【ワタシ以外みんなバカ】あらすじをネタバレ！漫画各巻の内容や登場人物は？

漫画「ワタシ以外みんなバカ」は、自己評価が高いゆえに、人を見下す傾向にあるOL・泉和代が、職場で巻き起こす騒動を描いた作品です。以下では、漫画「ワタシ以外みんなバカ」の漫画あらすじネタバレ、登場人物・キャラのネタバレ、漫画「ワタシ以外みんなバカ」に関する感想などを、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

「ワタシ以外みんなバカ」は、egumi原作・かたおかみさお作画による漫画作品で、2019年から「コミックなにとぞ」で連載されていました。物語は、「デキる女」を自称する主人公・泉和代の自己肯定感の高さが引き起こす職場での騒動を描いた作品です。

「ワタシ以外みんなバカ」の作者・かたおかみさお先生は、福岡県福岡市出身の漫画家で、「男と女のFriendly」で漫画家デビューを果たしました。代表作には、2007年に松下奈緒さん主演でドラマ化された「Good job」や、「ワタシ以外みんなバカ」のegumi先生が原作を担当した「社内探偵」等があります。

自己肯定感の強い女主人公が引き起こす職場での騒動を描いた「ワタシ以外みんなバカ」は、登場人物・キャラへの共感や、リアリティあふれる展開が注目を集めています。以下では、「ワタシ以外みんなバカ」の漫画1巻～5巻のあらすじネタバレを、ネタバレ紹介します。

「デキる女」を自称する泉和代は、おしゃれやメイクに気を遣いながら、仕事もできる女性社員でしたが、自身を過大評価するあまり、周囲の人間をランク付けにし、自分より劣る同僚を見下す傾向にありました。そんなある日、和代の職場へ派遣社員・綾瀬百合子が入ってきます。和代は、さっそく綾瀬を「中の下」とランク付けし、営業部・袴田との親密な関係をアピールすることで、綾瀬に釘を刺します。

そして、綾瀬の歓迎会でも、袴田と親しく話す綾瀬が気にくわない和代は再び釘を刺すも、女性社員から和代の人柄を聞かされていた綾瀬は特に気にすることなく、和代と一緒に2軒目に向かいます。和代の自慢話を綾瀬が興味津々に聞いてくれたことに和代は気分を良し、自宅に帰ると営業部の袴田が来ていました。

袴田は既婚者であり、和代もその事実は承知していましたが、自分の方が奥さんよりも魅力的な女だと自負し、行為が終わるとすぐに部屋を出て行ってしまう袴田をよそに、和代は袴田への愛を信じて疑おうとしませんでした。翌日、若田部長から重大プロジェクトのリーダーに抜擢された和代は、さっそく綾瀬に自慢するも、綾瀬の辛辣な物言いに機嫌を悪くします。

そこで、和代は綾瀬への嫌がらせとして合コンをセッティングします。しかし、和代の期待を裏切るかのように、和代が仕向けた晴彦が、綾瀬へ好意を抱くようになり、苛立ちを募らせます。一方、和代がリーダーを任されたプロジェクトが始動し、何でも自分の思い通りにしたい和代のわがままに周囲が不安を覚える中、1人の女性が和代を見つめていました。

部下の提案をことごとく却下しておきながら、営業部部長・榎木が褒めると掌を返したように態度を豹変させる和代の横暴ぶりに、社員たちの不満は募る一方でした。そんな中、吉田サクラが既婚者だと知った和代は、彼女を地味と評し、夫の方もたいしたことがないと見下すも、ひょんなことから、吉田の夫が袴田だったことを知らされ、同時に和代・袴田との関係も、吉田にばれてしまいます。

衝撃の事実を突きつけられた和代は、仕事でも苛立ちを顕わにし、晴彦との関係が上手くいきそうな綾瀬に当たり散らし、袴田の妻である吉田をメンバーから外す横暴に出ました。その後、袴田から呼び出しを受け、謝罪の言葉を述べられた和代は、袴田が既婚者であることを隠していたのは、妻が地味な女性であることを恥ずかしいと思っているからと、都合よく解釈します。

そして、袴田との愛を信じて疑わない和代は、袴田と結婚してもいいと迫るも、袴田の返事は耳を疑う内容でした。それは、袴田にとって和代は、お金をかけなくても遊べる、つまり都合のいい女であり、それが袴田の本心でした。

袴田から遊びと見なされた和代は、これまで地味だと見下してきた吉田や、プロジェクトの先方から指名を受けた綾瀬への嫉妬から、女としても、仕事でも自分の方が上であることを見せつけるべく、次の手を打ちます。そして、デジクリの社員・2人との会食にて、男性社員を陥れることで吉田を追い詰めようと画策するも、その時の様子や解散後の和代の暴露が、綾瀬によって録画されていました。

和代の化け物の皮が剥がされたことで、和代はプロジェクトから外され、代わりに吉田が参加することになりました。綾瀬は、和代の本性を見抜いたうえで、人を貶めたところで自分の価値は変わらないと言い放ちます。

綾瀬による和代の録画・録音は、実は和代に近しい人からアドバイスを受けたことが判明、一方の和代は見下していた経理部へ左遷され、飯塚という女性社員が指導係につきます。和代は、飯塚をはじめ、経理部の面々を次々とランク付けし、最後の女性・黒部のファッションセンスを指摘します。一方、黒部は、自分の服装が和代に影響があるのかと言い返します。

その後も、何かにつけて自分の方が上だとマウントを取りたがる和代をよそに、黒部はそれらを真に受けることなく、痛烈なツッコミで和代を黙らせます。また、和代が外されたプロジェクトは、彼女がいなくなったことでスムーズに進んでいることや、和代のポジションには吉田が就任していました。納得のいく人事だと評価した黒部の発言からバカにされたと思い込んだ和代は、袴田に連絡を入れます。

いわゆる嫌な女を絵に描いたようなキャラクター・和代の思わぬ転落や、和代に見下されていた女性キャラからの反撃や切り返しは、胸をスカッとさせる爽快感があります。以下では、「ワタシ以外みんなバカ」の漫画6巻～10巻のあらすじネタバレを、ネタバレ紹介します。

袴田を呼び出した和代は、自分が外されたプロジェクトへ戻してほしいと要求し、もし出来ない場合は、2人の不倫関係を写した写真を社内メールで吉田に送ると脅します。自分を正当に評価してくれないと思い込む和代は、今の会社へ未練はなく、むしろステップアップするための良い機会だと考えていました。一方、何か考えのある袴田は、わざと落ち込んだふりをし、和代を頼るそぶりを見せます。

経理部に戻ってからも、和代は上機嫌であり、自分が袴田にとって一番の女だと自信を持っていました。その夜、袴田はワインを土産に和代の部屋を訪れます。ワインをすすめられた和代は、まず、プロジェクトの件が先だと言い出します。しかし、プロジェクトの人事権は、袴田ではどうすることもできず、和代は、袴田が社長と親しい関係であることを利用し、社長と会う席を設けてほしいと指示します。

和代は、自分が無能だと見ている若田陽子が部長に昇進できた理由について、女を使ったからと言い、後日、袴田の手配で千石社長との食事を取り付けた和代は、さっそく吉田がリーダーを務めるプロジェクトへの参加を要求します。一方、社長は、参加条件として来月末までに経理で1千万のコスト削減を提示、和代はノルマを達成するべく、自分持ちの通常業務を飯塚・黒部に回して、作業に取り掛かります。

経理のコスト削減に頭を悩ませていた和代でしたが、経理部のあるシステムがいまだアナログだったことに気が付き、すぐさま新システムの導入に取り掛かります。自分主導で職場を仕切れることや、自分の方が仕事ができると優越感に浸っていた和代でしたが、要領の良い黒部は、和代の要求を先読みして準備を整えるところまで済ませるも、和代にとっては面白くありませんでした。

黒部は、ファッションにも無頓着な女性社員でしたが、実はいくつものライセンスを持つ有能な人材であり、和代が商談に臨むリーケや、過去に失態を犯した大手企業からも、声がかかるほどのデキる人物でした。しかし、ゆっくり働きたいとの考えから、黒部はあえてこの会社に転職した経緯を持っており、これまで自分より下だと見ていた黒部の意外な才能に、和代は嫉妬を覚え始めます。

その後、飯塚と共にリーケの商談に臨む和代は、若くてかっこいい社長・矢作に魅了され、飯塚の驚きをよそに媚を売り始めます。エリート出身の矢作は、和代にとって「上の上」と呼べる大物であり、和代は何とか矢作の気を引こうとします。一方、飯塚は、仕事に関する質問を矢作に投げかけ、飯塚の真面目な態度に矢作は好感を覚えるも、和代にとって矢作の態度は面白くありませんでした。

その後、会社に戻り、商談の話を上司に報告する飯塚をよそに、和代は商談よりもいかにして飯塚を陥れようか、仕事以外の事で頭が一杯でした。その頃、袴田は、同僚の河井と共に秘書課との合コンを楽しんでいました。遊び人の袴田は、面倒事を避けるべく、秘書課の女性には手を出さなかったものの、河井が秘書課の加藤を気になっていることを聞かされ、ついに加藤とも関係を持ってしまいます。

袴田と加藤の関係を知らない和代は、飯塚を矢作から遠さげることに必死であり、ある日、吉田からクライアントの支払いが漏れているとの報告を受けます。和代は、ここぞとばかりに飯塚を責めるも、同僚たちは飯塚の周囲への配慮に感謝しており、忙しく働く彼女を擁護しました。また、黒部は、和代の業務管理が経理部の疲弊を招き、今回のミスにつながったと指摘します。

和代が何も言い出せずにいる中、袴田が経理部にやってきて、2人はランチを食べに外に出ます。みんなの前で袴田を誘ったことに優越感を覚える和代をよそに、袴田は飯塚への好意を話し、新たなタイプの女性としてみていました。岡本とリーケに向かう和代は、電車での移動中、岡本の黒部に対する好意を質問します。

岡本は、黒部が私生活でバンドをやっていることを話し、公私ともに充実したかっこよくて素敵な女性だと称賛します。また、ターゲットの矢作の関心も、飯塚や黒部の方に向いており、矢作は一週間ほど和代の会社に通いたいと申し出ます。和代は、矢作から好意を持たれたと解釈し、有頂天になる中、袴田は、給湯室に1人でいた飯塚に近づきます。

何とか飯塚の気を引こうとする袴田でしたが、彼の調子の良い言葉は飯塚には響かず、その様子を秘書課の加藤に目撃されてしまいます。一方、経理部では、矢作と共にシステムのテストをしており、和代は自分の手柄のように話します。そんな中、人事について和代の不備が浮き彫りになるも、社長からのノルマを達成したい和代は、それらは自分の仕事ではないとばかりに、飯塚や黒部たちに押し付けてランチに出かけます。

職場に戻った和代は、経理部の面々がいる人事部に向かい、人事部長・畑山に部下のミスを謝罪するも、事前に経理部長・藤田から連絡を受けていたと聞かされます。そして、経理部のリリースが完了し、一同が和やかな雰囲気に包まれる中、飯塚は給湯室におり、袴田からしつこく迫られていました。相手が既婚者だと知る飯塚は、袴田の誘いを断る中、袴田は、束縛の強い加藤に困っていると話します。

また、飯塚は、いつか袴田と加藤が給湯室で会っていた所を目撃しており、ついに堪忍の尾が切れ、辛辣な言葉を投げかけます。飯塚の豹変ぶりに、あいた口がふさがらない袴田をよそに、飯塚は奥さんに同情すると言い放ちながら去っていき、その様子も加藤に見られます。そして、袴田の部署に駆け込んだ加藤は、カッターを振りかざしながら、袴田の居所を聞き出します。

河井たちの制止を聞かず、加藤はすでに既婚者である袴田との結婚まで言いふらすも、当の袴田はそんなこと言っていないと説得にあたります。しかし、我を失った加藤の暴走は止まらず、結婚しないなら死ぬと泣きわめきます。

同僚から思わぬ仕打ちを受け、どん底につき落とされる和代でしたが、そのたびに彼女は何かを学び、人として成長していく姿も、「ワタシ以外みんなバカ」の面白い魅力です。以下では、「ワタシ以外みんなバカ」の漫画11巻～16巻あらすじネタバレを、ネタバレ紹介します。

加藤のわめきをよそに、袴田はこれ以上、加藤の被害妄想には付き合えないと突き放し、彼女との関係を否定します。袴田の言葉を受け、周囲も加藤の妄想だったと思い始めた矢先、加藤と仲の良い山田が駆け込んできます。加藤から2人の関係について相談を受けていた山田は、袴田へ痛烈な言葉を浴びせ、加藤に好意を持っていた河井も、袴田を見限ります。

袴田と加藤の一件は、もれなく経理部にも知られ、和代も耳にし、この件がきっかけでいかに自分が袴田にとって良い女なのかを証明できると見ていました。一方、部長に呼び出された袴田は、今回の騒動の責任を取り、移動と昇格を言い渡します。袴田は、次期部長のポストを断たれるよりも、妻・吉田サクラへ知られることを恐れるも、社内では顔の広くないサクラは、加藤の騒動を知らないだろうと思い込みます。

一方、サクラは、社内で起きた騒動を聞かされていましたが、加藤との関係は把握していませんでした。代わりに、和代との関係は見抜いており、和代と同じ香水の匂いをまとっていたことや、和代以外の女性とのやり取りもサクラには筒抜けでした。夫の浮気の証拠を手中に収め、河井からの密告を受けたサクラを前に、袴田は酒のせいだと言い訳をし、土下座して謝罪します。

サクラは、加藤のおかげで離婚を決断できたと言い放ち、そのまま和代の元へ向かい、袴田との離婚を報告します。和代は、自分には関係ないと突っぱね、離婚に対する八つ当たりだと解釈するも、和代との不倫の証拠を押さえるサクラは、慰謝料を請求し、和代を絶対許さないと言い放ちます。苛立ちを覚える和代は、サクラを黙らせる手段として、社長の愛人になることを目論みます。

秘書室から連絡を受けた和代は、約束の時間に社長室に訪れ、この機会を利用して社長の愛人にしてもらおうと考えていました。そして、社長との対談では、削減プロジェクトの件であり、和代は自分のおかげで成し遂げたと自慢するも、社長の反応は薄いものでした。会話を重ねるうち、和代は自分の欠点に気づきはじめ、経理部への移動は、和代に協調性の大切さを教えるためのきっかけ作りと判明します。

対談を終え、希望していたモントンからデジクリプロジェクトへの参加を認められた和代は、意気揚々と藤田部長との査定に臨むも、自己評価が高すぎると釘を刺されてしまいます。また、経理部では、リーケのシステム導入の完了をねぎらう飲み会が開かれ、矢作の隣には飯塚が座っていました。矢作に狙いを定めていた和代は、席替えを試みるも、場は和代抜きでも大盛り上がりで、和代の矢作への熱は一気に冷めました。

そして、デジクリプロジェクトへ移動した和代は、坂口から開発の窓口を任されることになり、エンジニアの清水から仕事を教わることになりました。納得のいかない和代は不満を口にするも、このプロジェクトの人事権は坂口にあり、不満があるなら出ていくようにと言われてしまいます。

また、坂口からプロジェクトに関わる営業の女性社員・石原と広瀬を紹介され、彼女たちのキラキラした雰囲気から、和代は「頭が空っぽ」と下に見ます。しかし、石原が営業セクションのリーダーと聞かされた和代は、このプロジェクトでの自分の立ち位置が下であることを思い知らされます。和代は、社長推薦で来たことを強みに、更なる上を目指そうと奮起します。

石原と広瀬とランチに向かった和代は、何かにつけて彼女たちからマウントを取りたがり、2人から持ち上げられていることに優越感を覚えます。しかし、袴田やかつての同僚たちの忠告を思い出し、2人を警戒します。午後になり、チェックミスを行なう和代は坂口のミスを見つけ出し、上から目線で報告に向かうも、坂口は素直に感謝の言葉を口にします。

そんな中、会議に出席予定の伊藤の不在を受け、急きょ、和代が会議に出ることとなりました。プロジェクトのリーダーを目指す和代は、この機会に仕事ができる女をアピールしようと意気込みます。会議を終え、和代は、体調を崩した伊藤の代理として、坂口からリーダー代理を任されます。

ある日の夜、和代は友達とオンラインの飲み会を楽しんでおり、和代の部屋着や高そうなワインを称賛する友達の声に上機嫌でした。そして、話題はマッチングアプリになり、アプリを利用する春奈は、なかなかいい出会いがないと嘆くも、他の友達はアプリの利用に肯定的でした。一方、和代は、マッチングアプリに否定的で、かつ自分はアプリを使わなくても、多くの出会いがあると自慢気に話します。

友達から呆れていることに気づかず、和代の自慢話は次々と展開され、春奈がラーメンを持ち込んだことを機に、友達はグループを退出し、最後に残った春奈も、くだらない嘘をつかない方がいいと言われ、オンライン飲み会はお開きとなりました。和代は、春奈の言葉を妬みと一方的に捉え、元同僚・綾瀬と晴彦の仲が上手くいっていないことに、笑みを浮かべます。

その頃、会社ではプロジェクトが進められ、和代もリーダー代理として頼りがいのある一面を見せていました。一方、恋愛の方は、いまだ主観的な見方しか出来ておらず、和代は、坂口とエンジニアの清水から好意を寄せられていると勘違いします。そして、和代が残業をした翌日、坂口から会議室に呼ばれた和代は、告白されるのではと期待します。

坂口の要件は、和代のプロジェクトリーダーへの昇格であり、和代にとっても思っても見ないことでした。そして、意気揚々と会議の進行を進める和代でしたが、営業窓口担当の中根の中継ぎミスが発覚します。和代は、苛立ちを覚えるもすぐさま頭を切り替え、まずは進んでいない仕事をカバーするべく、的確な指示を下して、遅れを取り返すことに成功します。

和代の有能ぶりは坂口からも認められ、後は彼からの告白に期待が高まります。一方、清水から好意を持たれていることを聞かされた和代は、残業していたその日、清水から告白を受けます。清水は、和代の仕事ぶりに憧れを抱くも、和代は暴言を浴びせてしまい、その様子を広瀬に見られてしまいます。清水の気持ちを知っていた広瀬や友達は、傷ついた清水を庇い、その様子を和代は理解できずにいました。

清水との一件後、和代の関心は坂口にあり、あからさまなアピールに、広瀬と石原は嫌な気分になります。しかし、和代は2人にどう思われていようと関係なく、坂口に飲みに誘われたことに上機嫌でした。約束の日、告白を期待しながら坂口の元へ向かった和代は、坂口の好きな子に関する話を聞かされます。

坂口が好意を持つ女性は、仕事熱心で頑張り屋な性格で、その子がある人物に侮辱されたことに怒りを覚えていました。和代は、その女性は自分だと思い、侮辱されたことは清水からの告白ではと考えます。しかし、坂口の好きな女性は、かつて和代と不倫関係にあった袴田の元妻・吉田サクラであり、坂口と吉田は、仕事を通じて仲良くなっていました。

坂口は、仕事ができることを笠に着て女遊びをする袴田を快く思っておらず、また、和代に対しても、他人を貶めることで自分を上にみせようとする浅はかさを非難します。しかし、自分の悪い一面を見ようとしない和代は、なんで自分が責められるのか理解できず、誰も自分のことを分かってくれないと、坂口のきつい一言にショックを受けます。

そして、プロジェクト終了に伴いチームは解散し、和代が片付けをしていると清水がお礼を言いに来ます。和代も、清水が手伝ってくれたことに感謝します。

漫画「ワタシ以外みんなバカ」の最終回は、これまで他人を見下すことで、自分を上に見せてきた和代へ厳しい制裁が下され、どん底へ突き落される展開が予想されます。同時に、自分の現実を冷静に見つめ、精神的な成長を遂げた和代の姿が描かれるでしょう。

以下では、地味なキャラの意外な本性や、和代への痛烈な一言で強烈なインパクトを放った、漫画「ワタシ以外みんなバカ」の登場人物・キャラを、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

漫画「ワタシ以外みんなバカ」の主人公で、職場では仕事ができ、上司からも信頼が厚い一方、「デキる女」を自称し、自身のランクを「上の下」に位置づけるなど、自分を過大評価し過ぎることが難点です。そのため、周囲の人々を外見や仕事ぶりでランク付けし、自分より下だと判断した人間を見下す傾向にあります。

しかし、経理部でのプロジェクト成功を通じて、周囲への配慮や気配り、部下へのフォローが出来るようになり、大型企画のリーダーに抜擢されました。一方、性格の面では、いまだ人を見下すことが多かったが、好意を寄せていた坂口から痛烈な非難を受けたことで改心し、和代の態度も良い方向へ変わっていきました。

「ワタシ以外みんなバカ」の登場人物で、和代の同僚、営業部に勤務する男性です。会社では、次期部長候補と噂される「デキる男」であるも、既婚者でありながら複数の女性と不倫関係にあり、和代に対しても、遊びとして都合の良い女と見ています。秘書課の加藤と一夜の関係を持ったことで、社内に袴田の乱れた生活が暴露され、営業部を左遷・降格させられた挙句、妻・サクラにも愛想を突かされ、離婚を言い渡されました。

「ワタシ以外みんなバカ」の登場人物で、袴田の妻、和代の職場の同僚です。社内では、袴田と結婚していることを伏せており、和代からは地味で目立たない存在と見下されるも、実は袴田と和代の関係を見抜いていました。そして、和代と取引先とのトラブルの証拠を綾瀬に撮影・録音させて、プロジェクトから追放したり、自分に好意を寄せる坂口に和代の悪事を暴露し、和代へ復讐しました。

「ワタシ以外みんなバカ」の登場人物で、和代の職場に配属された派遣社員、地味で大人しい見た目ながらも、芯がしっかりした性格の持ち主です。最初は、仕事ができる和代を尊敬のまなざしで見ていたものの、後にサクラの指示の元、和代の悪事を映像と音声に残し、彼女を窮地に陥れました。また、和代の本性を見抜いており、和代が人を見下すのは、本当は周囲を妬んでいるからだと、痛烈な言葉を浴びせました。

「ワタシ以外みんなバカ」の登場人物で、和代の上司、部長を務めています。和代の仕事ぶりを認める一方で、彼女の協調性のなさに頭を悩ませていました。若田の悩みは、後に和代が経理部へ移動し、周囲への配慮や気配りを身に付けさせるきっかけになりました。

「ワタシ以外みんなバカ」の作者・かたおかみさお先生は、OLを主人公にした作品を多数発表しており、代表作「Good Job」はドラマ化され、人気を博しました。以下では、「ワタシ以外みんなバカ」の作者・かたおかみさお先生の代表作「Good Job」の原作漫画の概要とネタバレ、ドラマ版の概要をネタバレ紹介します。

かたおかみさお先生の代表作で、ドラマ化された「Good Job」は、中堅の建設会社・佐嶋建設本社・営業二課に勤務する主人公・上原草子と同僚との関わりを描いた作品です。漫画「Good Job」は、講談社刊行の「Kiss」にて不定期掲載され、2001年～2007年にかけて単行本・全7巻が刊行されました。2008年～2013年には、続編「新Good Job」が「Kiss PLUS」にて連載されました。

漫画「Good Job」は、2007年に松下奈緒さん主演でドラマ化され、2007年3月26日～30日にかけて5夜連続で放送されました。ドラマ「Good Job」は、本放送終了後も、NHK総合やNHKBSにて再放送が行われ、松下さん・田中美里さん・村松絵理さんによる、歴代朝ドラヒロインの共演が話題を呼びました。

以下では、漫画「ワタシ以外みんなバカ」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「ワタシ以外みんなバカ」の主人公・泉和代は、いわゆる「イヤな女」を絵に描いたようなキャラクターとも評され、あらすじネタバレのように、和代の自己肯定感の高さは周囲を疲弊させています。一方、「ワタシ以外みんなバカ」の読者の中には、和代の一生懸命さや素直な性格を評価しており、あらすじネタバレのように、周囲への言い方さえ気を付ければ、和代は良いキャラではないかとの感想も多く見られます。

「ワタシ以外みんなバカ」のネタバレのように、和代の上から目線な物言いは、時には周囲の人々の反感を買い、彼女から見下されていた登場人物・キャラから思わぬ報復を受けてしまいます。しかし、「ワタシ以外みんなバカ」の感想には、和代を擁護する声も見られ、あらすじネタバレで紹介した和代への周囲の反撃は、一部の読者にとって辛いものであり、物語の途中で漫画を読むことを辞めたとの感想も見られます。

「ワタシ以外みんなバカ」のあらすじネタバレのように、主人公・和代へのどんでん返しは、現実世界で起きたら怖いを思わせ、和代へのきつい仕打ちに耐えかねて、漫画を読むことを途中で辞めてしまったとの感想も見られます。一方、「ワタシ以外みんなバカ」では、和代への救いの展開も用意されており、その過程を通じて成長していく和代の姿が、高く評価されています。

作品のあらすじネタバレや登場人物・キャラのネタバレのように、自分の信念を貫く、芯の通った強い女性キャラの登場も、「ワタシ以外みんなバカ」の魅力に挙げられます。自分に並みならぬ自信を持つ和代はもちろん、和代に臆しない黒部の冷静さや度胸が気持ちがいいとの感想が見られます。あらすじネタバレのように、登場人物たちの勇ましい姿は、「ワタシ以外みんなバカ」の面白いポイントでしょう。

「ワタシ以外みんなバカ」の登場人物・飯塚は経理部の女性社員で、あらすじネタバレでは、袴田からしつこく言い寄られた挙句、暴言で袴田を牽制しました。「ワタシ以外みんなバカ」では、おっとりした印象の強い飯塚の意外な一面は、読者にも衝撃を与えた一方、異性関係にだらしのない袴田を怯ませた勇ましさがかっこいいと、飯塚の強さを称賛する感想も寄せられています。

和代と不倫関係にある袴田は、「ワタシ以外みんなバカ」では、異性関係にだらしのない登場人物として描かれており、女性であれば、袴田の行為は許せないでしょう。一方で、あらすじネタバレのように、最後はきつい仕置きを受けており、袴田の顛末を知った上で「ワタシ以外みんなバカ」を読み返すと、袴田に対する見方も変わり、袴田という登場人物・キャラがすごく面白いとの感想も寄せられています。

「ワタシ以外みんなバカ」の作者・かたおか先生は、今回あらすじネタバレを紹介した作品以外のOL漫画も描いており、読み進めるごとに胸がスカッとなるストーリーが面白いとの感想が見られます。かたおか先生の他作品でも、個性が際立つ登場人物・キャラクターが目を引き、読み手を興味をそそるストーリーが、さらなる人気を集めています。

漫画「ワタシ以外みんなバカ」のあらすじネタバレ、登場人物・キャラのネタバレ、「ワタシ以外みんなバカ」に関する感想や評価などを、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介しました。主人公・泉和代が巻き起こす騒動を描いた「ワタシ以外みんなバカ」は、どん底をあじわうたびに成長する和代の姿はもちろん、これまで和代に見下されていた登場人物の意外な本性など、爽快感あるストーリー展開が支持されています。