【ドラゴンボール】ミスターポポの正体と強さは？戦闘力や年齢・名前の由来も考察

『ドラゴンボール』のミスターポポについて、ネット上では正体が何者なのかと疑問の声が多く上がっています。「ドラゴンボール最大の謎」とも言われているミスターポポですが、果たして彼は何者なのでしょうか？ここからは、謎に包まれているミスターポポの正体を探るべく彼の年齢・名前の由来や強さ、戦闘力を考察していきます。また、ミスターポポの声を担当したアニメ声優やかっこいい魅力も見ていきましょう。

それではまず、ミスターポポの正体を考察していく前に『ドラゴンボール』の作品情報から見ていきましょう。『ドラゴンボール』とは、かつて週刊少年ジャンプにて連載されていたメディアミックス作品です。

漫画は1984年から1995年にかけて連載され、それを元にアニメやゲームなどのメディアが展開されたことで世界的に有名な作品となっています。全世界累計発行部数は3億部以上を記録しており、連載スタートから約30年以上経つものの未だ人気は衰えておらず、未だ新規の読者を獲得し続けているようです。

ここでは『ドラゴンボール』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は主人公・孫悟空が7個集めて神龍を呼び出すことによって、どんな願いも一つだけ叶えてくれるという秘宝「ドラゴンボール」の存在を知った時から始まりました。その後、レッドリボン軍編、ピッコロ大魔王編、サイヤ人編、フリーザ編などと展開されていきます。

『ドラゴンボール』に登場するミスターポポとは、丸い目と分厚い唇、黒い肌、そしてアラビア風のターバンが特徴的な神殿の管理者です。ドラゴンボールを集めると現れる神龍の模型を作った張本人で、地球の神様の付き人でもあります。サイヤ人編やナメック星人編、ブウ編では宇宙船を作るヒントを出したり、デンデを地上に放り投げて助けたりするなど物語に欠かせない人物となっていました。

ドラゴンボールを7つ集めると現れる神龍の模型を作ったり、古くから地球の神様の付き人だったりと非常に有能で偉い存在ではないかと思わせるミスターポポ。そんな彼は一体何者なのか？ここからは、ミスターポポが何者なのか、その正体を『ドラゴンボール』で描かれた彼の年齢や名前の由来、海外版『ドラゴンボール』のミスターポポなどの情報を元に考察していきます。

作中では語られていないものの、ミスターポポはカリン様と共に「あの世から派遣された人材」という設定があるようです。その後、神様の付き人というポジションでピッコロと彼の親であるカタッツ、デンデといった神様に仕えてきています。公式でもこれ以上のことは分からず未だ謎に包まれていますが、ミスターポポがあの世から派遣されてきた人材だということを考慮すれば、エンマ大王や界王様といった存在に近いと言えるのかもしれません。

残念ながらミスターポポの年齢は明らかになっていません。しかし、古くから神殿に住む神様に仕えているため、その期間を考慮すると少なくとも1000年以上は生きていると考えられます。

どうやらミスターポポの名前の由来は特にないようです。『ドラゴンボール』の作者である鳥山氏曰く「音の響きからこうしたのだと思う」とのことでした。

実は、日本版ドラゴンボールのミスターポポの肌色は黒ですが、海外版ドラゴンボールのミスターポポの肌色は青となっています。海外で青色になっている理由は日本の商品がきっかけとなっているようで、そのきっかけを生んだ商品がタカラトミー社製のダッコちゃん人形です。この商品はビニール製で空気を人形の中に送り込むことにより、膨らませることができます。

その人形の特徴がミスターポポと似通っており、全身が真っ黒で唇が太く、両手足がリング状、そしてコアラのようなポーズを取っていました。これが日本でブームとなったことによって海外に輸出されることとなったわけですが、どうやらアメリカへと輸出時に黒人差別の批判が出たようです。

それが原因で1988年に製造が停止されています。以降は日本のアニメや漫画もその対象となりました。『ドラゴンボール』も例外なく影響を受けて自粛するようになり、海外版ドラゴンボールのミスターポポの肌色が青色、唇が薄くなっています。

『ドラゴンボール』のミスターポポは何者なのか？ということでその正体や年齢・名前の由来を考察しましたが、結局年齢が1000歳以上であることと名前の由来が「音の響き」ということ以外分かりませんでした。では、『ドラゴンボール』のミスターポポはどれくらいの強さ、戦闘力を持つのでしょうか？そこで、ここからはミスターポポの強さや戦闘力を考察していきます。

まず初めに、ミスターポポの戦闘力は「1,030～1,090」と言われています。当時、ミスターポポのいる神殿に初めて登ってきた悟空とピッコロの戦闘力は260となっているため、この時点でミスターポポの方が圧倒的な強さを持っていることが分かります。しかし、アニメのミスターポポは公式の「DRAGONBALL大全集7巻」にて戦闘力が200万と250万と記載されている悟天とトランクスを相手に互角の勝負を繰り広げています。

そのため、ミスターポポの戦闘力は1,000以上はあるはずです。さらに、悟天とトランクスが超サイヤ人になれば戦闘力が6億と7.5億と数値が跳ね上がるため、超サイヤ人となった二人を相手にしたミスターポポは6億以上の戦闘力を誇ると考えられます。ただ、漫画とアニメでは矛盾点も存在するため、ミスターポポとトランクスたちが互角の勝負を繰り広げたのはその例に当てはまる状態だったのかもしれません。

ミスターポポはカリン様よりも遥かに強いと考えられます。なぜなら、悟空がピッコロに敗北した時点でカリン様の強さを越えてしまっているからです。さらに、悟空は超神水を飲んでパワーアップしています。その後、パワーアップした悟空はピッコロを倒しているのですが、ミスターポポはそんな悟空を軽くあしらっており、完全に悟空よりも強さが上であることを証明していました。

ミスターポポと悟空は神様がいる神殿で出会っています。当初、悟空はミスターポポのことを神様かと勘違いしていましたが、ミスターポポはそれを否定して神様の使いであると話していました。

その後、ミスターポポは悟空を神様と会わせる前にテストとして手合わせしているのですが、その結果は悟空がミスターポポに触れることもできずに敗北。また、ラディッツ編にてかめはめ波を放った時点の悟空は戦闘力が924となっているのですが、その時点でもミスターポポの戦闘力が高いため、多くの場面で悟空よりもミスターポポの方が強いということが分かります。

先にミスターポポが神龍の模型を作った張本人だとお伝えしました。実はピッコロ大魔王によって神龍が消滅させられた時に、ミスターポポが神龍を復活させれることが判明しています。なんと復活させる方法がバラバラになっている神龍の模型をボンドでくっつけるというものでした。その後、あっさりと神龍が元に戻っています。

ここまで『ドラゴンボール』のミスターポポが何者なのか？ということで、その正体や名前の由来、強さ、戦闘力を解説してきました。未だにミスターポポが何者なのかはっきりしていませんが、果たして彼のかっこいい魅力とはどのようなところにあるのでしょうか？ここからは、『ドラゴンボール』で描かれたミスターポポのかっこいい魅力を5つ紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

ミスターポポのかっこいい魅力の一つに「ナメック語がわかる」というのがあります。ミスターポポは悟空がナメック星に行くための手助けをしたことがあるのですが、その時にナメック語が理解できていることが判明しました。ただミスターポポはナメック星人ではありません。おそらく、ナメック語を理解しているのは神様がナメック星人だったということが関係していると考えられます。

続いてミスターポポのかっこいい魅力の一つに、「忠誠心が強い」というのがあります。神様に仕えているミスターポポは忠誠心が強く、地球の平和を望んでいるため神様という存在を大切にしていました。

続いてミスターポポのかっこいい魅力の一つに、「優しい性格」というのがあります。ミスターポポは決して怒ることがありません。普段から冷静に諭すような話し方をしており、穏やかな雰囲気を纏っていました。

続いてミスターポポのかっこいい魅力の一つに「ミスター・ポポ嘘つかない」というセリフがあります。このセリフはアニメ版で使用されていることが多く、その言葉通りミスターポポは嘘をつくことは絶対にしません。相手を騙したりすることができないという純粋な心を持っているのが分かります。

続いてミスターポポのかっこいい魅力の一つに「神様が消えた時のセリフ」があります。上記のセリフはピッコロと神様が融合して神様が消えた時にミスターポポが放った一言です。悲しみや寂しさを感じているミスターポポですが、「死なないでください」という言葉からピッコロの中で神様が生きているのだと思い込ませているのが窺えます。

アニメ『ドラゴンボール』のミスターポポ役を演じたのは、声優事務所「東京俳優生活協同組合」に所属していた声優・西尾 徳(にしお とく)さんです。プロフィールは生年月日が1939年9月12日、出身地が岐阜県となっています。声優としてのデビュー作品はアニメ『リボンの騎士』。声優活動中はアニメ、ゲーム、吹き替え、特撮を中心に声優活動をおこなっています。

続いてアニメ『ドラゴンボール』のミスターポポ役を演じたのは、声優事務所「青二プロダクション」に所属している声優・川津泰彦(かわづ やすひこ)さんです。プロフィールは生年月日が1966年1月21日、出身地が東京都となっています。声優としてのデビュー作品はアニメ『キテレツ大百科』。声優活動の開始後はアニメ、ゲーム、吹き替えを中心に声優活動をおこなっています。

『ドラゴンボール』に登場する海外版のミスターポポに関する感想があがっています。どうやら、海外版のミスターポポの肌が黒ではなく青色になっている理由について考察されているようです。ドラゴンボールのミスターポポ以外にディズニーのアラジンも同様に青色となっているのですが、これは人種差別の観点から青色に変更されているのではないかと考えられています。

『ドラゴンボール』に登場する海外版のミスターポポに関する感想があがっています。こちらでも海外版ミスターポポの肌の色に関して言及されているようです。ドラゴンボールのミスターポポの他にポケモンのルージュラも黒から紫へと変更されていることから、やはり人種差別が問題視されているのでしょうか？海外では敏感だと考えられているようなので、他の作品でもミスターポポのように変更が加えられたキャラがいるかもしれません。

『ドラゴンボール』に登場するミスターポポの正体に関する感想があがっています。こちらではミスターポポは何者なのか、その正体について疑問視されているようです。どうやら、ミスターポポが何者なのかという疑問が浮上したのは「神様よりも前から存在していた」という点です。ミスターポポの正体がドラゴンボール最大の謎となっているようなので、何者なのか考察してみると面白いかもしれません。

『ドラゴンボール』に登場するミスターポポは何者なのか？ということで、彼の正体や強さ、戦闘力、年齢・名前の由来をまとめてきましたがいかがでしたか？丸い目と分厚い唇、黒い肌、そしてアラビア風のターバンが特徴的なミスターポポは圧倒的な強さを持つ頼りがいのある人物となっていましたが、結局何者なのかその正体が明らかになりませんでした。

しかし、ミスターポポは高い戦闘力と強さを誇るため、今後も活躍していく可能性が高いキャラクターです。今後、ミスターポポがどのような活躍していくのか？これからも『ドラゴンボール』の漫画やアニメをご覧になる際はミスターポポの活躍に注目しておきましょう。