2021年11月15日公開
2021年11月15日更新
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはのあらすじをネタバレ解説!登場人物は?
漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」は、無敵の強さを誇るコンビニ店員・川端強と、彼の強さを聞きつけて戦いを挑む各国の格闘家との戦いを描いたバトル作品です。本文では、「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」のあらすじネタバレ解説と、登場人物・キャラ一覧のあらすじネタバレ、「TSUYOSHI」の面白い魅力などをあらすじネタバレを交えながら紹介します。
目次
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはとは?
漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」は、しがないコンビニ店員と、世界各国の武術省との戦いを描いたバトル作品です。以下では、漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」のあらすじネタバレをはじめとする「TSUYOSHI」の面白い魅力などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの概要
Zooシナリオ、丸山恭右作画の漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」は、ウェブコミック配信サイト「サイコミ」にて、2018年から連載されているバトル・アクション作品です。2019年4月には、サイコミと小学館との業務提携により、サイコミ×裏少年サンデーコミックスのレーベルで、漫画「TSUYOSHI」の紙書籍の刊行が開始されました。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの作者
漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」の作者・丸山恭右先生は、2011年に週刊少年ジャンプの新漫画家募集企画にて、ガリョキン炎(漫画部門)・準プリンスを受賞しました。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはのあらすじをネタバレ解説
弱々しい外見でありながら、世界最強の強さを持つ主人公・川端強のギャップや、彼を自国に引き入れるべくあらゆる手段を使って、強に近づく登場人物たちの駆け引きや、強を巡る国同士の戦いが、読者の興味をそそります。以下では、主人公のギャップの大きさや、あらゆる格闘技を習得した登場人物との戦いが注目される、漫画「TSUYOSHI」のあらすじをネタバレ解説しました。
1巻あらすじネタバレ
空手の全国大会優勝を果たした星崎愛之助でしたが、これまで切磋琢磨してきたライバルが今年の大会出場を見送ったため、星崎は自分が日本一の座を獲得したことを素直に喜べずにいました。ライバルであった夢丘照が大会に出場しなかったことや、彼が空手から身を引いたことへの疑問を解消するべく、星崎は夢丘の自宅に向かいます。
しかし、夢丘には空手の稽古に打ち込んでいた頃の面影はなく、ふくよかな体型に変貌しながら、推しのライブに夢中になる日々を送っていました。かつては、己の強さを求めて星崎と共に空手に打ち込んできた夢丘でしたが、ある人物と一戦を交えたことをきっかけに、世の中には自分が勝てない存在がいることを知り、やがて空手への意欲が失せてしまい、推しのアイドルを応援することに力を注ぐようになりました。
夢丘の話に納得がいかない星崎は、真相を確かめるため例の人物のいるコンビニに向かいます。そして、コンビニの前で万引きを働いたDQNを相手に1人で戦う眼鏡姿のコンビニ店員を目撃し、圧倒的な強さを目の当たりした星崎は、彼に手合わせを申込みます。空手の全国優勝が相手でも、眼鏡の店員は容赦なく拳を突きだし、次々と絡んでくる男たちを撃退していきます。
ひ弱そうにみえながら、強面の男たちや、空手の全国優勝者を軽々とやっつけたその男の名は川端強といい、画家志望のしがないコンビニ店員でした。強は、自分から喧嘩を振らない一方で、売られた喧嘩は買うという独自のルールを設けており、自分より強い者に倒され、かつその者の腕前を目の当たりにした星崎は、更なる強さを求めて強に弟子入りを志願します。
2巻あらすじネタバレ
強がアルバイトをしているコンビニには、中国からの留学生・陳さんも働いており、彼女とシフトが一緒になることが多い強は、美人で妖艶な色気を持つ陳さんに好意を持っていました。実は、陳さんには裏の顔があり、ある日、お酒に酔った勢いで陳さんが中国のスパイと判明し、後日、陳さんから呼び寄せた中国人刺客・四拳勢の劉晟・万雲雕・厳楼嵐・呂志飛が強に戦いを挑みます。
強は、独自の戦いのルールの元、まずは人目のつかない場所で戦うべく、コンビ二近くの公園に向かいます。強と刺客たちとの戦いは、まずメンバーで最も若い劉晟が先鋒を務め、渾身の蹴りで強を追い詰めていきます。しかし、強の方は軽く受け流すのみで、劉晟が本領を発揮する前に選手交代となり、サングラスとロン毛が特徴の呂志飛との戦いに挑みます。
八極拳で絶え間なく拳を突きだす呂志飛の攻撃も、強には大したダメージにはならず、カウンターで呂志飛を倒します。3人目は、茶髪を後ろで束ねたオールバックが特徴の洪家拳の遣い手・万雲雕が出場、強烈な拳で公園の遊具を破壊してしまうほどの威力を発揮するも、強には及びませんでした。そして、4人目・厳楼嵐との戦いが始まろうとした矢先、偶然通りかかった陳さんによって、両者の戦いは強制終了となりました。
後日、強の美術大学への合格を目指し、絵を教えることになった星崎は、自分の意思とは関係なく、周りに巻き込まれる形で戦わざるを得ない強の苦悩を聞きます。また、陳さんから強を倒すために、中国四拳勢と手を組むことを要求されるも、星崎はそれらを拒否し、ファミレスを舞台に陳さん率いる四拳勢と乱闘を起こします。
その後、仲裁が入ったことで、星崎と四拳勢の戦いは収まったものの、中国拳法の達人4人を相手に1人で戦うことに限界を感じた星崎は、かつてのライバル・夢丘に協力を依頼します。しかし、要求を拒否する夢丘に対して、星崎はしつこく食い下がり、そこへ中国連合の劉晟が突撃します。大事なコレクションを壊された夢丘は、怒りの矛先を星崎・劉晟に向け、狭いアパートの部屋で三つ巴戦が勃発します。
3巻あらすじネタバレ
再び中国四拳勢と戦うことになった強は、太極拳の遣い手・厳楼嵐を倒し、最後の刺客・八極拳の遣い手・呂志飛と拳を交えることになったものの、星崎が乱入してきます。そして、戦いの舞台を、強のアトリエから近所の公園に移動し、空手と八極拳という異色の戦いが幕を開けます。時には反則とも受け取れる技を繰り出す星崎をよそに、呂志飛も容赦なく技を決めいき、本命の強との再戦に挑みます。
4巻あらすじネタバレ
強のアトリエに乗りこんできた呂志飛は、八極拳の棒術や武器を用いて攻撃を仕掛けるも、どの技も強には通用せず、鉄山靠同士のぶつかり合いに発展します。渾身の一撃も強には及ばず、呂志飛はアトリエの壁を突き破って外に投げ出されてしまいます。しかし、戦いを終えても、アトリエを壊された強の怒りは収まらず、呂志飛は窮地に立たれる中、陳さんが仲裁に入ったことで、その場はひとまず収まりました。
中国四拳勢との戦いが終結した強が平凡な日常を謳歌する中、強の身柄を拘束するため、ある国の刺客が日本へ送られてきました。その頃、夢丘は、大学の空手部の飲み会で偶然見かけたロシア人美女・ナターシャに一目ぼれします。彼女が格闘技好きと知った夢丘は、一度は辞めようと考えていた空手を再開するも、体力不足から練習についていけず、まずはダイエットを始めようと決意します。
そして、自分がこんな状態に陥ったきっかけが強だったことを思い出し、まずは、彼に敗北した時のトラウマを克服するべく、バイト中の強の元へ向かいます。そのコンビニには、あのナターシャもバイトに入っていましたが、強の見えない圧に怖気ついてしまい、逃げるようにその場から去っていきました。後日、オタク友達となった劉晟との再戦を目指して、夢丘は今度こそダイエットを成功させるべく、山籠もりを計画します。
しかし、星崎も山籠もりをすると知ったとたん、夢丘のやる気は激減し、いつも通りの日常に戻ってしまいます。一方、コンビニでは、強を巡るナターシャのロシア勢と、陳さんの中国勢の対立関係が浮き彫りにされ、ロシア・中国の戦いが勃発します。一戦目は、四拳勢の若手・劉晟と、システマと呼ばれるロシア軍事実戦格闘術の使い手・イワノフのタイマン勝負となり、イワノフが勝利します。
5巻あらすじネタバレ
裏で中国vsロシアの戦いが繰り広げられていたことを知らない強は、ナターシャに食事を誘われます。一方、ナターシャは、デートを通じて強をロシア側に引き寄せようと画策し、システマを駆使して強を惹きつけます。そして、ランニング中を装ったイワノフに強を襲わせようと画策するも、強に攻撃をかわされた挙句、反撃を食らい、気絶して倒れてしまいます。
イワノフが目を覚ますと、目の前には劉晟の敵討ちを目論む厳楼嵐がおり、タイマンでの屈辱を晴らすべく、イワノフは中国側の制裁を受けます。一方、ロシア側も中国に対して次の手を打っており、派手なタトゥーがトレードマークのアル・ミゲロが、万雲雕の襲撃に取り掛かります。日本に滞在することになった万雲雕は、日本の工事現場で働いており、アル・ミゲロの策略で鉄骨が落ちてくるアクシデントに遭います。
常人離れした肉体を持つ万雲雕に怪我はなかったものの、現場で一緒に働く訳ありのシングルマザー・さやかちゃんから心配されます。その後、万雲雕は、元夫に絡まれるさやかちゃんを助けだしたことで、その日の夕食はさやかちゃんの家で御馳走になることになりました。一方、仕事帰りの万雲雕を狙おうと画策するミゲロは、しばらく万雲雕の様子をうかがった後、静かに去っていきました。
強を捕まえるまで中国に帰れなくなった四拳勢は、滞在費を稼ぐために日本で仕事をすることになり、呂志飛はバーで働いていました。ある日、客人を装ってロシアの刺客がバーを訪れ、お互いに何気ない素振りをしながらウォッカを楽しむのも束の間、すぐさま戦闘モードに突入します。しかし、呂志飛の元へ電話がかかり、中国・ロシアとの間でT協定が結ばれたことから、2人の戦いはお預けとなりました。
T協定とは、「T」こと「TSUYOSHI」の管轄権を無差別団体格闘戦で決めるもので、両国は参加人数を満たすために、中国では陳さんが星崎を、ロシアではナターシャが夢丘の勧誘に動き出します。1人山籠もりしている星崎は、新たな修行方法によりボロボロの状態になり、夢丘も強へのトラウマからナターシャの依頼を断ってしまいます。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの主な登場人物・キャラ一覧
ここまで、あらすじをネタバレ込みで紹介してきました。「TSUYOSHI」の登場人物・キャラの多くは、空手や中国拳法の達人であり、己の強さや国からの命令で強を拳を突きだし合います。以下では、漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」から、主人公・川端強をはじめとする主な登場人物・キャラ一覧ネタバレを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
川端強
「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」の主人公で、通称「ツヨシ」、立川のコンビニで働くしがないアルバイト店員の22歳です。画家志望で、家賃6万円・1K15畳の一件家を借りているも、美大には2浪しており、独特すぎる作風から、美大に受かるのも難しいと思われています。私生活では、自治体の依頼で、近所の公園で毎朝太極拳教室を開いており、強もここの教室に通って太極拳をマスターしました。
空手全国チャンピオン・星崎愛之助や、中国拳法の達人まで、あらゆる格闘技のプロを一網打尽にする強さを秘める一方で、強自身は、平凡な日常を望んでおり、誰も勝てない強さを習得してしまったゆえに、自分の意思とは関係なく戦わざるを得ない状況に悩んでいます。一方、決闘には独自のルールを設けており、自分から喧嘩は売らない代わりに、売られた喧嘩は全て買うことに決めています。
また、戦い1人あたり1回きりで再戦は認めない、戦いの舞台は人目のつかない場所を選ぶ、例え強に負けてもそれらを口外しないことを約束させます。格闘面では無敵の強さを誇る強ですが、恋愛面は非常に弱く、女性スパイの罠にまんまと引っかかる、強が好意を寄せた女性は全員スパイだったなど、女性キャラの正体が明かされるたびに玉砕を繰り返し、自身の恋愛運の乏しさを嘆いています。
星崎愛之助
全国大学空手道選手権・優勝経験のある空手家で、段位は6段、「鉄拳の破壊神(ボーン・クラッシャー)」の異名を持つキャラです。己の強さを求めて、ライバル・夢丘が空手を辞めるきかっけとなった強に戦いを挑み敗北するも、彼の強さの秘密に迫るべく、強に弟子入りを志願します。その後も、何かと強に付きまとう一方で、強の苦悩を知ってからは彼を守るために闘うことを決意します。
父親は、日本の政治家で内閣官房長官を務める岩室勘助、いわゆるお坊ちゃん育ちで、多才なことから無自覚に人に嫌われるタイプであり、強を守るべく夢丘に協力を依頼するも、意図せず彼のオタクグッズを壊してしまい、恨まれてしまいます。また、美大出身という経歴から、美大合格を目指す強に絵を教えています。
夢丘照
去年の空手大会優勝者で、星崎のライバル選手でしたが、現在は空手を辞め、推しのアイドルを応援するオタ活に精を出しています。かつては、正義感や喧嘩が強く、地元のギャンググループ・芭覇夢宇斗(バハムート)の依頼で、立川のコンビニ店員・強との戦いに挑むも敗北、自分より強い者がいることや、強へのトラウマから戦意を喪失し、空手からも身を引きました。
中国・四拳勢の劉晟とは、激戦を繰り広げたことをきっかけに仲良くなり、オタ活仲間となりました。また、ロシアのスパイ・ナターシャに一目ぼれするも、彼女の巧みな演技に騙されてロシア勢に引き込まれます。後に、星崎と同様に中国・ロシアの戦いに巻き込まれ、強の管理権取得を巡る戦い、Tマッチへの参戦を余儀なくされました。
陳神美
陳神美(チン シェンメイ)は、強の同僚のコンビニ店員で、通称「陳さん」、両サイドにつくったシニヨンヘアが特徴の中国人留学生です。強とは、バイトのシフトが重なることが多く、無自覚ながら妖艶な色気で強を誘惑するも、後に中国武術省から送られてきたスパイと判明し、強の異常な強さの秘密を調べていました。
女性キャラでありながら戦闘力は、そこそこ高く、中国武術が総合格闘技に敗北し、馬鹿にされたことを受け、中国武術を絶やさないために中国拳法の遣い手を探しています。また、中国四拳勢を束ねる立場にあり、彼らに指示を送っています。強とは、彼の身柄を拘束するため一時は対立関係にあったものの、トラブル以降も、バイト仲間として良好な関係を築いています。
劉晟
劉晟(リュウ シェン)は、陳さんによって選抜された中国四拳勢の若手で、少林拳の達人です。中国武術省にて、最年少で特級闘技者に達した実力の持ち主で、「北派の獅子」の異名を持ちます。性格は子供ぽっさが目立ち、相手の挑発にもすぐ乗ってしまうなど、武術家としての未熟さが目立ちます。
中国の一人っ子政策に反して生まれた闇っ子で、中国では戸籍がなく、その生い立ちゆえに壮絶な生活を強いられてきたものの、夢丘と意気投合し、一緒にオタ活にいそしむなど、友情を育んでいきます。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはのその他の登場人物・キャラ一覧
「TSUYOSHI」では、ロシア・エージェントのシステマのように、ネタ要素とも捉えられる格闘術も登場し、あらゆる手段を使って、強を自国に引き入れようと画策する敵キャラとの戦いも、見どころの1つです。以下では、「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」から、その他の登場人物・キャラ一覧ネタバレを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
万雲雕
万雲雕(バン ウンチョウ)は、中国四拳勢の1人で、長いポニーテールと、色黒の肌が特徴の洪家拳の使い手です。全身を鍛錬する修行から「鋼鉄の覇王」という異名を持ち、強との一件が落着してからは、日本の工事現場で働き始めます。後に強の管理権を巡る格闘技戦・Tマッチには第1回戦に出場し、システマを習得した夢丘照と対戦しました。
厳楼嵐
厳楼嵐(ゲン ロウラン)は、中国四拳勢の1人で、ふくよかな体型と穏やかな表情が特徴の太極拳の遣い手です。他のメンバーに比べ、「TSUYOSHI」での出番は少ないものの、「内なる羅刹」と呼ばれる、隠れた実力者であり、料理の腕前も高いと言われています。また、中国・ロシアのタイマン戦後、制裁と称してイワノフを叩きのめしました。
呂志飛
呂志飛(リョ ジーフェイ)は、ロン毛にサングラス、口ひげが特徴の四拳勢の1人で、八極拳の遣い手です。幼少時代から八極拳を学び、中国の激動の時代を八極拳で生き延びたことから、中国最強の武術家・李書文の再来と呼ばれ、「破壊のローズ」の異名を持ちます。「TSUYOSHI」では、強と壮絶な戦いを繰り広げた1人で、強の借家のアトリエを損壊してしまい、彼の怒りを買ってしまいました。
強との一件後は、バーテンダーとして働き始め、客人として入店したロシア刺客と遭遇、ウォッカの瓶を半分に割り、お酒を楽しんだのも束の間、バーを舞台に一触即発となりました。
ナターシャ・ヴラドレーナ
夢丘が所属する大学の空手部に入部したロシア人留学生です。夢丘が一目ぼれし、ダイエットを決意させるほどの美少女である一方、その正体はロシア武術省特殊任務エージェントで、強をロシア側に引き入れるべく、来日しました。強のコンビニでアルバイトを始めるも、その正体をすぐさま陳さんに見破られ、先手を打つべく、強をデートに誘い、強を手に入れようと画策します。
ロシアの軍事実戦格闘術・システマの遣い手であり、強とのデート中もさりげなさを装ってシステマを繰り出すも、あと一歩のところで強に見破られ、作戦は失敗に終わりました。その後、強の管理権を巡るTマッチでは、自分に好意を寄せる夢丘を騙してロシア勢に引き込み、他のエージェントの協力を経て、夢丘にシステマを習得させ、ロシア陣営の戦士に仕立て上げました。
ロジェンコ
ナターシャ率いるロシア武術省特殊任務のエージェントで、自己中心的なメンバーが多い中、仕事に対する礼儀を弁えているなど、良識のあるキャラとして描かれています。Tマッチ戦では、屈強な肉体を武器に、空手の達人・夢崎に挑むも、ロシア勢で唯一敗北しました。
マルコフ・チェゲノビッチ
ロシア対外諜報庁の軍事教官で、夢丘やニキータ達の格闘技コーチです。ソ連時代にはサンボマスターの称号を授与された格闘技のプロフェッショナルです。Tマッチでは呂志飛と対決しました。
ニキータ・ヴラドレーナ
ナターシャの兄で、ロシア陣営の黒幕、ロシア最強の闘技者として名を馳せる人物です。「TSUYOSHI」では、ナターシャの演技に騙されてロシア側に協力を申し出た夢丘のため、ロシア政府に働きかけ、政府出資によるトレーニングジムを作り上げました。一方、表世界では、フィギュアスケート界の有名選手で、「王子」と称されています。
イワノフ
ナターシャ率いるロシア武術省特殊任務のエージェントで、システマの遣い手です。ナターシャと共謀して強を自国に引き入れるべく、ランニング中を装って強を襲撃するも、返り討ちに遭い気絶、その後、中国の厳楼嵐に、劉晟との一件を原因とする制裁を食らわされました。
アル・ミゲロ
ロシア武術省特殊任務のエージェントで、腰まで伸ばした長いポニーテールと、蛇のような舌、左胸から腕にかけて彫った派手なタトゥーが特徴です。慎重で狡猾でありながら、根は優しく、かつ目立ちたがり屋な性格です。Tマッチでは、中国四拳勢の若手・劉晟と対決しました。
長谷川美波
内閣調査室の中国・ロシア戦を仕切る日本政府側の女性で、天然な性格から無意識ながら強を手玉に取るような言動が見られます。また、陳さんやナターシャと異なり、強をだましたり、時には強引な手段に出るなど、是が非でも強を日本政府に引き入れようとはしません。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの見どころ
「TSUYOSHI」のあらすじネタバレで紹介したように、格闘技の達人を次々と倒していく主人公の爽快さや、強を狙う敵キャラとの攻防戦、笑いがこみあげてきそうなネタ要素など、ギャグ漫画を読んでいるような面白さが人気を集めています。以下では、漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」の見どころを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
見どころ①主人公の強さ
漫画「TSUYOSHI」のあらすじネタバレで紹介したように、主人公・川端強は、世界各国の武術省が欲しがる人材である一方、その正体は美大進学を目指すしがないコンビニ店員です。「TSUYOSHI」では、見るからに武術を習得した強靭な肉体を持つキャラが多数登場しますが、誰1人も強の腕にかなう者はおらず、喧嘩を売った罰として痛々しい制裁を食らってしまいます。
武術を極めた登場人物の中でもっとも弱々しく見えながら、実は劇中最強のキャラである強の魅力は、冴えない外見からのぞく本気の表情や気迫、痛烈の一発で勝負を決めてしまう、ギャップの大きさや底知れない強さが挙げられます。一方、強自身は、強すぎるゆえに周りから絡まれることに悩んでおり、平凡な日常を望む主人公の知られざる苦悩も、「TSUYOSHI」の見どころです。
見どころ②次々に立ちはだかる強敵
「TSUYOSHI」では、主人公・強の評判を聞きつけ、中国やロシアから武術に腕のある登場人物が来日・強に戦いを挑んでおり、あらすじネタバレにて紹介した、空手の日本チャンピオンや、四拳勢の中国拳法、ロシアのシステマなど、格闘技の達人が登場します。しかし、どんな強敵も強の太極拳には到底及ばず、登場人物の中には強の怒りを買い、散々な目にあったキャラもいました。
また、「TSUYOSHI」は、世界最強の男・川端強との戦いだけでなく、強を巡る各国の武術省同士の戦いも繰り広げられており、強以外の登場人物同士のバトルシーンも見どころです。
見どころ③ネタ展開
格闘技と言えば、屈強な男たちが繰り広げる熱い展開や、似たような展開が延々と続くというイメージが強いですが、「TSUYOSHI」では、思わず吹き出してしまいそうなネタ展開も多く、ギャグ要素を強めたストーリー展開も特徴に挙げられます。主人公・強が喧嘩を売ってきた相手に対するトドメの一撃はもちろん、登場人物たちの以外な一面や、女性キャラのギャップが面白さを引き立てています。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの最終回はどうなる?
圧倒的な強さゆえに、不本意ながら売られた喧嘩を買わざるを得ない強の評判は、各国の政府の耳にも入り、強を巡る壮絶な争奪戦が、繰り広げられています。以下では、漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」の最新刊・11巻のあらすじネタバレと、「TSUYOSHI」の最終回結末について、あらすじネタバレを交えながら考察しました。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの最新刊は何巻?
漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」の最新刊は、2021年7月6日に発売された11巻で、最強の男を手に入れるべく実力行使に出たロシアの動向と、彼らに立ち向かう川端強の活躍を描いています。東京・立川を舞台に繰り広げられる強・ロシアの戦いの結末や、物語のターニングポイントとなる「皆殺し編」の始動までを描き、あらすじネタバレで紹介したギャグ展開とは一変し、怒涛の展開を迎えます。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはの最終回結末はどうなる?
「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」は、しがないコンビニ店員と、強烈なキャラを放つ登場人物たちとのバトルや、強を巡る各国の争奪戦や、心ならずも戦わざるを得ない強の苦悩が注目される中、最終回結末では、強の弱点である恋愛要素が描かれると考えられます。陳さんやナターシャをはじめ、強に近づいてくる女性は、彼を自国にひきいれようと企むスパイであり、強も何度も危険な目に遭わされています。
そんな中、強はスパイではない、本当の意味で心から愛することができる女性との出会いも想定され、彼女の誘拐をきっかけに、真の力を発揮するでしょう、そして、誘拐犯を倒し、無事に彼女を救うことが出来た時、強は、自分の力を大切な人を守るために使うことを決意するでしょう。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはに関する感想や評価
あらすじネタバレのように、次々と強敵を倒す川端強の強さは、読み手も圧倒させる一方、世界最強の男を巡る各国の争奪戦も、漫画「TSUYOSHI」の見どころの1つです。以下では、漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。
感想1:漫画「TSUYOSHI」が面白い
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには
— ま (@ma_wotaku) November 4, 2021
って漫画がクソ面白いです
長めのタイトルや、平凡なコンビニ店員のギャップが注目された漫画「TSUYOSHI」は、あらすじネタバレのように、喧嘩自慢や格闘技のプロが勝つことが出来ない、無敵の強さを誇る主人公の活躍が面白いと評されています。また、「TSUYSHI」の面白さは、ギャグ要素満載のストーリーに加え、ネタバレ紹介した個性豊かな登場人物の活躍や、強との関わりも挙げられ、作品の人気に拍車をかけています。
感想2:強は劇中で一番強いキャラ?
#このタグを見た人は持っている画像の中で戦闘力高そうだと思うものを貼れ
— 陳 鮫夢@璃奈推しツナガルコネクト (@sharmchen) December 28, 2020
やっぱりツヨシが一番強いかな???#サイコミ#TSUYOSHI #TSUYOSHI誰も勝てないアイツには pic.twitter.com/GYVzJOPYZk
あらすじネタバレのように、これまで強と戦ってきた相手の中で、誰も強に勝てた者はおらず、ついには最強の男の管理権を巡って、国同士の無差別格闘技戦が開始されました。漫画「TSUYOSHI」にて、今後の展開で強が苦戦を強いられる敵キャラが登場するのか、新たな登場人物の誕生に期待が高まる一方、読者の中には主人公の強が、「TSUYOSHI」で一番強いとも評しており、彼の底知れない強さも注目されています。
感想3:笑いあり、涙ありの展開が良い
まさかTSUYOSHIで泣かされるとは思わなかった。
— よっちん (@gofightwinbz) January 14, 2021
格闘あり、涙あり、友情あり、笑いあり。おすすめです。#TSUYOSHI誰も勝てないアイツには pic.twitter.com/2bvFvpS0kO
格闘をメインとする漫画「TSUYOSHI」では、登場人物の知られざる過去についても言及しており、泣ける漫画としても支持されています。漫画「TSUYOSHI」のあらすじネタバレでの夢丘照の過去や、彼のオタク仲間・劉晟の壮絶な生い立ちなど、キャラ設定の緻密さや、格闘漫画であることを忘れてしまうような涙を誘うエピソードも、漫画「TSUYOSHI」の人気を高めています。
TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツにはのネタバレまとめ
漫画「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」のあらすじネタバレ、登場人物・キャラ一覧のネタバレ、「TSUYOSHI」の面白い魅力などをあらすじネタバレ紹介しました。弱々しい外見と無敵の強さを誇る川端強のギャップや、あらゆる格闘技を習得した登場人物・キャラとの戦いだけでなく、強すぎるゆえの悩みなど、魅力あふれる主人公の活躍や強敵とのバトルが面白い、おすすめのバトル漫画です。