【YAWARA!】最終回のあらすじ・結末ネタバレ！漫画の魅力や感想も紹介

「YAWARA!」は浦沢直樹先生による柔道を題材にしたラブコメ漫画で、1986年～1993年にかけて「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていました。1989年4月には実写映画も公開され、テレビアニメも1989年10月～1992年9月に放送。1992年8月には映画「YAWARA! それゆけ腰ぬけキッズ!!」も公開され、1996年7月にはスペシャルアニメ「YAWARA! Special ずっと君のことが…。」も放送されました。  

今回は「YAWARA! 」の最終回のあらすじをネタバレで紹介し、原作漫画の面白い魅力に迫っていきます。さらに、最強キャラをランキング形式で紹介し、作品に関する感想や評価もみていきます。次に「YAWARA!」のあらすじをみていきます。

女子柔道界に現れた超新星・猪熊柔は、幼少期の頃から世界的な柔道家である祖父・猪熊滋悟郎に英才教育を施された天才少女です。女子柔道界にもはや敵なしの状態ながら、本人は普通の女の子としての幸せを求めており、柔道を続ける気はありませんでした。しかし、様々な交流や経験を通て、次第に柔道を好きになっていった柔は2人の男性の間で揺れ動く恋心を抱えながら、柔道に恋に全力でオリンピックを目指していきます。

ここまで「YAWARA!」の原作漫画情報やあらすじをみていきました。次に、ここでは原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじ・結末をネタバレでみていきます。

原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじネタバレ、1つ目は大混乱の授賞式会場です。バルセロナ五輪にて、2階級で金メダルを獲得した柔は、首相官邸での国民栄誉賞の授賞式に臨むことになります。一方、会場に到着したばかりの松田は邦子に突き飛ばされ、受賞の瞬間を今まさに迎えようとしている柔の前に飛び出してしまいました。

邦子から告白を促される松田でしたが、柔と見つめ合うだけでモジモジしてしまい、なかなか話を切り出せません。さらに、風祭は松田を暴漢だと勘違いし、彼を追い出さなくては、と言い出します。周囲の関係者から一斉に飛びかかられる松田。さらに、松田が記者だと知る報道関係者も、いつも柔の報道で松田に出し抜かれていた恨みから、彼を取り押さえようとするのでした。

大パニックに陥る授賞式の会場。柔と松田は上手く人混みをすり抜け、手を取り合って会場から抜け出します。そして、首相官邸前で車で待機していた鴨田は2人に促され、理由も分からないまま2人を乗せて車を発進させるのでした。一方、その頃、会場から姿を消した柔を皆が探す中、祖父の滋悟郎が「国民栄誉賞はわしがいただいとく！」と言って勝手に賞状を受け取っていました。次に最終回2つ目の「成田空港へ」をみていきます。

原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじネタバレ、2つ目は成田空港へです。成田空港に到着した柔と松田は急いで搭乗手続きを行います。

松田は柔に「それじゃ」とだけ告げ、足早にゲートに向かいますが、途中で急に足を止めます。そして、下のセリフを言い「絶対だぞ！」と念押ししました。その後、エスカレーターに乗りながら、ピースをする松田。彼の姿が見えなくなり、柔は目に涙を浮かべます。しかし、すぐに松田がエレベーターを逆走し、柔のもとへ戻ってきました。次に最終回3つ目の「通じ合う二人の思い」をみていきます。

原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじネタバレ、3つ目は通じ合う二人の思いです。息を切らせながら、エレベーターを逆走し、柔に何かを伝えようとしている松田。彼は柔を見つめ「君が好きだ」「ずっと好きだった」と告げます。その告白を受け「あたしも…」と返答し、松田のもとへ駆けよった柔。やっと互いの想いを伝えられた2人は抱きしめ合うのでした。次に最終回4つ目の「その後」をみていきます。

原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじネタバレ、4つ目はその後です。その後、猪熊家では柔が早い目に朝稽古を斬り上げ、お弁当を作っています。相変わらず小言を言いながらも、おかずをつまみ食いする滋悟郎。実は4年後のアトランタまで渡米を待てない柔は、渡米費のためにランチ代を浮かせようと毎朝お弁当を作っていました。

そんな彼女に対し、滋悟郎が上のセリフを言って喝を入れますが、柔は完全に聞き流して笑顔で出勤するのでした。ここまで原作漫画「YAWARA!」の最終回のあらすじをネタバレで見てきました。次に「YAWARA!」の面白い魅力に迫っていきます。

ここまで原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじをネタバレでみてきました。そして、最終回では柔が松田と互いに想いを伝え合い、ハッピーエンドの結末を迎えたことが分かりました。次に「YAWARA!」の面白い魅力に迫っていきます。

作者・浦沢直樹先生によると「YAWARA!」は「どこで切っても面白いようにつくってある」そうです。「YAWARA!」は通常版と完全版では巻数が異なり、各巻に収録されるページ数も違ってきます。そのため、編集者が物語の展開上どこで各巻を区切ればいいか、浦沢直樹先生に相談したところ、このセリフが返って来たそうです。

実際「YAWARA!」では大きなエピソードの後にすぐ新たな問題が発生するなど、続きが気になる展開が連続しており、どこを読んでも楽しめる魅力が詰まっていると評判です。

武蔵山高校時代には第1回クジTV杯柔道選手権大会に出場し、決勝で本阿弥さやかと対戦。柔が背負い投げを決め、一本勝ちしました。さらに、ジョディ・ロックウェルとの練習試合はジョディの怪我により、無効となりました。三葉女子短期大学時代にも、第3回全日本女子柔道選手権大会に出場し、本阿弥さやかと対戦。本阿弥さやかの怪我により、不戦勝となりました。

ソウル五輪柔道女子無差別級の準決勝では、ベルッケンスと戦い、柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。ジョディの結婚式でのエキシビジョンマッチでは、クリスティン・アダムスと対戦し、柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。紫陽花杯の団体戦では、柔の所属する三葉女子短期大学は筑紫大学と決勝であたり、柔が5人抜きを決めて、オール一本勝ちしました。

ユーゴスラビアで開催された第6回世界選手権の女子48kg以下級では、フルシチョワと対戦。柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。三葉女子短期大学卒業記念団体試合では、セーヌ大学と対戦。先鋒としてバルタンとの試合に臨み、柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。鶴亀トラベル時代には、第5回全日本女子柔道選手権大会の準決勝で本阿弥さやかと対戦し、柔の背負い落としが決まり、一本勝ちとなりました。

続く決勝では伊東富士子と対戦し、柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。第14回全日本女子柔道体重別選手権大会では柔の不戦勝となりました。第15回全日本女子柔道体重別選手権大会の決勝では、本阿弥さやかと対戦。柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。バルセロナ五輪女子柔道48kg以下級の決勝では、マルソーと対戦。柔の背負い投げが決まり、一本勝ちしました。

バルセロナ五輪女子柔道無差別級の準決勝では、テレシコワと対戦。柔が背負い投げを決めて一本勝ちしました。続く決勝ではジョディ・ロックウェルと対戦し、柔の背負い投げを決まり、一本勝ちとなりました。このように、不戦敗を除いて柔は出場した試合のすべてで勝利を収めており、そのことから作中では「不敗神話」と言われています。

「YAWARA!」には主人公の柔以外にも、多くの個性的なキャラたちが登場します。世界的に有名な柔道家でありながら茶目っ気のある柔の祖父・滋悟郎や、財閥の令嬢でありながらスポーツ・競技の天才で柔をライバル視する本阿弥さやからが作品を盛り上げます。

さらに、バレリーナになる夢を断念するも、テレビで見た柔の試合に感動し、柔道を始めた柔の親友・伊東富士子や、スター選手だと確信した柔を追い回す新聞記者の松田。婚約者がいながらも柔を諦めきれない優柔不断なプレイボーイ・風祭進之介など、個性豊かで魅力的な登場人物たちが作品を彩っています。

弱小校として知られる武蔵山高校柔道部のコーチをすることになった柔。教え子たちの初勝利の現場に居合わせた彼女は感動のあまり、思わずこのセリフを発しました。柔道に対して消極的だった柔が初めて柔道の素晴らしさを知った場面となっています。

夢だったバレリーナになる道が断たれた富士子はこのセリフを柔に言いました。その後、彼女はこのセリフの通り、柔道に情熱を注ぎ、見事に第2の夢を叶えました。

ソビエト解体の影響で柔道を続けられなくなったテレシコワ。来日した彼女は、柔に勝負を申し込んできます。しかし、母国の混乱の影響で半年もの間、まともにトレーニングできていなかった彼女は、かつての強さを全く発揮することできませんでした。そんな彼女の姿を目の当たりにした柔と滋悟郎は、彼女とオリンピックでの再戦を約束。それにより、引退を決めていたテレシコワは再び、闘志を燃やすこととなりました。

松田と風祭、2人の男性の間で揺れ動いていた柔でしたが、ユーゴスラビアで開催された世界選手権にて、柔の気持ちが決定的なものとなります。父親が入院したため、山形の実家に戻っていた松田は柔の会場に取材に行けません。一方の柔は絶不調で、なかなか得意技の一本背負いを決められずにいました。なんとか決勝まで進んだ柔でしたが、対戦相手は強豪のフルシチョワ。誰もが柔を心配する中、松田が会場に駆け付けます。

そして、決勝に臨む柔の目にふと会場に松田の姿が映り、その瞬間に彼女の不安は消え、背負い投げによって一本勝ちを決めました。このとき、自分が柔道をできるのは松田が自分を見守ってくれるからだと、柔は気づきます。そして、最終的に柔が松田の方を選んだのは、やはり心の底から応援してくれる彼の存在が、彼女の中で大きくなっていたからだろうと考えられています。

ここまで原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじをネタバレでみていき、最終回では柔が松田と互いに想いを伝え合い、ハッピーエンドの結末を迎えたことが分かりました。さらに「YAWARA!」の面白い魅力に迫り、柔の戦績や名言・名セリフ、柔が松田を選んだ理由などが挙げられていることが分かりました。次に「YAWARA!」の最強キャラをランキング形式でみていきます。

柔の短大時代の同級生で親友の富士子は幼い頃からバレリーナを目指してきましたが、身長が高くなり過ぎたために夢を諦めました。そして、彼女は柔道を辞めようとする柔に柔道を続けさせるため、短大に柔道を作ることを提案。自身も柔道を始めました。バレエで培われた柔軟性とリズム感を活かし、柔と共に世界で活躍する選手となります。

その後、高校時代の同級生花園との結婚、そして出産を機に一度は柔道から離れるも、再び柔のために柔道の世界に戻ってきました。

ユーゴスラビア世界選手権で国際大会デビューしたキューバ代表で、打倒柔を目標に掲げる72㎏超級の選手です。バルセロナ五輪の無差別級では柔と直接対決し敗れました。

48㎏以下級のソ連代表で、裏投げなど豪快な技が得意です。ユーゴスラビア世界選手権では、決勝で柔とあたり敗北しました。そして、柔との再戦を望んでいましたが、バルセロナ五輪では初戦でマルソーに敗北。それでも敗者復活で勝利し、銅メダルを獲得しました。

61㎏以下級のカナダ代表で、ジョディの結婚式で行われたエキシビションにて柔と戦い敗れたことから、柔を目標に成長を遂げていきます。作中では柔との再戦は叶いませんでしたが、バルセロナ五輪では61㎏以下級の金メダリストになりました。

72㎏以下級のベルギー代表で、世界選手権での5連覇など「女子柔道界の女王」の異名にふさわしい活躍を続けてきた強豪です。しかし、ソウル五輪で柔と対戦し完敗。柔に新時代の到来を感じたことから引退を決め、それまでも兼業していたモデルの仕事に専念することになりました。

48㎏以下級のフランス代表です。バルセロナ五輪ではロシアのフルシチョワを破るなど勢いに乗っていましたが、柔との対戦では得意の一本背負いを封じ込められた挙句、経験や格の違いを見せつけられ、完敗しました。

柔と同い年の財閥令嬢で、スポーツ万能なことから、新体操や乗馬、テニスなどあらゆる種目でトップを取ってきました。しかし、柔との出会いをきっかけに柔道にのめり込み、国内最大の柔のライバルとなりました。

ここまで原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじをネタバレでみていき、最終回では柔が松田と互いに想いを伝え合い、ハッピーエンドの結末を迎えたことが分かりました。さらに「YAWARA!」の面白い魅力に迫ってきました。次に「YAWARA!」に登場する最強キャラをランキング形式でみていきます。

72㎏超級のカナダ代表で、柔の親友であり、最高のライバルでもあります。力試しとして柔の祖父・滋悟郎に挑むために来日。滋悟郎には敗北したものの、柔とは互角の戦いを繰り広げ、バルセロナ五輪でも激闘をみせました。

72㎏超級のソ連代表で、柔さえも彼女の裏投げを受けて気絶したことがあるほどの強敵です。ソ連の崩壊と共に柔道ができないかもしれない不安から来日。滋悟郎から柔道家としての心得を教わり、気持ちが軽くなった彼女は帰国し、再び柔道に専念するようになりました。

柔道の類稀な才能を持つ天才少女で、幼い頃から世界的に有名な柔道家である祖父から英才教育を受けてきました。小柄ながら重量級の選手でも容易に投げ飛ばす力量があり、自身は48㎏以下級の選手ですが、無差別級にも参戦しています。また、必殺技は一本背負いであり、ほとんどの試合をこれで勝利しています。ただ、実は他の技もかなり高レベルで、立ち技も寝技も得意なオールラウンダーとなっています。

ここまで原作漫画「YAWARA!」の最終回あらすじをネタバレでみていき、最終回では柔が松田と互いに想いを伝え合い、ハッピーエンドの結末を迎えたことが分かりました。さらに「YAWARA!」の面白い魅力に迫り、最強キャラをランキング形式でみてきました。次に「YAWARA!」に関する感想や評価をみていきます。

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いかがでしたか？「YAWARA!」の最終回のあらすじ・結末をネタバレで紹介し、最終回では松田と思いを伝え合い、ハッピーエンドだったことが分かりました。さらに、原作漫画「YAWARA!」の面白い魅力に迫り、作中の最強キャラをランキング形式で紹介してきました。

また「YAWARA!」に関する感想や評価もみていき、最終回が最高だったと絶賛されていることが分かりました。皆さんもぜひ人気柔道漫画「YAWARA!」を楽しみください！