【じいさんばあさん若返る】漫画のネタバレあらすじ！登場人物・キャラや感想も紹介

漫画『じいさんばあさん若返る』ではしっかりと年を重ねたことによって、不思議な魅力を纏うようになったおしどり老夫婦が描かれています。物語はそんな老夫婦が突如として若返ったことをきっかけに始まりました。では、『じいさんばあさん若返る』ではどのような話が展開されるのか？ここからは『じいさんばあさん若返る』の作品情報を始め、あらすじをネタバレ紹介していきます。

『じいさんばあさん若返る』とは、新挑限による青年漫画です。2020年6月22日に漫画第1巻がKADOKAWAにて発売されています。その前は作者のTwitterとpixivにて第1話が連載されており、それを機に2020年2月29日よりニコニコ漫画にて連載がスタートしていました。なお、2021年10月時点でシリーズ累計発行部数は60万部を突破しています。

新挑限による青年漫画『じいさんばあさん若返る』では、いくつか重要な用語が登場しています。そこで、ここからは本作のあらすじを見ていく前に「南町」「北町高校」「砂時計」といった3つの用語について解説していきます。

『じいさんばあさん若返る』の用語・南町は、斎藤一家が暮らしている農村のことを示しています。青森県広前市周辺に位置していますが、南町北町最高スポーツ大会の参加者が50歳以上になっているなど過疎化が深刻なレベルで進んでしまっていました。そのため、南町の学校は北町に統合されています。

『じいさんばあさん若返る』の用語・北町高校は、斎藤正蔵と斎藤イネの孫である未乃が通っている学校のことを示しています。未乃が所属している普通科の他に特別進学科がありました。

『じいさんばあさん若返る』の用語・砂時計は、斎藤正蔵と斎藤イネが若返るきっかけとなったものです。正蔵とイネが若返る直前で夢の中に砂時計が現れていました。

砂時計がひっくり返ることによって老人と若者の姿を行き来できる仕組みとなっており、それに気づいた正蔵たちは任意でひっくり返して老人と若者の姿を調整しています。ただ、老人と若者の姿を調整できると言っても不老不死と言うわけではありません。砂時計の中に入っている砂は少しずつ外に排出されているため、砂時計の中に入っている砂が全てなくなると同時に寿命も尽きてしまいます。

それでは早速、漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじを見ていきましょう。ここでは『じいさんばあさん若返る』の漫画1巻から4巻までのあらすじをネタバレしていくのでぜひご覧ください。

まず初めに『じいさんばあさん若返る』漫画1巻(1話～23話)のあらすじをネタバレします。過疎化が進む青森県の南町にある農村でリンゴ畑を営む斎藤正蔵(さいとうしょうぞう)はある日、50年以上連れ添ってきた妻・斎藤イネに「若返ったらしたいことはあるか」と聞きます。それに対するイネの返答は非常にシンプルで正蔵と一緒にいれればそれで良いというものでした。

その深夜、なんと正蔵とイネが若返っていました。そこで、貧乏であったがために新婚旅行にイネを連れていけなかったことを悔いていた正蔵は、イネに勢いのまま新婚旅行に行くことを提案します。こうして二人は新婚旅行に行くこととなり、それについて考えながら畑仕事に励むのでした。一方、正蔵とイネが若返ったことを知った二人の息子夫婦や孫から驚かれてしまいます。

ところが結局、二人の人柄によってすぐに受け入れてもらえ、さらに孫の未乃は若返った正蔵相手に恋人ごっこをするほど馴染んでいました。その後、若い体でしかできないことをしたり、仲睦まじい生活を送っていた正蔵とイネでしたが、二人が若返ったことによって次第に過疎化が進む南町に変化が訪れていました。顕著に表れたのが農業を継がずに町を出ようとしていた学生たちです。

彼らは正蔵とイネがリンゴ畑で元気に働く姿を見て、田舎に残って農業に従事するのも悪くないと考えたのでした。場面は移り変わり、正蔵とイネが若返る前の話となります。正蔵とイネは高齢が原因で病気にかかることが多く、なんとか薬に頼って体調を整える生活を送っていました。

そんな中、イネと正蔵は自分たちが所有するリンゴ畑を散歩しながらリンゴの木を植えて育てたことや災害によってリンゴの木が倒れてしまったことなどリンゴ畑に関する昔話をします。しかし、思い出話をするにつれて、自分たちが死んだ後のリンゴ畑はどうなってしまうのか不安になってきてしまいます。二人はふとした瞬間に結婚記念として植えたリンゴの木がどこにあるのか気になり始めました。

その後遂に結婚記念として植えたリンゴの木を見つけますが、その木は既に平成3年に起きた台風、通称リンゴ台風によって折れてしまっていました。ところが、不思議なことにリンゴの木の先に金色のリンゴが実っていたのです。そこで、二人は金色のリンゴを収穫して持ち帰ることとなりますが、その日の夜、イネは目の前に巨大な砂時計が現れた夢を見るのでした。

イネは巨大な砂時計が回転したタイミングで目が覚めます。夢から覚めたイネは鮮明かつ変な夢を見たことで戸惑っていましたが、冷静になって自分の体を見てみると体が若返っていることに気付きます。さらに隣で寝ていた正蔵も若返っていました。

続いて『じいさんばあさん若返る』漫画2巻(24話～47話)のあらすじをネタバレします。正蔵とイネは若返ったことによって体にどんな影響が出ているのかを確かめるため、息子の貴弘が経営する病院に体の検査をしに来ていました。貴弘によれば、正蔵とイネの体の中は見た目通り若返っており、高齢だった頃とは比べものにならないほど元気とのことでした。

そんな中、正蔵とイネが住む南町にて南町と北町の住人が競い合うスポーツ大会が開かれていました。ところが、スポーツ大会の出場者は50歳を迎えた高齢者が多かったため、町会の人たちは参加するべきか迷っていました。そこで、若返った正蔵はリンゴ畑での仕事によって自然と身についた筋肉を活かすため、スポーツ大会に参加することにします。

スポーツ大会当日。北町町会会長の五十嵐兵助やその孫である五十嵐将太と大輝が参加することとなったのですが、その時に目に入った正蔵とイネが若返っていたため誰なのか分からず正蔵とイネの孫なのかと聞きます。しかし、正蔵は五十嵐兵助たちが見ている自分は若返った状態であって間違いなく本人だと告げました。かくして、スポーツ大会は幕を開け、綱引きから二人三脚と続いておこなわれていきます。

正蔵とイネはその競技の全てにおいて現役の男子高校生である将太たちを打ち負かし、その後続けておこなわれた競技においても正蔵たちの影響により南町が勝利を重ねていきます。そして、遂に南町は総合優勝を飾るのでした。それから1週間後、将太が斎藤家にスポーツ大会で貰った弁当のお礼を持って訪れます。そこで将太の同級生である未乃が、正蔵とイネの孫であったことを知って驚きを露わにするのでした。

将太にとって未乃は憧れの存在だったからです。一方、未乃は動揺する彼に対してとりあえず家に上がってと誘います。こうして、将太は動揺していたことによる勢いも相まって家の中にお邪魔することとなりました。しかし、家の中にお邪魔したのは良いものの、将太は憧れの存在を前にして何を話せばいいかわからずどぎまぎしており、対する未乃は普段通り接していました。

外に出ていたイネと楓はちょうどそのタイミングで帰宅し、二人が対面している様子を目にします。未乃に彼氏ができたと喜ぶ楓と、それに対してまだ付き合ってはいないだろうと楓を落ち着かせるイネの姿がありました。イネと楓が未乃について語る一方で、正蔵も「ひ孫を見せてくれ」と言います。その後将太は帰ることとなりますが、帰り際にぽつりと「もっと二人で喋りたかった」と零しており、正蔵は偶然それを耳にしたのでした。

続いて『じいさんばあさん若返る』漫画3巻(48話～72話)のあらすじをネタバレします。正蔵は若返りのきっかけを生んだ砂時計の夢を再び見ていました。そして、以前と同じように砂時計がひっくり返ったと同時に目を覚ますのですが、次は老人の姿に戻っていました。一方、イネは若返った状態のままだったため、老人の姿に戻ったのは正蔵だけだということが判明します。

そこで、正蔵は貴弘に体を検査してもらうことにしますが、見た目通り肝臓や腎臓が老人の状態だという診断結果が出ました。しかし、その診断結果に疑問を抱いたイネが、正蔵がいない場所に貴弘を連れていって実際はどうなのかを聞き出すと、貴弘はイネが心配している状況とはならず、生死にかかわる状態ではないと告げます。さらに続けて、貴弘は正蔵よりもイネの方が心配だと言います。

貴弘は正蔵が年老いて死んでいくのに対して、若返ったイネだけが再び70年近く生きることになれば、誰も身内がいなくなってしまう状況になるのではないかと考えていたのです。ある日の夜、正蔵は再び砂時計を見ていましたが、今度はそれをただ見ているだけでなく、砂時計の仕組みについて考えていました。

その結果、正蔵は砂時計がひっくり返ることによって老人と青年の姿を繰り返しているのであれば、再び砂時計をひっくり返せば若返るのではないかと気づきます。さらに、その考察を掘り下げ、砂時計の砂が全て落ちきる前にひっくり返すのを繰り返してしまえば若さを保ったままでいられるのではないかという考えに至りました。

そこで、正蔵は砂時計を間近で観察すると、砂時計の真下に砂が落ちていることに気付きました。つまり、砂時計の中に入っている砂が全て落ち切ったことに伴い寿命もまた尽きることとなり、永遠に生きられるわけではないということです。

しかし、それでも正蔵は砂時計の中にある砂の量を鑑みてすぐに死ぬわけではないと判断し、今度は自らの手で砂時計をひっくり返すのでした。そして、朝に目が覚めた正蔵が自身の体を観察すると、若返っていることに気付きます。こうして正蔵はイネに砂時計に関する仕組みを話して孤独を恐れていた彼女を安心させるのでした。

最後に『じいさんばあさん若返る』漫画4巻(73話～96.5話)のあらすじをネタバレします。砂時計の仕組みに気付いた正蔵とイネは、その砂時計を活用して老人と若者の姿を使い分けていました。ある日、正蔵とイネは未乃が通う高校の文化祭りに行くこととなります。その後、正蔵とイネは高校の文化祭を見て回っていましたが、イネの服が汚れてしまったため高校の制服を借りることとなりました。

制服に着替えたイネは、正蔵を伴って喫茶店を開いている未乃のクラスを訪れますが、喫茶店の中には誰もおらず閑古鳥が鳴く状況でした。そこで、正蔵は三乃の喫茶店を盛り上げるため、執事服の姿で給仕を手伝うことにします。その結果、クラスは見事盛り上がりを見せてそのまま文化祭は終わりを迎えました。場面は変わり、再び砂時計の夢を見ているイネの姿がありました。

イネは老人の姿に戻るために砂時計をひっくり返そうとしますが、その時に転んでしまい砂時計に頭をぶつけてしまいます。それによって砂時計にヒビが入ってしまいました。その結果、イネの記憶は若い頃の状態に戻っており、正蔵と過ごした日々のことをすっかり忘れてしまいます。そこで、正蔵はイネと過ごした今までのことを説明。正蔵の説明を聞いたイネは記憶を失ったことよりも、正蔵となぜ結婚したのかが気になっていました。

そこで、イネは正蔵にもう一度惚れさせて欲しいと頼みます。正蔵はそれを了承し、まずは生活知識が50年以上前に戻っているイネに現代の生活知識を教えていくことに。さらに、正蔵が家の大黒柱であるにも関わらず、イネと同じ目線に立って家事をこなしていたことで、イネは正蔵に対して少しずつ心を開いていくのでした。

しかし、結局イネの記憶は1日経っても戻ることはありませんでした。そこで、正蔵はイネに砂時計に関する出来事を説明し、実際に若返ることを証明するべく砂時計をひっくり返して若返った姿を見せることにします。翌日、イネは正蔵が若返った姿を見て驚きを露わにします。そんなイネに対して、若返った自分を見て何か思い出したことはないかと問いますが、イネは何も思い出すことはないと言いました。

こうして時が過ぎ、数週間が経ってもイネの記憶が元に戻ることはありませんでした。ある日、正蔵の帰りが遅くなるということでイネは一人で晩御飯を食べることになりますが、イネはいつも一緒にいる正蔵がいないことに不安を感じていること、そして正蔵のそばにいることに対して価値を見出そうとしていることに気付きます。それによって、イネの傷ついた砂時計は修復されていき、遂にイネは記憶を取り戻すのでした。

ここまで『じいさんばあさん若返る』の漫画1巻から4巻までのあらすじをネタバレしました。では、『じいさんばあさん若返る』にはどのような登場人物・キャラが登場していたのか？ここからは、『じいさんばあさん若返る』の主なキャラ・登場人物を一覧形式で紹介していきます。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤正蔵(さいとうしょうぞう)は、妻のイネと共に青森県弘前市周辺の農村に住んでいる人物です。通称は「じいさん」。リンゴ農家として暮らしていたある日、砂時計の夢を見たことによって突如若返っています。若返った正蔵はリンゴ農業で鍛えられた引き締まった肉体と、ジャニーズ並みの美貌を兼ね備えていました。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤イネ(さいとういね)は、夫である正蔵と同様にある日を機に若返った人物です。通称は「ばあさん」。若返った後は貧乏であったがゆえにできなかったことを正蔵と共に楽しんでいます。また、正蔵と同様にアイドルやモデルとしても通じる美貌を持っており、かつては何不自由ない生活を送っていた華族の令嬢でもありました。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤義明(さいとうよしあき)は、斎藤正蔵と斎藤イネの息子です。作中では正蔵とイネが若返ったことに困惑していましたが、二人に対する厚い信頼によってそれを受け入れることにしています。その後、妻の楓や娘の未乃と共に、若返り後の正蔵とイネの二人を支えるようになりました。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤楓(さいとうかえで)は、斎藤義明の妻です。夫の義明と共に正胸とイネが若返った姿を目にした人物の一人で、若返り後の正蔵の引き締まった筋肉質なスタイルとアイドル並みの美貌に魅了されていました。イケメンアイドルオタクである楓にとって、正蔵の容姿は自身の好みのドストライクだったようです。イネのことは妻賢母の鏡と尊敬しています。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤未乃(さいとうみの)は、斎藤義明と斎藤楓の娘です。イネより70歳若く、北町高校普通科に在籍しています。優しい性格をしており、正蔵とイネの自宅にたびたび訪問していたおじいちゃんおぼあちゃん子でした。さらに、イネの知り合いに曾孫の嫁にならないかと誘いが来るレベルの美貌と、誰とでも接する性格によって学校のマドンナ的な人気者となっています。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤貴弘(さいとうたかひろ)は正蔵とイネの次男にあたる息子です。義明と同様に正蔵とイネの若返りに驚きはしたものの、最終的には良き理解者として二人を支えています。子供時代に病弱だった母のイネを救うために医者になったという心優しい性格をしていました。現在は診療所を経営しています。

続いては『じいさんばあさん若返る』の漫画1巻から4巻までのあらすじに登場したその他キャラ・登場人物の情報を一覧形式で見ていきましょう。ここでは、全部で7人のキャラ・登場人物を紹介します。それではその他キャラ・登場人物の斎藤詩織の情報からご覧ください。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤詩織(さいとうしおり)は、斎藤貴弘の娘です。斎藤三乃と同様に北町高校に在籍していますが、特別進学科であるため学科は違います。進路選択に悩んでいた時に貴弘と喧嘩したため、正蔵とイネの元へ駈け込んでいました。未乃からは親戚で同年齢ということもあって懐かれていますが、一方で詩織はそんな彼女の対応に困っているようです。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・斎藤明美(さいとうあけみ)は、正蔵とイネの娘です。『じいさんばあさん若返る』の漫画1巻で描かれた描き下ろし「リンゴの泪」にて登場しています。結婚して遠方に住んでいることに加えて育児に忙しいため顔を出す頻度が少ないです。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・かっちゃは、駅前にある弘前中央食品市場内にて魚屋を経営している正蔵とイネの友人です。未乃や詩織など高校生では理解し辛いほどの訛った津軽弁を使います。イネが若返る前は家にかっちゃがイネの家を訪問する形で会っていましたが、イネが若返った後はかっちゃの魚屋にイネが訪問する形で会っていました。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・大道寺英雄(だいどうじひでお)は、元県知事・市議会議員です。正蔵の小学校からの親友でもあり、友人の三郎の葬式にて若返った正蔵と会った際には寿命を分け与えてくれとぼやいていました。また、友人の稲造の10回忌では正蔵と共に墓を訪れており、荒れ放題だったのを正蔵と共に掃除しています。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・木村武一(きむらたけいち)は、建築会社の社長をしている正蔵の友人です。英雄と同様に友人の三郎の葬式にて若返った正蔵と再会を果たしていました。その際に三郎の寿命を吸ったのではと冗談を言うなど陽気な性格をしています。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・ツルは、イネの姉です。高齢のため痴呆症を患わっており、イネの息子である貴弘の診療所に入院していました。若返ったイネを見た際には母と間違えて甘えるなどイネのことを忘れています。しかし、イネはそんな姉のツルに対して母の代わりをしつつ心を落ち着かせていました。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじネタバレに登場したキャラ・五十嵐兵助(ごがらしへいすけ)は、北町の大地主として北町町会長をしている人物です。正蔵とイネの同級生であり、年齢は88歳。若い頃はイネに片思いをしていました。さらに18歳の時に告白するもフラれてしまっているため、イネの夫である正蔵をライバル視しており、スポーツ大会では北町の代表者としてではなく個人的に南町の正蔵を敵視しています。

ここまで漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじや登場人物・キャラクターをネタバレ紹介してきましたが、どうやら本作には裏話・トリビア・小ネタが存在しているようです。そこで、ここからは本作の裏話・トリビア・小ネタである「リンゴ台風」「宇宙猫」「悪魔の軽トラ」の3つについて解説していきます。

漫画『じいさんばあさん若返る』で描かれたトリビアの一つに「リンゴ台風」があります。リンゴ台風とは、平成3年に実際に起きた災害のことです。作中では台風が原因で正蔵とイネの結婚記念に植樹されたリンゴの木が折れてしまっていました。実際に起きたリンゴ台風は東北地方のリンゴ農家に多大な被害を及ぼしており、収穫前のリンゴが木から落ちてしまったことで生食用として出荷できなくなっています。

漫画『じいさんばあさん若返る』で描かれたトリビアの一つに「宇宙猫の話」があります。正蔵とイネが若返った姿を見た未乃は現実を受けきれずに放心してしまっていました。そして、未乃が放心した際に宇宙が描写されているのですが、その横に猫が描かれています。

実はこの猫がSNSで人気となっており、「宇宙猫」と呼ばれ親しまれているようです。主にSNSでは理解を超える文章や画像が出会った際、何かを悟ったと表現する意味で宇宙猫が使用されています。宇宙猫という名前は、その名の通り宇宙を背景にして猫が描かれていたことから名付けられているようです。

漫画『じいさんばあさん若返る』で描かれたトリビアの一つに「悪魔の軽トラの話」があります。4巻では描きおろし漫画『悪魔の軽トラ』が収録されているのですが、この漫画では走り屋漫画『頭文字D』のパロディが随所に描かれていました。また悪魔の軽トラの異名の元ネタが『湾岸ミッドナイト』に登場する悪魔のZからきているとされています。

青森を舞台にしたおしどり夫婦が若返る姿を描いた漫画『じいさんばあさん若返る』。作中では可愛らしい老夫婦の変わった日常生活が描かれ、若返ったのにも関わらず周囲とのジェネレーションギャップに戸惑う斎藤正蔵と斎藤イネがチャーミングです。

では、本作はアニメ化されるのか？ということですが、残念ながらアニメ化の発表はされていません。現在は漫画4巻まで刊行されているので、漫画にてほのぼのとした世界観を堪能すると良いでしょう。

『じいさんばあさん若返る』の漫画2巻発売に合わせてボイスコミックが公開されています。ボイスコミックの声は斎藤正蔵を三木眞一郎氏、斎藤イネを能登麻美子氏、正蔵とイネの孫である未乃を三上枝織氏とそれぞれが担当。ボイスコミックでは漫画で繰り広げられた正蔵とイネ、未乃の日常風景の中でも選りすぐりのものが描かれていました。

ここまで『じいさんばあさん若返る』の漫画あらすじをネタバレしつつ、登場人物・キャラ、裏話・トリビア・小ネタ、そしてアニメとボイスコミック情報を紹介してきましたが、果たして『じいさんばあさん若返る』の漫画をご覧になった方は物語をどのように捉えているのでしょうか？ここからは、ネット上に寄せられた『じいさんばあさん若返る』の漫画内容に関する感想や評価を紹介していきます。

漫画『じいさんばあさん若返る』の魅力に関する感想や評価があがっています。感想ではしっかり年を重ねている不思議な魅力があると高く評価されているようです。寂しい話がある中でほっこりするエピソードがあるという点に注目されているので、正蔵とイネの関係に焦点を合わせてみると良いでしょう。

漫画『じいさんばあさん若返る』の作品内容に関する感想や評価があがっています。感想では「面白い」と高く評価されているようです。他の感想や評価においても「面白い」と言われているので、まだ漫画を読んでいない方はぜひ手に取ってみてください。

漫画『じいさんばあさん若返る』の正蔵とイネに関する感想や評価があがっています。感想では長年の経験や愛を培ってきた斎藤夫婦は若い人から見ればきっとかっこいいのだろうと予想されているようです。また斎藤夫婦が魅力的だったと高く評価されているので、正蔵とイネの夫婦仲に注目してみると良いかもしれません。

漫画『じいさんばあさん若返る』のボイスコミックに関する感想や評価があがっています。感想では声が入るとまた違った魅力があると高く評価されているようです。声が入ったボイスコミックが高く評価されているということは、アニメ制作に期待している方もまたきっといらっしゃるのかもしれません。

漫画『じいさんばあさん若返る』の作品内容に関する感想や評価があがっています。感想では箸休めに読んでみたけど「面白い」と高く評価されているようです。感動的なヒューマンドラマとコメディ要素のバランスが絶妙だと言われているので、その評価され部分に注目してみると良いでしょう。

漫画『じいさんばあさん若返る』のあらすじをネタバレしつつ、感想や評価、登場人物・キャラを紹介してきましたがいかがでしたか？ネット上で感動的なヒューマンドラマとコメディ要素のバランスが絶妙だと高く評価されている漫画『じいさんばあさん若返る』。2021年10月時点でシリーズ累計発行部数は60万部を突破していることから、多くの人に注目されているのが分かります。

今回はそんな『じいさんばあさん若返る』の漫画1巻から4巻までのあらすじをネタバレしてきましたが、やはり本作の魅力は長年の経験や愛を培ってきた斎藤夫婦の活躍シーンが見どころとなっているため、実際に漫画を手に取ってみると面白さが伝わるはずです。当記事ではあらすじネタバレの他に登場人物・キャラクターの情報を一覧形式で紹介しているので、漫画をご覧になられる際はぜひ参考にしてみてください。