2022年10月07日公開
2022年10月07日更新
【クマ撃ちの女】あらすじネタバレと感想!漫画の魅力や評価をまとめて紹介
「クマ撃ちの女」は、とある理由からエゾヒグマを狩ることに執念を燃やす若手女性猟師の主人公の活躍や、彼女の密着取材を行うフリーライターとの交流を描いた狩猟漫画で、まるでノンフィクションを読んでいるようなリアルな作風が話題を呼んでいます。本文では、「クマ撃ちの女」から漫画1巻~8巻のあらすじネタバレ、「クマ撃ちの女」の見どころや感想・評価などを、あらすじネタバレ紹介します。
クマ撃ちの女とは?
漫画「クマ撃ちの女」は、北海道を舞台に、エゾヒグマ狩りに挑む兼業猟師の女性主人公のクマ撃ちをリアルに描いた作品で、狩猟に関する丁寧な説明や、生死を分けるヒグマとの一騎撃ちなど、迫力ある狩猟シーンが話題を呼んでいます。以下では、「クマ撃ちの女」の漫画1巻~8巻のあらすじネタバレと、「クマ撃ちの女」の見どころ、作品に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
クマ撃ちの女の概要
安島薮太『クマ撃ちの女』おもしろかった。男女が逆だけど、「山賊日誌」海猿風といった感じか。すごく続きが気になるラストで1巻。 pic.twitter.com/q8z6ih5jCX
— 宿禰 (@sukunex) June 4, 2020
漫画「クマ撃ちの女」は、新潮社のウェブコミックサイト「くらげバンチ」にて連載されている、エゾヒグマの狩猟をテーマにした作品です。物語は、エゾヒグマを狩ることに執念を持つ30歳の女性猟師への密着取材を主軸に、猟師の知られざる実態や猟の過酷さ・危険をリアルに描いています。
クマ撃ちの女の作者
漫画「クマ撃ちの女」の作者・安島薮太先生は、愛知県出身の漫画家で、大学卒業後に映像制作会社等に勤務後、「クマ撃ちの女」で漫画家デビューを果たしました。
クマ撃ちの女の漫画あらすじネタバレ
「クマ撃ちの女」の主人公・上坂チアキは、数少ない女性猟師であり、狩猟では危険のリスクが高いエゾヒグマを中心に狩りを行っています。なぜ、彼女はヒグマを撃つことにこだわるのか、主人公の知られざる過去に迫る展開も、「クマ撃ちの女」の面白い魅力であり、作品のテーマにもなっています。以下では、「クマ撃ちの女」の漫画1巻~8巻のあらすじネタバレを紹介します。
1巻あらすじネタバレ
フリーライターとしての実績作りを探していた伊藤カズキは、北海道の森を舞台に、単独でエゾヒグマの狩猟を行う女性猟師に目を付け、彼女の狩りに同行することを願い出ます。その女性は小坂チアキといい、兼業猟師の30歳、とある理由からエゾヒグマを狙うことに執念を燃やしていました。
伊藤は交渉の末、チアキの狩りの密着取材を許されたものの、エゾヒグマを狩ることは、文字通り生と死の隣り合わせであり、一歩間違えれば命も落としかねないヒグマ猟師の過酷な世界を目の当たりにします。
2巻あらすじネタバレ
「クマ撃ちの女」2巻
— show-emon3 (@showemon3) September 26, 2020
正直1巻は微妙だったんですか、この巻は凄い。羆に襲われるシーン、本当にこんな風なんだろうなと思う臨場感。気絶してしまうのは生きながら喰われる獲物の防衛本能かもしれない。猟はする人間は業が深いのかも知れないと感じてしまう。 pic.twitter.com/t6OFB6aj3C
伊藤を同伴させてのクマ撃ちは、チアキにとっても過酷な戦いとなったものの、死闘の末、エゾヒグマを仕留めることに成功し、伊藤と共にヒグマの解体作業に取り掛かります。2巻では、チアキの姉も登場し、語尾が「~ですぅ」というチアキの話し方がわざとだったことや、彼女がヒグマを狩ることに執念を燃やすきっかけとなった、過去が明かされています。
3巻あらすじネタバレ
『クマ撃ちの女』第3巻、本日発売!!🐻
— くらげバンチ 公式 (@kurage_news) May 9, 2020
クセ者過ぎるチアキの師匠、光本登場! ルールを無視したその狩猟方法とは!? #クマ撃ちの女 pic.twitter.com/n8Juwq8oyQ
エゾヒグマとの戦いを制したチアキでしたが、あの時の死闘で感じた恐怖を忘れることができず、山に入れない状況が続く中、狩猟の師匠から連絡が入ります。チアキの師匠は、猟師が守るべきルールを平気で破るクセ者で知られ、3巻では狩猟に関する違法行為についても触れられています。
4巻あらすじネタバレ
クマ撃ちの女 4巻
— タだお (@zarigani03) September 9, 2020
Kindle来たぜ〜 pic.twitter.com/NpaDT5NNXg
クセ者の師匠の教えから、自分なりの狩猟ルールを定めつつあるチアキは、山に対する恐怖をぬぐい、立て続けにクマを仕留めていきます。そんな中、フリーライター・伊藤カズキとの繋がりから、チアキの噂を聞きつけら地元の猟友会が、チアキに興味を持ちます。
5巻あらすじネタバレ
Kindle新刊(コミック)
— easy and easy (@easykinoko) February 9, 2021
「クマ撃ちの女 5巻」
⇛ https://t.co/4DR59iDW1K
新着ランキング:https://t.co/NaStIHcmyy#バンチコミックス#クマ撃ちの女 pic.twitter.com/4ahWj3IGKw
狩猟期間は国によって定められており、狩猟期間が明けたことを受け、チアキへの密着取材も終わりました。その後、女性でありながら、ヒグマ狩りを行う若き猟師の活動をまとめた本は、世間で高評価を得たものの、伊藤自身は、まだ本物の狩猟を書ききれていないと感じていました。そして、次の狩猟解禁日を待ち、チアキに二度目の密着取材を申込みます。
6巻あらすじネタバレ
お待たせしました。
— あの豊和精機製作所 (@HowaSeiki) August 5, 2021
クマ撃ちの女6巻のサイン本、ご希望の方はDMください。代金は本+送料180円を後払いです。
※前に買ったことある方も必ず、郵便番号・住所・氏名・電話番号を連絡ください。 pic.twitter.com/YjgxDqGxL4
2度目の密着取材では、チアキの相棒の猟犬・ワンも加わり、今回は、クマの痕跡が見つけやすい雪山猟を目指し、準備を進めていきます。そんな中、猟友会の北見がチアキを訪ね、巻狩りへの参加を持ちかけます。
7巻あらすじネタバレ
クマ撃ちの女 7巻購入
— Ese (@Eseyaro) January 17, 2022
相変わらず猟師知識満たされて良い。完結も近そうだなぁ pic.twitter.com/LrGCf6T0OX
巻狩りでの活躍や、伊藤の取材活動も相まって、猟友会とも接点ができたチアキでしたが、彼女のおじで、クマ撃ちであるカツヤから、クマ撃ちの恐ろしさを聞かされます。人間よりも大きな体格を持つエゾヒグマに襲われたら、命はないも同然であり、カツヤもクマの襲撃に遭い、仲間を犠牲にして逃げざるをえなかった悲惨な過去を語ります。
8巻あらすじネタバレ
クマ撃ちの女 8巻
— I SCREAM (@lightning_loop) May 15, 2022
相変わらず面白い。
続き早よ。 pic.twitter.com/AxesTnJWUi
地元で、家族連れがヒグマに襲われる事件を受け、チアキは猟友会・警察と共にヒグマの撃退に当たります。複数人でクマの進路を追うと、人間を襲ったクマの正体が浮き彫りとなります。
クマ撃ちの女の魅力や見どころ
以下では、エゾヒグマを狙う主人公の手に汗握る展開や、リアリティあふれる作風が読者を魅了する、漫画「クマ撃ちの女」の魅力や見どころを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
見どころ①獲物はエゾヒグマ
クマ撃ちの女 6巻
— 🔥JaJaUma🔥ブロンズ・ボーイ (@JaJa_GUN) August 6, 2021
低倍率スコープの魅力がめちゃめちゃ分かりやすく描いてある pic.twitter.com/TbutmhXvR9
「クマ撃ちの女」の主人公が仕留める獲物は、北海道のみに生息するエゾヒグマであり、成人男性に匹敵する体格や、人間の命を奪いかねない凶暴さを秘めています。ヒグマの恐ろしさは、猟銃を所持する猟師でも感じており、ヒグマを狩る猟師は少ないとも言われています。それでも、命の危険を冒しながらもクマを仕留めたいと願う主人公のヒグマへの執念は、ただならぬものを感じさせるでしょう。
見どころ②狩りの基本がわかる
いやすごくさらっと、大変貴重な事を呟かれている…
— うしを (@Brest2touron2) October 5, 2022
その弾って火薬の臭いとかしないんですか?
お父様、猟友会のメンバーですか?
「クマ撃ちの女」1巻158頁 pic.twitter.com/Dlp6RYN8FD
「クマ撃ちの女」では、狩りの基本についても丁寧に説明されており、猟銃の扱い方や調整方法や、山での獲物の探し方や標的との距離感から、仕留めた獲物の解体・調理など狩猟に関する知識が随所に盛り込まれています。また、猟銃ことライフルの扱いに関する説明は、実在の猟銃専門店が監修を務めており、細部にわたってリアルを追及した作風も見どころとなっています。
見どころ③森の中での危険がわかる
「クマ撃ちの女」77話無料公開されました!
— 安島薮太 (@poranchan) September 30, 2022
クマを撃ちたい女チアキが帰ります!
78話が有料公開、単行本が9巻まで発売中です。
よろしくお願いします
↓コチラから読めますhttps://t.co/B62ErO9eip pic.twitter.com/4zNbdWtjew
森の中での危険と言えば、野生動物との遭遇が挙げられる一方、森の中の危険要素は、動物だけでなく、その土地に自生する野性の果物や清流にも含まれています。それらには、エキノコックスをはじめとする感染症が混じっている危険もあり、最悪の場合、健康被害を起こすリスクもあるなど、あまり知られていない山の知識も盛り込まれています。
見どころ④主人公がクマ撃ちをする理由
クマ撃ちの女7巻、猟師じゃないけど11月の材採集としてはわかりみが深い。 pic.twitter.com/PE9A0PPxH8
— アル蟲 (@musinekokenisum) February 3, 2022
タイトルのごとく、主人公がクマ撃ちをする理由が、「クマ撃ちの女」のテーマであり、主人公の回想シーンから、姉と一緒にヒグマに遭遇した出来事が、主人公がヒグマに対する執着となり、ヒグマを撃ちたくてたまらない衝撃を生んだと推測されました。しかし、それらは表面的な理由に過ぎないことが判明し、主人公がヒグマを撃つ真の理由は、いまだ謎となっています。
近年では、女性猟師の数が増加傾向にありますが、怪我や命と隣り合わせのヒグマ猟を単独で行う猟師は、男性猟師でも非常に珍しく、「クマ撃ちの女」の主人公・上坂チアキの存在は、作中の猟師界隈でも話題となっています。チアキがクマ撃ちの女になった経緯やヒグマに執念を燃やす理由も、「クマ撃ちの女」の見どころです。
クマ撃ちの女に関する感想や評価
以下では、冬の北海道を舞台に、エゾヒグマを狩る若き女性猟師の姿がかっこいい、「クマ撃ちの女」に関する感想や評価を、紹介します。
感想や評価1:ストーリーが面白い
「クマ撃ちの女」の漫画読んでクマの恐ろしさに震えてる:( '-' ):🧸
— eiko (@eikeidaisei) September 28, 2022
内容めちゃ面白くておすすめです。
北海道を舞台に狩猟をテーマにした「クマ撃ちの女」では、狩りをする上での危険なども丁寧に説明され、リアルな狩猟を感じられる作風が人気を集めています。読者の中には、クマにまつわるエピソードが恐いと感じつつも、ストーリー自体は面白いと評されており、おすすめ漫画としても取り上げられています。
感想や評価2:リアルな描写が良い
安島薮太「クマ撃ちの女」展開が早くリアルな描写もありおススメです!クマを撃ちます。
— ちば (@chibaken_89) September 29, 2022
「クマ撃ちの女」と言えば、読者も思わず緊張してしまうようなリアリティあふれる描写が見どころであり、まるで主人公の狩猟の密着取材に参加しているようなストーリー展開も、読者を虜にしています。また、「クマ撃ちの女」は、ストーリー展開の早さも良いと評価されており、おすすめ漫画にも取り上げられています。
感想や評価3:ヒグマの目撃情報に恐怖を感じる
まだ北海道に住んでないのにヒグマ目撃情報は見る度に怖…て思う
— ゆわ(札幌に移住したい) (@lu_wlo) September 29, 2022
ゴールデンカムイと三毛別羆事件とクマ撃ちの女でヒグマの怖さ学んでるので動物園以外では会いたくないデス
北海道に限らず、人が熊に襲われる事件は全国で相次ぎ、近年でも熊害による死亡例も起きています。今回紹介した「クマ撃ちの女」でも、主人公自身や彼女のおじのヒグマとの遭遇のエピソードが語られ、フィクションでありながら、現実でも起こり得るような内容は、改めてヒグマの恐ろしさを知ると同時に、ヒグマの目撃情報を聞くたびに恐怖を感じるようになったとの声も寄せられています。
クマ撃ちの女のネタバレまとめ
「クマ撃ちの女」の漫画あらすじネタバレ、作品の魅力や見どころ、「クマ撃ちの女」の感想や評価をあらすじネタバレを交えながら紹介しました。現実世界でも、女性猟師の数は少ない中、「クマ撃ちの女」の主人公は、猟師の中でも珍しいエゾヒグマを狙う猟師であり、彼女の猟師としての活躍はもちろん、ヒグマ狩りにこだわる真の理由にも注目が集まり、今後の展開にも期待が高まっています。