【精霊幻想記】アニメの評価・感想まとめ!ストーリー展開が早くてつまらない?

漫画化やゲーム化もされている『精霊幻想記』。なろう系の人気作品として注目されている精霊幻想記ですが、アニメは「つまらない」「面白くない」「ひどい」という評価や感想が多く見られています。こちらの記事ではそんな精霊幻想記のアニメが「つまらない」「面白くない」「ひどい」と言われている理由をネタバレを含めてご紹介しています。また「面白い」と言われている部分についても触れているので、精霊幻想記が低評価の理由が気になる人はチェックしてみてください。

【精霊幻想記】アニメの評価・感想まとめ!ストーリー展開が早くてつまらない?のイメージ

目次

  1. 精霊幻想記とは?
  2. 精霊幻想記のアニメはつまらない?面白くない・ひどいと言われる理由は?
  3. 精霊幻想記のアニメの面白い魅力
  4. 精霊幻想記のアニメ2期制作決定!原作何巻から?
  5. 精霊幻想記に関する感想や評価
  6. 精霊幻想記のアニメの評価まとめ

精霊幻想記とは?

精霊幻想記の概要

  • 著者:北山結莉
  • イラスト:Riv
  • 出版社:ホビージャパン
  • 掲載サイト:小説家になろう(掲載期間:2014年2月12日~2020年10月20日現在)
  • レーベル:HJ文庫
  • 発刊開始:2015年10月1日~連載中(2022年2月現在)
  • 巻数:全20巻(2022年2月現在)

精霊幻想記は北山結莉さんが小説投稿サイト『小説家になろう』で連載を開始した作品で、ライトノベルとして書籍化もされています。WEB版と書籍版では物語の内容に若干の違いがありましたが、現在WEB版の精霊幻想記は小説家になろうのサイトから削除されており、書籍版でのみ原作作品を読むことができます。また精霊幻想記はコミカライズ化やアニメ化もされています。

漫画版は2作品制作されており、tenklaさんが作画を担当する漫画作品は、2016年の10月から精霊幻想記の書籍版を発行しているホビージャパン社が運営するWEBサイト・コミックファイアに掲載されていました。しかしtenklaさんの体調不良により同年12月で打ち切りが発表され、新たにみなづきふたごさんが作画を担当する漫画版がコミックファイア内で再始動しました。

現在みなづきふたごさんが作画を担当する精霊幻想記の漫画作品は2017年7月から発行されており、2022年2月現在までで7巻まで登場しています。また精霊幻想記のアニメは『地球へ…』や『薄桜鬼シリーズ』のアニメ監督を務めたヤマサキオサムさんを監督とし、2021年7月~9月までの間に12話構成で放送されています。

精霊幻想記のあらすじネタバレ

ベルトラム王国のスラム街で生活するリオは、自分の前世である「天川春人」の記憶を持つ少年。春人として生きていた時には幼なじみの少女・綾瀬美春と大切な約束を交わしたものの、その約束を果たすことなく事故により他界してしまいました。しかし、異世界に転生した天川春人ことリオは、転生後の世界で再び美春と出会うことになります。

『精霊幻想記』公式サイト

精霊幻想記のアニメはつまらない?面白くない・ひどいと言われる理由は?

2度のコミカライズ化がされなろう系作品の人気タイトルとしてアニメ化もされた『精霊幻想記』。しかし、精霊幻想記のアニメを見た人の評価や感想では「つまらない」「面白くない」「ひどい」といった声があがっています。こちらの項目では精霊幻想記のアニメを見た人のネットの評価・感想から、なぜアニメ版精霊幻想記がつまらないといわれているのかをご紹介します。

「つまらない」「面白くない」「ひどい」と言われている理由を『世界観が分かりづらい』『ストーリー展開が速い』『キャラに感情移入しづらい』の3つに分けネタバレを含めてご紹介しているので、アニメの評価や感想が気になる人はチェックしてみてください。

つまらない理由①世界観が分かりづらい

精霊幻想記が「つまらない」「面白くない」「ひどい」と言われている理由ネタバレ1つ目は『世界観が分かりづらい』。精霊幻想記の舞台はその作品タイトルの通り魔法や精霊などが登場するハイファンタジーの世界となっています。しかし精霊幻想記のアニメ版では、ファンタジーならではの魔法などを使うシーンがあまり登場しません。

そのため剣での戦いが多く、王道ハイファンタジーを見たいという人からは「物足りない」という感想があがっており低評価を受けているようです。また主人公のリオは精霊と契約しているため魔法が使えないという設定がありますが、こちらに関しても魔法と精霊術の違いに確たる違いを感じないといった声や、精霊についてもっと細かい説明が欲しいといった感想があがっています。

そしてアニメや漫画では、主人公達が何に立ち向かい、どういった目的で動いているのかという部分が物語の面白さを引き立てる重要な役割をしていますが、精霊幻想記のアニメを見ただけではそういった見せ所をあまり感じられなかったという感想もみられました。そのため精霊幻想記のアニメは「つまらない」「面白くない」「ひどい」と評価を受けることが多くなっているようです。

つまらない理由②ストーリー展開が速い

精霊幻想記が「つまらない」「面白くない」「ひどい」と言われている理由ネタバレ2つ目は『ストーリー展開が速い』です。精霊幻想記に限らず原作がある作品をアニメ化する際にはいくつかのシナリオをカットしたり、一部のシーンを簡潔に描くことできりのいいエピソードで最終回を迎えるよう脚本が組まれています。

その傾向は精霊幻想記のアニメでも見うけられ、第2話までに序盤のストーリーを詰め込むことで物語の早さを調節しています。しかし、アニメを見た視聴者からはその流れが速すぎて内容がほとんどわからなかったという感想があがっています。

精霊幻想記の原作では描かれていた各キャラクターのエピソードがごっそりカットされていたり、主人公の成長過程が早すぎてキャラが違うようだという意見もあがっています。そのため原作小説の物語は好評でありながら、精霊幻想記のアニメは「つまらない」「面白くない」「ひどい」といった感想・評価をつけられることが多いようです。

つまらない理由③キャラに感情移入しづらい

精霊幻想記が「つまらない」「面白くない」「ひどい」と言われている理由ネタバレ3つ目は『キャラに感情移入しづらい』です。アニメや漫画には様々なキャラクターが登場します。そんな登場人物たちの会話や関係からストーリー上では明言されていない部分を想像したり、キャラクターのセリフから様々な背景を感じ取るのも楽しみの1つと言えるでしょう。

しかし精霊幻想記のアニメはストーリーの展開が早かったり、キャラクター同士の会話が少ない傾向にあります。そのため登場キャラクターに感情移入しづらいというアニメ視聴者の感想や評価が見られています。また精霊幻想記の物語ではセリフが多いキャラクターと少ないキャラクターにムラがあり、セリフが多いセリアや主人公を主軸としたストーリーになっています。

そのため原作では魅力的なキャラクターも、アニメでは影が薄いと感じる人も少なくないようです。そういった視聴者の推しキャラの出番や見どころを少なくさせてしまう部分も、精霊幻想記のアニメが「つまらない」「面白くない」「ひどい」と評価されてしまう後押しをしていると考えられます。

Thumb【精霊幻想記】アニメ2期(続編)制作が決定!放送日や原作何巻の内容か考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

精霊幻想記のアニメの面白い魅力

上記の「つまらない」「面白くない」「ひどい」と言われている理由ネタバレでは、精霊幻想記のアニメに対してのネガティブな意見をネタバレ紹介してきました。次にこちらの項目では精霊幻想記のアニメに対しての「面白い」という評価・感想をご紹介。

『主人公のキャラ』『12話のセリアがかわいい』の2つに分けて精霊幻想記のアニメの感想をネタバレ紹介しているので、精霊幻想記のアニメの評価や感想が気になっている人はこちらの項目にも目を通してみてください。

面白い魅力①主人公のキャラ

精霊幻想記のアニメの面白い魅力ネタバレ1つ目は『主人公のキャラ』です。小説家になろう発の作品は『なろう系』と言われており、主人公が転生しチートスキルを始めから持っている状態で物語が始まる傾向にあります。精霊幻想記の主人公・リオもそんななろう系の特徴を持っており、転生後には身体能力を向上させるという能力を所持しています。

ただの少年では勝てない相手を一瞬で倒してしまったリオの設定に、なろう系ファンの人は今後の展開やどんな能力の使い方をしていくのかといった部分に期待を感じたようです。また転生者ということもあり、同年代の人物よりもクールな性格な部分についても好感を感じている視聴者が多かったようで、少年という見た目と大人な中身というギャップも評価されています。

そして精霊幻想記の物語の一番の見どころと言えば、ヒロイン候補が複数人いること。リオの前世である天川春人は幼なじみの綾瀬美春と結婚の約束をしていました。しかし転生後のリオはその記憶を自分のものだと認めたがっていません。そこへセリアやラティーファといった他のヒロイン候補も登場することで、主人公の人間関係がどうなっていくのかその後の展開を考察する楽しみがあるのではないでしょうか?

面白い魅力②12話のセリアがかわいい

精霊幻想記のアニメの面白い魅力ネタバレ2つ目は『12話のセリアがかわいい』。精霊幻想記のアニメ第1期の最終話である12話『運命の再会』では、精霊幻想記の登場キャラクターの中でも可愛いと評判のヒロイン・セリアが結婚式をすることになります。しかしそれは政略結婚であり、セリアは心からそれを喜んでいるわけではありませんでした。

セリアは精霊幻想記のアニメ11話で想い人であるリオと4年ぶりに再会します。再会を喜ぶ一方、家のために結婚を取りやめるわけにもいかないセリアは自分の心を偽りリオへの気持ちに目をつぶります。そんな健気なセリアの姿を見た精霊幻想記のファンの中にはグッときた人も多かったようです。そして精霊幻想記のアニメ12話の結婚式では結婚式にリオが乱入。
 

セリアの気持ちを問いただし、本当の気持ちを聞き出します。そしてセリアはリオに「私をさらって」と打ち明けるのでした。そんなセリアのいじらしさやウエディングドレス姿がかわいいと評価されています。また精霊幻想記のアニメ第1期最終話である12話では、リオの前世の想い人であった綾瀬美春が登場し、今後の展開を期待させる終わり方となりました。

精霊幻想記のアニメ2期制作決定!原作何巻から?

精霊幻想記の2期制作決定

精霊幻想記のアニメ第1期は「つまらない」「面白くない」「ひどい」と評価されることもありますが、アニメ1期が終了した後、2021年11月5日に続編となるアニメ2期の制作が決定されました。2022年2月現在ではまだ放送日などの詳細は発表されていませんが、精霊幻想記の原作小説の書籍は現在20巻まで発行されており、アニメを制作するためのストックは充分確保されています。

そのため精霊幻想記のアニメ2期は早くて2022年の下半期に放送される可能性もあるようです。また精霊幻想記はヒロイン候補が何人か登場するため、主人公のリオが誰と結ばれるのかというところも見どころの1つ。アニメ1期の最後ではセリアと並ぶ本命ヒロイン・綾瀬美春が登場し、既に物語のあらすじがネタバレされている原作ファンにとってはアニメ2期の内容への期待は高くいものとなっているようです。

精霊幻想記の1期の続きは原作何巻から?

アニメ2期の制作が決定している精霊幻想記。アニメ1期の最終話は原作でいうと第5巻までの内容となっています。精霊幻想記の原作小説は2022年2月現在20巻まで登場しているため、どこまでの内容が描かれるのか期待されています。原作小説の6巻ではヒロイン候補の美春とリオの掛け合いやフローラとの再会も見どころ。

他にも学院時代にリオに濡れ衣を着せたアルフォンスとスティアードとの再会、リオの正体が春人だと気づきかける美春、勇者の登場など注目の展開が目白押しとなってます。アニメ1期はカットされたエピソードが多かったり簡潔な描写がつかわれていたりと急速に展開が進みましたが、アニメ2期は新キャラクターも増え原作ファン注目のシーンも多いため、アニメ1期よりもじっくりと描かれる可能性もあるのではないでしょうか?

精霊幻想記に関する感想や評価

コミカライズ化やゲーム化もされなろう系の人気作品となった『精霊幻想記』。しかしアニメでは「ありきたりなストーリー」「設定が説明不足」といった評価も受けているようです。アニメ1期ではカットされている原作エピソードも多数あるため、アニメが面白くないと感じた人は原作を読んでみるのも良いかもしれません。

こちらの方の感想でも「アニメが見づらかった」という意見があがっています。アニメ2話分で時間が急激に進められてしまった精霊幻想記。その展開のせいで流れが分かりにくかったという視聴者も少なくないようです。

一方、こちらの方の感想では精霊幻想記が面白かったと評価されています。『精霊幻想記のアニメの面白い魅力』の項目でもご紹介した主人校のリオ。ネットの感想ではリオが人気ライトノベルの『ソードアート・オンライン』の主人公・キリトに似ているという意見が多数見られています。無個性な主人公も多いなろう系主人公の中でも、リオは親しみを覚えられるキャラクターとして人気となっているようです。

精霊幻想記のアニメの評価まとめ

以上、『精霊幻想記』のアニメを見た人の評価・感想についてネタバレを含めご紹介してきました。精霊幻想記は原作小説や漫画版は面白いと人気の声が多くあがっていましたが、アニメにおいては「つまらない」「面白くない」「ひどい」という意見が多数見られています。

その原因は原作で描かれていた各キャラクターのエピソードが削られていたり、主人公・リオの成長が簡潔に描かれているためストーリーの展開や設定が分かりづらいということのようです。また原作では様々なキャラクターの掛け合いが見られますが、アニメは主に主人公とセリアに視点をあてた流れとなっているため、原作を読んだことのあるファンには物足りないという意見が見られました。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ