【ここさけ】田崎大樹はどんなキャラ？成瀬順に告白するまでの経緯とその後の関係は？

本記事では「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」に登場した田崎大樹に関する情報を紹介していきます。田崎大樹のプロフィールや、成瀬順に対する告白の経緯・伏線をネタバレしながらまとめていきます。その他には、田崎大樹の声を演じた声優の情報や、ツイッターに投稿されている視聴者の感想を紹介していきます。

田崎大樹のプロフィールや告白の経緯・伏線を知る前に、まずは「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」の基本情報を紹介していきます。ここさけは2015年に公開されたアニメ映画で、2015年の「文化庁メディア芸術祭アニメーション部門・審査委員会推薦作品」になっています。脚本を担当したのは「岡田麿里」で、岡田麿里は「荒ぶる季節の乙女どもよ。」「機動戦士ガンダム/鉄血のオルフェンズ」などの作品も手掛けています。

アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」では「地域ふれあい交流会」の実行委員になった高校生たちの物語が描かれています。主人公・成瀬順は幼少期のトラウマが原因で喋れなくなっており、他の3人もそれぞれが悩みを抱えて生きています。ここさけは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を手掛けた「超平和バスターズ」の作品として話題になっているようです。

アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」の田崎大樹は本作のメインキャラクターで、揚羽高校2年2組に在籍している高校生です。野球部でエースとして活躍していましたが、甲子園出場を逃した後に怪我をしており、後輩たちから厄介者扱いされています。目つきが悪く気性が荒い性格をしていますが、自分に非がある時には頭を下げる真っ直ぐな姿が描かれています。

ここからは「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」で描かれた田崎大樹の成瀬順に対する告白に関する情報を紹介していきます。作中で田崎大樹は成瀬順に告白しているため、告白の経緯や伏線の情報をまとめていきます。登場当初の田崎大樹は嫌な印象のキャラクターだったため、作中の告白は意外な展開だったようです。

田崎大樹の成瀬順に対する告白は「玉子の王子様」が伏線になっているようです。成瀬順は両親が離婚した時に父親から責任転嫁されており、それがトラウマになって喋る事ができなくなっています。またその時に妄想の「玉子の王子様」が現れていますが、ミュージカルで田崎大樹は「玉子」を演じているため、「玉子の王子様」が田崎大樹の告白の伏線になっていたようです。

田崎大樹は怪我をした事で野球部を離れており、登場当初は不機嫌で嫌な印象があるキャラクターでした。そんな田崎大樹が物語終盤に成瀬順に告白しているため、田崎大樹の告白と恋心に驚いた視聴者が多いようです。また成瀬順は幼少期から「お城」「王子様」に強い憧れを抱いていたため、それも田崎大樹の告白の伏線になっていたようです。

物語序盤に田崎大樹と成瀬順は担任教師に指名されて実行委員になっています。クラスメイトなのでお互いの名前を知っていた可能性はありますが、成瀬順は目立たないように生きていたため、田崎大樹は成瀬順の印象が薄かった事が予想できます。また田崎大樹は成瀬順がまともに喋れない事を知って暴言を吐いているため、2人の出会いは最悪なものになっています。

成瀬順は他の3人に迷惑が掛かると考え、「私は～やれ～るよ～！」というミュージカル風の言葉で歌える事を主張しています。この時に田崎大樹は成瀬順に対する見方を変え、次の日には「自分が間違っていた」と言って謝罪しています。そのため成瀬順が勇気を出して歌った事が田崎大樹の告白の伏線になっていたようです。

田崎大樹は野球部の元エースでしたが、怪我をしてから後輩たちに厄介者扱いされていました。作中ではファミレスで田崎大樹が後輩から暴言を吐かれており、それを聞いた成瀬順が「いい加減にしろ！」「言葉は傷つけるんだから！」と叫んでいます。この時に田崎大樹の心が救われているため、成瀬順が勇気を出して後輩を一喝した事も田崎大樹の告白の伏線になっていたようです。

父親の言葉でトラウマを背負った成瀬順は喋れなくなっており、母親から「しゃべらない子って噂になって。みっともない。」という厳しい言葉を掛けられています。そのため成瀬順は「言葉が人を傷つける事」を誰よりも理解していた事が分かります。また頑張って喋った成瀬順は腹痛で病院に運ばれているため、この時から田崎大樹は自分を庇ってくれた成瀬順に対して特別な感情を抱いていた可能性があります。

前述したように、成瀬順は後輩を一喝しており、腹痛で病院に運ばれています。その時に田崎大樹は「謝りそこねたなあ」と言っており、実行委員になった時に成瀬順に暴言を吐いた事を後悔していました。また田崎大樹は「成瀬順がミュージカルの原稿を書いて頑張っている事」を知っていたため、この時には成瀬順に対して特別な感情を抱いていた可能性が高いです。

田崎大樹は成瀬順の言葉で「人は簡単に傷つく事」に気付いたため、翌日野球部が朝練をしている時に後輩に謝罪しています。また成瀬順に暴言を吐いた事も後悔していたため、田崎大樹は自分の非を認めて成瀬順に謝罪しています。そして謝罪を受けた成瀬順は笑顔を見せ、田崎大樹はミュージカルが成功するように力を入れていきます。

実行委員の4人はそれぞれが悩みを抱えていますが、田崎大樹の悩みは「自分自身の行動」「人間関係」だったため、成瀬順の言葉で田崎大樹は前に進む事ができました。そのため田崎大樹の心の中で成瀬順の存在は大きくなっており、それが恋心に繋がったという考察がなされています。

作中では実行委員の4人が屋上で昼食を取りながらミュージカルについて話すシーンが描かれています。この時に坂上拓実が「王子は重要な役なんだよな。これを俺がやるのか。」と言っており、田崎大樹が「お前なんかまだ人間だからマシだろ。俺なんて玉子だぞ、玉子！」と反論しています。また田崎大樹は「別に成瀬のせいじゃない」と言っているため、好意を抱いている成瀬順を傷つけないように気を使っていた事が分かります。

作中では実行委員の4人が坂上拓実の自宅でミュージカルについて話し合い、田崎大樹と成瀬順が一緒に帰宅するシーンが描かれています。いつもの田崎大樹は電車に乗って帰宅していますが、この時には成瀬順と歩いて帰っているため、成瀬順に対して特別な感情を抱いている事が分かるシーンでした。また田崎大樹は不器用な性格をしているため、この時には上手く想いを伝えられていません。

物語終盤には成瀬順がミュージカル直前に逃げ出しています。この時に坂上拓実は「成瀬順が自分を好き」と知り、「成瀬が俺の事を…」と呟いています。また田崎大樹は「お前がそれを言うか」と言っているため、田崎大樹は「成瀬順は坂上拓実が好きな事」に気付いており、成瀬順の気持ちを尊重して告白しなかった事が予想できます。そのため田崎大樹の心が成長した事が分かるシーンでもありました。

物語のラストには田崎大樹が「ちょっと成瀬に告白してくる。」と言って成瀬順に告白するシーンが描かれています。何となく視聴していたら唐突な印象があるシーンでしたが、様々なシーンを観察すると田崎大樹の告白の伏線が描かれていた事が分かります。また成瀬順の告白の答えは描かれずに完結しています。

告白の経緯・伏線を知った後は、田崎大樹と成瀬順のその後を考察していきます。物語終盤に成瀬順は坂上拓実に告白していますが、意中の相手がいた坂上拓実は成瀬順の告白を断っています。そのため田崎大樹は成瀬順と付き合える可能性があるようです。

ミュージカル直前に成瀬順は坂上拓実に振られています。坂上拓実と田崎大樹はかなりタイプが違うため、成瀬順がすんなり告白を受け入れる可能性は低いと予想されています。また実行委員になるまで成瀬順はまともに喋れない状態だったため、距離感が近い恋人はかなりハードルが高いと思われます。そのためラストシーンで田崎大樹と成瀬順は恋人関係になっていない可能性が高いです。

暴言を吐かれた事で成瀬順の田崎大樹に対する印象は最悪でしたが、物語途中に謝罪された事で「田崎大樹が誠実な人間」である事を理解しています。そのため実行委員が終わった後も2人は友達で、友達から徐々に距離感を縮めていく可能性があります。また2人はまだ2年生のため、坂上拓実に振られた傷が癒えた頃に恋人関係になるという予想がされています。

告白の経緯・伏線やその後を考察した後は、アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」で田崎大樹の声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に演じたキャラクターの情報をまとめていきます。田崎大樹は色気のある声質が特徴的な声優が演じているようです。

アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」で田崎大樹の声を演じたのは声優の細谷佳正です。細谷佳正は広島県出身で、2004年から声優活動を行っている人物です。高校生時代は演劇部に所属しており、その頃から芝居に対して強い想いを抱いていたようです。2014年に所属事務所を離れてフリーになっており、ファンからは「ほそやん」という愛称で呼ばれています。

細谷佳正はアニメ「僕のヒーローアカデミア」で「常闇踏陰」というキャラクターを演じています。常闇踏陰は雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒で、中二病を拗らせているキャラクターです。影のようなモンスターを使役する「黒影」という個性を持っており、プロヒーロー・ホークスに師事しています。そんな常闇踏陰が登場した本作は2016年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

細谷佳正はこれまでに「会長はメイド様！」「ストライク・ザ・ブラッド」「進撃の巨人」「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」「斉木楠雄のΨ難」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。プライベートでは映画鑑賞・散歩を趣味にしており、好きなアニメには「カウボーイビバップ」を挙げています。また学生時代は「機動戦艦ナデシコ」を見て「自分もワープしたい」という想いを抱いていたようです。

告白の経緯・伏線や声優のプロフィールを知った後は、アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」に登場した田崎大樹に関する感想を紹介していきます。田崎大樹は序盤と終盤で印象が変わったキャラクターのため、視聴者から様々な感想が挙がっているようです。

登場当初の田崎大樹は不機嫌そうで口が悪いキャラクターだったため、一目で嫌いになれる最悪な印象でした。ですが物語途中では「成瀬順に素直に謝罪する」「成瀬順に真っ直ぐな想いを伝える」という姿が描かれているため、田崎大樹はギャップがかっこいいという感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように、田崎大樹は成瀬順に想いを告白しています。2人のその後は描かれていないため、「恋人関係になったのか気になる」という感想が挙がっているようです。また2周目じゃないと気付かない伏線が凄いという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」では声優の細谷佳正が田崎大樹の声を演じています。細谷佳正は骨太で色気のある声質を持っているため、細谷佳正の声がかっこいいという感想が挙がっているようです。また田崎大樹のイメージに合っているという感想も挙がっているようです。

本記事ではアニメ映画「心が叫びたがってるんだ。/ここさけ」で描かれた田崎大樹の告白の経緯・伏線を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？田崎大樹の告白の結果は描かれていませんが、2人の恋人関係を望んでいる視聴者も多いようです。そんな田崎大樹が登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。