映画「バブル」はつまらない?見た人の感想・評価や面白いという声も調査

劇場版公開に先立ちNetflixにて全世界に配信されたアニメ映画「バブル」。進撃の巨人シリーズで名高い荒木哲郎監督をはじめ「君の名は。」を手がけた川村元気プロデューサーなど日本を代表するクリエーターたちが名を連ねた作品にもかかわらず、SNSではつまらないとの酷評の嵐となっていると言います。この記事では映画「バブル」がつまらないといわれる理由を探るため見た人の感想や評価・評判を徹底調査・分析し、併せて面白いという声についてもお届けします。

映画「バブル」はつまらない?見た人の感想・評価や面白いという声も調査のイメージ

目次

  1. 映画「バブル」とは?
  2. 映画「バブル」がつまらない?面白いといわれる理由も考察
  3. 映画「バブル」のNetflix版と劇場版の違い
  4. 映画「バブル」の一番かっこいい・美しいキャラ
  5. 映画「バブル」に関する感想や評価・評判
  6. 映画「バブル」がつまらないといわれる理由まとめ

映画「バブル」とは?

映画「バブル」の概要

この記事で取り上げる映画「バブル」とは、日本のアニメ映画作品です。2022年4月28日にNetflixにて全世界に配信された後、同年5月13日より日本全国の映画劇場にて劇場版が公開されました。

映画「バブル」の制作に当たったのは、「進撃の巨人」シリーズで世界的に評価の高い荒木哲郎監督とアニメ制作会社のWIT STUDIO。その他にも、「君の名は。」などを手がけた川村元気が企画・プロデュースを、脚本には「魔法少女まどか☆マギカ」などで知られる虚淵玄、「DEATH NOTE」や「バクマン。」の作者・小畑健がキャラクターデザインを担当するなど日本を代表するクリエーターたちが名を連ねています。

作品では謎の巨大なバブル(泡)に包まれ水没した東京を舞台に、特殊な聴覚を持つ少年とバブルから生まれた少女の出会いを幻想的な映像で描いていきます。2022年2月、世界三大映画祭の1つであるベルリン国際映画祭のジェネレーション部門に出品されました。

また、メディアミックス展開としては、肘原えるぼによるコミカライズ(漫画化)と武田綾乃によるノベライズ(小説化)が行われています。漫画作品は集英社の少年ジャンプ+にて2022年4月22日より5月23日まで全8話が連載され、小説「バブル」は集英社文庫にて2022年4月30日に刊行されました。

映画「バブル」のあらすじ

世界中に泡が降り注ぐ謎の現象が発生。東京は泡に包まれて水没し首都機能を失います。人々は廃墟と化した東京から移住を始めますが、災害により孤児となった子供たちは東京に残ることに。彼らは生活物資を得るためビルに登ったり飛び移ったりするパルクール競技に参加します。少年ヒビキもまたそんな競技参加者の1人でしたが、ある時誤って試合中に海に落下。そこへ現れた少女ウタに助けられ、2人は運命的な出会いをします。

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映画「バブル」がつまらない?面白いといわれる理由も考察

映画「バブル」がつまらないといわれる理由

アニメ映画「バブル」は、劇場版が公開される前にNetflixにて世界中に配信されています。この時、Netflixで映画バブルを見た視聴者から、予想外に多くの酷評がSNSに発信されます。一時期は検索ワードに「バブル」と入力すると、「つまらない」とか「ひどい」という予測ワードが出てくるくらいの状況でした。

映画「バブル」は本当につまらない駄作なのでしょうか?ここでは、映画「バブル」のどんなところにつまらないとの感想を抱くのか、その理由について考察してみます。

映画「バブル」がつまらないという口コミで最も多かったのがストーリーが薄っぺらだというもの。映像や音響効果などは優れているのですが、とにかくストーリー展開がよくないというのです。謎の生命体など視聴者が初めて目にするキャラが多く登場するのですが、説明や深堀りが不足しているようなのです。

そのためストーリーをよく理解できないので、感情移入もしにくくなります。つまらない理由として「意味が分からない」と投稿している人も多かったようです。ある程度わかりやすい解説が必要なのかもしれません。キャラクターがつまらないという意見もありましたが、こちらも説明不足でキャラに親近感を感じられなかったことが原因とも考えられます。

映画「バブル」が面白いといわれる理由

劇場版公開に先駆けてNetflixで世界中で配信されたアニメ映画「バブル」を家庭で観た人々。たちまち「つまらない」との感想がSNS上を席巻したと言われています。ところが、その後劇場版アニメ「バブル」が公開されると、今度は「つまらないと言われていたけど、意外と面白い映画だった」との感想が聞かれるようになります。

それでは次に、映画「バブル」が面白いといわれる理由について考察してみましょう。一説には事前に「つまらない」という酷評に接し、ある程度覚悟した上で映画館に足を運んだので、評価のハードルが下がっていたとの見方もあります。それが「意外と」という言葉に表れているというのです。

しかし、別の見方では、映画館で鑑賞したことが作品の評価・評判を変える大きな要因となっているという指摘もあります。アニメ映画「バブル」の口コミに、映像の美しさや音楽の素晴らしさを評価する声が数多く寄せられているのです。特に音楽は、進撃の巨人や七つの大罪、機動戦士ガンダムUCなどアニメのBGMやアニソンを作曲してきた澤野弘之が担当しており、高い評価を得ているようです。

映像美や音楽の評判の高いアニメ「バブル」は、映画館で鑑賞した方がより楽しめるのかも知れません。また、バブルがつまらない理由の中で物語の意味がわからないという感想が多いことに触れました。映画バブルはストーリーに難があるという評価があるのも事実です。他方で映画バブルは、メディア展開が積極的に行われ小説版も制作されています。映画館で鑑賞する前に小説版バブルを読んで予習しておくのもよいでしょう。

理由①グラビティアクション

次に、アニメ映画「バブル」が面白いと言われる理由について具体的に見ていきましょう。ここでは、SNSでの評価・評判から主なものを3つ挙げてみました。

まず最初に紹介するのは、映画バブルの売りの1つである圧巻のグラビティアクション(重力作用)です。大量に降り注いだ泡(バブル)により重力が破壊されてしまった世界が舞台の映画バブル。パンクールという人がビルからビルへと飛び回る競技では、主人公ヒビキとヒロイン・ウタのまるで曲芸でも見ているかのようなシンクロシーンが見ごたえあると評判のようです。

映画のシーンに合わせて座席が様々な方向に傾いて臨場感を高めるMX4Dシステムで観れば、バブルを最高の状態で楽しめるnのではないでしょうか?映画バブルにはパンクールでのシンクロシーンだけでなく、流れる水の表現や泡に足を乗せた感触など4Dシステムの真価を発揮する要素がふんだんに用意されています。

理由②美しい絵

映画「バブル」が面白いといわれる理由の2つ目は、映画全編を通じて現れるクオリティの高い映像美です。風景だけでなく登場人物のきめ細かい肌の感触や動きなど、思わず息を止めて見入ってしまうほどと言われています。映画館に出かけてドルビーシネマ(Dolby Cinema)で観れば、さらに鮮やかな映像と迫力のある音響に包まれ至福の時を過ごすことができるのではないでしょうか?

理由③切ないストーリー

映画「バブル」がつまらない理由の1つとして、物語の内容が薄いことを挙げました。しかし、ラストのストーリー展開だけは別だという感想・評価をする人が多いようです。ネタバレになりますので詳しいことは伏せておきますが、人魚姫を連想させる悲しいまでに美しいストーリーが観る者の心を締め付けると言われています。

ここまで映画「バブル」の面白い理由について紹介してきましたが、すべてに共通して言えるのは「映画館」で観ることにより面白さがより引き立つということ。映画館の大きなスクリーンと迫力ある音響システムで観ることで、この美しいラストシーンの本当の良さが伝わってくるのではないでしょうか?

映画「バブル」のNetflix版と劇場版の違い

映画「バブル」のNetflix版とは?

映画「バブル」は、まずNetflixにて世界同時配信が行われた後、劇場公開されています。ここで映画「バブル」のNetflix版と劇場版の違いに触れておきましょう。

まず、概要欄で解説しましたが、映画「バブル」のNetflix版とは、2022年5月13日公開の劇場版「バブル」に先駆けて4月28日よりNetflixにてネット配信された作品のことを指します。

映画「バブル」のNetflix版と劇場版の違いはある?

それでは、映画「バブル」のNetflix版と劇場版に違いはあるのでしょうか?Netflix版と劇場版ともに観た人によると、両者に違いはないそうです。前述のように公開(配信)日に違いがあるだけで、内容に変化はありません。

制作会社のホームページを見ても、Netflix版と劇場版の違いに触れている記事は確認できませんでした。ただ、劇場に足を運んだ方には、色紙風のかわいいカードがプレゼントされたそうです。もしかしたら、今後プレミアが付くかも知れません。

映画「バブル」の一番かっこいい・美しいキャラ

映画「バブル」の一番かっこいいキャラ

ここで、映画「バブル」に登場したキャラの中でも一際目を引いたかっこいいキャラと美しいキャラを紹介します。選んだ基準は、見た目だけでなく作中での役柄・活躍も考慮しています。

映画「バブル」の一番かっこいいキャラは、何といっても主人公のヒビキでしょう。人とツルむのを好まない一匹オオカミ的な行動が多く、性格もクールなヒビキ。パンクールの競技でも軽快な身のこなしで純粋にかっこいいと思えるキャラではないでしょうか?

生まれつき音に敏感で、環境音に煩わされないようノイズリダクション機能を持つヘッドホンをしています。この過敏な聴覚には暗い思い出があり、母親に迷惑をかけていたことを悔やんでいます。

しかし、そんな特殊な聴覚を持っていたことで、ヒビキはウタの歌声を聞き取ることができました。唯一心を開くことのできる存在、ウタとの出会いにより本来の自分を取り戻していきます。成長していくヒビキの姿に感動を覚えた方も多かったのではないでしょうか?

映画「バブル」の一番美しいキャラ

続いて紹介するのは、映画「バブル」の一番美しいキャラ。この選定で指を屈することになったのは、やはり謎に満ちたヒロインのウタでした。

泡から人間の姿になったウタ。ヒビキと接することで言葉を覚え人としての心を宿していきます。その過程の美しさは観る者の心を打ちこの物語の大きなテーマとなっていると言われています。

不思議な歌声を持つウタですが、その歌声は神々しいばかりに美しく固く閉ざしたヒビキの心を開いていきます。姿だけでなく、心や歌声も美しいヒロイン・ウタは、紛うことなく映画「バブル」の一番美しいキャラと言えるのではないでしょうか?

映画「バブル」に関する感想や評価・評判

ここまでアニメ映画「バブル」における視聴者の評価や感想を中心にお届けしてきましたが、最後にTwitter上での感想や評価・評判を紹介していきます。

最初に紹介する感想や評価・評判は、バブルは作品の出来が極端に酷いわけではなく、ただただ内容が本当につまらないと言う方のツイートからです。ただし、この方は作品全体を俯瞰して見ているようで、映像や音楽は最近のアニメ作品の中では最高レベルだと断言しています。その意味で真の”クソ映画”とは一線を画しているようでした。

続いて紹介する感想や評価・評判は、バブルが散々批判される作品になってしまった原因について考察しているツイートからです。その原因として、作品の企画やプロジェクト管理を行う組織・体制に問題があったと言います。つまらないものを「つまらない」と本当のことが言えない環境だったので、改善ができなかったと結論付けています。実際のところはどうだったのでしょうか?

最後に紹介する感想や評価・評判は、アニメ映画「バブル」を映画館で観た方のツイートからです。とりわけパルクールのシーンは大画面で見るアニメならではの迫力があったと言います。また、1つの旋律が変奏を交えて広がっていく音楽からは、まるで泡の中にいるような浮揚感を感じたそうです。映画館の特大スクリーンと音響システムの効果を心から堪能したようでした。

映画「バブル」がつまらないといわれる理由まとめ

ここまで「映画バブルはつまらない?」と題して、映画「バブル」を観た人のネガな感想や評価・評判、そして逆に面白いという声についても調査し情報をまとめてお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?

映画「バブル」がつまらないと言われる理由や逆に面白いと言われる理由を調査しわかったことは、どこに焦点を当てるかにより面白くもあり、またつまらなくもあるということです。バブルをつまらないと感じる人は、全編を通してのストーリー展開がわかり辛く薄っぺらに感じてしまうことに原因があるようです。そのため、登場するキャラクターにも感情移入ができず親近感を持てなかったと考えられます。

ところが、視点を変えて「バブル」を映像作品として観た時には、アニメーションの美しさや心地よい音楽に心奪われる人も多いことでしょう。圧巻のグラビティアクションや印象派の絵画を思わせるような淡く美しい映像、そして泡に足を乗せた感触など4D的な要素も満載です。さらには、酷評されることの多い物語の内容ですが、ラストの切ないストーリー展開だけは別だという評価も多くあります。

つまらない、面白いと賛否両論渦巻くアニメ映画「バブル」。この記事で紹介した評価・評判を踏まえた上で、興味のある方はNetflix版になりますが1度鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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