2018年03月22日公開
2022年11月09日更新
テニプリの幸村精市が神の子と呼ばれる理由とは?強さの秘密を解説
テニスの王子様通称「テニプリ」。この超人気作品に登場する「神の子・幸村」。今回はこの神の子・幸村について解説していきます。神の子と呼ばれる訳は?どれだけ強いの?テニプリでの立ち位置は?等々神の子・幸村を詳しく見ていきましょう。
目次
テニスの王子様通称「テニプリ」!
週刊少年ジャンプで連載されていた超人気作品テニスの王子様通称「テニプリ」。ジャンプを読んでいた人もそうでない人も知らないという人はいないのではないでしょうか。テニプリを読んでテニスを始めた人も多くいるということで、かなり影響力のある作品です。現在はジャンプスクエアにて新テニスの王子様が連載中です。また舞台でのミュージカルも人気なのでまだまだ人気の衰えを知らない作品です。
そして今回はテニスの王子様ことテニプリに登場する立海大付属中学校テニス部部長「幸村精市」を紹介します。テニプリ内でも強さはトップ10に入るといわれるほどの幸村ですが、一体どのようなキャラクターなのでしょうか?「神の子」や「魔王」と呼ばれているだけあって、冷酷無比なキャラクターなのでしょうか?今回はこの幸村について一緒に見ていきましょう。
テニプリ・幸村のプロフィール
本名は「幸村精市」といいます。立海大付属中学校の3年生でテニス部に所属しています。身長175cm・体重61kgと少し体重が軽いですが平均的な体格をしています。病弱なため入退院を繰り返していることもあり、苦手な科目に化学を上げています。これは薬品のにおいが病院を連想させるためだそうです。テニスのプレイスタイルとしてはオールラウンダーなようで、様々な場面に対応する実力があります。
テニスの際は冷酷な部分を見せつけますが、テニス外では優しい一面を見せており、部員とショッピングモールへ出かけたり、部員を連れて焼き肉屋に行ったりするなどしています。また学校外のキャラクターとも仲がいい描写もあります。
テニプリ・幸村の所属立海大付属中学校
幸村も所属する立海大付属中学校ですが、一体どのような学校なのか解説していきます。神奈川県に所在する立海大付属中学校は基本「立海」と略して呼ばれることが多いです。黄色いユニフォームが特徴の硬式テニス部は関東大会15連覇、全国大会2連覇と無類の強さを誇る超強豪校です。立海には作中1番の強さといわれる手塚国光が7人いるといわれるほどなのでその強さがうかがえます。
顔が良すぎる幸村精市(急に)
— ひょうたん⛄⛄⛄ (@tenni_hyotan) March 6, 2018
見てて心が浄化されてく pic.twitter.com/un3OywneyY
王者の風格を漂わせる学校で、「常勝」を絶対として掲げており、練習試合だとしても負けてはいけないとされています。テニス部の場合は、負けた場合には副部長の真田から鉄拳制裁が下されることもあります。この様に全国1の名に恥じないようにするための厳しい罰がある学校と部活です。
テニプリ・読者にテニヌと呼ばれる理由
原作の幸村精市、冷めた顔して頭にうどん巻き付けてたのか、気付けなくてごめん pic.twitter.com/zWhjd8xgQ7
— イリヤ (@yuyu_iriya) March 9, 2018
皆さんはテニスの王子様ことテニプリのyoutubeやニコニコ動画などで動画を見たことはありますか?コメントを見るとテニプリではなく「テニヌ」というコメントを見かけると思います。なぜこのように言われるのか説明していきます。まず本来のテニスでもラケットが手から離れて飛んでいくということはあります。しかしこれは汗やたまたま力負けした等、意図的にその打球を放つことはできません。
覚醒前の女子力高めの可愛らしい顔から
— まっちゃ@幸村精市と切原赤也に狂う (@pokkyrantan) March 9, 2018
覚醒後に男子力カンストのイケメンになるの本当にズルい…幸村精市ズルい… pic.twitter.com/6Vbntrp9wm
しかしテニプリの場合、意図的に相手のラケットをはじくといったことをします。また、ボールが破裂するということはまずないといってもいい現象ですが、テニプリの場合は意図的にボールを破裂させているキャラクターが多く存在しています。この現象を起こす際、必殺技として各キャラクターが繰り広げますが、ボールの軌道がおかしかったり、あまりにも移動速度が速かったりすることから「テニヌ」と呼ばれるようになってしまいました。
テニプリ・幸村のテニス
ここからは無類の強さを誇るテニス部をまとめている幸村のテニスを紹介します。先ほども説明した通り、テニプリの世界では様々な「必殺技」をだしながら対決します。ボールを消したり分身させる、ボールが破裂する、相手プレイヤーを観客席まで吹き飛ばすなど、基本的に何でもありなのがこのテニプリという作品です。
新たな推しできてしまった〜〜!!不二周助といい、幸村精市といい、やっぱ女性声優の破壊力底知れねえな〜〜!!! pic.twitter.com/pnPaZDoNPe
— すっちゃん (@beluga_succhan) March 11, 2018
では、全国1番の強さを持つ立海大付属中学校のテニス部部長幸村はどのような技を使うのでしょうか?実は幸村に必殺技は「ない」とされています。ただ実際には「無我の境地」と呼ばれる己の限界を超えた者だけが踏み入れることのできる状態の事を言います。一部無意識に体が動いてしまうことから体力消耗の激しい技となっています。この体力消耗を嫌っているため幸村は使用しないようです。
幸村の一番の強みはどんなボールも正確に返球してしまうという部分にあります。たとえボールを消そうが、分裂させようが、超光速で放とうが関係なく返球します。その為対戦相手は試合が続行されていくにつれて、「どこに打っても返されるイメージ」が脳裏に植え付けられ戦意を消失していきます。
また、一時的に五感を1つずつ奪いとっていくという恐ろしいものです。この現象を「イップス」と呼ばれていますが技ではないため、幸村は技を使わないとされているわけです。
テニプリ・幸村が神の子と呼ばれる理由
幸村は「神の子」と呼ばれることが多いです。ではなぜ神の子と呼ばれるのか解説していきます。先ほども説明したように、彼のプレイスタイルはオールラウンダーでどんなボールも返してしまうような人物です。神の子と呼ばれる理由の多くがこの天才的な能力や強さにあります。王者立海を束ねており、数々の猛者を簡単に撃破してしまう潜在能力はまさしく神の子そのものです。
テニプリ・魔王や腹黒と呼ばれることもある幸村
本日3月5日は「テニスの王子様」の立海大附属中学校男子硬式テニス部部長、幸村精市の誕生日。おめでとう♪
— “嘲笑のひよこ” すすき (@susuki_Mk2) March 4, 2018
#テニプリ #テニスの王子様
#幸村精市生誕祭
#幸村精市生誕祭2018
#3月5日は幸村精市の誕生日 pic.twitter.com/tKl0P8fTPB
時には幸村は「魔王」や「腹黒」と呼ばれることがあります。この理由は、王者立海の名を汚さないため指導に力が入っていることが原因の一つと言えます。立海メンバーに対して「皆動きが悪すぎるよ」ときつく言いつけたり、先ほども説明したように対戦中に相手の五感を奪いとり、挙句の果てその状態の相手プレイヤーを狙ってボールを打つといった描写もあるためこう呼ばれています。
【ネタバレ注意】テニプリ・幸村VSリョーマ
全国大会決勝は、テニプリの全試合の中でもかなり人気の試合です。ここではその試合を見ていきましょう。青学VS立海は2-2になり最終戦までもつれ込む超接戦となります。決勝戦最終試合、リョーマが遅れているため金太郎が幸村に対し1球勝負を持ち掛け試合をします。しかし幸村はジャージを羽織ったまま金太郎をあしらうというとんでもない強さを見せつけます。汗一つかいていない余裕ぶりはまさに神の子たるものです。
そしてこの試合の際に幸村は金太郎の五感を奪うテニスをしています。そしてリョーマが会場に到着し、最終決戦が開始します。リョーマは自身の必殺技であるCOOLドライブを使用しますがいとも簡単に返球してしまいます。この後からリョーマは無我の境地を使用し始めます。無我の境地を使用したリョーマは過去に対戦した相手の技をこれでもかと放ちますが、神の子幸村は全て冷静に正確に返球しています。
さらに無我の境地で立海副部長真田の技を出すも、幸村は真田を見る余裕を見せています。そしてリョーマに対し「これで、もう終わりかい?」と言い放ちます。しかしリョーマは無我の境地の先にある「百錬自得の極み」を発動し立ち上がります。しかしこれも難なく返してしまう幸村。無我の境地の先にあるもう一つの扉である「才気煥発の極み」を発動し絶対予告をしますがこれすらも打ち砕きます。
そしてここからが幸村のテニスの始まりでした。ここまですべての球を正確に返され続けたリョーマは、脳裏に正確に返されるビジョンが浮かぶようになります。そして触覚、嗅覚、味覚、視覚、聴覚を順番に奪い取っていきリョーマや青学はおろか立海以外の学校のメンバーをも絶望に陥れます。
幸村VSリョーマ・幸村敗れる
ゲーム中の通話友達が「このやり始めの何もわからない時期が一番楽しい」と言っていて、それって天衣無縫の極みじゃんって思わず突っ込んでしまいました。 pic.twitter.com/oMrNMnWC9Q
— しえり❄ (@QN_XiX) March 10, 2018
こうしてすべての感覚を失ったかに思われたリョーマですが、テニスを始めたころの楽しむ気持ちを思い出し、無我の境地の先にある開かずの扉「天衣無縫の極み」を発動します。この天衣無縫の極みは、無我の境地とは比べ物にならないほどのパワー、スピードを誇ります。さらに無我の境地のデメリットである体力消耗が軽減されているようです。さらに今まで失った体力も回復したかのようにピンピンしています。
はい天衣無縫の極み〜www五感奪うのききませーーんwww😂www pic.twitter.com/IwO52clybD
— おかだ (@RiZE_MSN) January 25, 2018
無我の境地とは比べ物にならないスピードに、幸村はもちろん審判や会場全体も打球を追えないほどでした。さすがの神の子幸村も「いったい何が・・・起こっているんだ!」と困惑するほど。天衣無縫の極みを発動したことによりお互いの強さが逆転、完全にリョーマペースの展開へ。
クリスマス、楽しんでる?
— 解凍りーち君@よっぷる (@riichi_desuyo) December 24, 2017
暇を楽しみすぎて天衣無縫の極み会得しそう pic.twitter.com/Hkq3Hd5KxR
審判がコールできるように球のスピードを落とすリョーマですが、それでも追いつくだけで精一杯の幸村。普段の冷静さを失ってしまいます。そしてリョーマの新必殺技「サムライドライブ」によりボールが真っ二つになります。割れたボールをどちらも返球した幸村ですが、リョーマがこれを打ち返し試合が終了しました。くしくも全国2位となってしまった立海ですが、この全国大会でその強さを見せつけました。
【ネタバレ注意】テニプリ・新テニスの王子様での幸村
テニプリの続編にあたる「新テニスの王子様」でも幸村は登場します。やはり無我の境地は体調の関係なのか今のところ見せることはしていません。日本代表選抜を決める合宿だったため、かつてのライバルたちとも対決します。
この後ろの薄ぼんやりしてるの不二周助だよなっておもって、ひとりでよくわからないツボにはまってる pic.twitter.com/On7Fx4OsSN
— 幸村精市がきたあじさい (@Euforia0728) March 11, 2018
そしてこの際副部長である真田と勝負しますが、常勝を掲げているだけあって容赦ない対決をします。今まで通り無我の境地は発動しませんが、五感を奪うテニスを繰り広げます。五感を奪った後にわざわざ真田にボールをぶつけるという徹底ぶりでした。
テニプリの強さランクでも最上位に位置するような二人でしたが、ここまで強さに差があるのかと読者もびっくりしたようです。そして話は進み、高校生を相手に試合する場面へ突入していきます。新テニプリにはいって幸村は新技?のようなものを披露します。今までは五感を奪うテニスでしたが、対戦相手の瞳術を無効化し気絶した相手に自分が買った夢を見せるということをしています。
テニプリ・新テニプリ現在の幸村
新テニプリ現在の幸村は、W杯中学生日本代表に選ばれています。プレW杯では高校生の徳川とダブルスを組み、ドイツ代表選手のダブルスと対決します。一時は敵選手を得意のイップスへで五感を奪っていき優位に立ちますが、相手選手が復活した後逆に五感を奪われて劣勢に立たされてしまいます。しかし、過去にリョーマが脱出したときと同じく「テニスをできる喜び」を思い出し復活します。
そしてパートナーである徳川の「予感」と自身の「イップス」が惹かれあい、「能力共鳴(ハウリング)」を起こし、打球を予測する「第六感(ゼクステジン)」の能力を開花しますがあえなく敗北しています。W杯本大会のグループ予選で同じ立海の副部長真田とダブルスを組みます。
相手にマッチポイントを握られますが、最強の盾には矛ではなく盾で対抗することで4歳のころ真田とダブルスを組んだ時と同じように逆転し、勝利をもぎ取っています。
テニプリ・ミュージカルの幸村
テニプリをミュージカル化した作品であるミュージカル・テニスの王子様通称「テニミュ」。こちらは2003年にテニプリの原作をもとに公演を開始します。当初は注目度が低かったため客員数が少なかったのですが、口コミが広がったこともあり、千秋楽を迎えるころには立ち見まで出るほどに膨れ上がった大人気コンテンツです。
幸村精市
— 柳田→柳下 (@hannokoro1) March 9, 2018
かわいい😍 かっこいい😎
どっちも兼ね備えている。
永井精市 八神精市 増田精市 神永精市
みんな大好き#幸村精市 pic.twitter.com/W8nue1TtQg
テニプリの原作をもとに作られた作品なので、原作を知っている人はもちろん知らない人もストーリーをつかみやすい作品となっています。
また、演者がテニプリのキャラクター達の特徴をしっかりつかんでいるため、幸村であれば優しい部分と冷酷な部分がしっかり演じられています。また、演者がイケメン揃いなこともあり、特に女性の間で人気が爆発的に高いです。スポーツ漫画とミュージカルを統合した作品の成功例として、高く評価もされています。
2003年から始まったテニミュですが、2018年時点でも公演が決まっているほど長い歴史を持っています。2017年には累計動員数が250万人を突破するという偉業も達成しています。舞台照明などもしっかりと計算されているためとても見ごたえのある作品です。
テニプリ・幸村のまとめ
顔が良すぎる幸村精市(急に)
— ひょうたん⛄⛄⛄ (@tenni_hyotan) March 6, 2018
見てて心が浄化されてく pic.twitter.com/un3OywneyY
ここまで神の子や魔王と呼ばれる幸村についてみてきましたがいかがだったでしょうか?基本的には顔に似合わず冷酷な部分を多く描かれている幸村ですが、魔王とはかけはなれた優しい部分も持ち合わせています。現在はジャンプスクエアにて新テニスの王子様が連載しており、幸村は予選を勝ち進んでいることもありまだまだ活躍の場が設けられそうです。
また、今はまだ見せていない無我の境地をつかったテニスも見ることができるかもしれませんし、新技が開発されて使う場面ももしかすると出てくるかもしれません。また、ミュージカル・テニスの王子様も公演が決まっているので、ミュージカルでの幸村の活躍も見ものです。これからのテニスの王子様に期待しましょう。