奴隷区・ジュリアの結末とは？リュウオウとの出会いや声優を調査！

「奴隷区・僕と23人の奴隷」と題した『負けたら奴隷』の地獄のようなデスゲーム、装着されると強制的に相手の奴隷と思考回路が麻痺させられてしまう恐ろしいアイテムを用いた小説ですが、これを原作としてこの春に放映されたアニメの奴隷区のネタバレと感想、ヒロインジュリア、リュウオウやリュウオウとジュリアの出逢い、ジュリアの辿る結末、リュウオウは？　アニメ奴隷区、ネタバレ感想含めて、徹底検証です。

奴隷区について徹底検証としましたが、こちらの記事では奴隷区の主要人物であり、悲劇のヒロインとも呼べる成り立ちから奴隷区一大派閥ボス、リュウオウの最初の奴隷となった葛飾ジュリアについて徹底的に検証し、ジュリアのネタバレ、感想などについて触れていきます。まず、奴隷区のメインパーソンでもあり、帝王とも呼ぶべきリュウオウ最初の奴隷となるジュリアの悲劇のエピソードのネタバレから紹介します。

ここでそもそも奴隷区というアニメについてジュリアとリュウオウのネタバレや感想含めて戻ってみましょう。これを装着された状態で相手の仕掛けたゲームや試合に負けると、相手の言いなりになるように思考が強制変換されてしまうという悪魔のアイテムがキーとなるというのが奴隷区のメインストーリーです。この悪魔のアイテムはリュウオウやジュリアのネタバレや全体の感想にも関わります。

奴隷区一大派閥を形成するリュウオウのネタバレからジュリアとの出逢いについて触れていきます。リュウオウは冷酷な支配者でありながら、実は風俗での労働を強制させられている母親を助けるために、悪魔のアイテムを手にしたという悲しい過去を持っていて、リュウオウは悲劇の過去を持つ少年だと話題です。

恋人から冷たく別れを突き付けられたジュリアを、最初の奴隷とするリュウオウというのが、奴隷区、ジュリアとリュウオウのエピソードの最初のネタバレになります。悲劇のジュリアと題しましたが、ジュリアは悲劇と終わるのでしょうか。ネタバレと感想を見ていくここでは、ジュリアを最初の奴隷とし、ジュリアが心から崇拝するように至るリュウオウについてもネタバレと感想に触れて見ていきます。

葛飾ジュリアのネタバレは歌舞伎町の人気キャバクラ嬢であり、同じく歌舞伎町に存在するホストクラブのナンバー1である新宿セイヤを恋人としていました。ジュリアに起こった悲劇はセイヤがセイヤの客であり熱心な崇拝者であり、熱狂的な恋心にセイヤを奴隷としてしまった女性の命により、セイヤから別れを突き付けられるところから始まります。セイヤに別れを告げられたジュリアが辿り着くのがリュウオウという存在です。

風俗で強制労働とも言うべき働かせ方をさせられている母親を救う為に、少年リュウオウは初めて手に入れた奴隷、ジュリアを使って母を強制的に働かせているやくざに挑みますが、ネタバレとしてはあっさりと負けてしまいます。悪魔のアイテムについてリュウオウも熟知していますが、リュウオウ対するやくざはこのアイテムに関して彼を凌いで長けており、相手を負かす手足を求めて奴隷を求めるというのがネタバレです。

冷酷で人を人とも思わない少年の正体は、母親の風俗勤務を助けたい一心に、悪魔のアイテムにまで手を出してしまった少年が正体となると、ここまででジュリアを最初に奴隷にした冷酷な支配者リュウオウの感想が随分と変わってきました。アニメ奴隷区、ジュリアに戻っての感想も紹介します。

奴隷区におけるジュリアの立ち位置とは？　最愛の恋人に一方的に突如と別れを突き付けられてしまい、悪魔のアイテムに精通した少年、リュウオウの最初の奴隷と支配されてしまうと言えば、当初の内こそ、とても悲劇的な描かれ方で出てくるジュリアですが、ジュリアとリュウオウの在り方やジュリアの描き方は作品の中で随分と様相を変えており、奴隷区でのジュリアの立ち位置を考えさせられると評判です。

ジュリアは当初は恋人に冷たい仕打ちを受けたところに出くわしたリュウオウにより、自分の母親を助ける道具とするリュウオウの手に掛かることで、悪魔のアイテムによってリュウオウの奴隷となり、リュウオウの支配下にありましたが、奴隷区、悪魔のアイテムというのは、ストーリーの中で段階を踏まえて奴隷の思考回路そのものを支配していくと描かれます。セイヤが再び出逢うジュリアは既に段階を踏んでいます。

恋人を支配しようとするジュリアは、段階を踏んだ悪魔のアイテムによる思考の変換から、既に自分自身の意思で心の底からリュウオウを崇拝しており、リュウオウの信奉者として描かれます。そこに悲劇のジュリアの影はあるでしょうか？　主人であるリュウオウを心から崇拝し愛しているジュリアは、確かにリュウオウの奴隷でありながらとても美しく不気味に描かれたヒロインを超えたメインパーソンです。

リュウオウの命により恋人であったセイヤを奴隷と化し、リュウオウの奴隷とさせたジュリアがリュウオウの実験によってとても人の所業には思えない画像をネット上に挙げられていた本人であることなども明かされて行きます。この頃には既にジュリアは悪魔のアイテムに心身共にリュウオウの支配下に自らを置いた段階で、だからこそ恋人セイヤをも躊躇うことなくリュウオウへと差し出しました。

ジュリアとリュウオウの登場にストーリーもまた進んでいきます。奴隷区帝王のように描かれて登場したリュウオウでしたが、実は奴隷区は派閥争いが起きていきます。悪魔のアイテムは知らぬ間に広がり、新たな奴隷と主を生み出し、それぞれの奴隷たちは三つの派閥に属しながら主のデスゲームへと自らを投じていく形になって描かれます。ジュリアのリュウオウもまた争いに身を投じます。

話が進むにつれて奴隷を巡る争いは激化、ジュリアはいつしかお腹に子を宿しています。崇拝するリュウオウの子ならいいと望むジュリア。しかし、哀しいのは少年帝王リュウオウが奴隷を必要とした背景です。子を宿したジュリアにリュウオウが語るのは、血の繋がりに少年がどれだけ救おうと奮闘しても、決して母親にはなれない哀れな女性と少年の孤独な諦めと嘆き。ジュリアを餌にされ奴隷争いに敗れ、自らを奴隷の身と落します。

ここまでの時点で奴隷区には新たな悪魔のアイテムが出現していました。ジュリアもろとも別の王者の支配下に置かれたリュウオウの主が既に奴隷区の実質的な支配者であり、奴隷達を人とも思わぬ所業で扱い、そこに現れる最後の人物に奴隷区は話をラストまで進めていきます。全ての奴隷を救おうというラストパーソンと残酷な奴隷の支配者の対決は圧倒的に挑戦者に不利な条件下に挑戦者が挑みます。

圧倒的不利な条件下で勝ち進めていく奴隷を解放するための挑戦者、立ちはだかったのは、リュウオウで、リュウオウの勝利にリュウオウの主が勝利を得ました。最早敵は居ないと確信した残酷な支配者に思いがけぬ展開で、残酷で臆病な支配者は破れて、息を潜めていた挑戦者の勝利と奴隷解放の宣言に、奴隷区は末路と未来を見出すという形で終わります。

奴隷解放宣言が示すものは、奴隷区に集った哀れな命は、奴隷ではなく人間としての誇りと命を取り戻したのだと宣言するものに他ならないでしょう。思いがけぬ挑戦者は悪魔のアイテムの開発を知っていた人でもあり、恐ろしく残酷な帝王を知る人でもあり、ですが全てはもう終わったのだと許されるべきだと説かれて、リュウオウの罪もまた許された形に、奴隷解放宣言が高らかに響きます。

では、その頃のジュリアはというと、ジュリアを餌にしてリュウオウは奴隷と落とされたのですから、当然ながらリュウオウと共にリュウオウの主の奴隷となっています。二人の挑戦者によって、思いがけない道を進んだ奴隷区と奴隷達は解放の後に何を見るでしょうか？　解放宣言の後に、様々な局面を経てリュウオウが作ってきた奴隷達やグループ、人間模様の中にジュリアも描かれます。

解放された奴隷区に一つまた二つと響く声が未来を示します。悲劇の始まりは悪魔のアイテムを考案した恐ろしい人間とその実験、そしてそれに巻き込まれる形で体を成して行ったのが奴隷区であると、ここにきて示されるようにして、人間を取り戻したキャラクター達が描かれて、ジュリアもまた主の崇拝者としてではなく、人間としてリュウオウを抱き締めたと微笑みと別離の言葉に表されて、奴隷達の解放が描かれます。

奴隷解放宣言の後のジュリアはどのように描かれたでしょうか？　原作から紹介します。哀しい少年の道と共に、明るい未来が奴隷区には描かれています。悪魔のアイテムから奴隷達を解放した人物は、奴隷解放を願って挑戦者となった女性と共に悲劇の始まりを作り上げた人物の墓の前に対峙している様子がまず描かれます。奴隷区の哀しみと奴隷は解放されたのです。

『奴隷区、僕と23人の奴隷』を原作として、この春から放映されたアニメ奴隷区で葛飾ジュリアを演じたのは、千元木彩花さんという声優さんになります。アニメ奴隷区でジュリアを演じるこの方は追加キャストとして発表されました。悲劇のヒロインのような成り立ちで初期は描かれるのに、ストーリーの展開に様を変えていくジュリアを演じた声優、千本木彩花さん、どんな方でしょう？

アニメ奴隷区のジュリアを演じる千本木彩花さんはさやかさんと読みますが、どのような声優さんでしょうか？　徹底調査してみましょう。まずは経歴ですが、何と高校生で声優デビューされています。その後、所属はアイムエンタープライズ、2017年には声優アワードで新人女優賞を受賞されました。

ジュリアの恋人であるセイヤ、セイヤの熱狂的な信奉者であり、セイヤを手に入れて支配しようとするあまりにセイヤから悪魔のアイテムによってのゲームを持ち掛けられ、逆にセイヤを奴隷にしてしたことでジュリアへとセイヤからの別れを突き付けさせる張本人、アヤカと共に発表された追加キャストが、千本木彩花さんです。ジュリア演じる声優さんがジュリアを陥れた本人と奇しくも同じ読みに用いれるとは驚きの感想です。

どんな役をされてきた声優さんでしょうか？　うたのプリンスさま、アイカツ、ラブライブなどアイドル物を始め、機動戦士ガンダムやソードアートオンライン、進撃の巨人にジョジョの奇妙な冒険と華々しい活躍が伺える経歴がずらっと並びます。ご本人はクラリネットも嗜まれると人物像に記載されています。難しい役どころのジュリアとしてはぴった理の抜擢だなという感想です。

アニメ奴隷区を最後まで見た感想なども集めてみました。全体的に原作がボリュームのある内容なだけ、12話構成でまとめたアニメの短さなどに触れられている方も多いですが、却って短い構成の中でボリュームたっぷりだっぷりにスピーディに楽しめたという感想や、奴隷の解放に挑戦するために立ち上がるヒロインなど、魅力的な話とキャラクターが描かれたという声も残ります。

奴隷区、ヒロインであり、メインパーソンでもあるジュリアとは、どんな女性だったでしょうか？　何も知らないところで恋人を奴隷とされた身に、嘆きの中で残酷で冷酷な支配者に奴隷と化された悲劇のヒロインとしての描写が強かったジュリアは、ストーリーが展開を成すにつれて、面影を変えていきます。リュウオウの忠実なる僕としての描写から、心からリュウオウを愛し信じている奴隷というには歪な関係へと描かれます。

母親に恵まれなかった哀しい悲劇の少年を愛した女性へと移り変わっていくジュリアは悲劇の奴隷のヒロインでしょうか？　この奴隷区の本当のヒロインはリュウオウが立ちはだかった挑戦者である女性ですが、ジュリアもまたヒロインであると断言できるのは間違いないです。嘆きの中に奴隷に身を落したところから始まった、哀しい少年との交流の中で、愛を与えた誰より強い女性であると言えるかもしれません。

リュウオウを抱き締めるジュリアは悲劇の奴隷ではないでしょう。別れのときだと誰もが知っているのです。奴隷の身から解放された皆が別れにそれぞれの道を歩み始めるときであると。リュウオウを抱き締めたジュリアは確かにリュウオウをどんな意味であれ愛した女性で、元気な子を産んでと抱き締められたリュウオウが告げたのに、元気でねと対するジュリアと描かれます。

それぞれの奴隷達の道が描かれた先に、ジュリアとリュウオウも描かれています。ジュリアはセイヤとは戻りませんでした。セイヤはジュリアを嘆きに落としたと憎んだはずのアヤカとの道に生きると描かれていて、ジュリアは作中に宿した子どもを出産して、母子二人で平和でつつましく生きていく様子が描かれ、リュウオウは再び母親と向き合うところから新しい生活を送っているとくくられます。