【人類は衰退しました】2期の放送日はいつ？アニメ1期の続きは原作何巻から？

「人類は衰退しました」は、ゲームシナリオライターや小説家として活躍する田中ロミオが手がけたライトノベルです。小学館のガガガ文庫から、全11巻刊行されています。テレビアニメは、2012年7月から9月にかけて放送されました。アニメーション制作はAIC ASTA、監督は岸誠二、シリーズ構成は上江洲誠が担当しました。原作のストックを使い切らずに終了しましたが、続編2期の発表は今のところありません。

人類が大幅に数を減らし、衰退の一途を辿る時代。人類よりも高度な知能と技術力を持つ「妖精さん」と呼ばれる存在が、100億から200億人存在していました。主人公の「わたし」は、クスノキの里にいる祖父の下で、人類と妖精さんの仲介役を担う調停官として働くことになります。調停官になってから、不可解な事件を調査することになったり、好奇心旺盛で飽きっぽい妖精さんに振り回される日々を送ることになります。

アニメ「人類は衰退しました」第1期は、2012年7月から9月の1クール全12話で放送されました。可愛い絵柄に、ブラックユーモアも織り交ぜた独特の世界観が魅力の作品であり、人気がありました。アニメ終了から10年近く経過していますが、現段階で続編2期の制作や、2期の放送日はいつになるのかなどの発表はありません。

しかし、和ヶ原聡司原作の人気アニメ「はたらく魔王さま! 」は、9年越しに続編2期が放送されることになりました。そのため、「人類は衰退しました」も続編2期が制作される可能性はあります。一般的なアニメの制作期間などを考慮すると、あるとすれば2期の放送日は制作が発表されてから2年ほど経過してからと考察されます。

アニメ第1期「人類は衰退しました」は、6巻までの内容が描かれました。2期があるとすれば、7巻からの内容が描かれると推測されます。しかし、アニメ第1期は、原作の順番通りに進んだのではなく、飛び飛びで原作の物語が取り上げられました。

さらに、1巻から6巻までの中には、アニメに描かれなかったエピソードもあります。原作は、本編9巻、短編2巻の全11巻あります。早く結末までの内容を知りたい人は7巻から、原作の順序や飛ばされたエピソードが気になる人は1巻から読むのが推奨されています。

アニメ「人類は衰退しました」2期が制作される可能性を考察していきます。「人類は衰退しました」は、2016年9月16日に発売された短編「人類は衰退しました 未確認生物スペシャル」で終了しています。本編は9巻、短編は2巻、全部で11巻あります。

飛ばされたエピソードもありますが、アニメ第1期「人類は衰退しました」では原作の6巻までが取り上げられました。本編のストックは3巻分、短編を入れたら2巻分、合計5巻分のストックがあります。飛ばされたエピソードなども入れれば、2期制作のための原作のストックは問題ありません。

円盤の売り上げは、続編2期が制作されるかにおいて重要な項目の一つです。一般的に、4000枚以上売り上げれば製作費を回収でき、2期が制作される可能性が高くなるといわれています。アニメ「人類は衰退しました」の円盤は、全6巻あります。

2012年9月19日に発売された円盤第1巻「妖精さんの、ひみつのこうじょう」の売り上げは、5700枚でした。その他2巻から6巻も、全て5000枚前後の売り上げがありました。円盤の売り上げを見ると、2期が制作される可能性は十分あります。

アニメ「人類は衰退しました」の制作会社は、「僕は友達が少ない」や「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」などを手がけたことでも知られるAIC ASTAです。AIC ASTAは、2016年に制作部門が解体されています。

そのため、アニメ「人類は衰退しました」続編2期は、別の制作会社が担当するしかありません。制作会社が変更になる場合、引き継ぎなどの手続きが発生します。2期制作の要請が出て、引き受けてくれる制作会社があるかどうかが問題になってきます。

円盤以外の収益源から、2期制作の可能性を見ていきます。円盤の売り上げ以外に大きな収益が期待できるのは、スマホゲーム化、独占配信契約、海外配信などがあげられます。しかし、「人類は衰退しました」はこれらのどれも行っていません。

「人類は衰退しました」は、2016年9月16日に発売された短編「人類は衰退しました 未確認生物スペシャル」で終了しました。原作が終了してから、だいぶ月日は経ちます。今後も、これらの大きな収益源につながることを行うとは考えにくいと考察されています。

アニメ「人類は衰退しました」のOP主題歌は、nano.RIPEの楽曲「リアルワールド」です。作詞はきみコ、作曲はササキジュンが担当しました。本楽曲は、2012年7月25日にリリースされたnano.RIPEの8枚目のシングル曲です。オリコン週間シングルチャートでは、第26位にランクインしています。

販売形態は、通常盤と、DVDが付属した初回限定盤があります。カップリング曲は、「アドバルーン」と「モラトリアム」、初回限定盤のみ「面影ワープ- Acoustic」、通常盤のみ「パトリシア- Acoustic」が収録されました。

アニメ「人類は衰退しました」のED主題歌は、伊藤真澄の楽曲「ユメのなかノわたしのユメ」です。作詞は畑亜貴、作曲と編曲は伊藤真澄が担当しました。2012年8月8日にリリースされた6枚目のシングル曲です。CDジャケットは、アニメ「人類は衰退しました」のわたしと妖精さんのイラストです。

カップリング曲には、「星が降って困るから」、「ユメのなかノわたしのユメ〜ピアノと唄ver〜」、「ユメのなかノわたしのユメ〜はたらく妖精さんver〜」、「ユメのなかノわたしのユメ〜クスノキの里ver〜」が収録されました。

アニメ「人類は衰退しました」は、2012年7月から9月に放送されました。原作は、本編9巻と短編2巻の全11巻で終了しています。円盤の売り上げも好調であり、短編集や飛ばしたエピソードを入れれば原作のストックも問題ありません。しかし、現段階ではまだ2期制作や、放送日はいつになるのかなど情報はありません。アニメ「人類は衰退しました」2期を心待ちにする声もあります。

「人類は衰退しました」に登場する妖精さんは、高い知能と技術力を持った愛らしい見た目の生物です。人類が衰退している本作では、現人類とされています。尖った耳、身長は10cmくらいで、いつも笑顔を浮かべています。楽しいことは大好きだけれど、飽きっぽい性格でもあります。妖精さんが可愛いという感想もありました。

アニメ「人類は衰退しました」のOP主題歌は、nano.RIPEの8枚目のシングル曲である「リアルワールド」でした。テンポがよく、わたしや妖精さんたちが曲に合わせて踊るOP映像となっています。アニメ「人類は衰退しました」のOP主題歌が好きだったという感想もあります。

アニメ「人類は衰退しました」続編2期が制作される可能性や放送日がいつになるのかを、原作のストックや円盤の売り上げなどから考察してきました。円盤の売り上げは、好調でした。しかし、アニメ放送終了から、10年近く経過しています。

さらに、原作が終了してからもだいぶ月日が経ちます。アニメ制作会社のAIC ASTAは、2016年に制作部門を解体しています。こうした点を踏まえると、続編2期が制作される可能性は低いと考察されます。