【おじさんとリコ】漫画のあらすじをネタバレ！おじさんと獣人の心温まるBL作品？

人気BL漫画作品・おじさんとリコのあらすじをネタバレ紹介していく前に、おじさんとリコの概要を紹介していきます。おじさんとリコとは、電子では初となるオリジナル・レーベル「DeNIMO」から刊行された漫画作品です。人間と獣人がともに暮らす世界を舞台としているBL作品で、その世界設定やリコの可愛さで話題となった漫画作品です。

ほのぼのするストーリーが人気のBL漫画作品・おじさんとリコの作者を紹介します。おじさんとリコの作者は、宇佐木城です。可愛らしい絵柄が人気の漫画家で主にBL作品を発表しています。作品にはおじさんとリコの他、キラきらドロップライフなどがあります。

おじさんとリコの漫画あらすじをネタバレ紹介していきます。おじさんとリコの世界では、人間と獣人が一緒に暮らし、社会を形成しています。主人公の鳩堀（はとほり）は、ICMという機関で働いている職員です。ICMがある鳩堀の国では、人間でも獣人でも共に平和に暮らしていましたが、世界情勢を見るとそうではない国もありました。

鳩堀の働くICMは、国際民族移住機関という名称で、移民たちを支援しています。鳩堀は上司から、ある獣人の子供を一時的に預かってほしいと打診されます。鳩堀は自分では子供を育てられないと主張し抗議しましたが、仕方なく預かることとなります。話を聞けばその子供は、紛争に巻き込まれ保護されたのですが、問題があるために里親が決まらないというのです。暴れてしまうこともあるので、対面時は手錠をしていました。

鳩堀は対面時、警戒した獣人の子に引っかかれましたが、その子が虐待を受けひどい目に合わされていたと知ります。警戒心を解いてほしいと言われ、鳩堀は「おじさんの家においで」と子供を引き取りました。子供を家に連れて帰り、食事を与えるとはじめは警戒していましたが、空腹だったのか食べ始めます。満腹になって寝始める子供をお風呂に入れようと服を脱がした鳩堀は、子供の背中にひどい傷跡を発見します。

傷跡を見てショックを受けた鳩堀は、涙を流しながら「もう誰もきみを傷つけない」と約束します。そして、子供に「リコ」という名前を付けたのでした。リコがいた国では、獣と人間との抗争が起こっており、巻き込まれたのが獣人だったのです。獣からも人間からも差別を受け、ひどい扱いを受けてきたリコ。自分を受け止めてくれる鳩堀を「おじさん」と呼び、心を開いていきます。

鳩堀は正式にリコの里親に認められたので、二人は一緒に暮らしていました。リコは鳩堀がいないと一人では外に出ることが出来ず、上手く他者とコミュニケーションが取れないのです。リコの定期的な面談も必要でしたが、鳩堀と暮らす自宅を巣だとしているリコは、巣に他人を入れるのを嫌がっていたのでした。その為、鳩堀はリコを会社へ連れていきます。

鳩堀は会社で、「リコの発情期が始まるのではないか」という話を聞きます。リコの発育はもうその段階に差し掛かっていました。鳩堀は同僚から、優しくしてくれる相手には抱き着きたくなったり、頭を撫でられると抱いてほしくなったりしたと聞きます。鳩堀は会議の為に一旦リコと離れます。リコは会社の人たちと話したり、ネクタイを結ぶ練習をしてもらったりして過ごします。

そのうちに鳩堀を思い出し、リコは鳩堀を探しに行きます。途中で出会った男性職員をきっかけに、リコは虐待を受けてきた記憶がフラッシュバックしてしまいます。混乱状態に陥って暴れるリコを、鳩堀は抱きしめて落ち着かせます。鳩堀は里親である自分の責任だと謝罪しました。リコは人間らしい振る舞いを求められていますが、過去には獣らしくしろと虐待されてきました。リコへの教育は不可欠だと訴えるのでした。

リコは鳩堀との生活で、役に立とうと頑張っています。鳩堀が会社へ出かけるとき、リコは鳩堀への思いが溢れて抱き着いてしまいますが、鳩堀は「いい子だな」と言って出勤してしまいます。会社では、鳩堀にリコがつけたマーキングに気づいた職員もいました。リコは家で鳩堀の為に家事を頑張りますが、鳩堀が帰ってきてびっくりして水をこぼしてしまいます。

鳩堀は体調を崩して倒れてしまいます。布団に横になって休む鳩堀のもとに、リコが潜り込んできます。リコは自分のせいで鳩堀が倒れたと思っているので、リコがいるのは迷惑ではないか？と聞きますが、鳩堀はリコがいて幸せだと返すのでした。

ある日、鳩堀の会社にノアという獣人がやってきます。ノアは顔は獣で、首から下は人間という獣人でした。ノアは、人間のパートナーと結婚するのです。ノアはリコの気持ちをすぐに察知し、「里親が好きなのか？」と聞きます。ノアはパートナーとキスして見せますが、そんな様子を見てリコは何かを感じている様子でした。リコはノアから婚姻届けを見せてもらいますが、婚姻届けは風に飛ばされてどこかへ行ってしまいます。

急いで探そうとする鳩堀に、リコは「また作ればいい」と言います。そんなリコに、鳩堀は「二人で初めてサインした気持ちが大事」だと諭し、一緒に婚姻届けを探します。リコは婚姻届けをノアに返すことができました。ノアとの出会いで、リコは鳩堀への気持ちをさらに深めますが、もうすぐ17歳になるリコには独り立ちの時期が迫っているのでした。

17歳を迎え、独り立ちの時期が迫っているリコ。鳩堀はリコにこれからは一緒に暮らせないことを話さなければいけませんでした。鳩堀から独り立ちを促されたリコは、「捨てないでほしい」と懇願します。リコは「おじさんのおくさんになりたい」と気持ちを話します。鳩堀は結婚は愛し合う男女がするものだと話しますが、リコは「おじさんが好き」だと言って泣くのでした。

リコは鳩堀と暮らせるのならば、犬にでもメスにでもなると言います。初めて出会った時のように泣くリコを見て、鳩堀はリコを抱きしめてキスをするのでした。鳩堀はリコを愛しているからこそ、一人で生活できるようになってほしいと語り掛けます。リコは鳩堀の気持ちを理解し、引っ越していくのでした。

心温まるBL作品だと人気を集めたおじさんとリコの面白い魅力をいくつか紹介します。おじさんとリコは、虐待を受けてトラウマを抱えてしまったリコが、優しいおじさんと暮らすことで幸せになっていくストーリーが評価されています。リコははじめは人間を警戒していましたが、鳩堀と出会って明るい未来へと歩いていけるようになります。

おじさんとリコの魅力は、リコの可愛さもあります。リコは獣人の少年で、かつては酷い虐待を受けて育ちました。鳩堀と出会って、鳩堀を「おじさん」と呼び大好きになっていくリコ。鳩堀への気持ちが強くなるほど、いじらしく可愛い姿が増えていきます。

おじさんとリコはBL作品で、リコの鳩堀に対しての恋愛感情は明確に示されています。しかし、まだリコは子供であり、鳩堀も鈍感なキャラクターなので、プラトニックなラブストーリーとして描写されていきます。最終話では、リコは一人立ちするために鳩堀のもとを離れていきます。その後、大人になったリコと鳩堀はまた一緒に暮らしていくと予想されており、続編があるならばエロ展開もありえると考えられています。

おじさんとリコに関しての感想や評価を紹介していきます。おじさんとリコに関しての感想では、優しいストーリーにじーんとするという感想が多くなっています。おじさんとリコは、心温まるストーリーが評価されているBL漫画作品で、読むと癒されるという人が続出していました。

おじさんとリコに関しての感想や評価では、泣けるという声もたくさん上がっていました。過去に虐待を受けてトラウマを負ったリコが、おじさんとの生活で幸せになっていくストーリーは、感動して泣けると高評価を獲得しています。

おじさんとリコに関しての感想では、獣人が出てくる世界観が好きだという感想も挙がっていました。様々なジャンルのBL漫画作品がある中で、おじさんとリコは獣人の可愛いリコとの恋愛模様が人気を呼んでいます。

ここでは、人気BL漫画作品おじさんとリコのあらすじをネタバレしています。おじさんとリコは、心温まるストーリーがほっこりするBL漫画作品として人気です。おじさんとリコに関しての感想や評価も紹介しています。是非、おじさんとリコをチェックして、可愛くて泣けるラブストーリーを楽しんでみてください。