪の能力に気づいた省吾の最後の賭けでした。

生者の行進の漫画3巻最終回と連続殺人犯の正体ネタバレ!最終回ネタバレ4つ目が、「鮫島との一騎打ち」です。泪は谷底で横転した車を発見しますが、車には誰にもおらず山中を探し回ります。そんな中、鮫島に殺害された女性たちの霊が行進している姿を目にし、省吾が霊を解放させたことに気付きます。そして、霊を追いかけまどかを襲おうとしている鮫島に辿り着きます。

鮫島と対峙する泪でしたが、年上で元ラグビー部の鮫島に敵うわけがなく、泪は苦戦を強いられます。そこで、泪は以前ともきにアドバイスされたことを思い出し、霊について鮫島に伝えます。すると、鮫島には殺害したはずの女性の霊が見えるようになり、霊に襲われます。その後鮫島は精神が崩壊し、かけつけた東雲に逮捕されるのでした。

生者の行進の漫画3巻最終回と連続殺人犯の正体ネタバレ!最終回ネタバレ5つ目が、「2年半後」です。鮫島の逮捕から2年半後、泪は高校を卒業した翌日に、ともきのお墓参りに行こうとまどかを誘います。しかし、まどかは鮫島に襲われたことがトラウマで男性恐怖症に陥っていました。

まどかの男性恐怖症は、幼馴染の泪も例外ではなく、身体に少しでも触れると身体が拒否するといった状態に陥っていました。そんなまどかの様子を見て、まどかを一生支えようと決意した泪はまどかに伝え、まどかも前向きに少しずつ進んでいこうと誓います。そして二人でともきのお墓参りに行くと、そこでは笑顔のともきがふたりの様子を見守っているのでした。

生者の行進の登場人物・キャラ!1人目の登場人物が、吉川泪（よしかわるい）です。吉川泪は、黒の短髪をセンター分けしたヘアスタイルをした1年の男子高校生です。4年前に弟のともきを交通事故で亡くしています。弟が亡くなったのは自分のせいだと感じており、弟が亡くなって以降、霊が見えるようになってしまった霊感のある生者の行進の主人公です。

交通事故で亡くなったともきは、泪の父親違いの弟であり、交通事故は泪のせいだと義理の父親から憎悪の目を向けられてしまったキャラクターです。そのため、高校卒業と同時に実家を出て一人暮らしをしようと計画を立て、コンビニでアルバイトをしているキャラクターです。

泪は弟の交通事故以降、必要最低限にしか家族とは関わりを持たないようにしている家庭に問題をもった男子高校生です。ある日、コンビニに来た女子高生が唇の悪霊に取り憑かれている所を目撃し、翌日にその子が亡くなったことを知ります。同じ悪霊が、幼馴染のまどかにも取り憑いていることを目撃したことで、まどかを悪霊から守るために行動していく勇敢なキャラクターです。

生者の行進の登場人物・キャラ!2人目の登場人物が、高岡まどか（たかおかまどか）です。高岡まどかは、泪の幼馴染であり、泪と同じ高校に通う1年の女子高生です。高岡まどかは、茶色のショートボブのヘアスタイルをした可愛らしい女子高生で、コミュニケーション能力にも優れており、交友関係が広いキャラクターです。

まどかは、モテるために、彼氏を切らしたことがないキャラクターです。一方で、密かに幼馴染の類に恋心を寄せているといった、片思いをこじらせている登場人物です。まどかは、幼少期は今とは考えられないほど太っていて、言葉遣いの悪い女子でした。しかし、泪に言われた痩せたら可愛いと思うの一言で努力をして、今の外見を手に入れた努力家な性格の持ち主です。

まどかは、毎晩唇の悪霊や、焼き焦げた少女が出現する悪夢を見ており、そのことで落ち込み憔悴しています。一方で、霊感のある泪と話すきっかけができたため喜びますが、泪と唇の悪霊の話しをして以降、霊感が宿り、泪と同じく霊が見えるようになってしまったキャラクターです。

生者の行進の登場人物・キャラ!3人目の登場人物が、吉川ともき（よしかわともき）です。吉川ともきは、主人公の父親違いの弟で、交通事故で4年前に亡くなったキャラクターです。泪が幼稚園に迎えに行き、帰宅途中にふと目を離した瞬間に交通事故に遭ってしまっています。

吉川ともきは、人懐っこい性格で、泪の幼馴染のまどかにも懐いていて、まどかにも可愛がってもらっていたキャラクターです。そのためか、まどかに霊の危険が及ぶ際には、泪の前に姿を現して、まどかを救うために泪の手助けをするキャラクターです。

生者の行進の登場人物・キャラ!4人目の登場人物が、神原省吾（かんばらしょうご）です。神原省吾は、白の短髪をした泪たちの隣の高校に通っている1年の男子高校生です。神原省吾は、関西弁を話し、智安寺の住職の元にやってくる心霊相談やお祓いの助手も務めている除霊師です。

神原省吾は、亡くなった人の顔と名前が解ると霊に呼びかけて、指定した場所に誘導することができる能力の持ち主です。この能力を使って、母親が病気で入院をしている治療費を稼ぐために、手付金5万・成功報酬5万で除霊を行っています。泪はまどかを守るために20万円を払って神原省吾に除霊を依頼しており、唇の悪霊を一時的に除霊したりその他の霊も除霊するなど泪やまどかに協力しているキャラクターです。

生者の行進の登場人物・キャラ!5人目の登場人物が、鮫島瞬（さめじましゅん）です。鮫島瞬は、まどかの大学生の兄の友人で、金髪のセンター分けのヘアスタイルをしたイケメンキャラクターです。両親を幼い頃に亡くしてしまっていますが、父親は援助交際をし、母親は薬物中毒者だったといった家庭で育っています。

生者の行進の登場人物・キャラ!6人目の登場人物が、水戸則夫（みとのりお）です。水戸則夫は、鮫島と同じくまどかの兄の高校時代からの友人です。黒髪ショートのヘアスタイルをしており、ラグビー部では一番足が速かったキャラクターです。まどかに密かに思いを寄せていて、ストーカーまがいな行動をしているキャラクターです。

生者の行進の登場人物・キャラ!7人目の登場人物が、東雲亜希（しののめあき）です。東雲亜希は、セミロングの黒髪をサイドでまとめたヘアスタイルの女性警察官です。10年前に姉が通り魔に殺害されたことがきっかけで、警察官になった、信念をもったキャラクターです。泪に亡くなった小栗の事情聴取をした際に、様子がおかしいことに気付き、その後個人的に泪に接触したキャラクターです。

霊を見える泪は、亜希に取り憑く姉の霊を見てそのことを伝えたことで、亜希は泪の能力を信じる素直でまっすぐな一面も持つ警察官です。まどかが危ないという泪の話を信じた亜希は、まどかを守るために家庭教師のフリをして護身術を教える登場人物です。また、泪に指摘されて以降、自分に取り憑く姉の霊が見えるようになったキャラクターです。

面白いといった感想が多く人気を獲得しながらも2018年9月に完結を迎えた「生者の行進」は、2019年12月〜「生者の行進 Revenge」として続編がスタートしています。続編の生者の行進 Revengeは、みつちよ丸が原作・佐藤祐紀が作画を担当しており、生者の行進で泪の相棒として登場した除霊師の省吾が主人公です。

生者の行進がまた読めることが嬉しいといった感想や、生者の行進の省吾が主人公の物語として続編が開始されたことに喜ぶ感想が多くあがっています。生者の行進 Revengeは、2019年12月に少年ジャンプ+で連載がスタートし、2002年2月に最終回を迎えています。

生者の行進 Revengeのあらすじは、24歳になった省吾は中学校の代理教員として、クラス崩壊しているクラスの副担任になります。教師の言うことを全く聞かず騒がしい生徒を黙らせるため、省吾は問題児に圧をかけて静かにさせることに成功します。しかし、他にもいじめ問題が存在しているのでした。虫が入っている給食を無理やり食べさせられるなどの卑劣ないじめに遭っている理華は、教師に助けを求めます。

助けを求めても、全く助けてくれない状況に絶望し飛び降り自殺を試みます。そんな場面に直面した省吾は、自殺した霊の話や、怨霊の話をして自殺を思いとどまらせるのでした。そんな中、省吾ははとこで刑事の笹塚から、不可解な事件の情報を入手します。笹塚が話す事件のあらすじは、どう考えても奇妙なものでした。

笹塚の話では、数十人の自殺未遂があり、その自殺未遂は全ていじめの主犯格だということ、今回はいじめの主犯格だった3人がナイフで切り裂きあうという狂気的な亡くなり方をします。そしていじめられた子は皆、同じお守りを持っていたと聞きます。そしてそのお守りを、理華も持っていたことに気付き、省吾は事件を解決しようと動き出します。

生者の行進は、連載直後から世界観が面白いといった感想が多く話題を集めました。ストーリーのあらすじが面白いといった声や、登場人物が魅力的といった感想が多い一方で、悪霊などの描写がグロくて怖いといった感想もあがっています。グロい漫画は怖いので苦手だが、面白いので一気観してしまったといった感想が多いホラー・サスペンス漫画です。

生者の行進はグロい描写も多く、ハラハラする展開がホラーといった感想があがっていますが、先が読めないハラハラする展開が面白いといった感想を多く集めた人気漫画です。最終回になるともっと見たかったと残念がる感想も多く、続編の生者の行進 Revengeが連載されると嬉しすぎる・続編も面白いといった感想が多く上がり注目を集めました。

生者の行進が好きで、少年ジャンプ+で続編とは知らず「生者の行進 Revenge」を見てまたハマってしまったといった感想もあがっています。生者の行進 Revengeは、作画が生者の行進のみつちよ丸ではないので最初続編とわからなかったといった声も多いですが、見ていくうちに気付いたと知る人も少なくありません。また、生者の行進ファンからは、続編も面白いと人気を獲得しています。

生者の行進は、面白いあらすじとグロい描写がリアルで、ハラハラする世界観が好きといった感想を多く集めているみつちよ丸のサスペンス・ホラー漫画です。面白いのにすぐに完結してしまったといった感想も多く、続編の生者の行進 Revengeが連載された時は、喜びの感想が多くあがった人気漫画です。あらすじ・ネタバレなどを見て気になった方は、一度「生者の行進」を見てみてはいかがでしょうか?