ヤマノススメが聖地巡礼が人気?埼玉県飯能や登場する山を一覧で紹介

ヤマノススメのアニメ3期が2018年7月から放送されています。ヤマノススメはインドア趣味の高所恐怖症の主人公、あおいが幼なじみのひなたと再会して登山に挑戦する物語です。ヤマノススメの作者、しろ先生は登山が好きで同人誌で登った山を紹介していました。ヤマノススメの舞台は埼玉県飯能市が中心で、実在する建物なども登場してきます。ヤマノススメの視聴者は舞台となった山や建物に聖地巡礼しています。ヤマノススメに出てきた聖地について紹介します。

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目次

  1. ヤマノススメの聖地巡礼に行ってみよう!登場する山を一覧で紹介
  2. ヤマノススメとは?
  3. ヤマノススメの山の聖地巡礼へ行こう~飯能編~
  4. ヤマノススメの山の聖地巡礼へ行こう~アニメ編~
  5. ヤマノススメの山の聖地巡礼へ行こう~原作編~
  6. ヤマノススメの山の聖地巡礼を是非お楽しみあれ!

ヤマノススメの聖地巡礼に行ってみよう!登場する山を一覧で紹介

ヤマノススメに登場する舞台は埼玉県飯能市が多く、実在する山に主人公たちは登山に行きます。ヤマノススメのファンは登場した山に登山へ行き、聖地巡礼をしています。

埼玉県飯能市の実在する建物も多く登場する事から、埼玉県飯能市主催の「ヤマノススメ聖地巡礼ツアー」も開催されました。聖地巡礼マップも作られており、ヤマノススメをとても盛り上げています。ヤマノススメに登場する聖地を紹介します。

アニメ『ヤマノススメ サードシーズン』

ヤマノススメとは?

ヤマノススメに登場する主人公、あおいは高所恐怖症でインドア派です。再会した幼なじみのひなたはアウトドア派で、彼女との再会をきっかけに幼い頃に見た山頂での来光を再び見る為に登山を始めます。原作の中では登山用品や登山用語などが出てきては解説されます。ヤマノススメの原作は1巻が発売されると発売日翌日に増刷が決まり、2017年2月現在で累計50万部を突破しました。

ヤマノススメの主な舞台は埼玉県飯能市で、登場人物達が通う学校は実際に飯能市にある聖望学園で、他にも飯能市に実在する建物が使用されています。現在までにヤマノススメの原作は15巻まで出版されており、テレビアニメは1期、2期、OVAと放送され、2018年7月から3期アニメの放送が開始されました。飯能市ではイメージアップ戦略の一環としてアニメを活用した地域振興を始めています。

ヤマノススメの舞台探訪マップ、ラッピングバス、聖地巡礼ツアー、スタンプラリーなど、市をあげてヤマノススメを盛り上げています。ヤマノススメのアニメに登場した飯能中央地区行政センターには「巡礼ノート」が置かれていて、日本のファンだけでなく、海外からのファンも足を運んでいます。舞台となった聖望学園ではヤマノススメのキャラクターが描かれたクリアファイルを作って学校説明会で配っていました。

ヤマノススメの山の聖地巡礼へ行こう~飯能編~

ヤマノススメ聖地巡礼・飯能「天覧山」

埼玉県飯能市にある「天覧山」はヤマノススメにも登場します。天覧山の登山道はなだらかな道なので10分から15分ほどで頂上まで行けるので、そこまで装備を気にしなくても気軽に登れます。ただし、ほとんどないケースですが、別の山へ続くルートがあり、そこへ行ってしまわないように気を付けましょう。なだらかな道とはいえ、歩きやすい服装で行きましょう。天気がいいと富士山やスカイツリーをみる事が出来ます。

天覧山の登山口の手前にヤマノススメに登場するお馴染みのコンビニ「タイムズマート」があります。ヤマノススメに登場する聖地でもあり、「巡礼ノート」やヤマノススメのキャラクターのパネルが置いてあります。ヤマノススメの聖地を巡る際は是非立ち寄ってみましょう。

ヤマノススメ聖地巡礼・飯能「飯能アルプス」

ヤマノススメに登場する聖地「飯能アルプス」は埼玉県飯能市の天覧山(てんらんざん)から伊豆ヶ岳に続く山々の事です。ヤマノススメの主人公、あおいが挑戦したのは天覚山(てんかくざん)、大高山(おおたかやま)、子の権現(ねのごんげん)まで歩いています。あおいは西武鉄道池袋線の東吾野(ひがしあがの)駅を降りて、天覚山を歩き、沢筋コース、尾根コースから沢筋コースを選択して歩きました。

一人で歩いていましたが、バテてしまい、休憩していたところにここなが現れます。あおいはここなと一緒に大高山を目指して歩きました。子の権現、天龍寺にあおいたちが行きます。天龍寺は天台宗の寺院で、入口に鳥居があり、神仏習合のお寺としても知られています。あおいはここなに連れられて境内にある重さ2トンの日本一の鉄わらじを見ています。天龍寺は足腰守護の神仏として有名で、広く信仰を集めています。

天龍寺には足腰の調子が悪い人や足腰を使うスポーツ選手などがお参りに来ることも多く、最近では自動車、自転車、バイクの無事故交通安全の祈願に来る人も増えました。ハイキングや、トレイルランをしている人も天龍寺を訪れます。ヤマノススメでは天龍寺についてここなが説明し、来年の富士山を怪我無く目指せるようにとあおいを連れてきた事を明かしました。ヤマノススメの聖地なので是非参拝してみましょう。

ヤマノススメに出てきたユガテとは?

ヤマノススメに出てきた「ユガテ」とはなんでしょうか?「ユガテ」は地名です。自然溢れる集落に民家が二軒あり、畑が広がっています。集落に住む人たちが野菜を育てていて、春になると様々な花が咲き誇り、美しい景色が広がります。ユガテに行くには東吾野駅を降りて北へ徒歩1時間ほどの距離の場所にあります。車だと10分ほどでつきます。埼玉県の奥武蔵にある隠れ里に一度は足を運んでみましょう。

ヤマノススメの山の聖地巡礼へ行こう~アニメ編~

ヤマノススメ聖地巡礼・東京「高尾山」

ヤマノススメの聖地、東京にある「高尾山」はあおいが初めて自分で選んだ山でもあります。高尾山は登山初心者でも登りやすい山として知られていて、登山鉄道を使わなくても2時間ほどで登る事が出来ます。高尾山は人気のある山なので平日でも観光客で賑わいます。人気の理由として東京都心から1時間ほどのアクセスの良さ、登山道が整備されている、ケーブルカーで気軽に登山できることなどがあげられます。
 

幅広い世代が楽しめる為、登山者数は260万人を超えており、登山者数では世界一を誇る山でもあります。ヤマノススメの聖地として視聴者も多く足を運び、あおいたちが通ったルートを歩いて写真を撮っています。登山鉄道高尾山駅ではあおいたちも食べた「三福たんご」が売られています。外はカリっと、中はもちもちしただんごの食感は絶妙で人気があります。三福とは「大福」「幸福」「裕福」の3つの福を表しています。

高尾山駅から文化財を有する高尾山薬王院までに「たこ杉」「ひっぱり蛸」「天狗の腰掛杉」があり、男坂と呼ばれる石段を登ると煩悩を払えます。くぐると願いの叶う石板などがあります。高尾山にはパワースポットが多くありますが、薬王院もその一つなので、聖地巡礼の際は是非足を運んでみましょう。薬王院から山頂まで登ると、運が良ければ富士山を見る事が出来ます。

高尾山6号路は琵琶滝を経由する事から琵琶滝ルートとも呼ばれています。夏の暑い日は沢沿いを歩く琵琶滝ルートは最適です。お金を払うと琵琶滝で滝修行も出来ます。観光客が多い山なので、歩いていると人とすれ違う事が多く、初心者には最適な山です。ヤマノススメの聖地巡礼の時は高尾山から挑戦してみるのもいいでしょう。ヤマノススメのアニメの景色と酷似している部分も数多くあり、景色を見ながら歩くといい運動になります。

ヤマノススメ聖地巡礼・山梨「三つ峠山」

ヤマノススメの聖地、山梨県の「三つ峠山」は標高1785mの山です。開運山、御巣鷹山、木無山の三つの頂上の総称です。奈良時代から修験道の霊山として知られています。三つ峠の由来は二つあり、山頂付近にある湧き水から水峠と呼ばれ、転化した説と三つの尖峰がある事からミツトッケと呼ばれるようになり、ミツトッケに文字をあてた説があります。三つ峠の山頂から富士山を見る事も出来ます。

三つ峠駅の改札にはヤマノススメのパネルがあったと聖地巡礼をした人がネットにあげています。三つ峠駅の風景をヤマノススメのアニメは細部まで表現しており、聖地巡礼をしている人にとって写真の撮り甲斐があるでしょう。三つ峠駅から三つ峠グリーンセンターまで徒歩で10分程になります。ヤマノススメでは山祇神社が登場します。グリーンセンターから山道までは意外と遠かったという人もいました。

山頂付近ではロッククライミングをする人もいます。山頂付近で他の登山ルートを登ってきた人と合流するので、人が多くなります。頂上に到達すると富士山を見る事が出来ますが、天気によっては見えない日もあります。ヤマノススメでは下山して温泉に入るシーンがありますが、内装は完全に一致していると見た人が感想をあげていました。ヤマノススメの大きいパネルが置いてあるようなので聖地巡礼の際は見ておきましょう。

ヤマノススメの山の聖地巡礼へ行こう~原作編~

ヤマノススメ聖地巡礼・群馬「赤城山」

ヤマノススメの聖地「赤城山(あかぎやま)」はここなとひなたが登った山です。赤城山は群馬県のほぼ中央にある山で、上毛三山に数えられる山です。日本百景、日本百名山にも選ばれていて、火山活動により出来た大きな凹地、カルデラを持ち、関東地方で有数の複成火山でもあります。赤城山は「あかぎさん」「あかぎやま」と二通りの読み方が存在します。

複数の山頂を登る為、コースが複数あり、「黒檜山・駒ヶ岳へのコース」「鈴ヶ岳へのコース」「鍋割山・荒山コース」「長七郎山・小地蔵コース」などがあります。以前は赤城登山鉄道、赤城山ロープウェイがありましたが、赤城登山鉄道は路線の利用者が減少してしまった為、1967年に休止し、翌年の1968年に廃止となり、開業してから10年という短い期間でケーブルカーに終止符が打たれてしまいました。

赤城山ロープウェイは赤城登山鉄道が廃止後も運営されていましたが、地盤沈下や利用者の減少に伴い、1998年に休止し、赤城山ロープウェイも廃止となってしまいました。ヤマノススメではひなたとここなが赤城山を登りましたが、ひなたでさえ、疲れた様子を見せていました。初心者向きと記載はありますが、体力がない人だと登るのは一苦労でしょう。ひなた達のように途中で休憩して羊羹を食べるのも聖地巡礼と言えるでしょう。

ひなたとここなは無事赤城山地蔵岳につき、山頂でティータイムを楽しんでいます。曇り空でしたが、雲の隙間から光が差し込み、「天使のハシゴ」を見る事に二人は成功しています。自然の神秘なので、聖地巡礼に合わせて、同じ状況になる事は難しいでしょうが、山頂まで行ってティータイムを楽しむのもありでしょう。ひなた達は赤城神社で登山御守も買っていたので、聖地巡礼の想い出に購入するのもいいでしょう。

ヤマノススメ聖地巡礼・長野「木曽駒ヶ岳」

ヤマノススメの聖地「木曽駒ヶ岳」は長野県上松町、木曽町、宮田村の境界にそびえている山です。中央アルプスの最高峰で、日本百名山、新日本百名山、花の百名山に選定されており、「木曽駒」と略した呼ばれ方をする事もあります。登山道は多く、千畳敷駅からのルートが最短なので利用者が多いです。夏期を中心に山小屋では営業を行っていますが、山小屋は完全予約制です。ヤマノススメでは初めてテント泊に挑戦しています。

標高2,650mの千畳敷カールまでは、駒ヶ岳ロープウェイで簡単に上がる事が出来て、ロープウェイ乗り場まではバスで向かいます。駒ヶ岳ロープウェイは秋の紅葉シーズンにはかなり混むようなので聖地巡礼の際には注意が必要です。ロープウェイに7~8分程乗っていると千畳敷駅につきます。ロープウェイの駅としては日本で最高所に位置しています。ヤマノススメ木曽駒ヶ岳に向かう前に宝剣岳に向かっています。

急斜面の岩場が続き、両手両足で登るので、ヤマノススメの中でも言っていましたが、かなりスリリングなので登る際は細心の注意が必要です。頂上手前の鎖場はあおいが躊躇した場所でもあり、気を付けて登りましょう。落ちたらケガでは済まない場所もありますので、しっかり準備をして登山に臨みましょう。鎖場は登りよりも距離感の掴みにくい下りの方が怖いという感想もありました。

聖地巡礼をする方は、あおい達のようにテント泊をする人もいます。テント場でテント張る際はお金がかかります。受け付けは予約制ではなく、水やトイレの使用料は幕営料に含まれています。山荘で食事をしたい場合は事前に予約をして、その分のお金もかかりますので注意してください。平坦な場所はお昼頃にはとられてしまうようなので、良い所にテントを張りたい場合は早めに到着するようにしましょう。

テント場だと携帯の電波が届かない場合もあり、景色以外で楽しめるものと言えば食事ぐらいという人もいて、荷物になるとわかっていながら食材を持っていく登山客もいます。御嶽山が見られたり、都会では見る機会の少ない綺麗な星空を見る事も出来ます。ヤマノススメでは日の出を見るシーンがあり、聖地巡礼をしている人は朝起きて山頂まで見に行く人が多くいます。富士山を見られる場合もあります。

標高は高いですが、ロープウェイでほとんど登れてしまう事もあり、登山の難易度は初級と言われています。ただ、宝剣岳に関しては急な岩場の斜面を登り、下る為、落ちると怪我をする場合があります。初級とは言え、登る際はきちんと準備をしてから登るようにしましょう。

ヤマノススメの山の聖地巡礼を是非お楽しみあれ!

ヤマノススメの聖地を紹介しました。初心者でも登りやすい山もあれば、準備が必要な山もあります。聖地巡礼で怪我をしてはせっかくの想い出も台無しなので、登山をする際はきちんと準備をしてから登るようにしましょう。ヤマノススメでは様々な山を紹介していて、ヤマノススメをきっかけに登山の良さに気付いたファンも大勢います。高尾山などはアクセスも良いので、気軽に聖地巡礼してみましょう。

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