屋根裏部屋の公爵夫人のあらすじをネタバレ解説!原作小説の結末はどうなった?

「屋根裏部屋の公爵夫人」は、嫁ぎ先で冷遇される主人公・オパールの華麗な逆転劇を描いた作品で、使用人たちの敵意にもめげず、自らの手で未来を切り開いていくオパールの奮闘が見どころです。本文では、なろう小説が原作の「屋根裏部屋の公爵夫人」から、漫画あらすじネタバレ、原作小説の結末ネタバレや最終回結末のその後、作品に関する感想等を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

屋根裏部屋の公爵夫人のあらすじをネタバレ解説!原作小説の結末はどうなった?のイメージ

目次

  1. 屋根裏部屋の公爵夫人とは?
  2. 屋根裏部屋の公爵夫人の漫画あらすじネタバレ
  3. 屋根裏部屋の公爵夫人の原作小説の結末はどうなった?
  4. 屋根裏部屋の公爵夫人の登場人物・キャラ
  5. 屋根裏部屋の公爵夫人に関する感想や評価
  6. 屋根裏部屋の公爵夫人のネタバレまとめ

屋根裏部屋の公爵夫人とは?

「屋根裏部屋の公爵夫人」の作品紹介・イメージ画像

「屋根裏部屋の公爵夫人」は、結婚前に広まったある噂が原因で、嫁ぎ先から敵意を持たれた公爵令嬢が、自分の運命を変えるために奮闘する逆転劇であり、なろう小説を原作とするコミカライズシリーズです。以下では、「屋根裏部屋の公爵夫人」の漫画あらすじネタバレや、原作小説の結末やその後、「屋根裏の公爵夫人」に関する感想などを、ネタバレ紹介します。

屋根裏部屋の公爵夫人の概要

漫画「屋根裏部屋の公爵夫人」は、小説投稿サイト「小説家になろうよ」にて連載されていた、原作者・森先生の作品を、林マキ先生によるコミカライズ化した作品です。

屋根裏部屋の公爵夫人の作者

「屋根裏部屋の公爵夫人」の原作小説の作者・もり先生は、「小説家になろうよ」を中心に小説の投稿を行っており、2022年9月現在は「笑わないメイドと心のない王様」を連載しています。

屋根裏部屋の公爵夫人の漫画あらすじネタバレ

屋根裏部屋の公爵夫人の漫画あらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、不遇な環境にめげない主人公の力強さが目を引く、「屋根裏部屋の公爵夫人」の漫画から1話~10話のあらすじネタバレを紹介します。

1話あらすじネタバレ

ホロウェイ伯爵令嬢・オパールは、貴族令嬢が社交界デビューする16歳の時に何者かに襲われる事件が起き、その時の出来事から周囲へあらぬ噂が広がってしまいます。その内容は、オパールが庭で男と逢引していたことや複数の男性と付き合っているなど、貴族の娘として異性関係にだらしがないというもので、それらは全て噂に過ぎませんでしたが、そのせいでオパールの結婚は難航し、実家の財産目当ての男ばかりが寄ってきます。

それから3年後、噂によって自身の結婚に希望を見いだせずにいたオパールは、1人で生きていくことを決意し、祖母が遺してくれた領地で財を築こうと考えます。その矢先、オパールの元へマクラウド公爵との結婚話が舞い込み、3日後に式を執り行うことが決まりました。

2話あらすじネタバレ

マクラウド家が抱える借金・イメージ画像

マクラウド公爵家は多額の借金を抱えており、オパールとの結婚も彼女の持参金が目当てでした。そのため、公爵家の人々は奥様であるオパールに対して冷淡であり、また、この屋敷にはノーサム夫人という女主人格がおり、ステラという公爵の愛人と思われる存在も匂わされました。そして、ノーサム夫人へ挨拶をしたオパールは、夫人からあらぬ言いがかりをつけられ、ヒューバートから叱責を受けます。

夫人は、オパールがこの屋敷の女主人の座を渡すことや、ステラを屋敷から追い出すことを要求されたと訴えるも、これは夫人の言いがかりにすぎませんでした。自分のおかげでマクラウド家の経済が救われたのに、あまりの態度の悪さからオパールも、反撃に出ます。そこで、そんなに自分を嫌うのなら離婚をすること、もし、お金で解決できなければ殺してくれと強気に出ます。

3話あらすじネタバレ

領地内の図書館から公爵家の歴史書や帳簿を持ち出したオパールは、帳簿の改ざんを発見し、これにはヒューバートが関わっていると察するも、一番見つけられてはまずいものを図書館に置いておくことは変でした。そこで、オパールは、ヒューバートから里帰りの了承を得て、ある目的のために屋敷を出ていく口実を作ります。

4話あらすじネタバレ

マクラウド家の帳簿の不正を発見するオパール・イメージ画像

実家の領地に戻ったオパールは、領地経営を教えてくれたトレヴァーに公爵家の帳簿を見せます。公爵家は、先代公爵夫妻が事故死したことで、当時12歳だったヒューバートが爵位を継ぎ、後見人にはノーサム卿が就き、妻子と共に移り住みます。それが屋敷の女主人格となっているノーサム夫人と、接触を固く禁じられたステラでした。

一方、公爵家の帳簿の不正は、先代公爵が亡くなった時から発生しており、それらはノーサム卿の病死後も続いていました。また、ヒューバートも、公爵を継いでから14年間も領地に戻っていないことが判明し、不正を働く犯人は領地経営を任された人間・オマーが浮上します。そこで、不正の証拠を掴むべく、オパールはある作戦を決行します。

5話あらすじネタバレ

オパール宛ての手紙が届けられる・イメージ画像

公爵領の屋敷では、当主の夫人が訪ねてきたことで皆、張り切っていたものの、使用人たちの様子から公爵家が多額の借金を抱えていることは、知らないようでした。その頃、オパールの街の見物の同行を断わったオマーは、ヒューバートもこちらに戻って来るのではと予測し、行動を開始します。2日後、オパール宛てに手紙が届けられ、オパールは手紙の主であるある人物との面会に臨みます。

6話あらすじネタバレ

ルボーからお金を借りていたオマー・イメージ画像

オパールの面会の相手であるルボーは、オマーに賭博のお金を貸していた商人で、オパールは借金の肩代わりを条件に貸付帳簿を入手します。その頃、オマーはこっそり屋敷を抜け出そうとするも、トレヴァーに捕縛されて逃亡に失敗、帳簿の不正の証拠をオパールに握られてしまいます。

7話あらすじネタバレ

オマーの不正とその証拠を見せるオパール・イメージ画像

オパールが王都の公爵邸に戻った事を受け、屋敷ではメイドたちが慌ただしく動き始めます。オパールが留守の間、彼女の部屋としてあてがわれていた屋根裏部屋にもホコリが積もっており、侍女のベスに掃除をしていなかったことを咎めます。翌日、トレヴァーが屋敷に訪れ、彼と共にヒューバートの書斎に入り、オマーの不正の証拠を見せつけます。

しかし、オマーを信じて疑わないヒューバートは、オパールの訴えを一蹴し、その様子を見たステラは笑みを浮かべます。そして、領地経営を人任せにして、自分たちは楽しいことに興じるヒューバート達への怒りを募らせます。後日、手紙を受け取ったオパールは、叔父の屋敷へ向かい、叔父と縁を切る覚悟で話を切り出します。

8話あらすじネタバレ

久しぶりの再会を喜ぶ叔父・ジョナサンをよそに、オパールは公爵家との縁談がまとまった経緯や、公爵家が多額の借金を抱えている理由、その原因であるオマーの不正の事を打ち明け、これから自分がやろうとしている計画に協力してほしいと願い出ます。しかし、オパールの身を案じて、ジョナサンは協力できないと言い、もっと他に方法はないのかと助言し、考えた末、オパールはある計画を思いつきます。

9話あらすじネタバレ

ジョナサンの書類にサインするヒューバート・イメージ画像

物語は、オパールとクロードとの出会いにさかのぼり、兄の友人であったクロードを慕っていました。しかし、クロードとの結婚は認められず、クロードへの恋心を押し殺していました。そして、ある計画のために2人は再会を果たし、計画書を片手に再び叔父・ジョナサンの元へ向かいます。亡き姉(オパールの母親)の言葉を思い出したジョナサンは、オパールの計画に同意し、姪に協力することを決意します。

その頃、計画を知らないヒューバートは、ジョナサン・ケンジットという男が持ってきた書類にサインを求められ、オパールはその時を静かに待ちます。しかし、訪問者が来たような様子はあったものの、ヒューバートが部屋に来る気配はなく、翌日、オパールは夜食をヒューバート達と共にすることを決めます。

10話あらすじネタバレ

夕食の席にオパールが参加することは、使用人にも衝撃を与え、オパールに対して無礼な態度を取り続けるベスも例外ではありませんでした。そして、ベスに夕食の席で着るドレスを用意させると、夕食後にヒューバートとノーサム夫人と大事な話があること、それは使用人にも関係があることだから、話を聞きたい者は部屋に入って来るようにと指示します。

一方のヒューバートは、ベスを晒し者のようにして解雇するつもりだと思い込み、オパールを責めます。一方のオパールは、個人的な感情を理由に仕事を怠るような者は解雇すると言い、ベスに関してはこれまでに何度も注意してきたけれど、それでも改善が見られず、これが最後だと勧告したと説明します。ヒューバートが何か言い出そうとした瞬間、ある事実を突きつけられたことで、オパールに対して何も言えなくなります。

それは、昨日から公爵領地及び財産の全てはオパールのものになったという事実で、使用人たちを部屋に入れた理由も、このまま新女主人に仕えるか、それとも違う屋敷に移るかを決めさせるためでした。オパールにそのような権利はないと反論するヒューバートでしたが、オパールが帳簿の不正を突き止めなければ、今までのように、領地を担保に借金を背負い続けることになっていたと指摘します。

たまりかねたヒューバートは、オパールに離縁を突きつけ、屋敷から出ていくように命令するも、すでに公爵家の屋敷や財産の全てはオパールのものであり、出ていくのはヒューバートの方だと言い返します。

屋根裏部屋の公爵夫人の原作小説の結末はどうなった?

屋根裏部屋の公爵夫人の原作小説の結末のネタバレ・イメージ画像

以下では、「屋根裏部屋の公爵夫人」の原作小説の結末や、最終回結末のその後について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

屋根裏部屋の公爵夫人の原作小説の結末

借金の返済のために結婚し、オパールに対して冷たい態度を取っていたヒューバートでしたが、オパールに打ち負かされてからは心を入れ替え、オパールに恋心を抱くまでになりました。一方、オパールは、領主のために必死に働く領民のためを思い、ヒューバートとの婚姻関係を続けてきましたが、彼への愛情は冷え切っており、オパールの方から離縁を言い渡しました。

ヒューバートとの婚姻関係を解消し、故郷に戻ったオパールは、音信不通だったクロードと再会し、彼からプロポーズを受けます。オパールに好意を持っていたクロードは、オパールの父親に令嬢との結婚を申し込んだものの、男爵家の三男と伯爵家の令嬢では身分違いとの理由から、結婚を許されませんでした。

しかし、クロードは、母親の母国・タイセイ王国で爵位を賜り、ルーセル侯爵となっていました。また、オパールには秘密で、オパールの父親とも連絡を取り合っていたことも判明し、侯爵との結婚となれば、オパールの父親も娘の結婚に反対する理由がなくなりました。そして、オパールとクロードは結婚、クロードが公爵に昇進したことで、オパールも再び公爵夫人となりました。

屋根裏部屋の公爵夫人のその後はある?

屋根裏部屋の公爵夫人のその後を考察・イメージ画像

オパールとクロードの結婚というハッピーエンドの結末を迎えた「屋根裏部屋の公爵夫人」ですが、原作小説では、その後のエピソードについても記されており、オパール・クロードの新婚生活や、投資家になったヒューバートのその後が描かれているでしょう。

屋根裏部屋の公爵夫人の登場人物・キャラ

屋根裏部屋の公爵夫人の登場人物・キャラの紹介・イメージ画像

以下では、個性豊かなキャラの登場とオパールとの対決が見どころの、「屋根裏部屋の公爵夫人」の登場人物・キャラを紹介します。

登場人物①オパール・ホロウェイ

伯爵・ホロウェイ家の令嬢で、社交界デビューした16歳の年に起きたある出来事をきっかけに、世間からあらぬ誤解を受け、多額の持参金と共に公爵・マスラウド家に嫁ぎます。嫁ぎ先での冷遇を受け、反発心から屋根裏部屋で暮らすようになり、領地経営を学びながら、公爵家の経済的困窮の原因を突き止め、公爵家での影響力を強めていきます。

登場人物②クロード

オパールの幼馴染で、オパールが密かに好意を抱いていた男性です。過去にオパールの父親へオパールとの結婚を申し込むも、男爵家の三男という出自から結婚を許されませんでした。後に、母親の故郷で爵位を賜ってルーセル侯爵となり、物語の結末ラストでは公爵となりました。

登場人物③ヒューバート・マクラウド

公爵・マクラウド家の若き当主で、12歳の時に両親を亡くし、公爵家を継ぎました。当時は、まだ幼かったこともあり、公爵家のことはノーサム卿に任せていたものの、領地経営を他人任せにしていたことで、公爵家が多額の借金を抱える原因となりました。

登場人物④ベス

マクラウド家の使用人・ベスのイメージ画像

マクラウド家の使用人で、公爵家に嫁いできたばかりのオパールに対して高圧的な態度を取ります。しかし、オパールも公爵夫人として強気な態度をみせ、オパールの豹変ぶりを恐れるようになります。

登場人物⑤ロミット

マクラウド家の執事・ロミットのイメージ画像

マクラウド公爵家の執事で、屋敷内では実質的な女主人であるノーサム夫人の指示に従っています。また、主人・ヒューバートと同様、オパールのふしだらな噂を信じているため、オパールへ反発心を持っています。

屋根裏部屋の公爵夫人に関する感想や評価

屋根裏部屋の公爵夫人に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、原作小説も合わせて読みたい、漫画「屋根裏部屋の公爵夫人」に関する感想や評価をネタバレ紹介します。

感想1:「屋根裏部屋の公爵夫人」も面白い

「屋根裏部屋の公爵夫人」は、なろう小説を原作とする漫画作品で、コミカライズ版をきっかけに原作小説を手に取る方も増えています。漫画版では、オパールと彼女と公爵家の人々との対立がより鮮明になり、「屋根裏部屋の公爵夫人」の漫画版も面白いとの感想も多く寄せられ、漫画版での結末にも注目が集まっています。

感想2:原作小説も気になる

「屋根裏部屋の公爵夫人」は、漫画版と合わせて原作小説を読むものおすすめの楽しみ方であり、小説版も読んでみようかなという感想も寄せられています。「屋根裏部屋の公爵夫人」の原作ではすでに結末が明かされていますが、漫画版では、まだまだオパールの反撃は続くと予想され、スカッとする爽快な展開を求め、最新刊の刊行を期待する感想も見られます。

感想3:好みが分かれやすい作品とも

「屋根裏部屋の公爵夫人」は、自分を敵視する人々を見返すべく、主人公の奮闘や逆転劇が爽快な作品である一方、オパールに敵対するキャラの性格の悪さや、いわゆる善良なキャラの少なさから、読む人を選ぶ作風だという感想も見られます。「屋根裏部屋の公爵夫人」は、場面によってきついと思われるシーンもあり、この点が読者の好みが分かれる要因となっているでしょう。

屋根裏部屋の公爵夫人のネタバレまとめ

屋根裏部屋の公爵夫人のネタバレまとめ・イメージ画像

「屋根裏部屋の公爵夫人」の漫画あらすじネタバレ、原作小説の結末やその後、作品に関する感想や評価などを紹介しました。公爵家の帳簿の不正を突き止め、公爵家の権利を手に入れたオパールの行動力はまだまだ続き、胸がスカッとするような爽快な展開がファンを魅了しています。

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