約束のネバーランドを徹底考察!気になるポイントや未回収の伏線は?

今話題沸騰中の漫画、約束のネバーランド。緻密で綺麗な絵、今まで見たことのない世界設定と、目まぐるしく進むストーリーが様々な考察を生んでいます。今回はそんな約束のネバーランドの物語、気になるポイントや伏線などについて徹底考察してみました!

約束のネバーランドを徹底考察!気になるポイントや未回収の伏線は?のイメージ

目次

  1. 大人気漫画の約束のネバーランドとは?
  2. 【約束のネバーランド徹底考察】重要なポイントを紹介
  3. 【約束のネバーランド徹底考察】鬼とは?
  4. 【約束のネバーランド徹底考察】74話ネタバレ!ノーマンは生きている!
  5. 【約束のネバーランド徹底考察】70話ネタバレ!ルーカスの生き残った理由
  6. 【約束のネバーランド徹底考察】71話ネタバレ!人間の世界へ行ける方法?
  7. 【約束のネバーランド徹底考察】フィルの正体とは?
  8. 【約束のネバーランド徹底考察】72話ネタバレ!ミネルヴァの真実
  9. 【約束のネバーランド徹底考察】1巻と2巻のネタバレ!今でも衝撃の内通者だったレイ
  10. 【約束のネバーランド徹底考察おまけ】クローン説
  11. 【約束のネバーランド徹底考察】壮大なストーリーが魅力の作品だった!

大人気漫画の約束のネバーランドとは?

2016年から週刊少年ジャンプにて連載中の漫画「約束のネバーランド」。2016年には「満道コバヤシ漫画大賞2016」期待の新連載賞、さらに2017年には「このマンガがすごい!2018」オトコ版1位を獲得するなど数多くの名誉ある賞を受賞しており、今話題沸騰中の漫画です。

週刊少年ジャンプでは連載当初「異色の新連載!」と話題になり、帯に書かれた「衝撃の脱獄ファンタジー」の文字が読む前から読者をワクワクさせます。ジャンプ漫画っぽくないということで有名で、熱い少年漫画というよりシリアスな頭脳戦が次々と展開されるような漫画になっています。

1話ネタバレ!約束のネバーランドのあらすじ

孤児院で幸せに暮らす主人公のエマたち。この孤児院では、12歳になるまでに里親を手配されて孤児院から旅立つことが決まりです。そして今日もまた、孤児院からコニーという少女が旅立っていくことに。エマたちは別れを交わしますが、コニーがお気に入りのぬいぐるみを忘れていることに気づきエマたちは急いで届けに向かいます。

そこには誰もおらず、ただ車1台が停まっています。車の荷台にぬいぐるみを置いて戻ろうとするエマたちは、そこにコニーの死体があることに気づきます。そして、エマたちはそれよりも恐ろしいものと、真実に気づいていく…というお話です。

約束のネバーランドを描いているのは?

約束のネバーランドを作っているのは、作者である白井カイウさんと出水ぽすかさんの二人です。白井カイウさんは2015年に少年ジャンプにて読み切りでデビューしている漫画家さんで、出水ぽすかさんは2008年からコロコロコミックでイラストやコミックを手がけているイラストレーターの方です。2016年には「ポピィの願い」という読み切り作品で一度タッグを組んでいます。緻密でファンタジーな雰囲気の絵柄が特徴的です。

【約束のネバーランド徹底考察】重要なポイントを紹介

今回はそんなダークファンタジー漫画「約束のネバーランド」をネタバレを含めながら、伏線や未回収のポイントに迫りたいと思います。

【考察ポイント】未回収の伏線たち

約束のネバーランドには数多くのキャラクター、場所、敵が登場します。その中にはまだ名前や顔も分からないもの、はたまた登場人物に関しては敵なのか味方なのか分からない未回収のまま、ストーリーが進行しているキャラクターもいます。

【約束のネバーランド徹底考察】鬼とは?

衝撃的な展開が多く見事に伏線が散りばめられている約束のネバーランド。未回収の伏線の中でも特に気になるのが、エマたちを苦しめる最大の敵「鬼」の存在がポイントです。

エマやレイなど子供たちは人間を食べる怪物のことを「鬼」と呼んでいます。これは、エマたちが初めて彼らを見た時の印象でそう呼んでいるだけで、彼らの本当の名前は知りません。クローネが、エマたちが「鬼」と呼んでいるのに対して「鬼?ああ、連中のことね。」と言ったことが、その呼び名が一般的呼称ではないことを裏付けています。

【考察ポイント】違う言語での会話

約束のネバーランドには、人間の言語では言い表すことのできない存在が登場しています。イザベラの言う「特別なお方」という発言から考察すると、「鬼」の最上級の存在なのではないかと予想できます。一体それが何者なのか、そして、なぜその存在だけが違う言語で言い表されているのか気になります。

【約束のネバーランド徹底考察】74話ネタバレ!ノーマンは生きている!

まずネタバレになりますが、ノーマンが生きていることが74話にてついに発覚しました!読者にとっては待ちに待った再登場でした。さて、ノーマンが生きていたのは良いことなのですが、ノーマンが出荷された時に何を見たのか?何故生きているのか?様々なポイントがまだ伏線未回収のままです。

ノーマンが出荷後最後に見せた、驚きと戸惑いが入り混じった表情。これはノーマンが単に「鬼」に会ったのではないことを示唆していて、74話で明かされています。実はノーマンはその時「大人の男の人間」であるラートリー家第36代当主ピーター・ラートリーを見ていました。そしてピーターはノーマンに研究を手伝って欲しいと持ちかけます。

【考察ポイント】ラムダ7214

約束のネバーランド内でノーマンは今でも生きている限りエマたちと会えると信じて毎日生き延びています。そして、ノーマンは西の果てに建設予定と言われていた「ラムダ7214」という農園にいることも発覚しました。まだ未回収の伏線も多いので、これからもノーマンの境遇から目が離せません。

ラムダ7214には、頭や身体が歪んで発達した子供の姿が多く見られます。ピーターは、何が目的で研究をしたいのでしょうか?人間が最終的に望むであろう永遠の命や不老不死の可能性も捨てきれません。その真相は、未回収の伏線「Λ(ラムダ)」と「7214」という数字がポイントです。

【考察ポイントその②】アダムとノーマンの関係

アダムはノーマンの識別番号である22194という数字を繰り返し口にしています。アダムは言葉が分からないのにも関わらず、その番号を口にしているのは謎でしかありません。しかも、本来であればこの番号を知るのはGF出身者のみ。ということは、アダムとノーマンは農園以外で何らかの接点を持ったということになります。

アダムは風車を見張っています。そして風車内にはゴールディ・ポンドがあり、その中には人間世界へと繋がるエレベーターがありました。アダムが門番なら、彼がそのエレベーターを長い間守っていたということになります。アダムはもしかしたら人間世界からエレベーターに乗って来た人物なのか?鎖骨付近にある模様がポイントとなりそうです。

約束のネバーランド単行本のネタバレになりますが、アダムの鎖骨付近にある模様、単行本5巻と7巻のカバー下に描かれているのを知っていましたか?特に、7巻のカバー下では、地球儀の上に模様が描かれていました。地球に住む人とこの模様が関係しているというのを示唆しているようです。

【約束のネバーランド徹底考察】70話ネタバレ!ルーカスの生き残った理由

こちらは70話のネタバレになりますが、「ルーカス」という男の生き残った理由が70話にて明らかとなりました。かつて「オジサン」の口から発せられ、オジサンの部屋の壁に大量に書かれたルーカスの文字が印象的でした。エマがB06-32から来たことを知ったルーカスは、仲間の生存を聞いて涙を流します。

ルーカスが生き残った理由は、オジサンにありました。ルーカスはオジサンを逃がすため、一人残って密猟者を引きつけました。右腕を失う重症を負いましたが、ある子どものおかげで一命を取り留めます。8年もの間、ルーカスはシェルターに戻ることも考えましたがその度に密猟者に殺された仲間や子供たちが頭をよぎり、彼らを助けようと、彼らに技術や情報を伝え始めたのでした。

【約束のネバーランド徹底考察】71話ネタバレ!人間の世界へ行ける方法?

ルーカスが猟場を離れないのは、ミネルヴァの扉の存在も理由にありました。エマが持つミネルヴァのペンで、その扉を開けることができるのです。ついにミネルヴァの真意が明かされます。

そこに待っていたのは、古い形のエレベーターでした。エマはもしかしたらこれは人間の世界へと通じているのではないかと考えます。笑い飛ばすルーカスですが、二人はエレベーターを動かすことにします。しかし、結局エレベーターは動きませんでした。このエレベーターが動く時は来るのでしょうか?そして、これはどこに繋がっているのでしょうか?

【約束のネバーランド徹底考察】フィルの正体とは?

身長100センチ、年齢は4歳。エマが大好きな褐色の肌につぶらな瞳が特徴的な可愛らしい男の子です。ハウスで行われるテストでは4歳にして200以上のハイスコアを叩き出す天才児で、フィルの優秀さは各所で描かれています。

クローネとの鬼ごっこの際、フィルは最後の5人まで生き残っていましたし、ミネルヴァの本に書いてあったモールス信号の存在をエマに教えたのもフィルです。

4歳にしてはとても優秀で、約束のネバーランドでの重要なシーンにも度々遭遇しているフィル。一時期はその優秀さ故に「鬼」の手下なのではないかと疑われていた時もありました。しかし、エマがフィルに「鬼」の存在やハウスの真実を話すと状況は一変します。混乱することもなく、フィルは納得した表情でエマの話を聞き入れました。

エマたちの4歳以下の子をハウスに残すという選択に、「待てるよ」と返すフィル。こうして、フィルは4歳以下が残された子供たちの中で唯一真実を知り、ハウスでただ一人戦っていく重要なキャラクターとなりました。フィルが再登場するのはまだまだ先な予感がしますが、彼の成長ぶりも楽しみです。

【約束のネバーランド徹底考察】72話ネタバレ!ミネルヴァの真実

72話のネタバレになりますが、なんとウィリアム・ミネルヴァからエマとルーカスのもとに電話がかかってきます!そして、彼は「その古いエレベーターこそが人間の世界へ渡る道であるが、今は使えない」ということを告げます。ミネルヴァの電話は録音でしたが、その中でミネルヴァの真の姿が明らかとなっていきます。

ミネルヴァの本名はジェイムズ・ラートリー。彼はラートリー家第35代当主として、二世界を繋ぐ「約束」を受け継いできたそうです。人間の世界のためにもその約束を放棄することができなかったラートリー。しかし、一人の人間として、食用児に犠牲を強いるという理不尽に耐えられず、せめて彼らに何か助けられることはないかと様々な工夫を凝らします。

それが、農園に納めるモールス信号などでした。せめてそれに気づいた子供たちだけでも、安全に暮らせる隠れ家や人間の世界に渡れる抜け道を授けようとしたのですが、それは何者かの手によって遮られました。そして、彼はその腹心によって、一族に命を狙われる身となってしまったのです。

ミネルヴァはもうこの世にはいないという事実にショックを隠しきれないエマたち。ミネルヴァはさらに衝撃の事実を告げます。それは、グレイス=フィールドを含む4つの高級農園の中に行き来の道があるということでした。しかし、それは最高の解決策ではありません。

ミネルヴァが提示したもう一つの選択肢は、「7つの壁を探しなさい」ということでした。「健闘を祈る」という言葉を最後に、ミネルヴァからの電話は切れてしまいます。ミネルヴァの真意と姿、ずっと未回収だった大きな伏線が回収されたことは大きなポイントでした。これからエマたちは、ミネルヴァが言った「マーヴィンの寝床」の中にある新たな真実を知るべく動き出します。

ジェイムズが託したペンのメモリチップに、七つの壁について理解できる情報があります。エマが何かを見て「七つの壁ってそういうことだったんだ…」と言いますが、それがイメージと違った、という推測もできます。

【約束のネバーランド徹底考察】1巻と2巻のネタバレ!今でも衝撃の内通者だったレイ

主人公の親友の一人、レイは今でもエマたちと共に明るい未来を夢見る登場人物の一人ですが、前半部で彼の衝撃の事実が明らかとなりました。ハウス内で唯一真実を知る子供でしたが、内通者だと分かった上で今までのレイの言動を読み返してみると、知らなかった時とは全然印象が違います。

1話でエマがたまたま見つけた、忘れられたコニーのぬいぐるみ。しかしそれはたまたまではなく、レイが仕組んだものでした。そしてエマはそれをレイにも相談しましたが、レイは門へ行ったら良いという風にアドバイスをしています。

9話では、「既に他の見張りがいたらそばにいたら?」と、自ら内通差の存在をほのめかしています。この大きな伏線が回収される前は、レイは漫画に必ずいるような典型的な意地悪キャラのような存在でしたが、この真実を知った後は、二重三重にも驚かされて、予想外の展開でした。これが約束のネバーランドの面白いところです!

【約束のネバーランド徹底考察おまけ】クローン説

さて、約束のネバーランドにはクローン説があるのを知っていますか?読者の中で話題になっている考察のひとつで、漫画の中に張り巡らされている未回収の伏線を見てみると、確かに頷ける部分も多くあります。

まず、鬼たちが話す時のごちゃごちゃとした文字列に秘密があります。この一見解読が不可能そうな文字ですが、これを回転させて読むとギリシャ文字になるそうです。そして、その意味がクローンという意味になるという説があります。

また、クローンというものは「挿し木」という意味が本来の意味だそうです。この物語で、食用になったときに刺されるあの枝は挿し木です。また、約束のネバーランドというロゴの「束」という字には挿し木のモチーフが使われています。このクローン説はまだ未回収ですが、本当だとしたら面白い伏線です。

【約束のネバーランド徹底考察】壮大なストーリーが魅力の作品だった!

いかがだったでしょうか?約束のネバーランドの物語は壮大で、次々と浮かび上がる問題と真実によって伏線は数多く散りばめられ、ネタバレを含んでもまだまだ未回収のポイントがほとんどと言っていいでしょう。物語の核心に触れられるのはいつなのでしょうか?これからも約束のネバーランドのエマたちから目が離せません。

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