スキップとローファーのあらすじをネタバレ！漫画の登場人物や作品の魅力を紹介

「スキップとローファー」は2018年から月刊アフタヌーンで連載中の漫画です。作者は高松美咲、2021年11月にコミック最新刊・第6巻が発売されています。漫画「スキップとローファー」は、恋愛や友情に心揺れる高校生たちの姿が爽やかに描かれ、誰もが青春時代に想いを馳せることができると言われている作品です。漫画「スキップとローファー」は2020年の「マンガ大賞」でノミネート作品となり、3位に入賞しました。

「スキップとローファー」の作者・高松美咲は1992年3月21日生まれ、富山県出身です。金沢美術工芸大学で油画を専攻。2012年に「アフタヌーン四季賞」で佳作となり、2013年から漫画家として活動を開始しました。デビュー作は「アメコヒメ」（2013年）で、初の連載作品は2015年の「カナリアたちの舟」（月刊アフタヌーン）です。

ここからは、漫画「スキップとローファー」の1巻から6巻までのあらすじをネタバレで紹介していきます。漫画「「スキップとローファー」は高校生たちの学校生活をシンプルに描いた作品です。天然で不思議なヒロイン・岩倉美津未を中心に高校生たちの思春期特有の悩みなどに共感できるという感想や微笑ましくなるという感想が寄せられています。

漫画「スキップとローファー」1巻のあらすじネタバレ、岩倉美津未は石川県にある田舎町に住む少女です。幼少期から優秀だった美津未は東京でも指折りの進学校・つばめ西高校を受験、見事合格を果たします。東京で新生活を始めた美津未は入学式の当日、高校へ向かう電車を乗り間違えてしまいます。困惑する美津未の手助けをしてくれたのは志摩聡介でした。彼のおかげで美津未は高校に到着することができました。

入学式には少し遅れましたが、新入生の代表として挨拶することになっていた美津未は、無事に終えることができました。ところが、挨拶を終えたその時、美津未は嘔吐してしまいます。美津未は入学式に遅れたことや嘔吐したことで学校中に名前を知られてしまいました。さらに、感情表現が不器用な美津未はクラスメイトたちからよそよそしい態度を取られてしまいます。そんな状態の美津未を救ったのは志摩聡介でした。

志摩は美津未と同じクラスになり、何かと美津未のフォローをしてくれます。おかげで美津未は少しずつクラスに馴染み、その中で江頭ミカが声を掛けてきました。ミカは志摩が目当てで、彼と親しい美津未を利用するつもりです。田舎では経験したことのない人間関係に苦悩する美津未。しかし、志摩をはじめ、久留米誠や村重結月らは美津未に対して好意を持っており、彼女らとの出会いによって学校生活が楽しくなっていく美津未です。

漫画「スキップとローファー」2巻のあらすじネタバレ、美津未は球技大会でバレーボールに出場することになりました。美津未がバレーボールが上手いミカに教えてもらおうと声を掛けると、ミカは志摩に近づきたいために承諾。ミカはきつい態度で美津未に接しますが、一生懸命に取り組む美津未の姿に心を打たれ、二人は良好な関係になります。そして迎えた球技大会では、二人は息の合ったコンビとなって試合を盛り上げました。

試合後、志摩が出場しているバスケットボールを観戦しに行った美津未ですが、志摩を目当てに観戦している女子たちの迫力ある応援に驚き、思わずその場から逃げ出します。しかし、演劇部所属で1年先輩の兼近鳴海に背中を押され、美津未も志摩を全力で応援するのでした。こうしてクラス対抗で行われた球技大会は終了し、学校は期末試験が始まろうとしています。

球技大会から一転、生徒たちは期末試験に向かって緊張感が高まってきました。そんな時期に志摩が学校を何日も休んでいます。志摩と同じ中学だった生徒は、志摩は中学の頃からたまに学校をさぼっていたということです。その話から、志摩が学校を休むのは、毎夜、夜遊びに行っているからという噂が出回ります。そんな中、やっと志摩が登校してきたので声を掛けた美津未ですが、二人の間にぎこちない空気が流れてしまいます。

漫画「スキップとローファー」3巻のあらすじネタバレ、期末試験が終わり、夏休みを前にして志摩に連絡先を聞いたり、突然告白したりする女子生徒が増えてきました。ある日、美津未は夏休みの予定について志摩に尋ねられたので、実家に帰るつもりだと答えました。そして、地元の友達のお土産を買うために動物園に行こうと思うという美津未に、志摩が「誰かと行くの？」と尋ねます。

美津未は、みんなと一緒に行こうと言うつもりが、「二人で行かない？」と言ってしまいます。言ってしまってから焦る美津未に、志摩は少し驚いたものの「いいよ」と答えてくれました。早速日にちを決めようとする志摩に、美津未は温かい気持ちに包まれます。そんな会話をしている二人をミカが物陰から見ていました。ミカも志摩のことを想っていますが、美津未のことも大切な友人だと思っているため、黙ってその場を離れました。

ミカが歩いていると、ある女子が声を掛けてきました。梨々華という名のその女子は志摩がどのクラスなのかを尋ねます。ミカが志摩のいる教室に案内すると、梨々華を見て焦り出す志摩。一方、梨々華は美津未を見て高慢な表情で笑います。突然のことで何も言えず立ち尽くす美津未にミカが雑誌を見せます。その雑誌の表紙が梨々華だと美津未たちは気づきます。

漫画「スキップとローファー」4巻のあらすじネタバレ、2学期のメインイベントは文化祭です。生徒会のメンバーでもある美津未は生徒会の仕事やクラスの出し物にと忙しく過ごしています。クラスで行うのはミュージカルで、主役を演じるのは志摩です。美津未はクラスのことも携わりたいと思い、ミュージカルの責任者の浅野諒子に話しかけます。すると、脚本についての相談を受け、美津未は脚本の手直しを引き受けてしまいます。

しかし、生徒会の準備もあり、結局脚本を見直すこともできません。焦る美津未は、浅野たちが美津未への不満を言っているのを聞いてしまいます。浅野たちの陰口を聞いて涙を流す美津未を、志摩が見ていました。張り切りすぎて空回ってしまった美津未に、子どもの頃の自分と重ね合わせて心配になった志摩は美津未を優しく慰めてくれました。実は志摩は子どもの頃、子役をしていたのですが、高校ではずっと隠していました。

しかし、クラスのミュージカルで主役を演じることになり、それを梨々華が観にきたことで、みんなに知られてしまいました。志摩は子役だった頃、親や周りの期待に応えることばかり考えており、演技が好きなのかどうかもわかりませんでした。そんな事を思い出しながら舞台に立った志摩。終演後、志摩は梨々華に「一緒に落ちよう…」みたいなことはしたくないと言い、さらに、今は学校を楽しんでいると宣言するのでした。

漫画「スキップとローファー」5巻のあらすじネタバレ、クラスでは席替えが行われ、美津未の隣に志摩が座ることになりました。ミカも近くの席になり、美津未の周りは賑やかになりました。お昼休みには、恋の話で盛り上がります。演劇部に入部した志摩は明るい表情を見せるようになり、美津未なそんな彼を見つめながら、「好き」という思いが芽生えます。美津未は志摩に告白する自分を想像してしまいます。

しかし、その結果、友達のまま、などと言われることを想像して落ち込むなど、恋心に悩む日々です。ある日、久留米誠（マコっちゃん）がスキンケアの商品を買っているのを見た結月が、誠が恋をしていることに気づきます。誠は2年生の先輩が好きで、デートに行くことになっていました。結月はそんな誠のためにヘアスタイルを整えてあげたり、デートで着る服まで考えてあげるのでした。

12月の試験で学年1位という成績を取った美津未は、両親に良いプレゼントになると喜びます。終業式後にみんなとボーリングに出かけた美津未と志摩は、楽しいひと時を過ごします。その後の夕食会に参加せず帰ることになった美津未に、志摩がハンドクリームをプレゼントします。思ってもいなかった展開に喜びを隠せない美津未。そして、笑顔で「ありがとう」と感謝するのでした。

漫画「スキップとローファー」6巻のあらすじネタバレ、2月になると女子生徒たちはバレンタインの話題で盛り上がっています。ミカはこの機会に志摩に告白しようと決意します。放課後、志摩を呼び出したミカは手作りチョコを渡しながら「好き」という気持ちを伝えます。ミカの告白を聞いた志摩は、友達以上に思うことはできないと答えます。すると、ミカは微笑み、予想していたことだと言い返し、その場から去って行きました。

一方、美津未は女子生徒たちと手作りのチョコ交換会を開きます。男子たちには買ってきたチョコを配った美津未は、志摩にはハート型のチョコを渡しました。美津未にもらったチョコを見て、志摩は「義理チョコ」かな？と思うのでした。バレンタインが終わると、いよいよ学年末試験の準備が始まります。美津未たちは勉強会を開くことになりました。

美津未は志摩を意識し、化粧をしてオシャレな服を着て勉強会に出かけました。志摩は美津未がいつになくオシャレをしていることに気づき、つい眺めていると美津未も志摩の視線に気づきます。目が合った途端、志摩は目をそらしました。帰りの電車で志摩が美津未の誕生日について尋ねました。3月3日で16歳、もう大人よと答える美津未。二人はしばらく大人について語り合うのでした。

ここまで、漫画「スキップとローファー」のあらすじを1巻から6巻までネタバレで紹介してきました。ここからは、漫画「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラを一覧で紹介していきます。

「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラ、主人公の岩倉美津未は、石川県の小さな町から東京の進学校に入学した高校生です。美津未の計画は超難関大学をトップで卒業後、官僚になることです。素朴で正直、ポジティブな性格です。入学した当初、優しくしてくれたクラスメイトの志摩聡介に対して好意を抱くようになります。

「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラ、志摩聡介は岩倉美津未のクラスメイトで、女子生徒たちから憧れられる存在です。子ども時代に子役をしていましたが、隠していました。岩倉美津未と親しくなり、次第に友達以上の感情を抱くようになります。

「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラ、江頭ミカは、岩倉美津未に嫌なことを言ったりしていましたが、美津未の正直な人柄に魅せられ、仲良くなります。聡明な上に努力を怠らない人柄でオシャレ上手。ミカも美津未と同じように志摩聡介のことが好きです。

「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラ、久留米誠は友達作りが苦手で地味な女の子ですが、美津未と友達になってからはクラスメイトとも親しくなります。中でも見た目も性格も全く違う村重結月には恋の相談に乗ってもらうなど親友同士になります。

「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラ、村重結月は、美人でスタイルも良い男子が憧れる存在です。その華やかな存在感から一部の女子生徒から対抗心を持たれており、結月自身も少し距離を置いています。しかし、岩倉美津未の素朴さに惹かれて仲良くなり、また、内気な久留米誠の親友になります。

「スキップとローファー」の主な登場人物・キャラ、ナオちゃんは、岩倉美津未の叔父で、美津未と共に東京で暮らしています。日頃からメイクをして女性用の服を着用し、女性の言葉で話します。

ここまで、漫画「スキップとローファー」の1巻から6巻までのネタバレあらすじと、主な登場人物を紹介してきました。ここからは、漫画「スキップとローファー」の面白い魅力について見ていきます。

漫画「スキップとローファー」の面白い魅力として挙げられるのは、素朴なヒロインです。主人公の高校生・岩倉美津未は都会の進学校にトップの成績で入学するという頭脳の持ち主です。岩倉美津未は「今日はきっと完璧な一日になる…」と言ってのける不思議な自信に満ち溢れています。また、超難関大学の法学部をトップの成績で卒業するという計画まで立てている非常にポジティブな性格です。

また、ヒロイン・岩倉美津未は東京の生活に馴染んでも、田舎にいたときと変わらない素朴さを持ち続けています。楽しいときも悲しいときも素直に飾らない言葉で相手に伝えようとする、そんなヒロインです。このように、漫画「スキップとローファー」のヒロイン、岩倉美津未の素朴さや前向きな性格が魅力の一つとなっています。

漫画「スキップとローファー」の面白い魅力の二つ目は、人間関係です。岩倉美津未はクラスメイトの志摩聡介と親しくなったのですが、志摩は学校で一番のイケメンで、女子生徒の憧れの的でした。女子生徒たちは志摩と親しくしている岩倉美津未に嫉妬し、彼女の心に刺さる言葉を投げかけます。田舎にいた頃は生徒の数も少なく、幼い頃からの友人もおり、気心の知れた仲間たちばかりでした。

美津未は都会の学校での人間関係に苦労することになります。それは、美津未だけでなく、例えば、志摩は女子生徒の憧れですが、辛い過去を背負っています。また、ミカは志摩のことが好きですが、美津未との友情も大切にしたいという思いがあります。弱気なところがある誠、美人でしっかり者の結月など様々な性格、考え方を持ったキャラに共感できるところが魅力の一つと言われています。

漫画「スキップとローファー」の面白い魅力の三つ目は、恋です。ヒロインの岩倉美津未と志摩聡介の恋の行方が魅力の一つとなっています。美津未と志摩が共に学校生活を送る中で相手を理解し、少しず惹かれ合っていく様子が繊細に、爽やかに描かれていきます。二人の恋模様と同時に同級生たちとの友情がほどよく描かれている、そんな所も魅力の一つと言われています。

このように、漫画「スキップとローファー」は素朴さが魅力のヒロインを中心に、高校生たちの何気ない日常、恋愛や友情などがシンプル、丁寧に描かれていきます。ここまで、漫画「スキップとローファー」の面白い魅力について紹介しました。

ここまで、漫画「スキップとローファー」の面白い魅力について見てきました。ここからは、漫画「スキップとローファー」の完結はいつ？について考察し、また、アニメ化は？について考察していきます。

ここまで漫画「スキップとローファー」の6巻までのあらすじをネタバレで紹介しましたが、この物語の完結はいつ？について見ていきます。物語はヒロインの岩倉美津未が東京の高校に入学したところから始まり、美津未を中心とした高校生活が描かれています。この物語の完結は、美津未が高校を卒業するときではないかと言われています。

1巻から6巻までの内容は夏休み、文化祭、お正月、バレンタインというように、高校の行事を通して美津未たちの恋や友情が描かれました。今後については、2年生、3年生と学年を重ねるうちに、進路の問題が登場すると予想されています。その中で美津未と志摩の恋の行方がどのように展開していくのかが注目されています。

漫画「スキップとローファー」のアニメ化については、2021年11月、テレビアニメ化が決定したことが発表されました。アニメ化されることは決定しましたが、放送日時、アニメーション制作、監督、声優キャストなどの詳細についてはまだ明らかになっていません。

漫画「スキップとローファー」は、主人公の岩倉美津未の素直で正直、ポジティブな性格が魅力と言われています。こちらの方の感想もポジティブなところが良いということで、前向きになれる漫画だという感想です。

漫画「スキップとローファー」についての感想です。高校生が主人公の物語ですが、友達関係や異性との関係、恋愛など様々な心の動きが今の自分でも共感でき、教わることがあるということで、良い作品だという感想です。

漫画「スキップとローファー」についての感想です。高校生たちの友情や恋に共感できる漫画だと言われています。こちらの方の感想でも「友情の描き方」がとても好きだということです。優等生、ギャル、お調子者など様々な個性を持った高校生たちが、自分らしくいられて、それで仲良くなれるのが最高だという感想です。

漫画「スキップとローファー」についての感想です。最初から魅力的な人物たちが登場しており、面白いという感想と、何気ない高校生活を面白く描いており、とてもレベルが高い作品だという感想です。

漫画「スキップとローファー」についての感想です。最新刊の6巻ではバレンタインの様子が描かれ、ミカの志摩への想いやミカのことを想う迎井（むかい）、というように、それぞれの想いが繊細に描かれています。この作品はいつも共感できる内容で、6巻もミカの気持ちが痛いほどよく理解できたということです。どのキャラも幸せを掴んで欲しいという感想です。

いかがでしたか？漫画「スキップとローファー」のあらすじを1巻から6巻までネタバレで紹介しました。そして、この作品の面白い魅力と登場人物の紹介、アニメ化についての情報などを紹介してきました。田舎から上京し、東京の進学校で頑張るヒロインの素朴で常に前向きな性格が魅力でした。また、高校生たちの友情や恋に悩む姿などが繊細に描かれ、共感できるところが魅力でした。

アニメ化については制作が決定していますが、詳細については未定で、期待が寄せられていました。作品の感想では、高校生たちの心情に共感できる、面白い、という感想が寄せられていました。今後の展開に期待して「スキップとローファー」をお楽しみください。