【インゴシマ】あらすじをネタバレ解説!話題のエログロサスペンス漫画の感想は?

話題のエログロサスペンス漫画「インゴシマ」は、修学旅行中に客船が難破し、とある島に漂流した高校生たちの究極のサバイバル生活と島からの脱出を描いた作品です。本文では、過激すぎるエロ・グロ要素が話題を呼んだ「インゴシマ」の漫画あらすじネタバレ、作中の用語「イヤツコ」の意味、漫画「インゴシマ」の面白い魅力、「インゴシマ」に関する感想や評価をあらすじネタバレ紹介します。

【インゴシマ】あらすじをネタバレ解説!話題のエログロサスペンス漫画の感想は?のイメージ

目次

  1. インゴシマとは?
  2. インゴシマの漫画あらすじネタバレ解説
  3. インゴシマのキャラ・登場人物一覧
  4. インゴシマの面白い魅力
  5. インゴシマに関する感想や評価
  6. インゴシマのネタバレまとめ

インゴシマとは?

漫画「インゴシマ」のイメージ画像

漫画「インゴシマ」は、シマビトが暮らす島に漂流した修学旅行生たちの奮闘を描いた、サバイバルサスペンス作品であり、イヤツコとなった仲間たちの悲惨な姿や、力こそ全てと考えるシマビトとの戦いが過激すぎると話題を呼びました。以下では、漫画「インゴシマ」のあらすじネタバレや、エロ・グロ要素だけではない「インゴシマ」の魅力、漫画「インゴシマ」に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介します。

インゴシマの概要

漫画「インゴシマ」は、天下雌子原案・田中克樹作画によるサバイバル・サスペンス作品で、2018年からweb漫画配信サイト「マンガボックス」にて連載されています。

インゴシマの「イヤツコ」とは?

インゴシマの「イヤツコ」の意味を紹介・イメージ画像

本作品のキーワードである「イヤツコ」は、物語の舞台である島での奴隷階級を意味し、外部から島へ流れ着いた者はイヤツコ=奴隷として扱われます。イヤツコは、性別によって男性は「オゴメ」、女性は「アガメ」と呼ばれ、肉体労働やシマビトの慰み者、生贄として捧げられます。イヤツコは条件をクリアできれば、シマビトへ昇格することも可能であり、女性の場合はシマビトの王の妻になることで、奴隷身分から解放されます。

インゴシマの漫画あらすじネタバレ解説

「インゴシマ」の漫画あらすじネタバレ解説・イメージ画像

以下では、イヤツコとなった仲間の救出と島からの脱出を目指す高校生たちの奮闘が注目を集める、「インゴシマ」の漫画あらすじをネタバレ解説しました。

1巻あらすじネタバレ

修学旅行中の都立吉ノ宮高校は、客船・フリージアで東京から八丈島を目指すも、島への到着を明日に控えたその晩、高校生を乗せたフリージアは、突然の大嵐に見舞われ、桁外れの高波が襲いかかりました。フリージアは転覆し、乗船していた高校生たちも海に投げ出されてしまいます。そのうち何人かは、見知らぬ島へ漂着し、東堂啓太たちはお互いの無事を喜びます。

また、担任の若林先生やクラスメイトも数名確認できたものの、そこへ島の住民と見られるシマビトが彼らに襲いかかり、葵を含めた数名の生徒が攫われてしまいます。辛うじて逃げ延びることができた啓太たち男女7名は、洞窟の中へ避難し、無線でフリージア号に呼びかけます。

2巻あらすじネタバレ

フリージア号に近づくなという警告を受けながらも、物資調達のために啓太たちはフリージア号に乗り込み、その先でもシマビトたちと出くわします。幸い、シマビトを振り切る事が出来たものの、フリージア号の船長はすでに息耐えており、船長のトランシーバーを回収した啓太は、誰かと繋がらないか話しかけます。

すると、担任の小早川先生から応答が入り、田村・赤城と共に船を脱出し、その先である人物に助けてもらったと話します。その人物は、何年も島に住んでいるらしく、小早川先生からトランシーバーを奪うと、英語で何かを訴え、トランシーバーを海に投げ捨てます。啓太が隠し持っていたドローンで島の偵察を試みている頃、洞窟内では甲斐谷に不審な動きがみえはじめ、水をダシに梨帆へあらぬことを仕掛けようと目論みます。

3巻あらすじネタバレ

インゴシマの火山での儀式の様子・イメージ画像

その頃、島では生贄の儀式が行われ、海の生贄にされた田村は岩に縛り付けられてサメの餌食となり、フリージアの船員たちは、火山口へ落とされました。その様子は、啓太のドローンに映し出され、島の集落で一番大きな建物が見えた所でドローンが落下します。映像を頼りに何とか集落についた啓太でしたが、偶然にも島の王・ガモウが帰還し、シマビトにも気づかれてしまいます。

窮地に陥った啓太でしたが、ある人物によって助け出され、目覚めるとそこには小早川先生がいました。ある人物とは、啓太へ英語の警告した女性で、アキラという女性軍人でした。彼女もまた、この島に漂流した1人で、シマビトと戦いながらここからの脱出を目指していました。そこで、啓太はアキラと協力関係を結び、装備品を分けてもらうと共に、葵の救出を目指します。

4巻あらすじネタバレ

シマビトに拉致された葵は、ガモウに見初められ、妻としての待遇を受けることになりました。とある部屋に通された葵は、同じく妻の1人である桐花から島の全貌を聞かされます。その頃、洞窟の奥で見つかった大量の遺体から、自分たちの身の危険を悟った高崎たちは啓太との合流を目指して移動を開始するも、食料もままならない中での移動に、彼らの体力も限界に近づきます。

岩場近くに救命ボードを発見した梨帆は、得意の水泳でボードに近づき、遭難した人々の遺体と手帳を発見します。手帳には、水源になりうる滝と畑の場所が書かれ、高崎一行は手帳を頼りにその場所へ向かうも、そこには、シマビトを侮辱したことで彼らの怒りを買い、はりつけにされた太一の姿がありました。

5巻あらすじネタバレ

はりつけにされた太一・イメージ画像

太一は、シマビトのコリオ・インゴの慰み者にされそうになった際、彼に対して侮辱的な言葉を浴びせてしまい、はりつけにされた後、息絶えました。親友を残酷な形で失い、高崎が復讐を誓った頃、若林先生は、漂流者のアレックスと出会い、自分たちは島ではイヤツコという奴隷身分にあること、あるセクションに合格すれば、自由の身になれると話を持ち込まれます。

6巻あらすじネタバレ

牢屋に閉じ込められた薫子・茜・加奈のイメージ画像

太一の敵を討つべく、高崎はコリオとの戦いに挑み、激戦の末、コリオとの戦いに決着を付けます。一方、シマビトに拉致された薫子・茜・加奈は、シマビトの慰み者にされており、牢屋に閉じ込められます。茜・加奈が錯乱状態に陥る中、ここから抜け出すことを目論む薫子は、シマビトを手玉に取り始めます。また、若林先生・アレックスは、奴隷を選別する儀式に参加し、イヤツコからの脱却を目指します。

7巻あらすじネタバレ

エギの儀式の開催・イメージ画像

ガモウ主催のエギの儀式が始まり、加奈・茜がシマビト達へ晒される中、ガモウとその妻・ヨメゴ達も会場入りし、さらし者にされた友人2人の姿を見た葵は驚愕します。しかし、この島では「弱者は弱者らしく、強者は強者らしく」という考えがあり、葵はどうすることもできませんでした。一方、シマビトの1人を懐柔し、牢屋を脱出した薫子は、ガモウの妻となった葵に嫉妬し、自分もその地位を手に入れると誓います。

そして、島の儀式「エギ」が開催され、エギで生き残ったイヤツコにはシマビトの地位と、アガメから妻をめとる特権をかけ、男たちは儀式に挑み、若林・アレックスは屈強なインゴノカムとの戦いに身を乗り出します。

8巻あらすじネタバレ

エギの儀式を勝ち抜いた若林・アレックスのその後を紹介・イメージ画像

エギの儀式は、若林・アレックスの奮闘に軍配が上がり、2人はシマビトとして認められ、若林は茜・加奈を助ける口実として2人を嫁として身請けし、アレックスはジウベエの配下になることで、ガモウに近づきます。その頃、アキラと共に情報収集を行う啓太は、ガモウの妻となった葵の救出のため行動に出たいものの、今はその時期ではないとアキラに止められてしまいます。

9巻あらすじネタバレ

洞窟に戻り、高崎たちと合流した啓太は、加奈・茜・若林の無事や、葵もガモウの妻となっていることを報告し、シマビトに捕まった全員を救出する作戦を立てます。そして、救出作戦当日、啓太たちは何人かのチームに分かれて行動を開始し、島を支配するインゴ一族との戦いに挑みます。

10巻あらすじネタバレ

啓太達とインゴ族との戦い・イメージ画像

啓太が葵の救出に成功した一方で、インゴ族との戦いに敗れた赤城は捕まってしまい、アキラはアレックスとの再会を果たします。その頃、ガモウに追いつかれた啓太は、自身の予知能力から、この島で起きた葵達の知られざる出来事を知ることになります。

11巻あらすじネタバレ

若林一行に異変が生じた頃、啓太・葵は、島のある場所に暮らすマイルに救われ、彼女の母親・マオモから数年前にこの島から脱出したガモウの嫁について話します。マオモによると、この島を脱出する方法はあり、自分はその手伝いをしていることや、この庵では最低限の安全が保障されていると話します。同時に、啓太たちの計画では、島を脱出することは出来ないと指摘します。

一方、アキラの計画を信じて疑わないアレックスは、脱出の準備を進めており、浜でははりつけにされたアキラ・小早川先生の姿があり、啓太とマイルはその光景を目撃します。

12巻あらすじネタバレ

マオモから島の脱出方法を聞く・イメージ画像

さくら・梨帆の前に新たな漂流者が現れ、危ういところを高崎に助けられ、啓太とも合流します。その頃、脱出作戦に失敗し、シマビトに捕まった小早川先生とアキラは、センベツにかけられます。一方、啓太たちは、マオモの元へ向かい、島から脱出する方法を聞かされるも、それにはガモウの力が必要という新たな問題に直面します。

インゴシマのキャラ・登場人物一覧

インゴシマのキャラ・登場人物一覧・イメージ画像

以下では、女性キャラのエロ要素が大きな話題を呼んだ、漫画「インゴシマ」のキャラ・登場人物一覧を、ネタバレ紹介します。

キャラ①東堂啓太

漫画「インゴシマ」の主人公で、ヘッドフォンと眼鏡がチャームポイントの高校生です。電子機器の扱いに長けており、修学旅行中にもドローンなどのデバイスを持ち込み、島やシマビトに関する情報収集や仲間との連絡手段に用いています。運よく、シマビトに捕まらなかった1人で、みんなで東京に変えるべく、イヤツコとなったクラスメイトの救出を目指します。

キャラ②宮原葵

ガモウの妻となった宮原葵・イメージ画像

漫画「インゴシマ」のヒロインで、啓太の幼馴染の女子高生です。島に漂流後、シマビトに拉致されるも、島の王ガモウ・インゴの妻に選ばれました。幼少期に両親を殺害された後、行方不明になった過去があり、啓太のある能力によって発見された経緯を持ちます。

キャラ③鮎加波薫子

鮎加波薫子のイメージ画像

啓太のクラスの女王的存在の女子高生で、高飛車な性格です。シマビトに連れ去られた後、他の女子と共にシマビトの慰み者にされるも、ガモウの妻となり、好待遇を受ける葵に嫉妬し、自らも王の妻になるべく奔走します。

キャラ④島崎さくら

島崎さくらのイメージ画像

島へ漂流した女子生徒で、シマビトに拉致されなかった1人です。真面目な性格である一方、世間知らずな点が玉にキズであり、剣道部の橘進之介に並みならぬ好意を抱いています。

キャラ⑤市原梨帆

水泳部に所属する市原梨帆・イメージ画像

シマビトに拉致されなかった1人で、島崎さくらと仲が良い女子生徒です。サメに勝つなど戦闘力が高く、危険な場所にも積極的に足を踏み入れるなど、勇気があります。

キャラ⑥豊橋茜

豊橋茜のイメージ画像

啓太の同級生で、シマビトに攫われた女子生徒です。シマビトから怪しい媚薬を飲まされ、シマビトの慰み者にされています。

キャラ⑦田村葉子

田村葉子のイメージ画像

啓太の同級生で茜の友達、眼鏡がチャームポイントの女子高生です。奴隷選別にて、自分の名前を上手く発せなかったことから、海の生贄に選ばれてしまいます。

キャラ⑧小早川貴子

小早川貴子の紹介・イメージ画像

啓太達の修学旅行の引率の先生で、アキラと行動を共にしています。抜けた性格のためか、危機意識に欠けるなど、危うい一面を見せています。

キャラ⑨アキラ

アメリカ人と日本人の血を引く女性軍人で、本編の2年前にクルーズ中に遭難し、島に漂着しました。かつては仲間がいたものの、シマビトとの戦いで戦死しており、啓太との出会いをきっかけに彼らと行動を共にします。また、島への脱出を目指し、嵐が起きたタイミングで船を出そうと計画しています。

キャラ⑩大矢野桐花

大矢野桐花の紹介・イメージ画像

アキラとは別の漂流者で、ガモウの妻となった女性です。島での生活を受け入れており、ガモウからも気に入られ、新たに妻となった葵の世話役を任せられます。

インゴシマの面白い魅力

インゴシマの面白い魅力を紹介・イメージ画像

以下では、究極のサバイバル生活や、思わず目を背けたくなるようなグロテスクさが注目される、漫画「インゴシマ」の面白い魅力を紹介します。

面白い魅力①サバイバルホラー

漫画「インゴシマ」の舞台であるとある島では、力こそ全てという考えから、外部から来た人間は人と思わず、時には残酷な行為に走ることもあります。啓太たちも最初こそシマビトの脅威に怯えるも、シマビトが持っていない知恵やハイテク機器を駆使して戦い、時にはスリリングな展開を見せながらも、必死に生き延びようとする啓太たちの奮闘は、読者の興味を引き立てます。

面白い魅力②エロ・グロ要素

「インゴシマ」のエロ・グロ要素の紹介・イメージ画像

漫画「インゴシマ」と言えば、シマビトによる残虐行為のグロテクスさに加え、慰み者にされた女性キャラのエロ要素の多さも特徴であり、一部のシーンに黒塗り加工を施して配信している漫画サイトもあります。エロ・グロ要素を強調したような作風から、成人向けの作品とも捉えかねない「インゴシマ」ですが、究極のサバイバルを通じて「生」とは「命」とは何かを考えさせられる、奥深い作品でもあります。

食べ物や飲み水もままならない中、極限状態に置かれた人間はいつまで理性を保っていられるのか、島への漂流をきっかけに本性を顕わにしていくキャラ達の豹変ぶりも見どころです。

インゴシマに関する感想や評価

インゴシマに関する感想や評価・イメージ画像

以下では、島からの脱出の可能性が見え始め、啓太たちの今後の動向が気になる、漫画「インゴシマ」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:ハラハラや感動する展開がある

シマビトによるグロテスクな展開や、女性キャラの過激すぎるエロ要素が話題を呼んだ漫画「インゴシマ」は、読み手を選びやすい作品である一方、エロ・グロ要素だけでなく、ストーリーそのものも面白いとの感想も寄せられています。漂流者に容赦のないシマビトとの戦いは、そのシーンのたびにハラハラさせるものの、仲間の奪還など感動要素もあり、グロい作風だけど一気読みしたとの感想も見られます。

感想2:面白くて、続きが気になる

グロテスク描写が平気な方の間でも、作画がきついとの感想・評価が見られた漫画「インゴシマ」は、グロに加え、アダルトものを彷彿させるようなエロ要素の多さから、読むことを止めたとの感想も寄せられた一方で、すごく面白いとの声も多く見られます。孤島を舞台にした究極のサバイバルストーリーは、エロ・グロを吹き飛ばすような展開が多く繰り広げられ、続きが気になるとの感想も見られます。

感想3:島からの脱出は啓太達の実力次第と考察

「インゴシマ」の漫画11巻では、シマビトとは異なる住民が登場し、マオモの話から啓太の島からの脱出にも希望の光が見え始めました。しかし、島から脱出するためには様々な条件があり、マオモによって啓太達の実力が試されるのではとの考察も見られます。マオモも関与したと言われる島からの脱出方法は、啓太たちは無事に東京へ帰れるのか、「インゴシマ」の今後の展開に期待が高まっています。

インゴシマのネタバレまとめ

インゴシマのネタバレまとめ・イメージ画像

「インゴシマ」の漫画あらすじネタバレ、登場人物一覧、漫画の面白い魅力や感想などを、あらすじネタバレ紹介しました。黒塗り加工が施されるほどのエロ・グロ描写が話題を呼んだ「インゴシマ」は、過激すぎる作風から読み手を選びやすい漫画ですが、「生」と「命」をテーマにしたストーリー性や、ハラハラさせる展開がファンを魅了しています。

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