【戦国小町苦労譚】静子は結婚する?しない?相手候補のキャラを考察

人気漫画「戦国小町苦労譚」の主人公・綾小路静子は結婚するのでしょうか?それともしないのでしょうか?徹底検証します。WEB小説投稿サイト「小説化になろう」にて連載中のライトノベル「戦国小町苦労譚」。読者からの熱い支持を受けて2017年にはコミカライズも行われています。この記事では、主人公・静子に焦点を当て、彼女が結婚しない理由や、厳選した結婚相手の候補者3名(前田慶次・奇妙丸・足満)について考察していきます。

【戦国小町苦労譚】静子は結婚する?しない?相手候補のキャラを考察のイメージ

目次

  1. 戦国小町苦労譚の静子とは?
  2. 戦国小町苦労譚の静子は結婚する?しない?
  3. 戦国小町苦労譚の静子の結婚相手の候補キャラを考察
  4. 戦国小町苦労譚の静子に関する感想や評価
  5. 戦国小町苦労譚の静子の結婚まとめ

戦国小町苦労譚の静子とは?

戦国小町苦労譚の作品情報

夾竹桃(きょうちくとう)による日本のライトノベル「戦国小町苦労譚」。この記事では、戦国小町苦労譚に登場する静子を特集していきますが、その前の戦国小町苦労譚の作品情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

戦国小町苦労譚の概要

戦国小町苦労譚は、短編恋愛小説を中心に執筆活動を行う夾竹桃によるライトノベルで、日本最大のWEB小説投稿サイト「小説化になろう」にて現在も連載中の作品です。2017年には、ウェブコミック配信サイト「コミックアース・スター」にて平沢下戸の挿絵・沢田一の作画により漫画化され、戦国小町苦労譚のコミックスは2022年3月現在15巻まで配信されています。

戦国小町苦労譚のあらすじ

農業高校に通う女子生徒の綾小路静子は、学校から帰宅する途中で時空の歪みに陥りタイムスリップします。気付くと辺りの風景は一変しています。彼女はおよそ500年前の戦国時代に来てしまったのです。気持ちを整理する暇もなく目の前に現れたのは織田信長の家来たち。不審者として捕らえられた静子は、思わず「農業で尾張の国に貢献する」と宣言します。こうして現代の農業技術を駆使した静子の改革が始まります。

静子のプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである「戦国小町苦労譚」の主人公・綾小路静子の話題に移っていきます。

戦国小町苦労譚の主人公・綾小路静子は、農業高校で農業を学ぶ傍ら、歴史書にも没頭する歴史好きな歴史オタクです。ある日静子は、憧れの存在・織田信長の生きる戦国時代にタイムスリップします。

織田信長や信長の正室・濃姫、そして護衛の馬廻衆たちに囲まれながら、農業改革を進めるため様々な農業器具や種子の開発を行います。現在は20歳を過ぎた静子ですが、オオカミたちとの農作業が何よりの癒しになるという変わり者です。

戦国小町苦労譚 - pixivコミック

戦国小町苦労譚の静子は結婚する?しない?

結婚しないと言われる理由①年齢

突然、戦国時代に迷い込んでしまった戦国小町苦労譚の綾小路静子。戦乱の世とは言えうら若き女性なのですから、恋をして結婚することは自然なことと言えるでしょう。しかし、静子には縁談話が持ちかけられることすらありません。ここからは、静子が結婚しないと言われる理由について考察していきます。

戦国時代では16歳になると成人として扱われたと言われており、結婚適齢期もその辺りの年齢になります。ところが、静子はタイムスリップ前にはすでに高校生で、最低でも16歳。それから4年が経過した現在では20歳を超えていることになります。すでに結婚適齢期を過ぎているのです。つまり年齢が障壁となって結婚できないということになります。

結婚しないと言われる理由②社会的地位の高さ

戦国小町苦労譚の静子の結婚を妨げている理由の2つ目は、彼女の社会的地位の高さです。タイムリープしてきた当初は、正体不明な不審者と思われていた静子ですが、織田信長に認められ出世の階段を駆け上がってきます。ついに相談役に就任すると、関白・近衛前久の養子に迎えられる話も出てきます。

戦国時代の封建社会では、人の行動は厳しい上下関係に支配されます。目下の者が静子のような人物に気軽に声を掛けることは叶いません。静子に淡い恋心を抱いていた本田平八郎(本多忠勝)などは、静子に会うことすらままならなかったほどです。こうしたことから、静子の社会的地位が高くなったことが彼女の縁談を遠ざけていると考えられるのです。

結婚しないと言われる理由③身長が高い

現代の日本ではほとんど考えられない2つの理由で縁談話が進展しない戦国小町苦労譚の静子。しかし、静子にはそれだけではなくさらに決定的な理由があったのです。それは彼女の身長の高さです。戦国時代の男性の平均身長は約140㎝と言われています。

静子の身長のデータは示されていませんが、おそらく平均的な高校生の背の高さと考えられます。文科省の「平成30年度学校保健統計調査」によると女子高校生(17歳)の平均身長は158㎝。戦国時代の男性より18㎝も高いのです。

男尊女卑の思想が支配的だった当時の社会風潮から考察すると、女性が男性より18㎝も背が高いカップルは考えにくいのではないでしょうか?静子の夫君となるにはかなりの高身長であることが必須条件となり、その意味でも彼女の結婚はさらに難しくなったと考えられます。

戦国小町苦労譚の静子の結婚相手の候補キャラを考察

結婚相手の候補①前田慶次

ここまで、戦国小町苦労譚の主人公・綾小路静子が結婚しない理由について解説してきましたが、次に、そんな静子のお相手として相応しい男性候補、前田慶次と奇妙丸、足満の3人について考察します。

最初に考察する静子のお相手候補者は、戦国時代末期から江戸初期にかけて活躍した武将・前田慶次(前田利益の通称)です。隆慶一郎の歴史小説「一夢庵風流記」に登場し広く周知されることになった人物ですが、彼に関する史料はほどんど残されていません。生年すらはっきりとしていませんし(一説には1533年あるいは1541年)、人物像は上述の小説に基づいて語られているといってもよいでしょう。

特に養子として迎えられた前田家を出奔する前の足跡は、全くといってよいほどわかっていません。戦国小町苦労譚では、前田家出奔前の前田慶次が登場します。史実の空白期間なのでどのような脚色も可能と言えるでしょう。

戦国小町苦労譚では、織田信長が派遣した馬廻(うままわり)として登場する前田慶次。静子の護衛を務めます。隆慶一郎の小説によると前田慶次は、常識に捉われないかなり破天荒な性格をしています。そんな若者であれば年齢や社会的地位、そして身長差など気にせず静子を迎え入れてくれるかもしれません。

結婚相手の候補②奇妙丸

戦国小町苦労譚・静子の結婚相手候補の考察・2人目は、織田信長の長男で織田家跡取りの奇妙丸(織田信忠の幼名)です。ただし、奇妙丸には問題があります。それは、奇妙丸が静子より8つほど年下でまだ12歳の子供だということです。結婚には当然、信長の承認が必要となります。つまり静子が長男の側室となることが信長にとって有益かどうかにかかってくるのです。

信長は静子の才能を高く評価し、彼女の身を案じて馬廻まで付けているくらいですから、静子が織田家の一員となることは歓迎するでしょう。一方、静子にとっても戦国の世で一旗揚げるには願ってもない栄誉でしょう。

また、史実に目を向けると、奇妙丸(信忠)には側室こそいるものの正室を迎え入れていません。8つの歳の差は戦国時代の政略結婚ではよくあるようですし、静子にも正室の座を射止めるチャンスはありそうです。

結婚相手の候補③足満

戦国小町苦労譚・静子の結婚相手候補、3人目の考察は、足満おじさんです。足満おじさんは、史実では室町幕府の第13代征夷大将軍・足利義輝という人物です。戦国小町苦労譚では静子がタイムスリップする前に一緒に暮らしていた30歳を少し越えた男性になります。

信長の正室・濃姫に静子との関係を訊ねられた足満は、「命の恩人であり恩師」と答えています。年齢はかなり離れていますが、足満も静子に対してまんざらではないようですから案外この縁談はまとまるかも知れません。

戦国小町苦労譚の静子に関する感想や評価

ここまで戦国小町苦労譚の綾小路静子特集をお届けしてきましたが、最後に静子に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する戦国小町苦労譚の静子に関する感想・評価は、戦国小町苦労譚がとても面白いという方のツイートからです。漫画作品や静子の魅力を熱く語っていました。

続いて紹介する戦国小町苦労譚の静子に関する感想・評価は、静子の知識の多さに驚くというツイートからです。今後の展開を占いつつ、彼女に思いを寄せる本田忠勝の心配もしていました。

最後に紹介する感想・評価は、戦国小町苦労譚がコミカライズでさらに良くなったという方のツイートからです。特に静子のデザインが素晴らしく感激したようです。

戦国小町苦労譚の静子の結婚まとめ

ここまで「戦国小町苦労譚の静子は結婚する?しない?」と題して、静子が結婚しない理由や結婚相手の候補者(前田慶次・奇妙丸・足満)のキャラについて考察してきました。いかがでしたでしょうか?

今回は、史実に基づき静子の結婚相手として相応しい人物を挙げてみました。別の観点で他に適任者がいるかも知れません。静子が恋愛に目覚めるのか、それとも農作業の土いじりにさらに没頭していくのか戦国小町苦労譚の今後の展開に期待しましょう。

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