【群青にサイレン】あらすじをネタバレ!異色野球漫画の登場人物と最終回は?

異色野球漫画として人気を集めている群青にサイレンのあらすじネタバレに注目が集まっています。個性豊かな登場人物と最終回のラストも話題になっている群青にサイレンでは、高校野球を通して男子生徒らによる苦悩や後悔、嫉妬などの負の感情が渦巻いているヒューマン漫画が展開されていきました。そこで、群青にサイレンのあらすじネタバレや異色野球漫画での登場人物と最終回は?登場人物一覧や面白い魅力なども紹介します。

【群青にサイレン】あらすじをネタバレ!異色野球漫画の登場人物と最終回は?のイメージ

目次

  1. 群青にサイレンとは?
  2. 群青にサイレンの漫画あらすじネタバレ
  3. 群青にサイレンの登場人物一覧
  4. 群青にサイレンは打ち切り?最終回のラストをネタバレ
  5. 群青にサイレンの面白い魅力
  6. 群青にサイレンの角ケ谷尚志の謎を考察
  7. 群青にサイレンに関する感想や評価
  8. 群青にサイレンのネタバレまとめ

群青にサイレンとは?

最終回のラストや登場人物なども話題となっている群青にサイレンは、異色野球漫画として面白いと評判になっています。あらすじネタバレにも注目が集まっている群青にサイレンでは、同い年の従兄弟である吉沢空にコンプレックスを抱いている吉沢修二の挫折や苦悩、後悔などの負の感情がリアルに描かれています。さまざまな感情が渦巻いているものの、最終的には全てを受け入れて成長していく修二の姿が描かれていきました。

リトルリーグ時代に従兄弟の空にエースの座を奪われてしまった修二は、同じ高校の野球部で切磋琢磨することになります。見返したいと思う修司でしたが、エースどころかキャッチャーにされてしまったことでどうしていいかわからなくなってしまいました。そこで、群青にサイレンでの登場人物一覧やあらすじネタバレ、異色野球漫画の最終回でのラストや面白い魅力、謎なども紹介します。

群青にサイレンの概要

2015年8月号~2020年8月3日に渡って月刊YOU~少年ジャンプ+によって連載されていた「群青にサイレン(ぐんじょうにサイレン)」は、単行本において全12巻まで刊行されている漫画となっています。高校野球を中心とした男子高生の青春やヒューマンなどが描かれている少年漫画となっている群青にサイレンは、全49話によって展開されており、面白いと人気を集めるようになりました。

静岡県出身の漫画家である桃栗みかんさんによって描かれている群青のサイレンは、月刊YOUによって連載がスタートしますが、休刊になってしまったことでネット配信となっている少年ジャンプ+によって連載されることになります。漫画家である河下水希さんが「桃栗みかん」という名義を群青にサイレンにおいて使用したのは15年ぶりとなっていました。本作品は後悔や嫉妬などが渦巻いているヒューマン漫画として人気を集めました。

群青にサイレンの作者

異色野球漫画として注目を集めている群青にサイレンを描いているのは、静岡県出身の漫画家である桃栗みかんさんとなっています。「桃栗みかん」という名義はペンネームとなっており、本名は河下水希(かわしたみずき)さんです。あらすじのネタバレや登場人物、最終回のラストも話題となっている群青にサイレンを誕生させた桃栗みかん(河下水希)さんは、学生時代から少女漫画に強い憧れを抱いていました。

  • 名前:河下水希(かわしたみずき)
  • ペンネーム:桃栗みかん
  • 性別:女性
  • 出身地:静岡県
  • 生年月日:1971年8月30日
  • 職業:漫画家、イラストレーター
  • ジャンル:ラブコメ、ボーイズラブ、恋愛漫画
  • 活動期間:1992年から
  • 血液型:A型

そのため、イラストレーターや漫画家を目指すようになります。しかし、短大時代に作品を一度だけ投稿しますが、それ以降は本格的にイラストレーターや漫画家は目指さずに、一般企業に就職してしまったそうです。漫画家やイラストレーターを諦めきれなかった河下水希さんは、再び漫画を投稿するようになります。桃栗みかんのペンネームによって表紙のイラストを描くなどイラストレーターとして少しずつ活動するようになりました。

『群青にサイレン』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

群青にサイレンの漫画あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

群青にサイレンの漫画では、思春期の男子高生らによる青春が描かれています。そこで、群青にサイレンのあらすじネタバレを紹介します。まだ、読まれていない方はあらすじネタバレにご注意ください。まずは、最終回のラストや登場人物なども話題となっている群青にサイレンの1巻のあらすじネタバレを紹介します。群青にサイレンの1巻ではリトルリーグで挫折して野球をやめてしまった吉沢修二は従兄弟の吉沢空と同じ高校になります。

群青にサイレンで自分よりも小柄な吉沢空を見た従兄弟の吉沢修二は、今であれば自分の方が体格が上回っているため、リトルリーグでエースを奪われた屈辱がはらせると考え野球部に入部しました。幼少期は同じ体格で野球を教えたのは修二となっています。しかし、運動神経抜群の空はみるみる上達して修二を追い抜いてしまったのです。二人の父親は双子となっており、かつてはバッテリーを組んでいた仲となっていました。

2巻あらすじネタバレ

最終回のラストやあらすじも話題となっている群青にサイレンの2巻では、かつての屈辱を果たすべく野球部に入った吉沢修二でしたが、エースを奪われると同時に大嫌いな従兄弟である吉沢空の球をキャッチしなければならない捕手として抜擢されます。小柄で球威がないものの、キレキレのカーブと絶妙なコントロールを披露した吉沢空はすぐに野球部のエースとして監督からも認められるようになりました。

体格においてかなり有利になった吉沢修二でしたが、剛速球という強みを持っているもののコントロールがつかないため試合に出ても暴投続きとなってしまったのです。しかし、肩が強かったため捕手の転向を指示されますがやる気を失ってしまった修二は部活をサボるようになります。幼少期に父親を亡くした修二は何もかも持っている空を毛嫌いしていました。しかし、メガネをかけた友達の角ヶ谷尚志の登場で心境に変化が訪れます。

3巻あらすじネタバレ

登場人物にも注目が集まっている群青にサイレンの3巻では、正式に監督から捕手への転向を指示された吉沢修二は左利きであったために、左利きの特注のミットを監督から受け取ります。捕手に決定してしまったことでかなり落ち込む修二でしたが、その姿を見ていたのは親友である角ヶ谷尚志でした。彼は、従兄弟である空にコンプレックスを抱いている修二を切なそうな目でじっと見ていました。

その後は、バッテリーを組むことになった空を観察します。さらに、自分をちゃっかり監督に推している母親の姿を見て呆れていました。状況を冷静に観察して分析することができる角ヶ谷尚志は、野球部のただならぬ空気を読み取ってそっと見守っていたのです。初めてバッテリーを組んだ二人ははじめは上手くいっていませんでしたが、練習試合において自分の判断で動き出した修二のおかげでゼロに押さえることができました。

4巻あらすじネタバレ

最終回のラストにも注目が集まっている群青にサイレンの4巻では、悩みなどなく全てが上手くいっていると修二からも勘違いされていた空の深い悲しみと心の闇が描かれていきました。左利きの捕手として活動するようになった修二は、リトルリーグでエースの座を奪われ、高校でもエースどころかライバル視している空の捕手を務めるなど踏んだり蹴ったりの人生となっています。しかし、リトルリーグ時代もっと酷いことがあったのです。

全てを持っていると修二からも思われていた空は、執着心の強い母親に支配されていました。虚栄心が強い空の母親は反対していたリトルリーグに空を入れる際に、呪いのように修二に負けないようにといい聞かせていたのです。さらに、息子をエースにするために当時の監督と関係を持ちます。母親のおかげでエースの座を得ることができた空は、母子家庭となった修二とは異なった悩みや闇を背負うことになりました。

5巻あらすじネタバレ

魅力的な登場人物が評判になっている群青にサイレンの5巻では、自分のことを幼少期から嫌っていたという修二の思いを知ってしまった空は、バッテリーを組むことになった修二を無視するようになります。捕手というポジションをやっと受け入れる覚悟を持った修二は、県内においてNO.1捕手となっている守屋さんのところへ出向いて捕手になるための指導を受けていました。

県内においてNO.1捕手となっている守屋さんが空を褒める度に心の中で闇が広がっていく修二でしたが、そのやるせない気持ちを闘志に変えて必死に前をむこうとします。しかし、殻に閉じこもってしまった空に無視し続けられることに限界がきた修二は空を問い詰めます。我慢の限界に来ていた空もリトルリーグでエースになれた理由を打ち明けたのです。やっと前をむこうとしていた修二はかなりのショックを受けてしまいました。

6巻あらすじネタバレ

最終回のラストにも注目が集まっている群青にサイレンの6巻では、リトルリーグ時代に空の母親と監督によって修二の人生が狂わされていた事実が発覚します。その事実を共有した空と従兄弟の修二は大泣きして別れます。監督は泣いている空を慰め、親友の角ヶ谷も泣き崩れる修二を慰めました。バッテリーのミーティングを監督と一緒に行う二人でしたが、やる気のない空に我慢できなかった修二は怒りをぶつけます。

本音をぶつけられた空は捕手として修二を信頼していると打ち明け二人は前進することができました。1回戦においてはゴロが連発しますがショートの角ヶ谷守備のおかげで勝利を得ます。2回選ではリトルリーグ時代の監督が登場し二人の心を乱しますが、ボロボロの修二を支えるように空が奮闘して勝つことができました。3回戦においては指導を受けた守屋捕手との戦いでお互いに気持ちのやり取りができるようになります。

7巻あらすじネタバレ

異色野球漫画の登場人物が話題となっている群青にサイレンの7巻では、夏の地区予選において2回戦まで勝ち進んだ空と従兄弟である修二のバッテリーは3回戦において丈陽学園という強豪校と戦うことになりました。丈陽学園はかつて本気で捕手を務めようとした修二が訪ねた守屋さんが捕手を務めている高校となっています。圧倒的不利な状況ではありますが、次第に前をむくようになった修二たちは正々堂々と戦うようになりました。

お互いの思いを共有することができた修二は、ピッチャーの空に気持ちよく投げてもらおうとコミュニケーションを取るようになります。言葉を交わすようになった二人は次第にいい雰囲気でバッテリーを組めるようになりました。見事なカーブとコントロールされた球を受けた際には修二が空を褒めていい雰囲気となっていました。しかし、空の軸足にピッチャーライナーが当たり投げられなくなってしまいます。

8巻あらすじネタバレ

最終回のラストも注目を集めている群青にサイレンの8巻では、怪我をしてしまった空を心配した修二は祖母の家で一緒にお泊りをすることになりました。何とかお互いに打ち解けようとしますが、ぎこちない雰囲気が漂っていきました。しかし、捕手となった修二が楽しめるようになったと打ち明けたことで、後ろめたい気持ちを抱えていた空も少し気が楽になったようです。三年生が引退すると野球部は部員不足となってしまいました。

新しい主将や副主将が決定したところへ、甲子園への出場を決めた守屋捕手が修二にアドバイスに来てくれます。部員が少なくて練習試合もできなくなってしまった野球部ですが、運動神経抜群のチャラ男である斉間がモテたいことを理由に入部したり、中学時代捕手経験を持っている片山も登場したり、新たな波乱が起きそうになります。捕手候補の片山は修二の投球に惚れ込み一緒にバッテリーを組みたいといい出しました。

9巻あらすじネタバレ

あらすじネタバレや登場人物なども話題となっている群青にサイレンの9巻では、新たに優秀な捕手候補の片山が登場したことで修二はすっかり捕手としての自信を失ってしまいます。親友の角ヶ谷に相談するとやめた方がいいといわれ、真剣に相談することもできない状況となっていました。かつて親友の角ヶ谷は監督が修二を捕手にしようとした際に直談判しています。その事情を知った修二は驚いていました。

新たな捕手候補が登場したことで不仲になってしまった修二はお昼も角ヶ谷とは別々で食べるようになります。捕手候補の片山は空の教室へやってきて肩が強い修二が捕手になった理由について聞いていました。監督のパワハラに怒った片山は何とかしようとします。野球を諦めることができなかった修二は監督のところへ行き野球を続ける決意をしたようです。母親に支配されている空は角ヶ谷に話しかけ自分たちは似ているといい放ちます。

10巻あらすじネタバレ

異色野球漫画の登場人物と最終回のラストが話題となっている群青にサイレンの10巻では、練習試合において見事な牽制球でライナーを刺した修二は捕手を担当していました。捕手候補の片山は外野を担当します。しかし、練習試合に駆け付けたOBからは左利きの捕手についての不満が放たれ、捕手候補の片山には新しい防具を与えていたことで、前向きに生きようとする修二をどこまでも追い詰める雰囲気となっていきます。

心無いOBの言動によって落ち込んでいる修二を慰め励ましたのは、引退した三年生の鈴木先輩でした。投手の魅力をさりげなく修二に伝えながら投手が向いていると気持ちを伝えています。従兄弟である空と仲直りができた修二は自分の素直な気持ちを話せる関係となっていきました。後半不調になった空の代わりにチャラ男の斉間が投げたことで投手候補が三人となります。しかし、翌日の試合で空の肘に激痛が走り投げられなくなります。

11巻あらすじネタバレ

最終回のラストや登場人物も話題となっている群青にサイレンの11巻では、練習試合で投げることができなくなった空の代わりに投手経験がある修二が投げることになります。見事なピッチングを披露した修二は仲間や相手チームからも絶賛されていました。しかし、肘の怪我によって落ち込んでいる空の姿を見た修二は素直に喜べなかったようです。三審を奪っておきながら空の気持ちを思って罪悪感まで抱いてしまっていました。

投げることができなくなって病院へ通うようになった空は、イケメンの井上と出会い気持ちが軽くなったようです。彼のアドバイスによって下半身を鍛えるようになり心も安定していきます。捕手候補の片山はチームの雰囲気を察してクリスマスパーティを企画したり、初詣に行ったりして交流を図りました。春になって怪我を克服した空は投手に復活しますが、心優しい修二はライトにされ、片山が捕手となってしまいます。

群青にサイレンの登場人物一覧

吉沢修二

  • 名前:吉沢修二(よしざわしゅうじ)
  • 身長:170㎝→180㎝
  • 血液型:A型
  • 所属:県立玄石高校の1年5組
  • 部活:野球部
  • ポジション:捕手、投手、外野手(右翼手、中堅手)、左投げ左打ち
  • 家族:父親(三年前に他界)、母親
  • 性格:勤勉家、真面目、明るい、心優しい

最終回のラストや登場人物においても話題となっている群青にサイレンで三年前に父親を失った吉沢修二は、かつてリトルリーグで野球をしていましたが、従兄弟の空に嫉妬して裏工作をしてしまいます。監督やチームメイトの信頼を失った修二は中学時代はかなり閉鎖的でネガティブ思考となってしまいました。あらすじも話題となっている作中で高校生になった修二は抜群の運動神経と体格を駆使してライバルの空を見返そうをします。

吉沢空

  • 名前:吉沢空(よしざわそら)
  • 血液型:B型
  • 身長:157㎝→160㎝
  • 所属:県立玄石高校の1年6組
  • 従兄弟:吉沢修二
  • 部活:野球部
  • ポジション:投手、外野手(中堅手)、左投げ左打ち
  • 家族:父、母、祖母
  • 性格:無愛想、何を考えているのか掴みにくい

幼少期から母親に支配されて育った空は、現在海外で両親が暮らしているため、父方の祖母の家にお世話になっています。小学五年生の時に引っ越してきた空は、従兄弟の修二に野球を教えてもらいます。修二の父親と自分の父親は双子でかつてバッテリーを組んだ仲となっていました。母の支配から逃れるように野球に夢中になった空は投手としての実力を放ち、従兄弟である修二のエースというポジションを奪ってしまったのです。

角ヶ谷尚志

  • 名前:角ヶ谷尚志(つのがやなおし)
  • 血液型:AB型
  • 身長:175㎝
  • リトルリーグ時代:井綿リトルリーグ所属
  • 親友:吉沢修二
  • 所属:県立玄石高校の1年5組
  • 部活:野球部
  • ポジション:遊撃手、右投げ右打ち
  • 性格:人見知り、心優しい

群青にサイレンで副キャプテンの鈴木とは面識を持っている角ヶ谷尚志は、メガネをかけたイケメンとして登場しています。かつてリトルリーグでいじめられていた彼は中学時代に明るい性格の修二と出会ったことで心が救われたようです。野球において高い能力を持っている角ヶ谷尚志には空同様に子供を支配しようとする母親の存在が圧力をかけていました。かつていじめられた経験を持っている彼は人との関わりを避けるようになります。

片山龍起

玄石高校の1年2組に所属している片山龍起(かたやまたつおき)は、夏の終わりの三年生が引退した後に入部してきた、中学時代に捕手経験がある男子生徒となっています。彼はがっしりっとした身体つきで強面のイケメンとなっていました。右投げ右打ちとなっている片山は中学時代は4番で正捕手として活躍していました。

高校へ入学して野球部に所属するつもりはなかったものの、4月に行われた対丈陽親善試合においてコントロールは悪かったものの素晴らしい球威を放っていた修二の球をもう一度生で見たいと考えて野球部に入部しようとしたようです。肩が強い修二とバッテリーを組みたい片山は、野球部の入部条件として自分が正捕手、投手には修二を指名してきました。

溝口哲平

玄石高校の1年6組に所属している溝口哲平(みぞぐちてっぺい)は、何を考えているのか掴みにくい性格の吉沢空と同じクラスの男子生徒となっています。県外受験組の溝口哲平は、井綿北中学校(いわたきたちゅうがっこう)出身となっていました。物怖じしない明るい性格の溝口哲平は、遊撃手経験者として野球部へ入部しています。

対外試合では二塁手、対丈陽親善試合においては玉井と交代で右翼手として活躍していました。高校へ入学した当初は野球部に入部する気持ちはなかったものの、美人のマネージャーが毎日クッキーを自分のために焼いてくれると聞いて入部する気持ちになったようです。お調子者系子分キャラやアホっぽい子などと囁かれる人物となっていました。

浅羽

野球部に所属している二年生となっている浅羽(あさば)は、左目の下に泣きぼくろのある熱い心を持ったキャラクターとなっています。170㎝の身長を持っている彼は、小学四年生の頃から野球をしており、遊撃手として活躍していました。しかし、優秀な一年生の角ヶ谷が入部してきたことで、二塁手となります。ムードメーカー的な存在であり、1番打者として常にチームを波にのせる雰囲気を放っていました。

浅羽スポーツ店という個人商店を経営している家に誕生しており、そこでは野球道具関連も多く取り扱っています。そのため、玄石高校野球部において使用している練習着や道具、遠征バッグに至るまで注文を受け付けていました。しかし、グローブにおいてはダサくて古くてよくわからないメーカーのものが多いようです。

寺田

群青にサイレンで寡黙で大柄な恵まれた体格を持っている寺田は、玄石高校の二年生となっています。5番打者を担当している寺田は、一塁手を担当していたものの穴になりがちだった捕手を担当することもよくありました。野球好きの玉井に捕手としてのノウハウを教わりながら何とか穴を埋めていたのです。

あるプレーがきっかけとなって野球部を休みがちになってしまった寺田。しかし小柄な体格で運動神経もあまりよくないものの誰よりも野球を愛している玉井との会話によって、また、野球部でプレーがしたいと思うようになりました。

玉井文登

群青にサイレンで右翼手(対丈陽親善試合)として活躍していた玉井文登(たまいふみと)は小柄な体格の二年生となっています。運動神経、体力共にあまりない玉井文登は、野球が大好きで熱心であるものの、試合においてはベンチとなることが多くなっていました。野球好きで努力家である玉井文登は、自分にとって貢献できることはないかと探してマネージャー的な仕事を自主的に行っていたのです。

心優しく癒し系のオーラを放っている玉井文登は、見た目的にも女性の母性を感じさせるような懐の大きさを披露していました。玉ちゃんと呼ばれている彼はお菓子作りを得意としており、いつも人数がギリギリの野球部員を増やそうとクッキーを焼いては部員を勧誘していたのです。

兼子八洋

井綿市立白山中学校出身の兼子八洋(かねこやひろ)は3年1組に所属しており、野球部のキャプテンを務めています。4番打者で右投げ右打ちとなっている彼は、三塁手として活躍していました。183㎝の長身を披露している兼子八洋は、副キャプテンを務めている同級生の鈴木とは中学時代からの付き合いとなっています。デリカシーに欠ける言動を放つことがあるため部員からも苦情をいわれることが多くなっていました。

鈴木暁彦

野球部において副キャプテンを務めている鈴木暁彦(すずきあきひこ)は、キャプテンを務めている兼子八洋とは同じクラスとなっています。181㎝の恵まれた身長を持っている彼は一塁手を担当していました。リトルリーグ時代では投手を務めていたため、対丈陽の県大会では1イニングのみ投げていました。右投げ左打ちで3番打者として活躍しています。イケメンで女性からもモテるキャラクターとなっていました。

群青にサイレンは打ち切り?最終回のラストをネタバレ

群青にサイレンは打ち切り?

最終回のラストやあらすじも話題となっている群青にサイレンは打ち切り?最終回のラストをネタバレしていきます。魅力的な登場人物が人気となっている群青にサイレンは売上発行部数があまり良くなかったため、打ち切りとなってしまったようです。一部では今までにない野球漫画として人気を集めていましたが、連載されていた少年ジャンプ+が求める売り上げに達していなかったようです。

群青にサイレンを描いている桃栗みかん(河下水希)さんは、ことあるごとに売れない売れないとコメントしていました。さらに、単行本を買って欲しいという気持ちをTwitterでも度々呟いていたようです。当初は月刊YOUで連載していた群青にサイレンでしたが、少年ジャンプ+に移籍したのは休刊が理由となっていました。

12巻最終回あらすじネタバレ

登場人物の活躍が魅力となっている群青にサイレンの12巻の最終回あらすじネタバレを紹介します。12巻の最終回では、肘を怪我した空が病院で出会った井上が転校生として登場していました。メガネのイケメンとなっている角ヶ谷は彼が野球部へ入部したいといってきたことで、野球部へ行けなくなってしまいます。入部してきた井上は小学生の頃に野球が上手だった角ヶ谷をいじめていたのです。

その事を知った親友の修二は、急いで角ヶ谷の家へ向かいます。しかし、毒親である母親の冷たい対応で会うことができませんでした。諦めずに前に進むことができる修二は会えるまで角ヶ谷の家へ向かいました。親友の角ヶ谷とやっと話すことができた修二は彼の辛い思いを全て受け止めてあげます。中学生でいじめられる立場になった井上は、かつての自分の行動を反省して野球部から姿を消しました。

群青にサイレンの面白い魅力

面白い魅力①主人公たちの成長を描く

最終回のラストが感動的だったと人気となっている群青にサイレンでは、主人公である修二をはじめそれぞれに闇を抱えている男子高生の成長していく姿が描かれています。運動神経抜群の修二もリトルリーグで大人たちの都合によってエースの座を奪われてしまいました。高校ではやりたくない捕手をパワハラによってやることになりますが、最終的には全てを乗り越えて大好きな野球に挑戦し続けることができるようになります。

面白い魅力②リアルすぎる心理描写

あらすじや登場人物も話題となっている群青にサイレンでは、リアルすぎる心理描写も魅力の一つとなっています。小柄であるもののエースとして活躍してきた空は、周囲からは幸せな環境で生きていると思われがちですが、父親と上手くいっていない母親の存在によって辛い立場に追い込まれていました。スポーツ漫画でありながら、かなり内面のドロドロとした心理描写が繊細に描かれていると評判になっています。

面白い魅力③チームメイト同士の関係

あらすじや最終回のラストにも注目が集まっている群青にサイレンでは、チームメイト同士の関係も繊細に描かれていました。自分のプライドを傷付けられるようないじめやポジションの変更、大人たちの思惑によって傷つけられた少年たちも仲間との付き合いを通して少しずつ克服していきました。闇落ちしてしまう状態でどのように支えたらいいか思い悩む姿も描かれています。

群青にサイレンの角ケ谷尚志の謎を考察

考察①修二への思い入れがある?

最終回のラストにも注目が集まっている群青にサイレンでの角ケ谷尚志の謎を考察していきます。小学校の時に所属していたリトルリーグでいじめにあっていた彼は、溌溂と仲間を応援することができる修二の姿を見て心に温かさを感じるようになります。太陽のような存在の修二に憧れるようになった角ケ谷尚志は、常に修二の側にいて彼を支えようとしました。彼は大好きな修二に関係することだけ興味を示すようになったようです。

考察②闇落ちフラグ

魅力的な登場人物も話題となっている群青にサイレンで修二への思い入れが深い角ケ谷尚志は、リトルリーグでのいじめや過干渉な母親、太陽のような存在の修二への執着心などさまざまな闇落ちフラグを抱えていました。そのため、いつ闇落ちしてもおかしくない心理状態となっていたのです。しかし、親友である修二のおかげで闇落ちしそうになった際も助けてもらっていました。

群青にサイレンに関する感想や評価

群青にサイレンの5巻まで読んだという人の中には、めっちゃ面白いと感想を寄せている人もいました。あらすじネタバレや異色野球漫画の登場人物なども話題となっている群青にサイレンについて、男子高生の心理描写が素晴らしく感動したという人もいたようです。スポーツ漫画とは思えないウジウジ感が新鮮だったという人もいました。

群青にサイレンの1巻を読んだという人の中には、さまざまな壁がやってくる修二に感情移入し過ぎてめちゃくちゃ辛いと感想を寄せている人もいました。魅力的な登場人物たちのやり取りが超ワクワクすると感じて面白い、早く続きが読みたいと思った人もいたようです。

群青にサイレンという異色野球漫画を読み始めてめちゃくちゃ面白いと感じ、心を削られながら読んでいたという人の中には、まさかの打ち切りでショックを受けてしまった人もいたようです。まだこれからだったのにと残念がっている感想を寄せている人もいました。男子高生の成長や挫折も魅力の作品となっていました。

群青にサイレンのネタバレまとめ

異色野球漫画だと囁かれ人気を得ていた群青にサイレンのあらすじネタバレを紹介してきました。魅力的な登場人物や最終回のラストにも注目が集まっている群青にサイレンでは、過去にいじめを体験したり、エースのポジションを奪われて野球に挫折したり、母親の支配によって生き方をゆがめられてしまったりしている男子高生の苦悩や恐怖、後悔、挫折などが繊細に描かれていて面白いと高い評価がされていました。

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