ギガントマキア(三浦建太郎)をネタバレ解説!あらすじ・登場人物や感想は?

三浦建太郎といえばベルセルクで知られています。三浦建太郎の作品ギガントマキアはベルセルクに匹敵する程の人気漫画です。この記事はギガントマキアのあらすじネタバレを紹介します。あらすじにはネタバレも含んでいますので閲覧には注意が必要です。ギガントマキアのタイトルの意味やギガントマキアの見どころを解説していき、ギガントマキアの登場人物を紹介します。さらに後半にはギガントマキアに関する感想や評価についてまとめました。三浦建太郎のギガントマキアに迫ります!

ギガントマキア(三浦建太郎)をネタバレ解説!あらすじ・登場人物や感想は?のイメージ

目次

  1. 三浦建太郎作のギガントマキアとは?
  2. 三浦建太郎作のギガントマキアのあらすじやタイトルの意味
  3. 三浦建太郎作のギガントマキアの登場人物一覧
  4. 三浦建太郎作のギガントマキアの見どころ
  5. 三浦建太郎作のギガントマキアに関する感想や評価
  6. 三浦建太郎作のギガントマキアまとめ

三浦建太郎作のギガントマキアとは?

三浦建太郎作のギガントマキアとは、2012年に「ヤングアニマル」創刊20周年企画として考えられた作品です。読み切り作品としては異例の202ページという単行本1冊分のボリュームとなっています。ギガントマキアは、三浦建太郎が昔から描きたかったテーマの一つでした。三浦建太郎の代表作品であるベルセルクを一時休載して描きあげた作品でもあります。

当初はベルセルクを休載してまで取り組んだ本作品であるギガントマキアに批判が多く集まりました。しかし、ギガントマキア発表後は、ベルセルクと全く違う作風が面白いという感想が多く寄せられ瞬く間に人気作品となりました。ギガントマキアはプロレスとギリシャ神話を融合させた作品で、三浦建太郎の画力の凄まじさがよく分かる作品となっています。

ギガントマキアの作者は三浦建太郎です。三浦建太郎は、ベルセルクの作者としても有名です。三浦建太郎は1966年生まれの漫画家です。1985年に第34回少年マガジン新人漫画賞に「再び」が入選し、デビューを果たします。デビュー前に「はじめの一歩」の作者である森川ジョージのアシスタントを務めますが、画力の高さはプロの実力であるという理由で、すぐに辞めさせられています。その後、1988年にベルセルク発表します。

ギガントマキアの作者はベルセルクの三浦建太郎

24年間ベルセルクを描き続けていましたが、2012年に「ヤングアニマル」創刊20周年企画としてギガントマキアを発表しました。ギガントマキアはベルセルクを一時休載して描いた作品としても知られています。当時ベルセルクはアニメ映画3部作を製作中でした。黄金時代篇「覇王の卵」「ドルドレイ攻略」「降臨」が制作過程にあり、ベルセルクを最優先に制作を進めていました。

ベルセルク休載時は批判もありましたが、ギガントマキアを発表後、すぐ人気作品となり批判は消えていきました。しかし、ギガントマキアの原作者である三浦建太郎は2021年急性大動脈解離のため逝去されています。54歳という若さでした。佳境に入っていたベルセルクは未完の大作となってしまいました。

ギガントマキアの概要

三浦建太郎作のギガントマキアの概要について紹介していきます。ギガントマキアはSFファンタジーのジャンルに属する作品です。ベルセルクを24年間描き続けていた三浦建太郎の久しぶりの新作となっています。ベルセルクのようなダークファンタジーのような作風とは違い爽やかな内容となっています。

ギガントマキアの作者である三浦建太郎の画力は終始凄まじくダイナミックな作画で描かれています。読み切りを想定しているのでテンポが良く物語が流れるように展開していきます。ギガントマキアという題名を象徴するような戦闘シーンが魅力で、見開きページを豪快に使った作画は三浦建太郎ならではの迫力で描かれています。

三浦建太郎作のギガントマキアのあらすじやタイトルの意味

三浦建太郎作のギガントマキアのあらすじやタイトルの意味について紹介していきます。ギガントマキアはベルセルクを一時休載するほど熱がこもった作品です。そんな三浦建太郎の渾身の作品であるギガントマキアのタイトルの意味には驚きの理由がありました。ここでは、あらすじを紹介していくうえでネタバレも含まれていますので閲覧には注意が必要です。

ギガントマキアのあらすじネタバレ

三浦建太郎作のギガントマキアのあらすじやタイトルの意味について紹介していきます。あらすじにはネタバレも含んでいますので閲覧には注意が必要です。ギガントマキアは、広大な大砂漠を1人の青年と1人の少女が旅をしているシーンから始まります。青年の名は泥労守です。本作品である「ギガントマキア」の主人公となる人物です。

そしてもう一人の少女は風炉芽という名前の可愛らしい小さな精霊です。二人は広大な砂漠に住むとされている、甲虫使いの聖虫族を探し求め、砂漠へと出向いていました。きちんとした準備もしないまま旅に出た泥労守は体力の限界を迎え行き倒れとなる寸前でした。その時、騎甲虫民族の斥候に発見されてしまいます。

甲虫使いに出会えた事を2人で喜びます。しかし、2人は不審者として捕縛されてしまいます。甲虫族は、泥労守のような人族とは違い、亜人間、亜人族と呼ばれ、虐げられていました。泥労守を人族と見抜き、敵意をあらわにします。聖虫族の勇者である雄軍は、泥労守に聖地に来た真意を知る為、勝負を挑みます。しかし、帝国の侵略軍が聖虫族の聖地を侵略しようと接近していました。そして、2人は大きな戦いへと巻き込まれていくのです…。

ギガントマキアのタイトルの意味

三浦建太郎の作品である「ギガントマキア」のタイトルの意味について紹介していきます。ネタバレとなりますが、作中で「風炉芽」が、帝国との戦いの際に「巨人族戦争」という発言をします。非常に重要な発言であり本作品である「ギガントマキア」に大きく関係しています。

「巨人族戦争」これが本作のタイトルの由来となっています。「巨人族戦争」とはギリシャ神話に登場する物語です。ギリシャ神話では、「巨人族戦争」はオリンポスの神々の戦いという意味を持っています。「ギガントマキア」は神々の戦いをモチーフにして描かれた作品となっており、同時に「ギガントマキア」というタイトルの由来となっています。

三浦建太郎作のギガントマキアの登場人物一覧

ベルセルクの作者で知られている三浦建太郎さんの作品「ギガントマキア」の登場人物について紹介していきます。「ギガントマキア」にはベルセルクにも負けない個性豊かなキャラクターが登場します。

ギリシャ神話にちなんだ登場人物など魅力あるキャラクター達。ここではそんな「ギガントマキア」に登場する登場人物を一覧にして紹介していきます。どんなキャラクターが登場するのか?早速見ていきましょう。

登場人物一覧①泥労守

三浦建太郎作のギガントマキアの登場人物一覧を紹介していきます。ギガントマキアの登場人物の一人は、本作品の主人公でもある泥労守です。泥労守は非常に身体能力が高く人間よりも力のある種族の亜人族の攻撃に耐えきれる程の驚異的な耐久力を持っています。

戦闘スタイルはプロレス技が多く、相手の攻撃を受け、その後に反撃するスタイルとなっています。戦闘力は高く投技だけでなく、返し技や固め技といった技も繰り出します。 泥労守は、自らの戦闘スタイルを烈爽と呼んでいます。そして同じく裂爽ができる人物を烈修羅と呼んでいます。

登場人物一覧②風炉芽

三浦建太郎作のギガントマキアの登場人物一覧を紹介していきます。ギガントマキアの登場人物の一人は、小さな精霊「風炉芽」です。身長も体重も泥労守の半分しかなく、非力でか弱い少女です。無鉄砲な泥労守を怒った励ましたりします。感情の起伏も持ち併せており褒められると照れます。

非力で戦闘力は低いが非常に豊富な知識を持ち頭脳は明晰です。豊富な知識に加え頭の回転が早く常に冷静であり、状況を瞬時に判断し分析する事が出来ます。そして、助言や提案をアドバイスし泥労守に知らせます。風炉芽は、非常に豊富な知識と特別な力を持っており、最善の方法を導き出す事が出来ます。

登場人物一覧③雄軍

三浦建太郎作のギガントマキアの登場人物一覧を紹介していきます。ギガントマキアの登場人物の一人は、亜人族の一人で聖虫族の戦士「雄軍」です。体の大部分は硬質化しており、泥労守よりも、さらに大きくな巨体です。技術は無く単純な原始的なパンチやキックなどの技を多く繰り出します。

原始的な技ですが、巨体から繰り出される攻撃は生身の人族を粉砕する程、強力な戦闘能力を有しています。しかし、戦闘前には泥労守に水を与えたり槍を渡したりするなど、正々堂々と戦う姿勢が見られるなど戦士としての心構えを持っています。

登場人物一覧④轟羅

三浦建太郎作のギガントマキアの登場人物一覧を紹介していきます。ギガントマキアの登場人物の一人は、轟羅です。轟羅は泥労守の変身系の姿です。身長は53mもあります。轟羅の戦闘スタイルは変身前の人間の状態と同じ泥労守のように、プロレススタイルです。プロレスの技を使用し、帝国の巨人タイタン相手に戦う姿は圧巻です。

三浦建太郎作のギガントマキアの見どころ

三浦建太郎作のギガントマキアにはベルセルクにも負けない面白い見どころが存在しています。漫画の魅力である作画に定評のある三浦建太郎のギガントマキア。迫力満点の作画に加え随所に見られるギガントマキアの見どころ。ここではそんなギガントマキアの見どころをあらすじと併せて紹介していきます。あらすじにはネタバレも含んでいますので閲覧には注意が必要です。

見どころ①独特な世界観

ギガントマキアの見どころについて、あらすじと併せて紹介していきます。ネタバレも含んでいますので閲覧には注意が必要です。ギガントマキアの見どころの一つは、独特な世界観です。数億年に1度来るという大災害に見舞われてしまい荒廃した世界が舞台となっています。

巨人の肉片のおかげで人類は文明を保っています。神に近い巨人は肉片だけになっても強大な力を持っている為、自然を作る源となっています。過酷な環境に対応し動植物は巨大化しています。帝国軍は虫を操り軍事利用しています。そして、登場するキャラクターの名前には、ギリシャ神話に因んだ漢字が使用されています。

見どころ②バトルシーン

ギガントマキアの見どころについて、あらすじと併せて紹介していきます。ネタバレも含んでいますので閲覧には注意が必要です。ギガントマキアの見どころの一つには、バトルシーンが挙げられます。泥労守と雄軍のバトルシーンは激しい攻防があります。亜人族でも、一族最強の雄軍が、体格も身体能力も遥かに劣っている泥労守に対し雄軍は攻撃を仕掛けていきます。

その攻撃を真正面からまともに受け止めるバトルシーンは、亜人族だけでなく読者達の度肝を抜きました。後半で描かれる巨人対巨人のバトルシーンは、凄まじい迫力で描かれています。このプロレスのような迫力満点のバトルシーンがギガントマキアの大きな見どころの一つです。

見どころ③主人公の熱い思い

ギガントマキアの見どころについて、あらすじと併せて紹介していきます。ネタバレも含んでいますので閲覧には注意が必要です。ギガントマキアの見どころの一つは、主人公の熱い思いです。亜人族は殺し合いしか知りません。主人公である泥労守はプロレスのようなフェアな戦いをします。

この戦いを烈爽と呼びます。烈爽は殺すことなく相手を倒すという戦いです。その烈爽を亜人族や人族の前で魅せつけます。全身全霊でぶつかりそこで生まれる友愛と寛容は、憎しみ合い殺し合うことだけではない泥労守の熱い思いが込められています。その泥労守の熱い思いがギガントマキアの見どころの一つです。

三浦建太郎作のギガントマキアに関する感想や評価

三浦建太郎作のギガントマキアに関する感想や評価について紹介していきます。ギガントマキアはベルセルクにも負けない面白さがあるという感想も多く寄せられています。そこでギガントマキアに関する感想や評価についてまとめました。どんな感想や評価があるのか?気になるギガントマキアに関する感想や評価について迫ります!

三浦建太郎作のギガントマキアに関する感想や評価について紹介していきます。ギガントマキアの感想や評価には、かっこいいという感想が多くありました。ベルセルク休載で批判を浴びたが漫画も上手く、名前もかっこいいという感想が多くギガントマキアは高い評価を得ている事が分かりました。

三浦建太郎作のギガントマキアに関する感想や評価について紹介していきます。ギガントマキアの感想や評価には、ギガントマキアは面白いという感想が多くありました。ベルセルクとは全く異なる内容ですが、三浦建太郎の画力が合わさり圧倒的な面白さに繋がるといった感想も数多くありました。三浦建太郎が描くギガントマキアの画力の高さも高い評価を得ていました。

三浦建太郎作のギガントマキアに関する感想や評価について紹介していきます。ギガントマキアの感想や評価には、ギガントマキアは面白いという感想が圧倒的に多くギガントマキアの広告を見て買ってしまったという方もいました。迫力満点の作画はベルセルクを上回るという感想も多くありました。

三浦建太郎作のギガントマキアまとめ

三浦建太郎が描くギガントマキアをネタバレ解説!あらすじ・登場人物や感想について紹介していきました。ギガントマキアの登場人物はギリシャ神話がモチーフとなり描かれていました。また烈爽というプロレス技をふんだんに取り入れた内容と、圧倒的な画力が加わりギガントマキアは面白さを倍増していました。

そして、感想や評価については面白いという感想が最も多く寄せられていました。ベルセルクに負けない魅力溢れる作品ギガントマキアを是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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