2021年11月08日公開
2021年11月08日更新
破壊神マグちゃんの面白い魅力を紹介!漫画の登場人物や感想・評価をネタバレ
週刊少年ジャンプで人気の漫画「破壊神マグちゃん」の面白い魅力を紹介します!上木敬による漫画作品「破壊神マグちゃん」。心優しくかわいい少女・宮薙流々と破壊神・マグ=メヌエクがひとつ屋根の下で繰り広げるドタバタコメディです。この記事では、未読の方にも面白い魅力をわかりやすく解説していきます。さらに個性あふれる登場人物や読者の感想・評価もあわせて紹介します。ありきたりでないギャグ漫画を探している方はぜひご覧ください!
目次
破壊神マグちゃんが面白い
破壊神マグちゃんの漫画の概要
「破壊神マグちゃん」は、上木敬による漫画作品で、集英社の「週刊少年ジャンプ」2020年29号に掲載され現在も連載中の作品です。心優しくかわいい少女・宮薙流々と破壊神という過去を持つマグ=メヌエクの2人がひとつ屋根の下で繰り広げるドタバタコメディとなっています。
登場する邪神は「破壊神マグちゃん」のオリジナルキャラですが、作品は20世紀のアメリカで創作された「クトゥルフ神話」をモチーフにしているとされています。邪神たちは、実際の生物をもとにコメディタッチにデフォルメしたデザインが採用されています。
破壊神マグちゃんのあらすじ
邪神を崇める混沌教団により異界から喚び出された破壊神マグ=メヌエク。ところが、混沌教団と敵対する聖騎士団に宝珠の中に封印されてしまいます。それから600年後、中2の少女・宮薙流々が砂浜に流れ着いた宝珠を見つけ封印を解いた事でマグ=メヌエクは復活を果たします。そして、マグちゃんと名付けられた邪神と流々の奇妙な共同生活が始まりました。
破壊神マグちゃんの面白い魅力
面白い魅力①ストーリー
ここからは、本題である破壊神マグちゃんの面白い魅力について考察していきます。破壊神マグちゃんの面白い魅力は、なんと言ってもその奇想天外なストーリー展開にあると言われています。
邪神を崇める混沌教団と人類代表の聖騎士団との最後の戦いから600年という長い年月が経過。偶然砂浜を通りがかった宮薙流々が封印を解いたことで邪神たちは現世にて復活を遂げます。ただ見る影もないほど衰弱しきった状態を晒していました。
邪神の中には、崇め奉られていた大昔を懐かしむ者からマグちゃんのように人間と共存する生活に満足する者まで様々な登場人物がいます。彼らに混沌教団や聖騎士団の末裔が加わってのハチャメチャな展開に、破壊神マグちゃんの虜になる方も多いことでしょう。
面白い魅力②個性的でかわいいキャラ
個性的でかわいいキャラが次々に登場してくるのも、破壊神マグちゃんの面白い魅力と言えるでしょう。
「ケンカするより仲良くなる方が簡単」を信条に明るく無邪気に振る舞うかわいい少女・宮薙流々を中心に、流々が封印を解いた破壊神マグ=メヌエク、幼馴染の藤沢姉弟、友人で悪童の尾瀬唯歌、摂理のウーラネス等々、枚挙に暇(いとま)がありません。
面白い魅力③言葉と行動のギャップ
破壊神マグちゃんの面白い魅力、続いては主人公マグちゃんの言葉と行動のギャップが挙げられます。破壊神としての自負がそうさせるのでしょうか?とにかく口調は高飛車で上から目線なのです。しかも、600年前の常識を引きずっているのか、現代の常識からするとかなりずれた事を平気でやってしまいます。
また、「供物」とか「面妖」などの難しい言葉を駆使した説明と小さくてかわいい体のギャップも面白い魅力の1つでしょう。
面白い魅力④食レポ
破壊神マグちゃんの面白い魅力、最後はマグちゃんの食レポです。マイナーな話題ですが、彼女の食レポはある意味で好評のようです。いかに美味しいのかをレポートするのが本来の食レポですが、彼女の食レポはマズそうなのです。こちらもかわいい見た目と言動のギャップが魅力となっていると言えるでしょう。
破壊神マグちゃんの登場人物一覧
マグ=メヌエク
ここからは、破壊神マグちゃんの登場人物を一覧で紹介していきます。最初は漫画のタイトルにもなっているマグちゃんことマグ=メヌエクからです。
混沌の神・第1柱の邪神だったマグ=メヌエク。見た目はヒトデ、能力は「破滅」で何でも破壊しようとします。能力を使いすぎると体が干からびてしまいますが、お湯につけると水分を吸収しもとの体に戻ります。
また暴飲暴食をすると能力が暴走してしまいます。自由に体を変化させたり、体の一部を切り離し分身として操作することも可能です。
宮薙流々
続いて紹介する登場人物は、本作破壊神マグちゃんのもう1人の主役で、マグ=メヌエクの封印を解き復活させた中学2年生のかわいい少女・宮薙流々です。
幼い頃に父は他界し母親は仕事で海外に赴任しているため、マグちゃんが来るまでは海岸近くの田舎で1人暮らしをしていました。
藤沢錬
宮薙流々と幼馴染の藤沢姉弟の弟で流々と同い年の中学2年生です。流々のことが好きで度々デートに誘いますが、いつも撃沈しています。彼女の世話を焼くことが生きがいのようです。
藤沢鏻
藤沢錬の姉で高校1年生の鏻。ひとり暮らしの流々を気にかけ、彼女の世話を焼くことを趣味としているようです。流々にとっても姉のような存在になっています。
イズマ・キサラギ
聖騎士団に所属するイズマ・キサラギ。実年齢は16歳で本来は高校生なのですが、邪神監視のため、中学2年生と偽り流々やマグ=メヌエクの通う中学に転向してきます。常に臨戦態勢でマグちゃんを倒す機会を狙っています。
尾瀬唯歌
中学2年生で流々の友人です。とても活発な少女でマグちゃんの評価では悪童。木から落ちたときに助けられて以来マグちゃんとも仲良しになりました。
小深山桔梗
流々との友人で彼女と同じく中学2年生。オカルトマニアで、マグちゃん研究に没頭したり、ハロウィンのコスプレにはまっています。
ナプターク
通称をナプタくんと言い、マグ=メヌエクと同じくヒトデのような外見をしています。混沌の神・第5柱で、有する能力は「狂乱」。この能力は、大声で喚くことで相手の精神の中に入っていき、狂気を起こさせて相手を操ります。ヤドカリ100匹とサメをお供に従えている邪神です。
ウーネラス
混沌の神・第4柱の邪神で、通称をウネさんといいます。600年前の聖騎士団との戦いで寝返り、人間側の聖騎士団に付くことになりました。外見は”流氷の天使”クリオネで、白鳩を従えています。摂理という能力を持ち、物体に摂理を組み込むことで魔道具に作り変えてしまいます。
ゾンゼ=ゲ
邪神の下に位置する「無位の存在(むいのもの)」で、通称はウニ助。その通称の通りウニ(ガンガゼ)の見た目をしています。性格はいたってネガティブで、「暗澹の荊棘」と呼ばれる権能を持っています。
グ=ラ
通称グラッシー、こちらも無位の存在です。外見はカニで、能力「金剛」を使うと肉体の強化と再生をすることができます。
ミュスカー
登場人物紹介の最後は、混沌教団のフードの付いたローブを身に着けたミュスカー。第3柱の邪神で、邪神の中で唯一人間の姿をしています。有する能力は運命で、偶然や気象現象など自分の望む結果を起こすことができます。
破壊神マグちゃんは打ち切りになる?アニメ化の可能性も考察
破壊神マグちゃんの漫画は打ち切りになる?
2021年10月現在、週刊少年ジャンプ誌にて連載中の漫画「破壊神マグちゃん」。一部には打ちきりになるのでは?との噂もあるようですが、実際にはどうなのでしょうか?
単行本の状況を見ますと、破壊神マグちゃんは6巻まで刊行されており、順調に版を重ねているようです。また、週刊少年ジャンプ誌での扱いですが、掲載順は22作品中13番目から17番目で打ち切りラインの少し上をキープしています。
さらに、公式ホームページの最新情報では、2022年1月4日(火)に単行本第7巻の発売が決定したとのアナウンスも出されています。したがって、現在打ち切り作品リストに名前が挙がっているとは考えにくいのではないでしょうか?
破壊神マグちゃんのアニメ化はある?
2021年6月28日に発売された週刊少年ジャンプ30号にて、破壊神マグちゃん連載開始から1周年を迎えました。はたして破壊神マグちゃんのアニメ化はあるのでしょうか?
単行本は現在6巻まで刊行されており、前述の通り2022年1月には第7巻が発行される予定になっています。アニメ1クール分の原作ストックとしては十分でしょう。打ち切りの項で解説したように週刊少年ジャンプ誌での今の掲載順位を維持していけば、アニメ化もあり得るのではないでしょうか?
破壊神マグちゃんに関する感想や評価
ここまで破壊神マグちゃんの面白い魅力について解説してきましたが、最後に破壊神マグちゃんに関する感想や評価をTwitterより紹介します。
『破壊神マグちゃん(2)~(6)』読んだ。弱体化した状態で封印から解き放たれた破壊神と能天気な女子中学生とのやり取りを描いたコメディ。尖った設定のおかげで作中における各キャラの役割が分かりやすい。毎回密度濃くドタバタしながらもお話の流れはテンポ良い。読みやすい良いコメディ。オススメ。 pic.twitter.com/4cwaptvpQl
— さつま (@satsuma0122) October 31, 2021
最初に紹介する破壊神マグちゃんに関する感想・評価は、破壊神マグちゃんを読みやすい良いコメディと評価するツイートからです。作中の各キャラの役割がハッキリしていて、毎回密度の濃い話がテンポよく展開していくと言います。最後に”オススメ”と添えてツイートを結んでいました。
#破壊神マグちゃん
— じゃのめりんご🛡🐇⚔🦎 (@RINGONOMEDAMA) November 1, 2021
中央公論の『マグちゃん』書評が読めるようになってる……!
すごくいい記事ですし、マグちゃんら上位存在が本来善でも悪でもない存在だという解釈にめちゃくちゃ共感しました
タダで読んだけどこの号はそのうち買わなきゃな……https://t.co/3Rt0X22a3v
続いて紹介する破壊神マグちゃんに関する感想・評価は、中央公論での「破壊神マグちゃん」書評に関するツイートからです。好きな作品が権威ある雑誌で正しく解釈されているのが嬉しかったのでしょうか?買って手元に置いておきたいと呟いていました。
破壊神マグちゃんのいいところは邪神が可愛い海産物なところ水族館好きな自分には毎週超癒し
— ジャムを持参 (@H1eil435nAJz8GX) October 31, 2021
最後に紹介する破壊神マグちゃんに関する感想・評価は、破壊神マグちゃんの推しのところを呟くツイートからです。好きなところは、邪神が海産物なところだと言います。水族館の動物が好きなので邪神を見るたびに癒やしを感じているそうです。漫画作品には色んな楽しみ方があるということを示すツイートでした。
破壊神マグちゃんの面白い魅力まとめ
ここまで、週刊少年ジャンプに連載中の漫画「破壊神マグちゃん」を特集し、その面白い魅力や個性的でかわいい登場人物の紹介、そして読者の感想・評価などをお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?
破壊を望む邪神と望まない者との激しいバトルが展開される中、次々に登場する個性的なキャラたちがギャグを繰り広げ読む者の心を和ませてくれると評判になっています。読んだことのない方は一度破壊神マグちゃんを手に取り、一風変わったギャグ漫画に癒やされてみてはいかがでしょうか?