ピーターパンとウェンディの関係は恋人？大人になり再会するまでを考察

ディズニーアニメーション映画「ピーターパン」は、1953年に公開された作品です。長年に渡って世界中で人気があり、続編の「ピーターパン」2も公開されました。主人公の「ピーターパン」と「ウェンディ」は、恋心を抱いていたのかや再会したのかもとても話題になった作品です。

この記事では、ディズニーアニメーション映画「ピーターパン」と「ピーターパン2」のあらすじや、ウェンディの恋心や原作と映画の再会のシーンなどを紹介していきます。

ディズニーアニメーション映画「ピーターパン」は、大人や子供がテーマになっている作品です。原作は、元々小説で世界中で人気があります。他ディズニーの作品の中でも、夢を信じる純粋な心などがテーマになっていました。

ディズニーアニメーション映画「ピーターパン」あらすじと、ピーターパンとウェンディの出会いや恋心があるように見られるシーンを紹介していきます。

ピーターパンのあらすじは、ロンドンに住む「ダーリング家」の「メアリー」という女性は、ピーターパンの事を信じていました。ですが、「ジョージ」は夢など信じていません。子供の「ジョン」と「マイケル」は、ピーターパンの事を信じていて「ウェンディ」も大好きでした。犬の「ナナ」は、優しく子供たちの世話をしています。ウェンディは、ピーターパンの事信じているだけでなく、憧れさえ抱いていました。

マイケルとジョンは、ピーターパンごっこをして遊んでいました。ジョージは、パーティーに行くために胸当てを探していて、見つけると宝の地図が書いてあったのです。ジョージは、ウェンディを怒るために呼びます。メアリーは、ジョージの胸当てを拭いてあげました。ジョージは、ピーターパンの事を批判し2度と口にするなと言います。そして、ウェンディに子供部屋を出るように言いました。

ジョージは、ナナに気づかずぶつかってしまいます。転がったジョージでしたが、みんなが自分よりもナナを心配した事に怒りナナを外にだしました。ジョージは、ナナをいつまでも子守にできないと言います。メアリーは、みんなを寝かしつけました。メアリーが窓を閉めようとすると、ウェンディが閉めないでと言います。メアリーは、ピーターパンが影を忘れたと聞き驚きました。ですが、話を信じジョージに話します。

ジョージは、メアリーの話を信じませんでした。ピーターパンは、窓からウェンディたちの子供部屋に入っていきます。ピーターパンとティンカーベルは、影を探しに来たのでした。ティンカーベルが、棚の中で動いている影を見つけます。影は逃げだし、部屋の中を飛び回りました。ウェンディは、物音で目が覚めピーターパンに話しかけます。

ウェンディは、ピーターパンに思っていた通りの男の子と言います。ピーターパンは、話し続けるウェンディにおしゃべりだと言いました。ウェンディは、影をピーターパンに縫い付けてあげます。ウェンディが、明日から大人になると聞いたピーターパンは、ネバーランドに行こうと言いました。ウェンディは、お母さんに聞かないとと言われピーターパンは何のことかわかりませんでした。

ウェンディは、唐突にピーターパンにキスをしようとします。それを聞いたティンカーベルが、怒ってウェンディを止めました。マイケルとジョンも目覚め、一緒にネバーランドに行く事を思いつきます。ピーターパンは、飛び方を教えますがみんなは飛べません。空を飛ぶには、ティンカーベルの魔法の粉が必要だったのです。ティンカーベルは逃げますが、ピーターパンに捕まり粉を振りかけました。

飛べるようになったウェンディたちは、ネバーランドへと飛び立っていきます。ナナは、飛んでいるみんなを見て驚き吠え自分も飛ぼうとしました。その様子に気づいたマイケルが、ティンカーベルの粉を振りかけます。ですが、首輪が付いているので飛ぶ事ができませんでした。ピーターパンは、右に光っている星に飛ぶんだと言いみんなを連れ飛んでいきます。

ネバーランドでは、海賊たちがそれぞれ好きな事をして過ごしていました。ですが、海賊たちはいつまでもネバーランドにいるのが嫌で、船長の「フック」に行って来いと「スミ―」に言います。フックは、ピーターパンに復習する為に隠れ家を探していました。フックは、インディアンの娘「タイガーリリー」ならピーターパンの隠れ家を知っていると思います。

フックは、自分の手下の歌声がうるさくて撃ってしまいます。フックがピーターパンに復讐する理由は、左腕を切り落とされたせいでした。その腕をワニに食べさせた事で、ワニはフックを狙ってきます。ワニは、時計を食べたので近づくと「チクタク」と音が鳴りました。フックは怯え、スミーに頼んでワニを追い払ってもらいます。飛んでいるピーターパンを見つけたフックは、大砲を用意して攻撃をし始めました。

ピーターパンは、ウェンディたちを連れて飛んでいました。ウェンディは、ネバーランドをみて感激します。フックに気づいたピーターパンは、ティンカーベルにウェンディたちの案内を頼みました。ですが、ティンカーベルはスピードを出して隠れ家に帰り「ロストボーイ」たちを起します。ロストボーイたちに、ウェンディを打ち落とすようにピーターパンが命令したと嘘をつきました。

ロストボーイたちは、ピーターパンの命令だと信じてウェンディに攻撃します。落下しそうになるウェンディを、ピーターパンが抱きかかえました。ウェンディは、うっとりとします。ロストボーイは、ピーターパンに褒めてもらおうと思いましたが、怒られてしまいました。ティンカーベルは、ウソをついたと言います。ウェンディが死んでも良いと思ったと言い、追放されてしまいました。

ピーターパンは、ネバーランドを案内すると言いますが、ウェンディとマイケルたちは見たい所がバラバラでした。ロストボーイとマイケルとジョンは、インディアンを捕まえに行きピーターパンとウェンディは、人魚の入り江に向かう事にします。ウェンディは、ピーターパンに手を引かれまるで恋人のようでした。ロストボーイたちは、インディアンの足跡を見つけます。

作戦を練り始めますが、周りを包囲され捕まってしまいました。インディアンの集落に連れて行かれ、インディアンの長は話しかけます。ロストボーイたちは、いつものゲームだと思って逃がしてくれと言いますが、長は娘のタイガーリリーが居なくなったのがピーターパンのせいだと思いました。日が暮れるまでに戻らなければ、みんなを火あぶりにすると言います。

人魚の入り江に来たピーターパンと、ウェンディは人魚に会いに行きます。人魚たちは、ピーターパンを見て会いたかったと言いました。みんなうっとりとして、ピーターパンの話を聞き始めます。ウェンディがピーターパンに話しかけると、ウェンディはいじめられてしまいました。ウェンディは、ピーターパンに助けを求めますが笑っていて人魚たちは、溺れさせようと思っただけといいます。

人魚の入り江の近くを、タイガーリリーを乗せたフックとスミーの船が通っていきます。ピーターパンは、興味を持ってウェンディと一緒に向かいました。このときウェンディは、飛ぶ力が弱まってピーターパンに引っ張ってもらいます。ドクロ岩に行くと、タイガーリリーにピーターパンのアジトを聞いているフックを見かけました。タイガーリリーは、なにを言われても無視します。

ピーターパンは、海の魔物のふりをしてフックたちを脅かします。フックが周りを見回っている時に、スミーにフックのふりをしてタイガーリリーを返すように言いました。ですが、フックに見つかり戻されてしまいます。フックの真似をしていると、ピーターパンの背後からフックが忍び寄りました。間一髪のところで、よけます。スミーに銃を持たせ、フックを撃たせました。

ウェンディは、見ていられなくなります。すると、フックを狙ったワニが来ます。フックとスミーは、大急ぎで船に戻っていきました。ピーターパンは、フックをからかうのに夢中でタイガーリリーを忘れていましたが、ウェンディに言われて助けに行きます。船に戻ったフックは、ティンカーベルが追放されたという話を聞き作戦を思いつきます。ウェンディへの嫉妬に燃えたティンカーベルを連れて来いと、スミーに命令しました。

ピーターパンは、タイガーリリーをインディアンの集落に連れて帰りました。タイガーリリーと再会した長は、ピーターパンをインディアンの仲間と認めます。ロストボーイたちと踊っていたウェンディでしたが、女は踊らず木を取ってこいと言われました。帰ってきたウェンディは、タイガーリリーがピーターパンにキスしているのを見て嫉妬し、怒ります。ウェンディは、みんなに「女」と言われ怒って帰りました。

ティンカーベルを捕らえたスミーは、フックの元へ連れて行きます。ティンカーベルに、ウェンディの話をしました。ティンカーベルの純粋な恋心をもてあそび酷い男だと言い、ウェンディを誘拐すると言います。ティンカーベルは喜び、ピーターパンのアジトを教えてしまいました。ティンカーベルは、ピーターパンには手を出すなと約束させます。アジトを聞きだしたティンカーベルは、閉じ込められてしまいました。

ピーターパンとロストボーイとマイケルたちは、浮かれながら帰ってきますが、ウェンディは怒っていました。ウェンディは、マイケルとジョンに早く寝なさいと言い明日には帰るといいます。マイケルとジョンは、嫌がりました。ウェンディは、お母さんの話をし始めロストボーイたちも聞きます。外には、フックたちが来ていました。ピーターパンだけは、不機嫌な顔をしていたのです。

外でウェンディの子守唄を聞いていた、海賊達もうっとりとしていました。マイケルとジョンとロストボーイたちは、一緒に帰りたいと言います。ピーターパンは怒って、大人になりたいなら好きにしろと言いました。ウェンディは、ピーターパンに話しかけますが「さようなら」と言います。外に出たウェンディたちは、捕らえられてしまいました。フックは、アジトに爆弾をプレゼントします。

ロストボーイたちは、命を助けてもらう為に海賊になろうとします。ですが、ウェンディはやめなさいと言いました。ピーターパンへの贈り物には、手紙で「愛をこめて、ウェンディより」とフックが付けていたのです。ティンカーベルは、抜け出してピーターパンの元へ行きました。爆弾が破裂し、ピーターパンとティンカーベルは助かります。ピーターパンは、ティンカーベルが世界で一番大切と言いました。

ウェンディは、海に落ちて行きました。ですが、水の音がしません。ピーターパンが、助けにきたのです。ロストボーイたちは、喜び戦い始めます。スミー1人で、逃げだす準備をしていました。スミーの小舟に、やられた海賊たちが落ちます。ピーターパンは、フックに腰抜けと言われて戦いを飛ばずに受け入れました。ピーターパンは、フックが2度とネバーランドに来ないと言ったので許す事にします。

フックは、ピーターパンをだまそうとしますが、落ちてワニに追いかけられてしまいます。フック船長の船をピーターパンが奪って、ロンドンへ行くと言いました。ティンカーベルの粉で、船は金色になり浮かび上がります。家には、両親が帰ってきました。ウェンディは、ネバーランドの話をして「私は、大人になっていいの」と言います。ピーターパンは最高だったと言い、母親に嬉しそうに話しました。

メアリーとジョージは、ピーターパンの空飛ぶ船を目撃します。ジョージは、昔を思い出しあの船を見たことがあると言いました。映画で、ウェンディがピーターパンに抱いていたのが恋心かは謎のままです。

ディズニーアニメーション映画「ピーターパン2」は、大人になったウェンディとピーターパンの再会でも話題になった作品です。ピーターパン2のあらすじを紹介していきます。

ピーターパン2のあらすじでは、ウェンディの娘「ジェーン」が主人公になっています。大人になったウェンディは、ロンドンで夫と2人の子供と生活をしていました。夫は、戦争に行く時に娘の「ジェーン」に母親と弟をよろしくと言われます。ジェーンは、早く大人になろうと思いました。ジェーンは、弟の「ダニー」の為にプレゼントを買いに行きます。実用的な大きな靴下をプレゼントしました。

ウェンディは、いつもダニーにピーターパンの話を聞かせていました。それを聞いていたジェーンは、夢物語を話すのはやめてと言います。ジェーンも、少し前までは「ロストガール」になると言ってしました。その夜ジェーンは、ダニーに「ピーターパンなんていない」と言ってしまいます。ダニーは傷つき、ウェンディともケンカをしてしまいました。ジェーンは、落ち込んでしまいます。

窓辺でジェーンが眠っていると、背後からフック船長たちが現れ袋に詰めて連れ去ってしまいます。フック船長たちは、ウェンディが大人になったと知らず娘のジェーンを間違えて誘拐しました。フック船長は、ウェンディを誘拐したと言ってピーターパンをおびき出します。ピーターパンは、いつものようにフック船長から救いだしました。袋を開けたピーターパンは、ウェンディと再会できると思っていましたが、ジェーンだったのです。

ピーターパンは、ジェーンがウェンディの娘だと知りネバーランドに歓迎します。ジェーンは、ロストボーイたちに歓迎されますが、メモを手放しません。からかわれてしまい、ジェーンは怒って飛び出していきました。ピーターパンは、ジェーンが何かに似ていると思います。それは、ピーターパンの嫌いな大人だったのです。ジェーンは、いかだを作ってネバーランドを出ようと思っていました。

ジェーンは海に出ようとしますが、いかだは潰れてしまいます。ジェーンは、空を飛んでしか帰る事ができないと話しました。ジェーンはティンカーベルの粉をかけられますが、空を飛ぶ事ができません。ジェーンは、でたらめだと言い「一番信じてないのは妖精だ」とティンカーベルを傷つけてしまいます。そして、ピーターパンとロストボーイたちも怒ってしまいました。

フックたちは、独りになったジェーンに話しかけピーターパンに奪われた宝を見つけて教えてくれたら家に帰してあげると言いました。ジェーンは、フックにピーターパンを傷つけないと約束をさせ代わりに笛を渡されます。ピーターパン達は、ティンカーベルの異変に気づきジェーンが妖精を信じないと消えてしまうと知りました。ピーターパン達は、ジェーンを探し出し信じさせようと決心します。

ジェーンは、ピーターパン達と再会し「宝探しゲーム」をしようと言いました。ロストボーイたちと遊んでいると、子供らしさを取り戻していき初めての「ロストガール」になります。ジェーンは宝を見つけますが、ピーターパンを裏切らない為に笛を捨てました。ですが、捨てた笛をロストボーイが拾って吹いてしまいます。フックと海賊たちが現れ、ロストボーイとピーターパンを捕らえてしまいました。

ジェーンが裏切ったと知り、ピーターパンは激怒しジェーンのせいでティンカーベルが消えそうだと言います。ジェーンは、隠れ家に走っていきました。ティンカーベルの光が消えそうになっていて、ジェーンは謝ります。ジェーンが泣きながら妖精を信じるというと、ティンカーベルは元気を取り戻しました。2人は、海賊船に向かっていきます。

ジェーンは追い詰められますが、ティンカーベルの魔法の粉で自由に空を飛びまわり、フックをやっつけます。ロストボーイやピーターパンと仲直りしました。ジェーンは、弟のダニーに謝る為にロンドンへ帰ります。

帰ったジェーンは、ダニーにピーターパンとフックの話をします。ピーターパンは、ウェンディの気配に隠れました。ですが、ティンカーベルがピーターパンにウェンディと再会するように言い、ウェンディが気づいてしまいます。ピーターパンは、再会し大人になったウェンディの顔をじっと見て「変なの」と言いました。

ウェンディは微笑み、変わってないと言います。ティンカーベルは、ウェンディに粉を振りかけました。すると、再会したウェンディの体が浮かび上がります。ウェンディは、大人になっても信じる心を失っていませんでした。

原作の小説では、ウェンディとピーターパンは定期的に会ってネバーランドを行き来していました。ですが、ピーターパンがしばらく来ない事があり、その間にウェンディは成長し大人になってしまいます。再会したピーターパンは、ウェンディが大人になってしまった事に怒り泣き出してしまいました。ピーターパンは、再会したウェンディに裏切られた気分になり「大人にならないと言ったじゃないか」と言います。

原作でも、ウェンディがピーターパンに対して恋心のような感情を抱いているシーンは登場します。ですが、恋人になったりする事はありませんでした。ピーターパンも、ウェンディに特別な感情を抱いている事がわかりますが、大人にならないピーターパンの場合は恋心とは違うようです。

この記事では、ディズニーアニメーション映画「ピーターパン」と「ピーターパン2」のあらすじと、主人公のピーターパンとウェンディの恋や大人になってからの再会などを紹介していきました。ディズニーアニメーション映画「ピーターパン」は、アニメ以外でもたくさん実写化などがされている人気の作品なので、他の作品のピーターパンとウェンディの関係も是非チェックしてみてください！