【ティアムーン帝国物語】ネタバレあらすじと感想・評価!登場キャラや見どころは?

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」は、処刑されたミーア姫が12歳の過去に戻り、処刑を逃れるために人生をやり直す物語です。ここでは「ティアムーン帝国物語」の漫画版のネタバレあらすじと主な登場人物・キャラを紹介します。また、自分のために行動するミーアと、そんなミーアを称える周りの人々の勘違いがコメディ風に描かれている「ティアムーン帝国物語」の見どころをネタバレで紹介し、物語の感想・評価も紹介します。

【ティアムーン帝国物語】ネタバレあらすじと感想・評価!登場キャラや見どころは?のイメージ

目次

  1. ティアムーン帝国物語とは?
  2. ティアムーン帝国物語の漫画あらすじネタバレ
  3. ティアムーン帝国物語の登場キャラ一覧
  4. ティアムーン帝国物語の面白い魅力や見どころ
  5. ティアムーン帝国物語に関する感想や評価
  6. ティアムーン帝国物語のネタバレまとめ

ティアムーン帝国物語とは?

ティアムーン帝国物語の概要

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」は、作者・餅月望(もちつきのぞむ)によって「小説家になろう」で連載中の物語です。連載開始は2018年で、2019年からはTOブックスより書籍版が刊行され、第9巻まで発売しています。さらに、2020年9月には舞台化され、「ティアムーン帝国物語 THE STAGE」というタイトルで上演され、2021年には第2弾が上演されました。

漫画版「ティアムーン帝国物語」は、作画・杜乃ミズ、キャラクター原案・Gilseによって漫画化され、COMICコロナ(TOブックス)で連載中です。漫画版はコロナ・コミックスから第4巻まで発売中です。ここでは、漫画版「ティアムーン帝国物語」のネタバレあらすじと主な登場人物・キャラを紹介し、さらに物語の感想・評価を紹介します。

ティアムーン帝国物語の作者

「ティアムーン帝国物語~姫の転生逆転ストーリー~」の原作者・餅月望はライトノベル作家で、デビュー作は「小学星のプリンセス☆」。主な作品としては「カトリングガール 虫好きな女子って変ですか?」(集英社)、「俺の胃袋は彼女に握られている。」(光文社)などがあります。漫画版の作画を担当している杜乃ミズは「B-PROJECT」や「美男高校地球防衛部LOVE!」の漫画版などで作画を担当しています。

「ティアムーン帝国物語」は主人公ミーアが12歳だった過去に転生する物語ですが、魔術やバトルといった異世界ものに多く見られる設定、シーンはありません。ミーアが投獄され処刑されるシーンの後は、ミーアが処刑を回避するために様々な行動に出るところがコメディ風に描かれていきます。特に漫画版ではミーアの豊かな表情を楽しむことができ、ミーアと、彼女の周りにいる人々とのやり取りが面白おかしく描かれています。

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」特設サイト

ティアムーン帝国物語の漫画あらすじネタバレ

ここから、原作者・餅月望、漫画版の作画・杜乃ミズ、キャラクター原案・Gilseによる漫画「ティアムーン帝国物語」のあらすじをネタバレで紹介していきます。

ティアムーン帝国物語のあらすじ

「ティアムーン帝国物語」のあらすじをネタバレで紹介します。ミーアはティアムーン帝国の皇女。物語は革命によって20歳の皇女が処刑されるところから始まります。断頭台で処刑されたはずのミーアは何故か目を覚まし、12歳位に戻っていることに気づきます。ミーアは、処刑は夢だったと気持ちを落ち着かせます。

ミーア自身が処刑されるまでの日々を綴った自分の日記ノートを読み、このままでは行き着く先は断頭台だと思ったミーアは、処刑を逃れることをテーマに人生をやり直すことにします。「ティアムーン帝国物語」のネタバレあらすじを紹介しました。次にミーアが処刑から逃れる方法について考察します。

ミーアが断頭台から逃れる方法を考察

ミーアは過去に戻ったこの世界で、今度こそ処刑を回避しようと決意します。ミーアはどのような方法で処刑を回避するのでしょうか?ここでは、漫画版で描かれている内容から考察していきます。過去に転生したミーアは、前世で起こった革命でミーアを処刑に追い込んだ人物たちと出会います。前世で敵同士だった彼らと関わることになったミーアは、処刑から逃れるためには味方を多く見つけることだと気づきます。

そんなミ―アが処刑を回避するためにとった様々な行動が結果的に周りの人々を感動させ、喜ばせることになっていきます。ミーアの言動が帝国にとって良い結果をもたらすことで、ミーア自身の評価も上がっていきます。すると、処刑に向かっていた日記ノートの内容も変わっていきます。ミーアが善い行いを続けることで革命自体を回避することができ、当然、ミーアの処刑も回避されることになると考えられます。

そして、処刑を回避する決定的な出来事が起きるのでは?と言われています。持ち主のミーアが過去に戻っているにも関わらず日記ノートの内容は20歳当時のままとなっており、この不思議な日記ノートの存在が物語の鍵となっていると考えられています。

ティアムーン帝国物語の登場キャラ一覧

ここまで「ティアムーン帝国物語」のあらすじをネタバレで紹介し、主人公のミーアがどうすれば断頭台を逃れることができるか?その方法について考察しました。ここからは「ティアムーン帝国物語」の主な登場人物・キャラを紹介していきます。

登場キャラ一覧①ミーア・ルーナ・ティアムーン

「ティアムーン帝国物語」の主人公・ミーア姫(ミーア・ルーナ・ティアムーン)は、ティアムーン帝国の皇女でした。帝国の姫だったミーアはとにかく自分が何より最優先。自分勝手な言動で周りを振り回す典型的なわがまま娘でした。帝国に起こった革命によって投獄され、20歳のときに処刑がきっかけで12歳の自分に転生します。

今度こそ処刑を免れるために奮闘しますが、何といっても自分中心の性格は変わりません。ところが、何とか処刑を回避しようと動いたことが、結果的にはミーア自身の評価を上げることになっていきます。漫画版でのミーアは非常に表情豊かで魅力的なヒロインと言われています。

登場キャラ一覧②ミーアベル・ルーナ・ティアムーン

「ティアムーン帝国物語」のキャラ、ミーアベル・ルーナ・ティアムーンは、ミーアとアベルの未来の孫にあたる少女で、ミーアの処刑が行われた時間軸とは別軸から現れました。「ベル」と呼ばれており、ミーアと並んでもう一人のヒロインとして登場します。ミーアベルは上の画像の左側のロングヘアの少女です。

ミーアベルはミーアが処刑を回避した後、「聖女ミーア皇女伝」を持って現れ、将来ティアムーン帝国が破滅し、ミーアが殺害されると話します。ミーアベルという名前については、大好きな祖母(ミーア)が名前を付けてくれたことを喜んでいました。しかし、名前の由来が祖父母であるミーアとアベルを繋げただけだったことを知り、単純な発想だったことに呆れます。

登場キャラ一覧③アンヌ・リトシュタイン

「ティアムーン帝国物語」のキャラ、アンヌ・リトシュタインはミーアに仕えるメイドです。貧しい商人の長女で、5人の妹弟がおり、家計を助けるために王宮のメイドになりました。アンヌの画像はメイド服を着ている赤髪の少女です。ミーアが処刑される前世では、ミーアが投獄された後もずっと忠実に仕えました。

そのため、ミーアが12歳に転生した本編で、ミーアは前世で尽くしてくれたことに報いるためにアンヌを専属のメイドとして側に置きます。アンヌも献身的な働きでミーアを支えます。

登場キャラ一覧④ルードヴィッヒ・ヒューイット

「ティアムーン帝国物語」のキャラ、ルードヴィッヒ・ヒューイットはティアムーン帝国に仕える優秀な役人です。ミーアが処刑される前世ではミーアの命だけは助けたいと最後まで尽力した忠誠心あふれる人物です。12歳に転生したミーアは前世でルードヴィッヒが指摘していた帝国の問題点を記憶していました。

そこで、ミーアがのルードヴィッヒの説をそのまま語ったところ、彼はミーアを賢明な皇女だと勘違いし、忠義を尽くして仕えます。ミーアが前世で得ていた知識を語るたびにルードヴィッヒの勘違いはエスカレートし、彼がミーアを称えるシーンは見どころの一つです。ルードヴィッヒの画像は左上のブラウンの髪の男性です。

登場キャラ一覧⑤エリス・リトシュタイン

少女のシルエット

「ティアムーン帝国物語」のキャラ、エリス・リトシュタインは、ミーアのメイド・アンヌの妹です。家が貧しい上に病弱だったこともあり、ミーアが処刑された前世で、ミーアが処刑される前に死亡しています。物語を創作することが大好きだったエリス。ミーアが投獄された際、アンヌはエリスが創作した物語をミーアに読んであげていました。

ミーアが転生した時間軸では、ミーアがアンヌの給料を上げてあげたことで体に良い栄養を摂ることができ、体調も安定しています。ミーアはエリスが物語を書いていたと知り、お抱えの作家として側に置きます。エリスは「聖女ミーア皇女伝」を書き上げるのですが、この本が後々、物語の重要なアイテムになっていきます。

登場キャラ一覧⑥ティオーナ・ルドルフォン

女性のシルエット

「ティアムーン帝国物語」のキャラ、ティオーナ・ルドルフォンはティアムーン帝国の貴族の娘です。貴族といっても田舎貴族ということで、中央にいる貴族とは格下の扱いを受けています。ミーアが処刑される時間軸(前世)では何かと悔しい思いをしたため、革命に身を投じます。

革命で主導的な立場だったティオーナは「帝国の聖女」と称えられており、ミーアを断頭台に送り込んだ一人です。前世での苦い記憶から、転生したミーアは出来る限りティオーナと会わないよう心掛けていましたが、ある出来事がきっかけでティオーナはミーアに信頼を寄せるようになります。

ティアムーン帝国物語の面白い魅力や見どころ

ここまで「ティアムーン帝国物語」のネタバレあらすじと、断頭台を回避する方法の考察、主な登場人物・キャラを紹介してきました。ここからは物語の面白い魅力として、世界観、ミーアの思惑や彼女に対する周りの人々の誤解、そして、ミーアの侍女についてネタバレで見ていきます。

面白い魅力①世界観

ヨーロッパのお城のイメージ画像

「ティアムーン帝国物語」は、漫画版での建物や風景、キャラクターたちの服装などは中世のヨーロッパの様な世界観となっています。ネタバレあらすじでも紹介した通り、処刑された主人公が12歳の少女に転生し、もう一度人生をやり直す物語です。ミーアが処刑された時間軸を前世、転生した時間軸を今世として物語が進みます。

前世でミーアが綴っていた日記ノートが転生した今世でも存在し、ミーアが歴史を変えるような事を行うと、日記の内容も変わっていきます。ミーアはこの不思議な日記ノートと共に、今度こそ幸せな日々を記すことができるよう励みます。また、貴族の子女が通うセントノエル学園という学校が登場します。その学校では前世にミーアを処刑に追い込んだ人物たちと出会うことになります。

面白い魅力②ミーアの思惑と周囲の誤解

「ティアムーン帝国物語」は処刑を回避するために自分本位に行動する主人公・ミーアと、周りの人々がそんなミーアのことを誤解する様子が面白おかしく描かれている物語です。例えば、貧しい人々のために自身のアクセサリーを売却するよう命じます。命じられたルードヴィッヒは国民のことを思うミーアに感動し、国民もミーアを聖女のようだと称えます。

また、ミーアは数年後に蔓延する疫病によって民衆が不満を募らせることを知っており、それを防ぐことで自身の処刑も回避できると考えます。このように、国民の苦しみを思いやる行動を取るミーアですが、彼女の思惑は聖女とはかけ離れたものでした。処刑を回避することだけを考えて行動するミーア。その言動を「聖女」のようだと誤解するルードヴィッヒや周囲の人々。そんな彼らのやり取りが面白い魅力の一つとなっています。

面白い魅力③姫付きの侍女

「ティアムーン帝国物語」のミーアは処刑を回避するために様々な場面で善い事を行おうとしますが、中でも心掛けたことは、自分の味方となる者を増やすことでした。ミーアは自分の世話をする侍女は最も信頼できる者にしようと考えます。そこで、指名したのが、前世で投獄された自分を最後まで見放さずに尽くしてくれたアンヌでした。

ミーアは処刑される直前、アンヌの忠義心に報いることが出来ないと言って感謝の心を込めて頭を下げました。そして、12歳の過去に転生したミーアは、アンヌと出会います。前世に受けた忠義心に今度こそ報いようと思ったミーアは、アンヌを自分付きの侍女という最高の待遇で迎えたのでした。アンヌ自身も心を尽くしてミーアに仕えるのでした。

ティアムーン帝国物語に関する感想や評価

「ティアムーン帝国物語」に関する感想・評価です。漫画版で見るミーア姫の豊かな表情はとても良く、原作小説で想像していた以上の表現で、凄いという感想・評価です。コミック4巻ではレムノ王国のアベル王子がかっこ良く、また、ミーアの同級生で友人のクロエが幸せになって欲しいという感想です。「ティアムーン帝国物語」は書き下ろし小説や漫画版の番外編なども充実しています。それらも面白いという感想・評価です。

「ティアムーン帝国物語」に関する感想・評価です。漫画版が面白かったので、原作小説を読んだところ、こちらもとても面白かったという感想・評価です。処刑を回避するために行動しているミーアの思惑と、周りの人々の誤解が面白い魅力とここでも紹介しましたが、誤解したまま物事が良い方向に行く様子が楽しいという感想です。特にルードヴィッヒとディオンが推しキャラだということです。

「ティアムーン帝国物語」に関する感想・評価です。漫画版を読んでいる方で、面白いので是非読んで欲しいという感想です。「ティアムーン帝国物語」は原作小説と漫画版、そして舞台化もされていますが、まだアニメ化はされていません。アニメ化して欲しいという感想・評価です。

ティアムーン帝国物語のネタバレまとめ

いかがでしたか?主人公の皇女・ミーアが12歳の過去に戻って人生をやり直す物語「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」のネタバレあらすじと、主な登場人物・キャラ、面白い魅力などを紹介してきました。前世ではわがまま放題の姫だったミーアは、転生した世界では処刑を回避するために行動します。

自分のために行動したことが、国民のために善い行いとなっていく、そんなミーアを「聖女」、「帝国の叡智」と呼び、称える周りの人々の誤解が面白おかしく描かれています。また、漫画版ではミーアの表情が豊かで、コミカルに描かれており、感想・評価でも想像以上に面白いという声が寄せられていました。舞台化もされ、今後はアニメ化も期待されている「ティアムーン帝国物語」を、これからもどうぞお楽しみください。

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