響け！ユーフォニアムの聖地巡礼！京都宇治市・大吉山など登場した場所は？

今回の記事では、2015年に1期と2期が放送された人気アニメ･響け!ユーフォニアムの聖地について紹介して行きます。響け!ユーフォニアムは、京都を知り尽くしているアニメ制作会社｢京都アニメーション｣が制作しており、京阪宇治駅や京阪六地蔵駅などの実在するスポットをリアルに作品に反映させています。この為、響け!ユーフォニアムファンの間では、作品の中に描かれた実在のスポットを巡る｢聖地巡礼｣が非常にはやっています。

響け!ユーフォニアムの聖地巡礼に関しては、京都府宇治市の観光課が｢響け!ユーフォニアム･宇治探訪マップ｣を制作するほどの人気ですが、残念ながら2018年4月1日を持って配布が終了しています。今回の記事では、そんな響け!ユーフォニアム聖地巡礼の地について、エリアを分けて紹介していきます。

主人公･黄前久美子は、中学生時代に吹奏楽部に所属しユーフォニアムという楽器を担当していた高校1年生の女の子です。そんな黄前久美子が選んだ進学先の北宇治高校は、かつて吹奏楽の強豪と言われた高校でしたが、入学早々に黄前久美子が聞いた演奏は耳を疑うほどにレベルの低いものであった為、黄前久美子は吹奏楽部への入部を躊躇います。

そんな中、黄前久美子は同じクラスとなり新しく友達となった加藤葉月や川島緑輝の誘いから、一緒に吹奏楽部へ入部する事となります。黄前久美子は、そこで中学生時代の同級生であり、同じ吹奏楽部に所属していた高坂麗奈と再会します。高坂麗奈は、中学生時代最後の吹奏楽コンクールで全国大会に行けなかった事を本気で悔しがった人物です。

そんな高坂麗奈に黄前久美子は｢本当に全国へ行けると思っていたの?｣という心無い言葉を送っている経緯があり、黄前久美子は高坂麗奈に気まずさなどから中々声をかけられずにいます。

そんな中、新たな吹奏楽部顧問として現れた滝先生は、吹奏楽部員達へ新任の挨拶をすると共に、｢全国大会を本気で目指して部活をするのか、無理の無い範囲で楽しく部活をするのか｣という2択を吹奏楽部員達へ突きつけます。多くの吹奏楽部員達が戸惑いながらも全国を目指す事を意思表明した事から、北宇治高校吹奏楽部は全国を本気で目指す事となり、部長の中世古香織や副部長の田中あすかを中心に厳しい練習に取り組んで行きます。

乗り気ではない中で吹奏楽部へ入部した黄前久美子でしたが、高坂麗奈との和解や幼馴染の先輩である斎藤葵の退部などを経て、本気で全国への思いを募らせていきます。しかし、コンクール本番が近付く中で黄前久美子は自身の苦手とする演奏技術の壁に直面し、一部の演奏から外されてしまいます。この時、黄前久美子は上手くなりたいと涙ながらに叫び、中学生最後のコンクールで悔しがった高坂麗奈の情熱を本当の意味で理解します。

吹奏楽への情熱を本当の意味で手に入れた黄前久美子は、その後必死な練習を積み重ね苦手だった演奏技術を習得し、外された演奏パートも任せてもらえる事となり、中学生時代には突破する事が出来なかった京都府代表を決める吹奏楽コンクールに挑む事になります。京都府代表校を決める吹奏楽コンクールの舞台に立った宇治北高校吹奏楽部は、完璧な演奏で見事に京都府代表校の座を勝ち取り、歓喜の中で関西大会へと駒を進めます。

京都府代表校を決める吹奏楽コンクールを見事勝ち抜き、京都代表校となった北宇治高校吹奏楽部の歓喜で幕を閉じたアニメ･響け!ユーフォニアム1期でしたが、続く関西大会を勝ち抜き全国への切符を勝ち取るために、北宇治高校吹奏楽部は更に厳しい練習を行なっていきます。そんな中、去年退部した2年生の傘木希美が再入部を求めて吹奏楽部を訪れます。

しかし、副部長の田中あすかは、傘木希美の再入部を頑なに拒絶します。これには、理由があります。実は、吹奏楽部は一年前に不真面目な練習を続ける三年生と、それに従い傍観を決め込む二年生。そして、その様子に耐えられなくなった一年生が一気に退部するという問題が起きていたのです。しかし、この時傘木希美の親友だった鎧塚みぞれだけが退部するタイミングを逃し、一人だけ吹奏楽部へ取り残されてしまっていたのです。

この事から、鎧塚みぞれは傘木希美に対してトラウマを抱いてしまっており、その実情を知る副部長･田中あすかは鎧塚みぞれを守るために傘木希美の再入部を拒んでいたのです。しかし、必死に再入部を求める傘木希美は、黄前久美子らに協力を求め、鎧塚みぞれとの対話の機会を得て和解します。こうして傘木希美を新たに加えた北宇治高校吹奏楽部は、完璧な演奏を披露して関西大会を勝ち抜き、全国大会出場を決めます。

全国大会出場を決め、ますます厳しい練習に励む北宇治高校吹奏楽部の面々でしたが、副部長であり、吹奏楽部を支え引っ張ってきたエース的存在である田中あすかが、母親から受験に専念するように強要され、吹奏楽部に顔を見せなくなってしまいます。責任感の強い田中あすかは、このままでは吹奏楽部に迷惑を賭けてしまうからとの理由で退部を申し出ます。

黄前久美子は、この一連の自体を目の当たりにしながらも、田中あすかの退部はどうしても受け入れられず、涙ながらに田中あすかを説得します。黄前久美子の説得に心動かされた田中あすかは、全国模試で優秀な結果を出し、これを盾に母親を説得し吹奏楽部に戻ってきます。こうして紆余曲折を経ながらも、吹奏楽への情熱と仲間を想う堅い友情で結ばれた北宇治高校吹奏楽部は全国吹奏楽コンクールへと挑んで行きます。

しかし、全国の壁は高く、北宇治高校吹奏楽部は全国大会で金賞を勝ち取ることは出来ず、田中あすかをはじめとする三年生たちは吹奏楽部を引退する事になります。この時、黄前久美子は、吹奏楽への想いやユーフォニアムへの想いが、中学生の頃の自分が持っていたものから変化している事に気づいていきます…(完)

人気アニメ･響け!ユーフォニアムは、京都府宇治市にある北宇治高校吹奏楽部の活動が中心に描かれる為、京都府宇治市にある京阪宇治駅をはじめとする周辺スポットに聖地が多く存在します。一方で、北宇治高校吹奏楽部の目標である全日本吹奏楽コンクールが行なわれる名古屋国際会議場や、京都府の代表校を決める京都府吹奏楽コンクールが行なわれる京都コンサートホールなど、その聖地は幅広く存在します。

人気アニメ･響け!ユーフォニアムは、舞台となる京都を知り尽くしているアニメ制作会社｢京都アニメーション｣が制作している為、本当に細かい部分までアニメに再現されています。この事から、響け!ユーフォニアムファンの間では、聖地巡礼が高い人気となっており、ファン同士の交流の中で多くの情報が交換されています。

こうした事から、響け!ユーフォニアムの聖地巡礼に関してはファンメイドの地図などが多く出回っており、聖地巡礼に慣れていない響け!ユーフォニアムファンにも気軽に楽しめる情報が多く発信されています。

人気アニメ･響け!ユーフォニアムは、本当に細かい部分までが再現されている為、京阪宇治駅などの公共機関以外にも、住宅街にある坂道やパン屋さん、ファミリーレストランなども聖地として考えられており、その中には私有地なども含まれています。この為、聖地巡礼を行なう場合は、撮影などに関するマナーや周囲への配慮を考えて行動する必要がありますので、これから聖地巡礼を考えている方は節度を守って楽しむ事をお勧めします。

響け!ユーフォニアムで主人公･黄前久美子などの自宅最寄り駅として描かれているのは京阪宇治駅がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、主人公達の自宅最寄り駅と言う事もあり多くの回でこの京阪宇治駅は描かれています。響け!ユーフォニアムの作中では、京阪宇治駅の改札口やホームの様子などがリアルに描かれている他、小階段や連結通路に至る細部までが丁寧に描かれています。

響け!ユーフォニアムで主人公･黄前久美子や加藤葉月、川島緑輝などが通学に使用している電車は京阪13000系がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、通学に使用する電車と言う事もあり多くの回でこの京阪13000系は描かれています。宇治線では、現在この13000系と10000系の2種が運行されており、運が悪いと中々13000系に出会えないと言う噂が有るようです。

響け!ユーフォニアムで主人公･黄前久美子をはじめとする黄前家が住むマンションは、宇治塔川交差点付近が立地のモデルと言われています。しかし、この交差点には響け!ユーフォニアムで描かれているマンションは実在していない為、マンションのデザインはまた別の何かをモデルにしていると言われています。宇治塔川交差点へは、京阪またはJR宇治駅から徒歩で15～20分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第1話で主人公･黄前久美子が登校前のひと時を過ごしていたり、第8回で主人公･黄前久美子と塚本秀一がそれぞれの楽器を練習していたりする響け!ユーフォニアムを代表する場所は、井川用水機場前がモデルと言われています。井川用水機場前では、響け!ユーフォニアムの主人公･黄前久美子の心情の変化などが度々描かれています。井川用水機場前へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で10～15分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第1話で主人公･黄前久美子が高校初登校時に一人で歩くシーンが描かれた桜並木の小道は、あじろぎの道がモデルと言われています。しかし、このあじろぎの道はイメージとして採用されていると言われており、主人公･黄前久美子の登校ルートとは合致し無いと言われています。あじろぎの道へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で10分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第1話で吹奏楽部の新顧問･滝先生が初登場した場所であり、高坂麗名が白いワンピースす姿を披露した場所は、宇治神社がモデルだと言われています。宇治神社の描写は、響け!ユーフォニアム第7回や第8回、2期第1回などでも描かれています。宇治神社へは、京阪宇治駅から徒歩で5～6分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第2話で主人公･黄前久美子と斎藤葵が、煙突や架線柱の見える橋を渡っているシーンを一つ上流の視点から描いた1シーンは、橘橋から望んだ宇治橋だと言われています。橘橋始点の描写は、響け!ユーフォニアム第8回でも描かれています。橘橋へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で5～6分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第2話で主人公･黄前久美子と斎藤葵が、煙突や架線柱の見える橋を渡っている場所は、宇治橋がモデルと言われています。宇治橋は、響け!ユーフォニアム第5回や第8回、第12回などでも描かれているほか、2期第1話などでも描かれており、響け!ユーフォニアムに登場するキャラクター同士の交流が度々描かれています。宇治橋へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で4～5分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第2話で主人公･黄前久美子と斎藤葵が会話をし、斎藤葵が進学(塾)を理由に吹奏楽部を辞めた事を告げたシーンは、宇治橋西詰の交差点がモデルと言われています。宇治橋西詰は、響け!ユーフォニアムのオープニングや2期第1回などでも描かれており、響け!ユーフォニアムに登場するキャラクター同士の交流が度々描かれています。宇治橋西詰へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で4～5分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第4話で主人公･黄前久美子と塚本秀一が、滝先生について話しながら歩いていたところへ高坂玲奈が現れ、2人に講義した場所は、朝霧橋東詰がモデルと言われています。朝霧橋東詰は、響け!ユーフォニアム第6回や第11回でも描かれており、主人公･黄前久美子や加藤葉月などが会話するシーンなどが描かれています。朝霧橋東詰へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で10分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第5話で主人公･黄前久美子と高坂麗名が同じ電車で帰宅する事になり、電車を降りた後も暫くぎこちない会話を続けている場所は、京阪宇治駅前にある宇治橋東詰の交差点がモデルと言われています。宇治橋東詰は、響け!ユーフォニアム2期第1回などでも走る主人公･黄前久美子の背景として描かれています。宇治橋東詰へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で2～3分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第5話でサンライズフェスティバルの開催場所となったのは、京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、集合場所としての描写や練習風景が描かれています。京都府立城山総合運動公園へは、京阪またはJRの宇治駅からバスで10分程度で着きます。(注)宇治市街からは少々離れています。

響け!ユーフォニアム1期第7話で吹奏楽部部長の小笠原晴香が斎藤葵と吹奏楽部を退部する件について話し合っていた場所は、宇治橋西詰交差点の北西角にあるサイゼリヤがモデルと言われています。サイゼリヤ宇治里尻店周辺の描写では、電柱や駐車場、道路標識に至る細部までがリアルに描かれています。サイゼリヤ宇治里尻店へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で5～6分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第7話で塾を終えた斎藤葵が吹奏楽部のポスターに目を止め立ち止まった場所は、セブンイレブンJR宇治駅前店がモデルと言われています。セブンイレブンJR宇治駅前店へは、JRの宇治駅から徒歩で1～2分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第7話で斎藤葵が通っている塾として描かれているのは、東進衛星予備校JR宇治駅前校がモデルと言われています。ちなみに、響け!ユーフォニアムの作中で斎藤葵が通う東進衛星予備校JR宇治駅前校は、セブンイレブンJR宇治駅前の西隣にある設定で描かれています。東進衛星予備校JR宇治駅前校へは、JRの宇治駅から徒歩で1～2分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第8話で加藤葉月と塚本秀一が待ち合わせをしていた駅は、JR宇治駅がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中で描かれるJR宇治駅周辺の様子は、時計塔から漬物甕がデザインされた郵便ポスト、近隣にある保育園までがリアルに描かれています。

響け!ユーフォニアム1期第8話でお祭りの1シーンとして描かれている場所は、NTT宇治別館前がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中で描かれるこのシーンは、お祭り風景の1コマであり、主人公･黄前久美子などが描かれているわけではありませんので、聖地巡礼のコースに該当するかは微妙な場所とも言われています。NTT宇治別館前へは、JR宇治駅から徒歩で10分前後で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第8話で吹奏楽部副部長･田中あすかが、加藤葉月と塚本秀一のデートを目撃した場所は、縣神社がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムで描かれた縣神社が描かれるシーンでは、吹奏楽部部長の小笠原晴香や中世古香織なども描かれています。縣神社へは、JR宇治駅から徒歩10～15分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第8話で加藤葉月が塚本秀一へ告白した場所は、宇治市観光センター前がモデルと言われています。宇治市観光センターでは、響け!ユーフォニアムのファン交流コーナーがあり、ファン同士が書き込みで繋がれる様にと専用のノートが設置されています。宇治市観光センターへは、JR宇治駅から徒歩10～15分程度で着きます。ちなみに、宇治市観光センターの開館時間は9時～17時です。

響け!ユーフォニアム1期第8話で主人公･黄前久美子と高坂麗名が、宇治神社を抜け大吉山を目指す途中に歩いていた道は、さわらびの道がモデルと言われています。さわらびの道を2人が歩くシーンは夜の暗い道ですが、実際に聖地巡礼を行なう場合は非常に暗い道と言われていますので十分な備えが必要のようです。さわらびの道へは、宇治神社の境内を抜けるとすぐ着きます。

響け!ユーフォニアム1期第8話で主人公･黄前久美子と高坂麗名が、さわらびの道を抜け大吉山展望台を目指して歩いた道は、大吉山登山道がモデルと言われています。大吉山登山道を2人が歩くシーンは夜の暗い道ですが、実際に聖地巡礼を行なう場合は非常に暗い道と言われていますので、さわらびの道と同様、十分な備えが必要のようです。大吉山登山道へは、さわらびの道を抜けるとすぐ着きます。

響け!ユーフォニアム1期第8話で主人公･黄前久美子と高坂麗名が、大吉山登山道を抜けて最後に辿り着いた場所は、大吉山展望台がモデルと言われています。大吉山展望台では、響け!ユーフォニアム主人公･黄前久美子と高坂麗名がお互いの思いを打ち明け、吹奏楽への情熱やお互いの友情を確かめ合う重要なシーンが描かれています。大吉山展望台へは、宇治神社の境内を抜け、さわらぎの道に入ってから徒歩で約15～20分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第11話でソロパートを賭けて中世古香織と高坂麗奈の再オーディションが行なわれた場所は、宇治市文化センターがモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、大ホールが描かれていますが、普段は施錠されていて中に入る事は出来ません。宇治市文化センターへは、京阪またはJRの宇治駅からバスで数分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム2期第1話で主人公･黄前久美子と高坂麗名が着物姿で夏祭りに行く際に描かれた橋は、朝霧橋がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、俯瞰で捉えた作画やアップで描かれた作画あり、聖地巡礼の1つの楽しみ方である写真撮影が苦慮する場所とも言われています。朝霧橋へは、京阪またはJRの宇治駅から徒歩で10分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム主人公･黄前久美子などが通う北宇治高校のデザインモデルと言われているのが、京阪宇治駅から北東に3Km程歩いた高台にある京都府立兎道高校です。京阪宇治駅から近いため、前章で紹介する事も考えましたが、事項で紹介する通り響け!ユーフォニアムに描かれる北宇治高校の立地モデルが六地蔵エリアの為、こちらで紹介します。

京都府立兎道高校へは、最寄り駅である京阪宇治駅からでも徒歩で40分程度かかる為、バスの利用が推奨されているようです。しかし、平日の日中でも運行しているバスは1時間に1本程度な為、聖地巡礼を行なう場合は時間の調整が必要になるケースが多いようです。また、京都府立兎道高校は閑静な住宅街にある為、聖地巡礼として訪れる場合は、登下校などの時間帯を外し、節度とマナーを守る事が必要です。

響け!ユーフォニアム主人公･黄前久美子などが通う北宇治高校の立地モデルと言われているのが、京阪六地蔵駅からほど近い場所にある京都府立東宇治高校です。聖地巡礼として、京都府立東宇治高校を訪れる際は、先述している通り登下校の時間帯を外す事やマナーを守った行動が必要です。

響け!ユーフォニアム1期1話や2期９話等で度々描かれている、主人公･黄前久美子らの通う北宇治高校の最寄り駅は、京阪六地蔵駅がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、北宇治高校の最寄り駅と言う事もあり度々描かれている京阪六地蔵駅は、改札口をはじめホームの様子や、駅周辺の様子が事細かくリアルに描かれています。京阪六地蔵駅は、京阪宇治駅から4つ目の駅です。

響け!ユーフォニアム1期5話で加藤葉月が下校する再に利用した駅は、京阪黄檗駅がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの作中では、京阪黄檗駅の周辺が舞台になる事が比較的多い為、聖地巡礼を行なう場合は外せない駅の一つと言われています。京阪黄檗駅は、響け!ユーフォニアム2期1話などでも描かれています。京阪黄檗駅は、京阪宇治駅から2つ目の駅です。

響け!ユーフォニアム1期第3話で主人公･黄前久美子と加藤葉月、川島緑輝の3人が立ち寄ったコンビニで、川島緑輝がガチャガチャを必死に回していた場所は、セブンイレブン宇治黄檗公園店がモデルと言われています。このコンビニは、響け!ユーフォニアム2期第1回などでも描かれており、黄前久美子達が下校時に立ち寄るスポットとして描かれています。セブンイレブン宇治黄檗公園店へは京阪黄檗駅から徒歩で7～8分程度で着きます。

響け!ユーフォニアム1期第9話で主人公･黄前久美子が立ち寄ったパン屋さんは、中路ベーカリーがモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの中で主人公･黄前久美子が食べていたのは、フランクデニッシュ(1個160円)だと言われており、これは実際に中路ベーカリーでも売られています。中路ベーカリーへは、京阪黄檗駅から徒歩で1～2分程度で着きます。ちなみに毎週火曜日と第2第４日曜日は定休日となっています。

響け!ユーフォニアム1期第2話で主人公･黄前久美子と加藤葉月、川島緑輝の3人が下校ルートとして使用している道として描かれているのは、宇治御蔵山郵便局東側の道がモデルと言われています。この下校ルートは、響け!ユーフォニアム第3回などでも描かれています。宇治御蔵山郵便局周辺は、閑静な住宅街である為、聖地巡礼を行なう場合は節度ある行動が必要です。宇治御蔵山郵便局へは、京阪六地蔵駅から徒歩で15分程掛かります。

響け!ユーフォニアム1期第3話で主人公･黄前久美子と塚本秀一立ち寄ったファーストフード店は、マクドナルド宇治木幡店がモデルと言われています。このファーストフード店は、響け!ユーフォニアム第7回や第10回でも描かれており、主人公･黄前久美子達が下校時に立ち寄るスポットとして描かれています。マクドナルド宇治木幡店へは、京阪木幡駅から徒歩で1～2分で着きます。

響け!ユーフォニアム2期第2話で主人公･黄前久美子ら吹奏楽部の面々が、大会へ向けての合宿を行なった場所は、宇治総合野外センター･アクトパル宇治がモデルと言われています。宇治総合野外センター･アクトパル宇治は、公共交通機関が通っていない為、聖地巡礼として訪れる場合は自家用車かタクシーを利用する必要があります。ちなみに、京阪宇治駅からタクシーを利用した場合、走行時間15分程度、運賃3000円程度が掛かります。

響け!ユーフォニアム2期第7話で主人公･黄前久美子ら吹奏楽部の面々が階段の麓でコンサート演奏を行なった場所は、京都駅大階段がモデルと言われています。京都駅大階段を舞台にして行なわれたこのコンサートは、主人公･黄前久美子ら北宇治高校吹奏楽部にとってとても重要な意味を持つものだった事から、聖地巡礼で必ず訪れるべきスポットと言われています。京都駅大階段へは、JR京都駅の改札口から徒歩3～4分で着きます。

響け!ユーフォニアム2期第7話で主人公･黄前久美子と中学生の頃の同級生･佐々木梓が楽しげに会話を交わしていた場所は、ビックカメラJR京都駅前店脇にある路地がモデルと言われています。ビックカメラJR京都駅前店脇の路地を抜けた広場も、響け!ユーフォニアムの風景シーンとしてモデルになっています。ビックカメラJR京都駅前店へは、JR京都駅の改札口から徒歩3～4分で着きます。

響け!ユーフォニアム2期最終回で川島緑輝が登校時に利用した駅として描かれているのは、伏見稲荷駅がモデルと言われています。伏見稲荷駅のホームには紅白に建てられた柱が特徴的である為、響け!ユーフォニアムのファンの間では間違いないと考えられています。伏見稲荷駅は、JR京都駅から奈良線に乗り3つ目の駅になります。

響け!ユーフォニアム2期最終回で主人公･黄前久美子ら北宇治高校吹奏楽部が参加した京都府吹奏楽コンクールの会場は、京都コンサートホールがモデルと言われています。京都コンサートホールは、響け!ユーフォニアム2期最終話のメイン舞台のモデルである為、聖地巡礼の中でも絶対に外せないポイントと言われています。京都コンサートホールは、JR京都駅から地下鉄烏丸線に乗り、2つ目の駅･北山で下車するとすぐ目の前にあります。

響け!ユーフォニアム1期のオープニングラストに描かれる建物は、高校吹奏楽部による全国大会･全日本吹奏楽コンクールが開催される名古屋国際会議場がモデルと言われています。響け!ユーフォニアムの主人公･黄前久美子や高坂麗奈など、高校吹奏楽部に籍を置く高校生が夢に見る舞台と言う事もあり、響け!ユーフォニアムのオープニングラストに描かれたと言われています。

今回の記事では、人気アニメ･響け!ユーフォニアムに描かれた聖地を、エリアに分けて紹介してきましたが如何でしたか?今回の記事で紹介した聖地以外にも細かいスポットはまだまだ存在しますので、興味のある方は余り知られていない聖地を探してみるのも面白いかもしれません。

響け!ユーフォニアムは、2019年の春に完全新作映画｢劇場版響け!ユーフォニアム～誓いのフィナーレ～｣の公開が決定しており、この作品から新たなキャラクターも登場する事が発表されていますので、今回紹介して来た聖地に新たなキャラクターが描かれる可能性は十分にあります。聖地巡礼と共に、新作の公開が待たれている人気アニメ･響け!ユーフォニアムからますます目が離せなくなっています!