ズートピアの声優一覧!日本語吹き替えキャストも画像付きで紹介【上戸彩】

今回は2016年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって製作されたズートピアの声優一覧をご紹介します。その中でも本家の声優の紹介はもちろん、吹き替えのキャストも紹介します。特に上戸彩さんが主人公のジュディの声を担当したことでも話題になりました。担当した俳優をしることで、現実世界の人間たちがまるで動物になったようなヘンテコな世界、ズートピアの世界をより深く楽しめます。

ズートピアの声優一覧!日本語吹き替えキャストも画像付きで紹介【上戸彩】のイメージ

目次

  1. ズートピアの声優一覧!上戸彩など日本語吹き替えキャストを一挙紹介
  2. ズートピアとは?
  3. ズートピアのキャラを画像と共に紹介!
  4. ズートピアの吹き替え主演声優は上戸彩!
  5. ズートピアの日本語吹き替え声優を画像付きで紹介!
  6. ズートピアのオリジナル声優を一覧で紹介!
  7. ズートピアの主題歌は?声優が歌ってる?
  8. ズートピアの声優についてまとめ

ズートピアの声優一覧!上戸彩など日本語吹き替えキャストを一挙紹介

今回は2016年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって製作されたズートピアの声優一覧をご紹介します。主役のジョディ・ホップス役には日本の人気女優の上戸彩さんが担当したことでも話題になりました。ズートピアの世界をよりディープに楽しめるようになります。そうして声優が発する声の一つ一つがズートピアという架空の楽園を構築する一つの要素であることを知れるのです。

ズートピアとは?

この章では2016年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって製作された映画・ズートピアについて詳しくご紹介を致します。この映画は3Dコンピュータアニメーションの方式を駆使して作られています。

ズートピアの世界について

ズートピアの世界の本質は「人間が存在したことのない、動物たちだけが暮らす別世界」として成り立っています。私たちの知る限り一応人間も動物(哺乳類)なのですが、ズートピアの世界からは人間が排除されているのです。その代わり、ズートピアの世界の動物たちはまるで人間のように二足歩行で歩き、尚且つ服装を着て、職業を持って生活をしています。

私たちの知る限り、この在り様は人間の生活と同等になります。ズートピアに哺乳類しかいなくて、爬虫類や両生類がいないのにも、関係がありそうです。何故なら、蛇は所謂足を持っていないからです。また哺乳類なら人間と同じ種族になるため、一般的な動物の本能(野生の本能)を持っているという、共通了解を観客と製作者側が持つことが出来ます。このように観客の存在が計算されて作られているのがズートピアの世界なのです。

ズートピアの文明について

ズートピアの文明は人間がいないまま、動物だけで高度な文明を築いてきた世界が舞台になっています。そもそもタイトルのズートピア自体がズー(動物園)とユートピア(理想郷)という意味合いから来ています。これは人間が理想とした動物園の理想郷という意味合いがあります。観客である私たちに向けて作られた理想的な動物園、それこそがズートピアとなるのです。

その文明の創造の仕方もあくまで動物によって成り立っています。一つは水浴場です。現代ならプールをイメージするでしょうが、ズートピアの場合は、オアシスのような形をしています。そこは人間の世界でいう「ヌーディスト・ビーチ」のナチュラリストような破廉恥な世界とも呼ばれるのですが、それは、野生の自分を表に出すことが恥ずかしいことである、というズートピアの不文律があるからです。

ズートピアの文明は、私たち人間が観客です。動物たちはあえてコスプレとして色々な仕事を行い、その服装をきています。ですから服を着ていないことは、動物であることをそのまま表に出して見世物化されてしまうので、恥ずかしい事であると判断してしまうのです。これは動物自体が初めから人間よりも知性的に劣った存在である、という前提があるからです。

ズートピアの登場する動物について

ズートピアの世界に登場する動物は哺乳類に限られています。それらは肉食動物と草食動物に分けられています。つまり捕食者と被捕食者になるのです。もともとズートピアの製作チーム自体が動物学者から情報を収集していくうちに決定したことであり、脚本のジャレド・ブッシュによると「作品の舞台となる惑星には爬虫類や鳥類などもいるが、今回はそれらが暮らす大陸の話ではなかっただけ。」と語っています。

もともとズートピア自体が、惑星における中心都市であり、世界の中心になります。さらにズートピアの主要な舞台であることも重要な要素になっています。その都市設計は常に捕食者と被捕食者の文化によって(つまり自然動物が文明を作ったら、というイフの世界によって)成立っているのです。ですから観客がその世界をわざと身近に感じられるように設計されているそうです。

ズートピアにおける捕食者と被捕食者の役割について

ズートピアは捕食者と被捕食者によってなれる職業の選択の自由が限られています。これは強者しか力を必要とする仕事にはつけない、だったり、弱者が事務仕事をすべきだ、という前近代的思想によって成り立っています。一見合理的になりたっているようですが、その役割≒社会階級的なものが存在する為、その世界をひっくり返そうとする現代でいうサイコパス的存在もいます。それがヒツジのドーン・ベルウェザー副市長なのです。

ズートピアは被捕食者の活躍する世界

主人公のジュディはウサギであり、ドーン・ベルウェザー副市長もヒツジです。ジュディの相棒のニックもキツネであり詐欺師です。ズートピアの世界では被捕食者は弱者であり自分に嘘をついて生き残らなければなりません。その中でも正義漢であるジュディと、弱者であることを肯定して嘘つき≒詐欺師を生業とするニックは馬が合います。何故ならこの二人は正反対の職業を選びながらも、自分には嘘をついていないからです。

ドーン・ベルウェザーは自分の地位を守るために殺人を繰り返していましたが、そこには狂気があるのと同時にズートピアにおける被捕食者≒社会的弱者であることを周囲に言えなかった本質的な弱さがあります。その被捕食者でありながら、副市長として権力を持った結果、とズートピアでは読み解けますが、一方で被捕食者が犯罪にせよ、正義にせよ、知性を持てば、自由にふるまえる世界でもあります。

ナマケモノは見ている!

またズートピアの魅力にミユビナマケモノのフラッシュがいます。すべての行動がスローであり、言動も遅いのに、エンディングではスーパーカーで普段からは想像できない程のスピードで走っている所をスピード違反で捕まってしまいます。けれどもズートピアは犯罪を犯したことよりも、その犯罪を犯したのがミユビナマケモノのフラッシュであることが重要なことなのです。

私たち観客は、遅い人は基本的に生きるために間違いを犯さないように生きている、と考えます。遅いということは生き物としては弱いことを指します。とくにミユビナマケモノは草食動物なのでズートピアの世界では被捕食者となり社会的弱者です。そのフラッシュが時速180km以上のスピード違反を平気で犯す、これはズートピアの世界が被捕食者にとって自由であることを意味しています。

ズートピアの世界における法の役割

前述したように前近代的世界観と理想郷によって成り立つズートピアの世界での法は普通の人間世界と同じように出来ています。ペナルティも同じようにうけます。ただ私たち観客が考える世界とは少し違うのは、法を犯すことに関する倫理がズートピアの世界の住人は低いことにあります。それはズートピアの世界にはズートピアの世界の住人しかいない、単一世界によります。つまり法自体が一つしか存在しないことが分かります。

ズートピアの世界を見る私たち観客は世界が二つあることが大前提です。しかしズートピアの世界の住人はズートピアしか世界がないのです。それは彼らにとって哺乳類しか存在しないサイエンス・フィクションの世界が大前提だからです。今のところ自分たちより高次の存在がいないことがズートピアの大前提になっていますが、より高次の存在によって自分たちの世界が成り立っているという自意識が生まれるとどの様になるのでしょうか。

何故ズートピアのキャラクターは可愛いのか?

ズートピアの世界から出られないから可愛く、私たちも同じように地球から抜け出すことは出来ません。だから犯罪を犯さないように倫理的に生きようとしているのです。それが私たちが自分たち人間に対して行っている理解です。ではズートピアの人々は自分たちをどの様に理解しているのでしょうか。それは彼らが見世物であることを前提とした実存的な思想を持ち主であるのです。ズートピアという都市名がそれを象徴しています。

だからこそジュディは自らの見た夢を永遠に諦めないのです。それはかなわない夢はない、という絵空事ではなく、全ての人は認められるためには努力をしているということが前提だからです。もともとの能力で全てが決定するわけではありません。動物園の理想郷として、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは新たな価値観を提示しました。それは元々の能力よりも知性や努力が凌駕する世界になります。

ズートピアのキャラを画像と共に紹介!

ズートピアの世界の住人であるキャラと画像を紹介します。ズートピアの世界には肉食動物と草食動物、つまり哺乳類しかいないので、みな体毛がふさふさです。そのふさふさ感ともふもふ感が可愛くて、日本独自の文化が生んだゆるキャラを想起します。

主人公のジュディ

主人公のジュディ・ホップスはアナウサギの女性です。警察官になるために、田舎町のバニーバロウから上京してきました。ズートピアのシステムにのっとって育成されたズートピア初のウサギの警察官です。心配性の両親を持ちながらも、なりたい自分を目指して諦めない心と純粋さを持ち合わせています。そうして初めて配属された駐車違反の取り締まりの最中に詐欺師のニックと出会うのです。

ジュディの性格について

ジュディは柔軟な思考力を持ち、草食系動物いわゆる被捕食者ながら幼い頃からズートピアで警察官として働くことを夢見ていました。いじめっ子のギデオン・グレイにも立ち向かう勇敢さを持っていました。警察に就職した後もぞんざいな扱いを受けますが、駐車違反の取り締まりを「1日100台」のところ「昼までに200台」を達成させる等、努力家でもあります。

ニックと初めてであるときに詐欺師とは知らない儘、アイス代を肩代わりをしてしまったり、ナチュラリストクラブの客を直視できないなど、初心な所を見せていたが、ニックと関わるうちに、オオカミの遠吠えを真似たり、ベルウェザーの悪事の証拠をつかむため、ニックと芝居をしたり、もともと持っていた頭の回転の速さを見せるようになります。

ピュアな努力家であるジュディは失敗もすることもありますが、それにへこたれないだけの前向きな気持ちを持ち合わせています。そこには傷ついた心を持ったニックを変えたいという気持ちがあります。それはジュディが自分に正直だからこそ、壁にぶつかっても乗り換える力をもっているのです。

相棒のニック

相棒のニック・ワイルドはアカギツネの男性です。年齢は32歳。15ドルの巨大アイスキャンディーを溶かして2ドルの小さなアイスとして転売をする詐欺師でもあります。ズートピアの情報網を持っている人物でもあります。アイスの転売は12歳の時からで、毎日200ドルを稼いでいたと発言した内容をジュディに録音されて、脱税の罪に問われます。その代わりにジュディの捜査に協力をすることになるのです。

ニックの性格について

かつて捕食者初のジュニアレンジャースカウトの団員になろうとしましたが、「キツネを信用に値しない」として誓いの儀式で口輪をはめられるいじめを受けます。結局偏見や差別に逆らわずに見る目通りの生き方を選んでしまいました。ジュディに対しても、出会った当初は馬鹿にして「ニンジン」や「ウサギ」と呼ぶことがあったが、だんだん口癖化していきました。

ジュディの捜査に協力していくうちに、ニックの持つ詐欺師として得てきた知識や経験が役に立ってきて、ジュディによって、警察官になることを勧められる。最後にはキツネ初の警察官になり、ジュディと共に取り締まりの出動することになります。

ニックは頭の回転は速すぎるゆえ、諦観のほうが強く出ている性格です。また自分自身の生い立ちや人生にも負い目があり、そのためズートピアにやってくる者たちに冷ややかな目を注ぎ、夢や希望を捨ててしまっている。しかし詐欺師として生きてきた経験とジュディとの出会いがニックの人生を大きく変えます。もともとニックの心を動かしているのは正義への意志だったからです。

黒幕のドーン・ベルウェザー副市長

ドーン・ベルウェザー副市長はヒツジの女性です。ズートピアの副市長の役職を与えられていますが、実態は市長であるライオンハートの秘書です。まともな部屋も与えられずに、いつも忙しくこき使われています。ライオンハートとの関係はとてもわるいため、ドーン・ベルウェザー副市長はライオンハートを利用しようとしました。

ジュディを「小さな動物の誇り」と讃えていましたが、実際はライオンハートのような捕食者に対して逆差別的な逆恨みをしていた。そこで「夜の遠吠え」の毒を利用して、肉食動物を凶暴化させることをたくらみ、ズートピアから肉食動物≒捕食者を排斥しようと仕向けます。逆差別もまた差別であるため、ドーン・ベルウェザー副市長のやり方は恐怖政治化してしまいます。

ドーン・ベルウェザー副市長のやり方は自分の中にある恐怖を飼いならせられなかったのが原因だったと思われます。被捕食者は常に、捕食者の影におびえています。特に直属の上司が、肉食動物最強と言われるライオンであるのは、ヒツジであるドーン・ベルウェザー副市長にはストレス以外何物でもなかったでしょう。生来の犯罪者の心が牙をむいたような犯罪動機です。

ズートピアの長のレオドア・ライオンハート市長

ライオンハート市長はズートピア市長です。「誰でもなんにでもなれる」というスローガンを作り出したのこそ、誰あろうライオンハート市長です。誰にとっても楽園であることを維持することが目的であり、捕食者・被捕食者かかわらず警察官になれるプログラムを作り出したのも市長です。そのプログラムの初の卒業生こそ主人公のジュディであり、そのためジュディは中心部の第1分署へと配属されました。

捕食者つまり肉食動物のなかには凶暴化・自然化してしまい、ズートピアの住人に襲い掛かることがあるので、自分の肉食動物であることも理由として、彼らを廃病院を元に作った施設に監禁して極秘裏に原因究明と治療法の研究を進めていた。しかし結果的にその行為が、連続行方不明事件と見なされてしまい、警察との対立構造が明るみとなり、事件の元凶として収監されてしまいます。

実はこれらすべてがベルウェザーによる謀略であり、ライオンハートもジュディも踊らされていたということが明るみになった。後にテレビのインタビューで「目的は正しいが、やり方が間違っているってやつだ。」と語りました。ライオンという百獣の王ながら優しさも兼ね備えた素晴らしいハートを持った市長です。

ズートピア警察署のボゴ署長

ボゴ署長はアフリカスイギュウの男性になります。ZPDの署長であり、周囲には常に威圧的態度を取り、ジュディやニックのような新人には辛辣な態度をとりますが、一方で部下の誕生日を祝う一面もあります。動物種ごとの区別(ステレオタイプ)に囚われた発言を行うことがあるが、ズートピアの信条である市長や副市長には頭が上がらない。

新しいズートピアのシステムとしてジュディが配属されてきたが、やはりぞんざいに扱い、駐車違反の取り締まりを主にやらせることに終始しました。ニックにもジュディと同じように偏見を持って扱ってしまいますが、連続行方不明事件をジュディとニックが解決したことを知ると、態度や考え方を改める一面もあります。ボゴ署長はどうやら気の良い署長のようです。意外と人あたりも良さそうです。

ズートピアの吹き替え主演声優は上戸彩!

ズートピアの主演であるジュディ・ホップスの日本語吹き替えを担当したのは日本の人気女優、上戸彩さんです。上戸彩さんは1997年に「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞して、1999年には4人組のグループZ-1の一員としてデビューをしています。そんな上戸彩さんを紹介します。

ジュディを演じるのは上戸彩!

上戸彩さんは映画の吹き替えでは「ピーターパン2 ネバーランドの秘密」でのウェンディの吹き替え「スピード・レーサー」ではクリスティーナ・リッチ演じるトリクシーの吹き替えをしています。また邦画アニメ「名探偵コナン」では上戸彩本人役を声優という形で出演しています。

実は吹き替え初挑戦じゃない!

上戸彩さんはディズニー映画では2014年に「マレフィセント」という、童話中の悪役が主役を演じる主客転倒した作品に吹き替えを担当しています。担当したのはエル・ファニングが演じた眠れる森の美女のヒロインであるオーロラ姫の日本語吹き替えです。なおんで、ディズニー映画に参加をすることはズートピアで2回目ということになります。

上戸彩は映画あずみで大ブレイク!

上戸彩さんは2003年の日本の時代劇映画「あずみ」に主役のあずみ役を演じて大ブレイクを果たしました。それまでは全日本国民的美少女コンテストであることやアイドルグループ「Z-1」に所属していたことからアイドル的ニュアンスがありましたが、「3年B組金八先生」で性同一性障害の生徒を演じたこともあり、役者として注目を集めました。

ジュディと上戸彩の共通点

上戸彩さんの演じる役柄には自立心が強い女性が多く、あずみではアクションが強いイメージをアピールしています。それは自然の摂理としての女性の弱さ(体力・立場等)に対する強い苛立ちの表現力があるからです。その苛立ちが「あずみ」の場合、暴力的アクションへと昇華され、「3年B組金八先生」では性同一性障害という内面の歪みへと発達します。女性的な外面に対する反抗こそ上戸彩さんの真骨頂なのです。

最近、不倫を題材にして話題を集めた「昼顔」でも一人の男性を取り合う際、相手の女性に対して引け目をちながらも、自分の気持ちに正直な女性を演じていました。いわゆる「大人の女性」とも言えますが、そこには以前上戸彩さんが持っていた苛立ちが女性を取り巻く社会に対するいら立ちから諦観へと発達しているようです。そうしてその諦観が心地いいのは上戸彩さんが戦い続けた証なのです。

だからこそ、ズートピアの一見外見はかわいらしいウサギだが内面は正義感が強いジュディを演じることが、とても相性が良いのでしょう。実際、前近代的思想の上に成り立つズートピアという楽園とその世界の矛盾に抗おうとするジュディの姿はどこか実際今まで上戸彩さんが演じてきたキャラクターと重なる部分があります。

ズートピアの日本語吹き替え声優を画像付きで紹介!

その他のズートピアの日本語で吹き替えを担当した声優を本人の画像を合わせてご紹介致します。

ニック役は森川智之

ジョディの相棒、ニック・ワイルド役の吹き替えをしたのは森川智之さんになります。森川智之さんは1967年1月26日生まれの日本の男性声優です。ナレーターや歌手やタレントもしています。洋画の映画吹き替えではアダム・サンドラーやウィル・スミス、オーウェン・ウィルソン、キアヌ・リーブスやジュード・ロウなど二枚目からコメディアン俳優などもの吹き替えを担当しています。

海外アニメーションでは「カンフー・パンダ2」「くもりときどきミートボール」や「スヌーピーとチャーリーブラウン」「ウェス・アンダーソン」による「犬ヶ島」のスポッツの声の吹き替えの担当してもいました。

ベルウェザー役は竹内順子

ベルウェザーの吹き替えは竹内順子さんです。彼女は1972年4月5日生まれの日本の埼玉県出身の声優です。大学に進学をしますが2年で辞めてしまいます。その後アルバイトをしながら劇団に所属して活動をしていました。声の担当は「NARUTO-ナルト-」のうずまきナルトや「イナズマイレブン」の円堂守など少年役が多く、少年役では普段のカッコ悪いところを大事にしているそうです。

ライオンハート役は玄田哲章

ライオンハートの吹き替えは玄田哲章です。彼は1948年5月20日生まれの日本の岡山県出身の声優です。ひょんなことから東宝芸能アカデミーに入学、劇団薔薇座に17年間在籍をしました。24歳の時に声優の野沢雅子さんから紹介されて声優業をはじめます。独特の野太い低音が特徴的で、アーノルド・シュワルツェネッガーやシルヴェスター・スタローン、スティーブン・セガールの吹き替えを担当しています。

ボゴ役は三宅健太

ボゴの吹き替えは三宅健太です。彼は1977年8月23日生まれの日本の沖縄県出身の声優です。もともと声優を目指した理由は優に対してのあこがれからだったらしいです。活動初期から声優の吹き替えをしていましたが、うまくいかず、オーディションを受けても落ちることが多かったそうです。けれども「ジョジョの奇妙な冒険」で抜擢された時には音響監督からの「三宅君なら大丈夫だ」とい推薦があったそうです。

ボニー役は佐々木優子

ボニーの吹き替えは佐々木優子になります。彼女は1961年11月19日の日本の神奈川県に生まれの声優です。吹き替えではリー・トンプソンやメグ・ライアンなどを多く担当。アニメでも大人の女性役が多いです。「ちびまる子ちゃん」ではおばあちゃん役を担当していましたが、放送開始時は20代後半だったそうです。他の生徒の母役も演じていたそうです。

クロウハウザー役は高橋茂雄(サバンナ)

クロウハウザーの吹き替えは高橋茂雄です。彼は1976年1月28日、日本の京都府生まれの男性コメディアンです。八木真澄とお笑いコンビ・サバンナを組んでいます。ブルースギターを弾く芸人・犬井ヒロシというキャラクターも演じています。また落語家キャラでうどん亭きつねというキャラも演じています。どちらも自己関係した芸風でありながら、嫌悪感を齎さず、演者の高橋茂雄の品の良さと人の良さがにじみ出るキャラクターです。

ズートピアのオリジナル声優を一覧で紹介!

ここでズートピアのオリジナル声優を一覧でご紹介致します。オリジナルの声優と日本人が担当した声優によってニュアンスの違いが分かります。その事から何故上戸彩さんがジュディの吹き替えを担当したのか、についても説明が深まります。

ジュディ役は女優のジニファー・グッドウィン

主役のジュディの声を担当したのはジニファー・グッドウィンです。グッドウィンは1978年5月22日生まれのアメリカ合衆国の女優です。もともとはJenniferつまりジェニファーでしたが、地元の発音に合わせる為と、目立つためにGinnifer、ジニファーにしたのです。妹のメリッサはストップ・モーションのアニメーターでした。

ニック役は俳優のジェイソン・べイトマン

ニック・ワイルドを演じたジェイソン・べイトマンは1969年1月14日生まれのアメリカ合衆国の俳優です。父はテレビや映画の演出や脚本を手掛けていました。姉は女優のジャスティン・べイトマンです。1982年からテレビに多くのテレビに出演しています。

子供のころのニック役は声優のキャス・スーシー

キャス・スーシーは1967年生まれのアメリカ合衆国の女性声優です。舞台女優としてニューヨークで活動した後、テレビアニメの「ガーゴイルズ」や「くまのプーさん」「ダニー・ファントム」に声優で出演、劇場アニメでは「リロ・アンド・スティッチ」にも出演しています。特に「ガーゴイルズ」では大活躍をして、同世代の仲間とも気が合っていたそうです。

ベルウェザー役はコメディエンヌのジェニー・スレイト

ジェニー・スレイトは1982年3月25日生まれのアメリカ合衆国のコメディエンヌです。ユダヤ系の家庭に育ち、ゲイブ・リードマンとコンビを組みました。2009年にはサタデー・ナイト・ライブに1年間出演してコメディエンヌとしてのキャリアを不動の地位として確立させました。声優としては「ロラックスおじさんの秘密の種」や「ペット」にも出演をしています。

ライオンハート役は俳優のJ・K・シモンズ

J・K・シモンズは1955年1月9日生まれのアメリカ合衆国の俳優です。ブロードウェイやミュージカル、オペラなど多彩な活動をしています。2014年には「セッション」に鬼教官役で出演。高い評価を得ます。テレビ出演も多く[「ER緊急救命室」「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」「ザ・ホワイトハウス」等に出演しています。映画「スパイダーマン」シリーズのJ・ジョナ・ジェイムソン新聞編集長役でも知られています。

ボゴ役に俳優のイドリス・エルバ

イドリス・エルバは1972年9月6日生まれのイギリスの俳優です。家計を助け乍ら演劇を志し、ナイトクラブでDJ、フォードの工場など数多くの職業を経て、オーディションを受けていました。「パシフィック・リム」や「プロメテウス」「スター・トレック BEYOND」にも出演しています。サッカーのアーセナルFCのファンとしても有名です。

ボニー役はコメディアンのボニー・ハント

ボニー・ハントは1961年9月22日生まれのアメリカ合衆国のコメディアンです。高校卒業後、看護婦をしながら即興劇団で活動。1986年に「レインマン」で映画デビュー。1993年にはシットコム「ザ・ビルディング」で脚本と主演を担当しました。2008年から「ボニー・ハント・ショウ」の司会で高い評価を得ます。声優として「カーズ」「トイ・ストーリー3」等ピクサー・アニメーション・スタジオの作品にも参加をしています。

クロウハウザー役は俳優のネイト・トレンス

ネイト・トレンスは1977年12月1日生まれのアメリカ合衆国の俳優です。オハイオ州カントン出身です。2008年には「ゲットスマート」に出演。テレビシリーズには「CSI:科学捜査班」「Dr.HOUSE」「ラスベガス」「ゴースト~天国からのささやき」「ママと恋に落ちるまで」に出演しました。

ズートピアの主題歌は?声優が歌ってる?

ディズニー映画と言えば主題歌が誰が歌うのかは、注目されるテーマの一つです。果たしてズートピアの主題歌は誰が歌っているのでしょうか。劇中に出演している声優でしょうか?それとも専門の歌手?俳優かコメディアンでしょうか。

ズートピアの主題歌はTry Everything

ズートピアの主題歌は「Try Everything」になります。劇中でガゼル役を演じたシャキーラが歌いました。シャキーラは1977年2月2日生まれのコロンビアのラテンポップシンガーソングライターです。クロスオーバーのジャンルで世界的に評価を受けました。2006年に発表した「ヒップス・ドント・ライ(フューチャリング・ワイクリフ・ジョン)」がビルボードでも1位に登りつめ、全米1位の大ヒットを誇りました。

謳っているのはガゼルの声優を担当したシャキーラ

ガゼルはズートピアの美しきポップスターになります。カリスマ性も高く、多くのファンがいます。ジュディの上司のボゴ署長も大ファンです。ジュディが上京する時聞いているのも、この「Try Everything」です。肉食動物排斥運動が起きた時は中立の立場を取って、インタビューを受けていました。

主題歌は日本版ではAMIが担当

日本版では主題歌「E-GIRLS」や「DREAM」のAMIが担当しています。2015年にソロデビューしたばかりのディズニー映画に大抜擢されるという栄光に輝きました。さらに劇中のポップスター・ガゼルの日本語吹き替えも担当しています。「子供のころからディズニーの世界が好きだった。」と語るAMIにとって今回のことは僥倖と言えるのかもしれません。

ズートピアの声優についてまとめ

ズートピアの声優についてまとめてみました。上戸彩さんがジュディを演じたのは表面的な可愛さだけではなく、内面の強さや違和感を表現できる女優だったからのようです。また海外でも著名なコメディアンが声優をしているのも、日本でお笑いコンビサバンナの高橋茂雄さんが声優をしているのにもリンクします。

今後ともジャンルに捕らわれない形で、色々な才能を持った役者たちが声優をする機会が増えていくでしょう。職業が自由に選べて、専門性が強くなった現代だからこそ、一種のクロスオーバーという形で、一つの作品を作るため、観客を楽しませるエンターテインメントが作られることを期待したいです。

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