かぐや姫の物語の女童がかわいい!正体・名前や最後に歌った理由は?

2013年にスタジオジブリから監督高畑功で公開上映された「かぐや姫の物語」ですが、劇中に脇役として登場する侍女見習い、女童が可愛いと評判です。「かぐや姫の物語」とは、劇中における彼女、女童の役割とは、正体とは何だったのでしょうか? 名前は? そして、「かぐや姫の物語」ラストシーンでとても大きな意味合いを持った彼女の行動の理由は? 女童を演じた声優さんや「かぐや姫の物語」が語るものについて触れながら、女童、侍女見習いの愛らしい少女について考察します。

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目次

  1. かぐや姫の物語の女童が可愛い! 正体や最後に歌った理由を調査!
  2. かぐや姫の物語とは?
  3. かぐや姫の物語の女童が可愛いと話題に! 女童はどんなキャラ?
  4. かぐや姫の物語の女童の正体とは?
  5. かぐや姫の物語の女童が最後に歌った理由とは?
  6. かぐや姫の物語の女童を演じた声優を紹介!
  7. かぐや姫の物語の女童についてまとめ!

かぐや姫の物語の女童が可愛い! 正体や最後に歌った理由を調査!

2013年にスタジオジブリから公開上映された、日本最古の物語とされる「竹取物語」を原作に、監督を高畑功が務めた「かぐや姫の物語」。キャッチコピーを「姫の犯した罪と罰」としたこの映画には魅力的な主人公だけではなく、物語を彩る可愛らしい存在の子ども達が描かれました。その中でも、姫の世話をする侍女見習いとして劇中で描かれた女童が特段に愛らしくて可愛いと評判です。

「竹取物語」原作から描かれた「かぐや姫の物語」オリジナルキャラクターである女童ですが、「かぐや姫の物語」の劇中では、女童は侍女見習いの少女として姫の身の回りの世話を仰せつかります。可愛い女童は外に出られない身の姫のために桜の枝を持ち込んだり、姫と羽根つきなどをする場面の他に、「かぐや姫の物語」最後のシーン、月から迎えが来る姫の前に護衛として立ち塞がるのですが、最後に意外な展開で女童は描かれます。

「かぐや姫の物語」の最後の場面、月からの迎えに守りについていたはずの女童は外に出て行きます。女童が子ども達を率いて歌うのは童歌ですが、この歌が雲の上に引き上げられた姫の心を我に返らせる描写が「かぐや姫の物語」では描かれます。「かぐや姫の物語」、最後の場面でとても大きな意味を持った可愛い女童の正体とは何だったのでしょうか? そして、彼女が最後に歌った理由とは? 

かぐや姫の物語とは?

まず、女童の正体や評判に迫る前に、「かぐや姫の物語」について触れてみましょう。日本最古の物語とされる「竹取物語」を原作とした、かぐや姫をスタジオジブリ高畑功が監督として手掛けたのが、「かぐや姫の物語」になります。考案から制作上映までに実に八年を掛けられた日本アニメとしては異例の作品で、ジブリとしても異色のタッチの画風で話題になったのが「かぐや姫の物語」でした。

キャッチコピーを「姫の犯した罪と罰」とした高畑功が手掛けた「かぐや姫の物語」、どんな作品だったでしょうか? 「かぐや姫の物語」はストーリーとしては、原作「竹取物語」を踏まえた上でオリジナリティが加えられています。遥か古の時代に山奥に暮らしていた媼と翁がいました。早春の頃、翁は光輝く竹の子を見つけます。その中には手の平の中に収まるサイズの可愛い姫の姿があり、翁は竹の子を自宅へと持ち帰ります。

自宅に連れ帰ったその日のうちに姫は人間の赤子の大きさへと変貌を遂げ、媼と翁はこの姫はきっと天からの授かりものに違いないと育てられることになることから、「かぐや姫の物語」は始まります。可愛い姫の成長は著しく、半年足らずの間に少女へと育った彼女は、付近の子ども達の中で天真爛漫に育ちます。あだなは「タケノコ」、子ども達が口ずさむ童歌を「タケノコ」はなぜか小さな頃から知っていました。

「タケノコ」が小さな頃から知っていた子ども達の童歌と、子ども達が知らない節と歌詞で歌われるもう一つの童歌を歌いますが、歌う「タケノコ」の瞳には涙が光り、そして想い出せません。なぜ、この歌を知っているのか、なぜ、涙ぐんでしまうのかが解らなかった頃でした。光る竹の子を見つけてからというものの、同じように輝きを放つ竹を見つけては黄金に恵まれる体験を繰り返した翁は、天の啓示に違いないと考え始めます。

姫を立派に高貴な姫君に育てよとの啓示に違いないと考えた翁によって、都に立派な屋敷が構えられ、媼と翁、そして姫は都へと移り住みます。最初の分岐点でした。高貴な都の姫君として立派な公達に見初められることこそ姫の幸せだと出した結論に一家が移り住んだのは秋の頃合いです。宮中から呼び寄せた女官に高貴な姫としての教育を受けさせ、女童を侍女として付け、やがて「なよたけのかぐや」と讃えられます。

「かぐや姫の物語」劇中では、可愛い女童との遊びやふざけた振る舞いに姫の哀しみが描かれますが、成人の儀の日の披露の客の無礼と暴言に飛び出した姫が飛び出した先は、かつて住んだ山でした。装束も何もかも脱ぎ捨てて探すのは戯れが許されていた子ども達、残酷な事実は、都に移った僅かの期間に少年達の家業は住処を移していて、十年は戻らない。雪の中に行き倒れたはずが豪奢な装束をまとい屋敷に戻っています。

ここからの「かぐや姫の物語」は、一切のふざけを見せなくなった姫と喜ぶ周りの人々。見目麗しく高貴な姫を妻に迎えたいと群がる求婚者の長蛇の列、そして、原作「竹取物語」にあるように現れる五人の殿上人の公達と進みます。宝に例えて姫を迎えたいと口にする五人の公達に姫が突き付けた無理難題に、彼らは肩を落とし、教育係であった女官もまた最早自分に教えるべきものはないと去ります。

これに喜んだ姫が女童や媼を連れて花見に行こうとはしゃいだ先に姫は悲しい現実と出逢い、戻った屋敷で数年後に訪れるのは姫が追い返した公達と、「かぐや姫の物語」では描かれます。甘言を呈して姫を騙そうとしたり、小細工を施したり、ろくなことはありませんが、そのうちに求婚者の一人が姫の難題に応えようとして命を落としたと知り、姫は自らを責めるのですが、それは御門の興味を引き寄せてしまいました。

宮中への招きに命に代えても応じぬと応える姫に面白いと示す御門と嘆く翁が、最後の鍵となり、姫は月の空を見上げて、「わたくしは月から地上に下ろされたものです」と自らの正体を全て思い出したこと、迎えの日が迫っていることを告げます。招きに応じぬ姫に翁が御門を招いて姫に仕組んだことが、姫にここに居たくないと強く願わせ、地上の穢れに憧れた殿上人の罪に下ろされたのだと想い出したと物語は結末へ。

かぐや姫の物語の女童が可愛いと話題に! 女童はどんなキャラ?

「かぐや姫の物語」が舞台を都に移してからずっと姫の傍に居た可愛い侍女見習いの少女、女童がこの記事の主題ですが、物語の最後でも大きく関与しています。巷で可愛いと評判の女童の人気は上々のようですが、では、最後の場面で、姫を守る護衛に就きながら子ども達と童歌を歌って飛び出した女童はどんなキャラクターだったのでしょうか?

スタジオジブリにはなかったタッチで描かれたこの物語の登場人物である女童は、愛嬌とひょうきんさを感じさせると可愛いい侍女見習いとして、評判は上々とネットの声に見れるのではないでしょうか? 外に出れない姫のために枝を手折った桜を届けたり、羽根付きの相手を務めたりとする女童は、ただの侍女見習いの女童の域を超えて姫に寄り添ったと言えるのではないでしょうか?

「かぐや姫の物語」作中で可愛い女童は姫のための侍女見習いとして傍に仕えながら外に出られぬことを嘆く姫のために桜の枝を持参したり、姫の羽根付きの相手となったりと、女童が姫の心の慰めとして描かれている様子と、姫のために一生懸命な可愛い侍女見習いとして、女童が描かれているのが見受けられます。可愛い愛くるしい女童は、無邪気な少女であり、姫の理解者としての立ち位置でしょうか?

「かぐや姫の物語」で検索すると女童の話題が驚くほどにヒットします。姫に寄り添い、姫の理解者のような無邪気さで魅せた女童が可愛いと評判で、女童は何者だったのか、どのような位置づけのキャラクターだったのか、女童について記述された記事も多いです。愛くるしい少女、無邪気な子どもと描かれながら、誰より姫の心と哀しみに寄り添ったような節もある女童でしたが、最後の場面で見せた行動の意味は何だったのでしょうか?

かぐや姫の物語の女童の正体とは?

では主題ですが、「かぐや姫の物語」に登場した女童は真実を言えばどんな存在で、女童の正体とは何だったのでしょうか? インターネット上でも議論の余地が耐えないところとして見受けられます。可愛い女童は姫のために尽力する侍女見習いであり、姫の慰めに手織りの枝を持参する女童は姫の哀しみの理解者でもあり、帰りたくはないと告げた姫を守る為の護衛に就いた女童でしたが、月の迎えに飛び出してしまいます。

飛び出した先で子友たちを引き攣れて童歌に興じる女童、ここだけ見ると裏切りのように見えますが、女童が飛び出した先で子ども達と歌う童歌が、雲の上に引き上げられては心を取り戻す姫と描かれます。女童の正体とは、月の迎えに飛び出して童歌に興じた女童の意図とはどこにあったのでしょうか? 謎は劇中では明かされていません。いろんな意見を踏まえて女童の正体について考察してみましょう。

「かぐや姫の物語」最後の場面で、月の迎えに屋敷に招かれた護衛達や人間達は、女童を除いて眠りを呼び寄せられてしまいます。飛び出したのは女童が知っていたからなのでしょうか? 屋敷に居れば眠らされてしまうと。では、それを知っていた女童とは何者でしょうか? 子ども達を引き攣れて童歌を興じた意味はどこにあったのでしょうか?

かぐや姫の物語における女童の本当の正体は?

まず女童の名前について考察してみます。劇中で彼女がこの名前以外で呼ばれることはなく、女童(めのわらわ)という名前で終始一貫されています。この時代に呼ばれた女童とは女の子の侍女見習いの意であり、名前というよりは職業的な呼称と言えるでしょう。

女童の正体に欠かせないのが、「かぐや姫の物語」の中で描かれた女童が姫に寄り添っていた場面と、誰より姫の哀しみを知っていた子どもの無邪気さと優しさ強さを備えたキャラクターとして描かれていた場面ではないかと考察します。女童の正体とは、人間の欲に月を想い出した姫と対照的に描かれた、子どもゆえの無邪気で純粋な心を表したもの、それが「かぐや姫の物語」における女童の正体だったのではないかと推察します。

実際に、インターネット上での議論を見てもこの意見は多いようです。純粋さと無邪気さゆえに、最後の場面で月の使者による眠りに就かず、屋敷を飛び出し、子ども達を連れて興じる童歌で姫の心を取り戻そうと出来たのではないかと、女童の少女さ、女童が子どもの部分に触れた女童の正体の意見です。

「かぐや姫の物語」で描かれた女童の正体とは、つまり、欲にまみれて変わった大人達の対比として描かれた、姫の哀しみを表す存在というのが、女童、姫と同じく子どもの女の子として描かれたものだったのではないでしょうか? だとすれば、女童が屋敷から飛び出した理由や描かれた姫に誰より寄り添える一面、最後の場面で女童が取った行動全てに繋がるとも言えるのではないでしょうか?

かぐや姫の物語の女童が最後に歌った理由とは?

女童が最後に歌った場面の意味するところは何でしょうか? 見送りだったという意見が多々見受けられますが、その通りだったのではないでしょうか? 眠ってしまった屋敷の人間達の代わりに呼び寄せた子ども達と、月の迎えに帰って行くことを止められないと知り、哀しみと想い出を歌って姫を見送ったともとれるのではないでしょうか?

女童が歌った童歌は姫への見送りと考察すると、呼び寄せた子ども達は姫を送るための仲間達です。月の使者の迎えに対抗できたのは、女童と同じく子ども達だけだったのではないかと考察すれば、女童が物語最後の場面で歌った意味は、見送りの歌であり、忘れないという誓いであったとも取れるのではないでしょうか? 女童の最後の歌の意味は、女童からの見送りであったと女童の最後に歌った意味を捉えることも出来るでしょう。

かぐや姫の物語の女童を演じた声優を紹介!

ではここで、キーパーソンとも取れる意味合いまで持っていた可愛い侍女見習い、女童を演じた声優さん、田畑智子さんについて紹介してみましょう。無邪気で愛くるしく、姫に寄り添い、最後の場面にも大きく関わった女童を演じた声優、田畑智子さんとはどのような人物でしょうか? 

12歳で芸能事務所に所属し、ドラマなどで新人賞を多数受賞した女優さんで、NHK連続テレビドラマでヒロインを務められ、このドラマはNHK連続テレビドラマ初となる続編も放映されているなど、女優さんとして輝かしい功績をお持ちであると言えるのではないでしょうか? ディズニー映画「リロ・アンド・スティッチ」の吹き替えにて声優デビューされ、「かぐや姫の物語」では女童役として抜擢されました。

かぐや姫の物語の女童についてまとめ!

「かぐや姫の物語」と物語中に脇役でありながら、とても重要な節々で意味合いを持たせて登場させられているような可愛い侍女見習い、女童について見てきました。姫に寄り添った女童の最後の場面での行動の意味、女童の正体とは何だったのか、女童を演じた声優さんとはと紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

女童が最後に見たのは何だったでしょうか、可愛らしい侍女見習いの少女。女童が想いを馳せたのは、どんな心持ちだったのか、空を見上げて歌っていたのは何を想ってでしょうか? あくまで物語の脇役として登場した女童ですが、女童彼女自身にも焦点を当てて「かぐや姫の物語」を観ると、また違った世界が映るかもしれません。一度観られている方も、女童という名脇役の存在に目を向けて再度観られてもいいのではないでようか?

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