【大好きな妻だった】ネタバレあらすじと感想!泣ける漫画と話題の最終回の結末は?

泣ける漫画と噂の「大好きな妻だった」について、ネタバレ込みのあらすじを紹介します。大好きな妻だったは広告でも表示されており、最終回が気になる作品です。結末までのネタバレを含んでいるほか、登場人物の気持ちについての考察もまとめています。他にも、実際に本作を読んだ人のネット上での感想なども併せて紹介しています。手軽に泣ける作品を探している人は必見のタイトルです。

【大好きな妻だった】ネタバレあらすじと感想!泣ける漫画と話題の最終回の結末は?のイメージ

目次

  1. 大好きな妻だったの漫画とは?
  2. 大好きな妻だったの1話(最終回)あらすじネタバレ
  3. 大好きな妻だったの1話(最終回)結末ネタバレ
  4. 大好きな妻だったの登場人物の気持ちを考察
  5. 大好きな妻だったが泣けると話題に?感想や評価を紹介
  6. 大好きな妻だったのネタバレまとめ

大好きな妻だったの漫画とは?

ネットサーフィンをしている時に、表示される漫画の広告が気になるという人は多いはずです。そんな広告の中で、泣ける漫画だといわれている「大好きな妻だった」が目に留まったことがある人もいるのではないでしょうか?今回は、大好きな妻だったの最終回のあらすじについてを、ネタバレと共に紹介します。実際に大好きな妻だったを読んだ人のネット上での感想もまとめているので、気になっている人は必見です。

大好きな妻だったの概要

あらすじについてを紹介する前に、まずは大好きな妻だったという作品についてを紹介します。大好きな妻だったは、とある夫婦の物語を描いた短編漫画です。主人公の高橋昴と、その妻の千香。二人は仲睦まじい夫婦として生活をしていました。しかし、そんな二人の間にある出来事が起こります。タイトルが過去形であることからも、漫画の最終回がどのような展開を迎えるのか想像した人もいるのではないでしょうか?

大好きな妻だったは、コミックシーモアやebook japanといったサイトで取り扱われている作品です。双葉社から出版されており、短編で完結している漫画なので気になったら手を出しやすい作品でもあります。通常は132円で購入可能ですが、クーポンなどを併用できる場合にはさらにお得に購入することができそうです。

大好きな妻だったの作者

大好きな妻だったを描いているのは、武田登竜門先生です。大好きな妻だったは、武田登竜門先生の商業デビュー作品でもあります。業界でも注目されている作家なので、新しい作者を発掘したいと考えている人にもオススメです。大好きな妻だった以外には、「BADDUCKS」というアクション漫画も描いています。こちらは全4巻で完結の作品で、最終巻が2022年6月16日に発売予定です。

大好きな妻だったの1話(最終回)あらすじネタバレ

泣ける感動作として話題の大好きな妻だったですが、最終回の結末までのあらすじが気になっている人も多いはずです。続いては、大好きな妻だったの最終回についてをネタバレと共に紹介します。ネタバレを知っても楽しめる作品ではありますが、自分の目で確かめたいという人はネタバレにはご注意ください。文字で読むだけでも、感動に涙する人が多い理由が理解できるはずです。

あらすじネタバレ①誕生日サプライズ

物語は、主人公・昴の誕生日からスタートします。昴の妻・千香は、彼の誕生日を忘れていたと冷たい態度を取りました。夫の誕生日であるにも関わらず、千香は何も用意をしていないと話すのです。けれど、そんな千香に対して昴は笑いながら「残念」だと返しました。対する千香もまた、その表情は言葉とは裏腹にニヤついた顔をしています。一見すると不思議な構図ですが、二人のちぐはぐな言動には理由がありました。

実は、千香はきちんと昴の誕生日を祝う準備をしていたのです。彼女の足元には、隠されたプレゼントがありました。サプライズで昴を喜ばせようとしていた千香ですが、表情に出てしまいそれを隠しきることができていませんでした。昴もまた、その表情で千香のサプライズに気がついており、わざとらしい演技をしてみせたのです。冷え切った夫婦のやり取りかと思いきや、二人はとても仲睦まじい夫婦だったのです。

あらすじネタバレ②余命宣告を受ける千香

幸せな生活を送っていた昴と千香ですが、そんな二人のもとに思いがけない出来事が起こります。千香の身体に、癌が見つかってしまったのです。さらに医者からは、余命半年という宣告を受けました。ショックを受ける昴ですが、彼は愛する妻のために最後まで手を尽くそうと努力していました。それから半年後、余命宣告を受けた期間を過ぎても千香は生きており、入院生活を続けている状態です。

昴は足しげく千香のもとへと通い続けていましたが、対する千香は昴のことを邪険に扱うようになっていたのです。見舞いに来てくれた昴の顔を見ようともせずに、冷たい態度を取るのです。けれど、昴は「一番つらいのは千香なのだ」と考えて、彼女のワガママを聞き続けていました。しかし、そんな生活が続いていくうちに昴の心境に変化が訪れ始めます。愛する妻に対して、「いつ死ぬのか」と考えるようになったのです。

あらすじネタバレ③千香の本当の気持ち

ある日、友人が来るという理由から千香は昴にケーキを買ってきてほしいと頼みました。予定していた時間よりも早く病院に着いてしまった昴は、病室の前まで来たもののどこかで時間を潰すべきかと悩みます。そんな時、病室の中から千香と友人が話をしている声が聞こえてきました。その内容を耳にして、昴は驚きます。死を望むようになってしまった妻は、実は昴に対して嫌な女を演じていたのです。

千香は昴に、自分が死んだあとにせいせいしたと思ってもらいたいと考えていました。自身の死を引きずることなく、残りの人生を楽しく生きてほしいと考えての行動だったのです。物語の序盤でもわかるように、千香は嘘をついてもすぐに顔に出てしまう女性でした。そのことから、昴に嘘を見破られないよう顔を合わせることを避けて、隠し事を続けていたのです。その事実を打ち明けられた友人も、驚きの声を上げていました。

大好きな妻だったの1話(最終回)結末ネタバレ

ここまでのあらすじを見るだけでも、大好きな妻だったが泣ける漫画だとわかるはずです。しかし、最終回の結末は号泣必至といえる内容です。続いては、大好きな妻だったの最終回の結末までをネタバレと共に紹介します。泣ける結末は自分の目で確かめたいという人は、閲覧にはご注意ください。千香の真意を知った昴は、果たしてどのような行動に出るのでしょうか?

あらすじネタバレ①お前なんか大嫌いだ

千香が隠していた本当の思いを知った昴は、そのまま病室の中に入っていきます。気を使った友人が帰った後、千香はこれまで通り昴に冷たい態度で接していました。けれど、彼には気づかれないよう千香は涙を流していたのです。向かいにあるテレビ画面には、その表情が映っていました。昴はこれまでどうして彼女の本心に気がつけなかったのだろうかと思います。昴を帰らせようとする千香ですが、そんな彼女を昴は抱き締めました。

そして、「お前なんか大嫌いだ」と彼女の死を願う言葉を口にしたのです。千香の態度と同じように、昴の言葉と行動は一致していませんでした。冷たい態度を取り合いながらも、お互いに泣きながら確かな愛情を感じ取ります。千香の嘘を見破ったことにより、二人は病気が見つかる以前のような仲睦まじい夫婦に戻ることができました。その数日後、千香は永遠の眠りについてしまいます。

あらすじネタバレ②昴が選んだ遺影写真

その後、千香の葬式のための準備が行われていました。葬儀の打ち合わせをしていた昴は、テーブルの上にある封筒を見つけます。その中には、千香に渡していたはずのお金が入っていました。闘病生活の間、昴はずっと千香のために切り詰めた生活をしていました。そんな昴から受け取っていたお金を、千香は使うことなく保管してくれていたのです。昴はスタッフに声を掛けられ、葬儀の打ち合わせに戻ります。

遺影写真の候補についての話だというスタッフは、千香の写真を取り出しました。提示された写真には、笑顔の彼女の姿が映し出されています。女性の遺影にはこうした写真を勧めていると伝えられた昴ですが、彼が候補に選んだのは別の写真でした。そこに映った千香は、泣き腫らした顔をしていたのです。スタッフは笑顔の写真がいいのではないかと考えるものの、昴はこっちの方がいいと遺影写真を決定したのでした。

大好きな妻だったの登場人物の気持ちを考察

短編漫画でありながら、大好きな妻だったが泣ける漫画だといわれる理由が理解できるあらすじネタバレだったのではないでしょうか?けれど、最終回までが短い漫画です。それゆえに、登場人物はどのような気持ちで行動していたのかが読み取りきれない場合もあるはずです。続いては、大好きな妻だったの登場人物の気持ちについてを、ネタバレと共に考察していきます。

考察①昴の気持ちは介護する側の本音だった?

大好きな妻だったの中盤では、千香に冷たい態度を取られるあまりに昴の思考回路がマイナスな方向に陥ってしまうシーンが登場します。中には酷いという感想を抱く人もいるかもしれませんが、これは介護をする側の本音なのではないかとも考えられます。病気の相手に限らず、高齢者を相手とした介護などでも少なくない負担がかかることが多くあります。これは介護をする側だけでなく、介護を受ける側でも同様です。

介護を受ける側は、自分ではどうにもならないもどかしさがストレスとなる場合があります。介護をする側は、金銭面だけでなく時間や体力面でも大きな負担を強いられる場合が多いものです。終わりの見えない介護に、メンタルを削られた経験のある人もいるはずです。そんな状態が続くことで、愛しているのに「早く死んでほしい」といった感情を抱いてしまうのは、経験者であれば共感できる部分もあるかもしれません。

考察②千香の愛

大好きな妻だったの泣ける要素のひとつとして、妻である千香の愛情が挙げられます。一番つらい思いをしているのは、病気を患っている千香本人であるはずです。しかし、余命宣告を受けた彼女にはどうすることもできません。そんな中で、彼女が考えたのは残される自分の夫のことでした。自分のことだけで精一杯になっても不思議ではない状況下で、千香は自分がいなくなった後の昴のことを心配していました。

近い将来にいなくなる自分のことを引きずらないよう、自ら嫌な女を演じる決意をしたのです。限られた時間の中で、少しでも良い思い出を残したいと思っても不思議ではありません。けれど、千香は愛する夫が悲しみ続けないようにとそんな選択をしたのです。大切な人を傷つけるような行為は、彼女自身にもまた傷をつけていたはずです。それでも千香は、夫のためにと心を鬼にすることで最後の愛情を注いでいたのです。

考察③遺影に泣き顔を選んだ昴の気持ち

遺影には笑顔の写真や、一番写りの良い写真を選ぶことが多いものです。しかし、昴はあえて千香の泣き顔を選択しました。大好きな妻だったの表紙が素敵な笑顔のイラストであるだけに、この選択に意外性を感じた人も多かったのではないでしょうか?自分の写真であったらと考えれば、笑っている写真を選んで欲しいと感じる人も少なくないはずです。

それでも昴は、彼女の泣き顔を遺影に選ぶ決断をしました。その理由は、昴にとってそれが一番千香らしいと感じられるものだったからではないかと考えられます。この写真を撮影したのは、本心を隠し続けていた千香が感情を表に出した時のものです。だからこそ、千香らしさが溢れたその写真を昴は遺影にと選んだのではないでしょうか?

大好きな妻だったが泣けると話題に?感想や評価を紹介

ネタバレ込みのあらすじを読むだけでも泣ける大好きな妻だったですが、実際に読んだ人の感想なども気になるのではないでしょうか?続いては、大好きな妻だったを読んだ人のTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。購入するか悩んでいるという人も、感想を読むことで自分の目でも作品を読んでみたくなるかもしれません。

シンプルに泣いたという感想もありました。感想を一言で表すなら、恐らくそれが適切だと感じる作品です。表紙とタイトルだけで物語の内容を察して、購入した人もいるのではないでしょうか?人の死や別れを描いた作品は多くありますが、本作は短い中でも大きく感情を揺さぶってくれる作品です。

本作は武田登竜門先生の商業デビュー作ですが、描写の上手さなどを褒める感想もありました。短編なのでどのような作風なのかがわかりやすく、本作をきっかけに先生のファンになったという感想もあるようです。

未婚の読者であっても、思わず感情移入をして泣いてしまう作品だという感想もありました。ハッピーエンドとはいえないかもしれませんが、切ないと同時に心温まる作品でもあるのかもしれません。

二回読んでも泣けるという感想もありました。一度読んでしまえばオチがわかっているので、あまり気持ちが動かないという人もいるかもしれません。しかし、本作はこうした感想を見てもわかるように、何度読んでも涙が溢れてしまう感動作なのだといえそうです。

大好きな妻だったのネタバレまとめ

大好きな妻だったの最終回についてを、ネタバレと共に紹介しました。これまでは広告を見て気に掛けるだけだったという人も、本編を読んでみたくなったのではないでしょうか?泣ける漫画は多くありますが、短編の中に凝縮された切なさや愛情が必見の名作です。

本編は短いながらに、キャラクターの心情など色々と考察もできる作品です。一度読んで結末を知った上で、もう一度読んでみるとまた違った視点から物語を楽しむことができるかもしれません。

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