ワンダンスのあらすじをネタバレ！青春ダンス漫画の見所や登場キャラの魅力も解説

• 作品名：ワンダンス（WONDANCE）
• 原作者：珈琲
• ジャンル：ストリートダンス漫画
• 掲載誌：月刊アフターヌーン
• 掲載期間：2019年1月〜

ダンスの表現や演出がすごい・ダンスがしたくなると話題を集めている漫画「ワンダンス」は、ダンス経験者の作者・珈琲が描く人気ストリートダンス漫画です。次にくるマンガ大賞の2019・2020には50作品にノミネート、2021には上位20作品にノミネートされるなど、じわじわと話題を集め、人気を獲得している注目の人気漫画です。

面白いと話題を集めている漫画「ワンダンス」の作者が、珈琲です。ワンダンスの作者・珈琲は、2014年にgood!アフターヌーンに掲載された「カフェオレと殺人鬼」で漫画家デビューを果たしています。ワンダンスの作者・珈琲は、「のぼる小寺さん」や「しったかブリリア」を代表作にもっており、のぼる小寺さんは2020年に実写映画化もされています。

ワンダンスの作者の珈琲は、10代の頃ダンスに熱中した経験を持つ元ダンサーです。そんな元ダンサーの作者の珈琲が描くワンダンスは、リアリティのある躍動感溢れるダンス描写と、わかりやすい解説がダンス初心者でも引き込まれてしまうと話題を集めています。

またワンダンスの作者・珈琲は、ワンダンスの主人公のカボが抱える吃音症を経験していること・ダンス経験者ということもあり、作者自身の経験も活かしたワンダンスのあらすじが、リアリティがあると高く評価されています。

ワンダンスの漫画あらすじネタバレ・1巻のあらすじでは、吃音症を抱えており、自分の意見を言うことが苦手なカボこと小谷花木が、一凛高校に入学したところから話がスタートします。中学生の頃のトラウマで、ダンスが苦手なカボは、ダンス部の部活紹介を見ることが出来ずにいました。

そんなカボはある日、1人でダンス練習をしているワンダこと、湾田光莉に目を奪われてしまいます。どこか惹きつけられるダンスを踊るワンダにカボは声をかけて、徐々に親しくなっていきます。ワンダがダンスする理由は、ただただダンスが好きなこと・喋らなくても良いことと聞き、カボもダンスに興味を持ち、一凛高校のダンス部にワンダと一緒に入部します。

ダンスや人前に立つことに苦手意識があり、ちゃんと踊れているのか不安に陥ってしまうカボですが、ダンス部部長の恩の丁寧なアドバイスや、ワンダと一緒に練習をしていくうちに、持ち前の耳の良さを活かしてダンスを自分のものにしていきます。そんな自信を持ち始めたカボが、ダンスコンテストに出場するために、選抜オーディションに挑みます。

ワンダンスの漫画あらすじネタバレ・2巻のあらすじでは、カボとワンダはダンスの実力が認められ、ダンスコンテストの出場オーディションに合格します。コンテストに向けて練習を頑張ろうと前を向くカボは、初心者のためコンテストやステージに立つ感覚などあらゆることを質問します。そんな中、前回のコンテスト動画を見せてもらうと、自然に部長の恩のダンスを目で追っていることに気付きます。

恩のダンスに魅了されてしまう理由がわからないカボは、何回もダンスコンテストの動画を見て自分のダンスを改めながら練習していきます。そんな中、コンテストの振り付けが本格的に開始され、見せ場のシーンをもらったカボとワンダは、必死に練習に取り組みます。その練習を見ながら、ダンス部1年のゆらは自分がコンテストメンバーに選ばれなかったことに不満を持っていました。

自分よりも覚えが悪い子が選出されているのに、なぜ自分が選ばれないのか？納得のいかないゆらは、恩に詰め寄ります。そんなゆらに、惹きつけられるダンスをしている子の間（マ）を見てほしい。とアドバイスします。そのアドバイスを素直に受け取り、ワンダのダンスを観察すると自分には無いものに気づくのでした。

ワンダンスの漫画あらすじネタバレ・3巻のあらすじでは、練習の成果を発揮するダンスコンテスト当日を迎えます。ダンスバトルの審査員を務めるダンス歴20年のアッセイは、ワンダに可能性を感じとても注目していました。そんな中、吃音症で審査員に上手く挨拶をすることが出来ず、コンテストに訪れたダンス部の男子部員の伊折にバカにされてしまいます。

カボは伊折にバカにされても笑ってごまかし、その場をやり過ごします。そんなカボを見かねたワンダは、カボは言葉が出にくいことを伊折に伝えます。その後、一凛高校のステージが始まります。ダンス初心者とは思えないカボのダンスと圧巻のワンダのパフォーマンスは観客を魅了し、一凛高校は優勝し、ワンダはアッセイ賞を受賞します。

アッセイに声をかけられるワンダをみたカボは、ワンダに対し嫉妬しライバル視してしまう中、コンテストは無事に終了します。ある日、カボは部室を訪れると、部長の恩と2年生の男子ダンス部員の伊折がダンスバトルをしている姿を目にします。

ワンダンスの漫画あらすじネタバレ・4巻のあらすじでは、恩と伊折のダンスバトルを見たカボは、ダンスバトルに魅了されてしまいダンスバトルに興味を持ちます。そんなカボは、伊折と一緒に練習をすることが増え、伊折のダンスに魅了され、自分もハウスやウィンドミルをしてみたいと伊折に相談します。一方でワンダは、ポッピンのヒットの動きに苦戦していました。

ある日、免許を取得しようとワンダは自動車学校に訪れますが、吃音症の症状が出てしまい、検査を上手く答えることが出来ないまま、全色盲と判定されてしまいます。全色盲の結果にパニックになったカボは、上手く説明することが出来ずに自動車学校を後にし、B-BOYが多く訪れるダンス練習場に向かうのでした。

他校のダンサーと一緒にダンス練習をしながら、サイファーに参加するなど積極的に周囲とダンス練習に取り組みます。練習の成果を発揮する高校生対象のダンスバトルの当日を迎え、恩や伊折、ワンダが予選を突破していく中、カボは予選敗退してしまいます。しかし、敗者復活戦では持ち直し、カボらしいダンスを発揮し、ダンスバトルの本戦に挑みます。

ワンダンスの漫画あらすじネタバレ・5巻のあらすじでは、高校生ダンスバトルの本戦が始まります。本戦でワンダは3-0で圧勝、伊折とカボも勝利し2回戦に挑みます。そんな中、恩は延長にまで持ち込みますが僅差で、宇千に敗れてしまい1回戦で敗退してしまいます。2回戦では宇千とワンダが対戦し、ワンダは負けてしまいます。

カボと伊折は2回戦にも勝利し、準決勝に進出します。しかし、伊折の相手は恩やワンダに勝利した宇千でした。伊折は今までに宇千に勝利をしたことはありませんでしたが、密かに想いを寄せる恩のためにも負けられないと、バトルにのぞみます。バトルの中で、伊折は今まで以上にキレのあるダンスで観客を魅了していくのでした。

ワンダンスの見どころや面白い魅力ネタバレ・1つ目が、「吃音症を抱えている主人公の挑戦」です。ワンダンスの主人公の小谷花木は、言葉をスムーズに話すことが出来ない吃音症を抱えており、人前で話すことが苦手です。話すことが苦手なカボが、自分を表現する手段の1つとしてダンスに挑戦していく姿が、とてもかっこよくて応援したくなる点が面白い魅力の1つです。

また、カボの吃音症の描写がリアルで共感できるといった声も上がっており、見どころの1つになっています。ワンダンスの作者・珈琲も10代のころ吃音だった経験があると語っています。作者は完治しているわけではないと語っていますが、現在は吃音に気づかれないように話せると語っています。そんな作者のリアルな経験も描かれていて、より一層リアルを感じられる点が魅力の1つになっています。

ワンダンスの見どころや面白い魅力ネタバレ・2つ目が、「ダンスシーンの迫力」です。ワンダンスは、ストリートダンスをテーマにした漫画のため、当たり前のようにダンスシーンが多く描かれています。今までダンスをテーマにした漫画はバレエなどが多く、HIP-HOPなどのストリートジャンルはメジャーではないため新しいと話題を集めました。

そんなストリートダンスをテーマにした漫画の中で、ワンダンスが支持されている魅力の1つが、ダンスシーンの迫力であり、ダンスシーンのリアルさと繊細さです。作者が描くダンスシーンは、色々な角度からダンスがかっこよく見えるように描かれており、本当に目の前で動いてダンスしているような躍動感溢れるダンスシーンは、迫力満点です。

ワンダンスのダンスシーンは迫力満点で、ダンスしている人からも支持されていますが、ダンス初心者やダンスを全く知らないファンからも支持されています。というのも、ダンス部部長の恩が、1年生にダンスの基礎を教える描写があり、ダンスの基本を解説しているため、ダンスをしない人にもわかりやすく、ダンスに興味を持つ人も多いです。

ワンダンスの見どころや面白い魅力・ネタバレ3つ目が、「カボくんの成長」です。ワンダンスの主人公のカボは、自分の吃音にコンプレックスを抱えており、言いたいことを言えず周囲に合わせてしまうところがありました。しかし、ワンダと出会ったことでダンスに興味を持ち、自分もダンスをしたいと思います。

カボは自分の意見をあまり表には出さないキャラクターでしたが、ダンスに取り組んでいく中で自分の思いを表現し、周囲にも言葉で伝えていくようになります。自分のコンプレックスだった吃音も、スクラッチのようなものと表現しながら個性ととらえ、自分の言葉を周囲に頑張って伝えようと成長していく姿が見どころであり、魅力の1つです。

ワンダンスの見どころや面白い魅力ネタバレ・4つ目が、「メインキャラたちの恋愛模様」です。ワンダンスはダンスをテーマにした漫画であり、あらすじネタバレを見ても分かるように、恋愛漫画ではありません。

しかし、ダンスを通していく中で、ワンダとカボがお互いに惹かれ合っていくような姿が描かれていたり、伊折が部長の恩に思いを伝えるシーンなどが描かれています。そのため、今後作者があらすじの中にキャラクターたちの恋愛要素を盛り込んでいくのか？といった点も見どころの1つであり、魅力の1つです。

ワンダンスの見どころや面白い魅力ネタバレ・5つ目が、「デザイン違いの表紙が存在する？」です。ワンダンスのあらすじや描写などの魅力をご紹介しましたが、ワンダンスには表紙も魅力があると話題を集めています。ワンダンスは2020年5月23日に表紙のデザインをリニューアルしており、そのため旧バージョンと新バージョンの2パターンの表紙が存在します。

また、新バージョンのワンダンスの表紙を外すと旧バージョンの表紙が見られるといった手法が取られており、表紙の下はどんなデザインが描かれているのか？など、新しいコミックスの表紙デザインも魅力の1つになっています。

ワンダンスのキャラクター・登場人物の魅力ネタバレ・1人目が、ワンダンスの主人公のカボこと、小谷花木（こたにかぼく）です。小谷花木は、吃音症をもつキャラクターで、人前で話すことが苦手な青年で、一凛高校に通う男子高校生です。特に自分の思いを相手に伝えることが苦手で、本心を相手に伝えずに周囲に合わせてしまう登場人物です。

小谷花木は、高身長を活かして中学時代はバスケットボール部に所属していたキャラクターです。高校に入学し、ワンダのダンスを見た花木はダンスに魅了されていき、ダンスで自分を表現する術を身に着けていきます。

小谷花木は、耳が良くリズムをとることが得意で、音楽の本質を聞きながらダンスで表現することが得意なダンサーです。高身長かつ長い手足を生かしてリズムを刻むダンスは、見るものを魅了させており、ダンス初心者ながら今後の成長が楽しみなダンス部の1年生です。

ワンダンスのキャラクター・登場人物の魅力ネタバレ・2人目が、ワンダンスのヒロインのワンダこと、湾田光莉（わんだひかり）です。湾田光莉はダンスが大好きで、ダンスで世界一を目指している一凛高校に通う女子高生です。

ワンダは、カボがダンスに興味をもったきっかけを作った張本人で、人を魅了するダンスを踊ることができるキャラクターです。ダンスを始めたきっかけやダンス歴などは明かされておらず不明な点が多い一方で、ダンス部の部長の恩からも一目置かれている高い実力をもったダンス部1年生です。

ワンダは、マイケル・ジャクソンのようなダンサーになることを夢見ており、小柄で可愛らしい外見から繰り出されるゴリゴリなダンスで見るものを魅了してしまうダンサーです。一方で、言葉で表現することが苦手で、人と合わせたりすることが苦手ですが、いつも明るく元気で負けず嫌いな登場人物です。

ワンダンスのキャラクター・登場人物の魅力ネタバレ・3人目が、宮尾恩（みやおおん）です。宮尾恩は、一凛高校の3年生で、ダンス部の部長を務めている女子高生です。恩ちゃんといった愛称で親しまれており、小学生の頃からダンスを始めており、10年以上のダンス歴を持つ実力のある登場人物です。

宮尾恩は、HIP-HOPはもちろんのこと、POPやLOCK、WAACKなど色々なジャンルを踊ることができる実力の持ち主で、ダンスが出来ない顧問の代わりにダンス部のメンバーにダンスの基礎から教えている頼れるお姉さんキャラクターです。

宮尾恩は相手を引きつける魅力があり、フレンドリーで話しやすいどこか不思議な雰囲気の空気感があるキャラクターです。明るく部員をまとめ上げるカリスマ性がある、美人で魅力的なキャラクターです。将来は演出家になることを希望しており、高校生ながらダンスインストラクターもしている高校生ダンサーです。

ワンダンスのキャラクター・登場人物の魅力ネタバレ・4人目が、厳島伊折（いつくしまいおり）です。厳島伊折は、一凛高校の2年生で、カボがダンス部に入部する前は唯一の男子部員だった登場人物です。伊折はダンス部に所属していながらも幽霊部員で、あまりダンス部に姿を見せることがないキャラクターです。

伊折は、ダンスバトルでは県内最強と言われ注目されているダンスの実力の持ち主で、フィーリングで音に合わせてダンスをすることが得意なキャラクターです。HOUSEとBREAKが得意なキャラクターで、ダンスバトルをメインに活動している高校生ダンサーです。

伊折は他人の気持ちを読み取ることが苦手で、人付き合いをすることを好まない一匹狼のようなキャラクターです。そのため振り付けをみんなで合わせたりすることが苦手であり、自分と実力の差がありすぎるダンス部を敬遠しがちになっている登場人物です。

ワンダンスのキャラクター・登場人物の魅力ネタバレ・5人目が、壁谷楽（かべやがく）です。壁谷楽は、鐘光高校に通うBREAKIN'ダンサーです。伊折がブレイクダンスのバトルで敗北した相手で、ブレイクの実力を伊折も認めるほどダンスが上手いキャラクターです。

壁谷楽は、女性のような綺麗で可愛い外見の持ち主ですが、攻撃的な性格の持ち主で、ブレイク以外のジャンルのダンサーを見下したり、自分と考え方が違う相手には容赦なく敵意を見せるギャップのあるキャラクターです。

ワンダンスのダンスシーンでは、登場キャラがダンスしている楽曲を作中で紹介しています。そこで、ワンダンスに登場した曲についてもご紹介します。

ワンダンスに登場した楽曲・1曲目が、エド・シーランの「Shape of you」です。この楽曲は、ワンダンス1巻の2話で登場した楽曲であり、音楽を意識してダンスを踊ることをワンダにカボがアドバイスされた時の楽曲であり、ダンスの魅力にハマっていくカボの姿が描かれているシーンで使用されています。

ワンダンスに登場した楽曲・2曲目が、Shwn Mendes,Zedd-の「Lost in japan」です。この楽曲は、ワンダンス1巻の3話で登場した楽曲です。この楽曲は、ダンスコンテストに出演できるかどうかの選抜オーディションの時に流れた楽曲であり、音楽を良く聞いてリズムをとることで、初心者なのに人々を魅了するダンスをカボが踊った時の楽曲です。

ワンダンスに登場した楽曲・3曲目が、マイケル・ジャクソンの「Break Of Dawn」です。この楽曲は、ワンダンス1巻の4話で登場した楽曲です。この楽曲は、ダンス部の練習でかけられた楽曲で、苦手なダンス練習をするワンダが、カボにアドバイスを求めたシーンで使用された楽曲です。

ワンダンスは、ストリートダンスをテーマにしている漫画として話題を集めています。また、ダンスシーンの描写が繊細かつ躍動感が溢れており、目の前でキャラがダンスしているシーンが思い浮かぶと、漫画に引き込まれてしまう人も少なくありません。ダンスに使用されている楽曲も作中には描かれており、楽曲もセンスが良いと支持されています。

ワンダンスは、面白いと高い評価を獲得していますが、表紙に描かれているキャラクターが可愛くてパケ買いしてしまったといった声も多く上がっています。絵が好きで購入したら、ダンスシーンがリアルで面白くてハマってしまったといった声も多く、ダンスを知らない人からも支持されている漫画作品です。

面白い・ダンスシーンがかっこよすぎると話題を集めている漫画「ワンダンス」は、アニメで登場人物たちが動いている姿がみたいといった声も多く上がっています。アニメ化してほしいといった声が多く上がっている人気漫画であり、今後の動向に目が離せないといった声が多い人気漫画です。

ワンダンスは、ストリートダンスに取り組む高校生ダンサーの姿を描いた青春ダンス漫画です。登場人物がとても魅力的でかっこいい・かわいいといった声や、ダンスシーンがとにかく躍動的で引き込まれると支持されている人気漫画です。アニメ化してほしいといった声も多く上がっている人気漫画なので、気になった方は、一度ワンダンスを見てみてはいかがでしょうか？