国民ボタンの最後をネタバレ!漫画最終回(5話)の衝撃の結末・ラストを紹介

「国民ボタン」の漫画について、5話の最後までをネタバレ込みで紹介します。どのような結末を迎えるのか、ラストが気になる国民ボタンです。1話から4話までのネタバレを含めたあらすじのほか、国民ボタンを読んだ人のネット上での感想などもまとめています。予想外のラストを迎える国民ボタンは、結末まで思わずイッキ読みしたくなること間違いなしです。5話を最後まで読んだ上での考察などもまとめています。

国民ボタンの最後をネタバレ!漫画最終回(5話)の衝撃の結末・ラストを紹介のイメージ

目次

  1. 国民ボタンとは?
  2. 国民ボタンの最終回5話の最後の結末・ラストをネタバレ
  3. 国民ボタンの漫画あらすじネタバレ
  4. 国民ボタンの謎をネタバレ考察
  5. 国民ボタンに関する感想や評価
  6. 国民ボタンの最後ネタバレまとめ

国民ボタンとは?

デスゲームを題材とした漫画は数多く登場していますが、「国民ボタン」もまた、デスゲームに近い題材の作品です。今回は、国民ボタンの最後に関するネタバレを含めた、漫画の内容を詳しく紹介します。結末を知りたくないという人や、ネタバレを知りたくないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。実際に国民ボタンを読んだという人の、ネット上での感想などについても併せてまとめています。

国民ボタンの概要

国民ボタンは、鈴木大四郎先生が描く青年漫画です。めちゃコミックで独占配信されている漫画で、ある時主人公の前に悪魔を名乗る人物が現れます。その悪魔は、二つのボタンがついた箱を置いていきました。そのどちらかのボタンを押すと、国民全員が死亡するという恐ろしいボタンです。

国民ボタンの作者

国民ボタンの作者は、鈴木大四郎先生です。俳優の滝藤賢一さんと1つ違い、アナウンサーの田畑竜之介さんと2つ違いです。そのため、年齢は43か44歳だと推測されています。出身地は福岡県福岡市で、「ナリキン!」という漫画が代表作です。国民ボタンが連載されているめちゃコミックでは、「ANIMAL FOOTBALL」という作品も連載されていました。

国民ボタンの最終回5話の最後の結末・ラストをネタバレ

短いストーリーでサクサクと読むことができる国民ボタンですが、5話の最後の結末が気になるという人も多いはずです。続いては、国民ボタンの5話の最後についてもネタバレと共に詳しく紹介します。物語の一区切りとなる重要なエピソードの5話ですが、どのようなラストを迎えるのか注目のエピソードでもあります。漫画をまだ読んでいないという人も、5話のネタバレを知ったら国民ボタンを読みたくなるかもしれません。

最終回ネタバレ①正解のボタン

大きなプレッシャーを前に、一度は逃げ出しそうになった佐藤でした。けれど、弟の裕次の応援もあって、とうとうボタンを押すことにしたのです。多くの国民が固唾を飲んで見守る中で、ボタンを押した佐藤でしたが、何も起こる様子はありません。佐藤が押したのは、正解のボタンだったのです。死亡することなく生き残った国民たちは湧き上がり、佐藤もまた弟に「悪魔にならずに済んだのはお前のお陰だ」と笑いました。

お陰で助かったという国民たちからの感謝の声が響き、佐藤は胴上げをされます。そこから三日三晩のお祭り騒ぎが続いた日本は、少しずつ元の生活を取り戻していきました。そこから佐藤が自分の家に帰宅することができたのは、5日後のことです。一ヵ月ほど留守にしていた我が家は、他人の家のようだと感じていました。テレビでは、佐藤に対して国民栄誉賞の授与を検討しているというニュースが流されていました。

最終回ネタバレ②悪魔に感謝を伝える佐藤

そんな中で、佐藤の家のチャイムが鳴り響きます。ドキリとした佐藤ですが、訪問者が誰なのかは予想がついていました。玄関先に立っていたのは、あの悪魔だったのです。悪魔に対して、「来ると思っていた」という佐藤は、彼を家の中へと招き入れました。国民栄誉賞が授与されることを祝う悪魔ですが、佐藤はまだ貰っていないと返します。悪魔に対して酷い一ヵ月だったことを訴え、悪魔を許すことはできないと佐藤は言います。

日本以外でも、世界中で国民ボタンが配られました。誤ったボタンを押したり、ボタンを押さずに終わったことで、世界の人口はたった一ヵ月の間に半分にも減ってしまったのです。そんな中で、佐藤は悪魔に感謝することが一つだけあると話します。それは、国民ボタンが登場したことで、世界中の人間が生と死というものについて考えさせられたことです。自身も悪魔になりかけたものの、人間の本質を見ることができました。

最終回ネタバレ③2回戦の始まり

悪魔の思惑通りにならず残念だったという佐藤ですが、悪魔はそんな佐藤の前で、指を鳴らします。すると再び、佐藤の目の前にはあの国民ボタンが現れたのです。悪魔は、この一回きりで終わりだとは言っていないと告げました。テレビでは臨時ニュースが流れ始め、政府が保管していた国民ボタンが消失したと放送されていました。これによって、SNS上では佐藤を褒め称える声が一転し、掌を返すコメントが多く流れ出します。

人間は簡単には変わらないという悪魔に、佐藤は涙を浮かべます。正解のボタンを押したことで終わったと思われていたゲームですが、悪魔は第二回目のゲームを始めることを宣言しました。5話のラストは、まさに悪魔のような笑みで迎える結末となっています。

国民ボタンの漫画あらすじネタバレ

5話のラストでは思わぬどんでん返しが待っていた国民ボタンですが、5話だけでなくそれ以前のエピソードも気になる人はいるはずです。続いては、国民ボタンの1話から4話までのあらすじを、ネタバレと共に詳細に紹介します。5話の最後だけでなく、それ以外のエピソードについてもネタバレを知りたくないという人は、ご注意ください。どのような結末が待っているのか、最後を知った上でも楽しむことができる漫画です。

1話あらすじネタバレ

主人公の佐藤太郎は、自宅で眠っていました。夜中であるにも関わらず、突然鳴らされたチャイムによって佐藤は起こされます。玄関を開けると、そこに立っていたのは悪魔を名乗る怪しげな男でした。何かの当選を祝う男を、佐藤は家に上げてしまいます。男が指を鳴らすと、突然どこからともなく一つの箱が出現します。そこには白と黒の二つのボタンがついていました。悪魔は、佐藤がゲームの選択者に選ばれたと言います。

悪魔は、今から一ヵ月の間にどちらかのボタンを押すように言います。片方は何も起こりませんが、もう片方は国民全員が死亡するボタンだと話しました。押さなくても同様に国民が死ぬというのです。ボタンごと悪魔を追い返した佐藤ですが、部屋に戻るとなぜかボタンが机の上にありました。翌日会社にボタンを持って行った佐藤は、同僚に相談をするもののゴミ箱にボタンを捨てられます。けれど、帰宅するとやはりボタンがありました。

2話あらすじネタバレ

佐藤は、あのボタンを持って警察に相談に行きました。しかし、警察は「送り付け商法が多くて困っている」と相手にしてくれません。同じような被害は報告されていないと言う警察は、興味本位でボタンを押そうとします。それを慌てて止めた佐藤は、結局ボタンを持ち帰ることとなりました。警察をあてにすることはできず、ネットで検索をしてもボタンに関する情報を得ることはできません。佐藤は、写真をSNSに投稿して情報を募ります。

けれど、その投稿には誰からの反応もありません。そんな中、コンビニを訪れた佐藤の目の前で、レジを担当していた外国人が突然発作を起こして倒れます。ニュースでは、同じ国の出身者が全国で怪死したことが報道されていました。ボタンは本物だと確信した佐藤のもとに、SNSを見た内閣官房の梅鉢らがやってきます。梅鉢がボタンを押しても反応は無く、佐藤だけがボタンを押せることがわかりました。

3話あらすじネタバレ

同行を求められた佐藤は、とある施設で生活することを命じられます。テレビでは総理大臣が記者会見を行っており、佐藤の情報はSNS上で拡散されていました。まるで犯人のように扱われ、特定された家族も被害を受けています。その後、家族も政府によって保護されました。様々な憶測を呼ぶボタンは、「国民ボタン」と呼ばれるようになります。国会議事堂の前では、政府に不満を持つ国民たちがデモ活動を行っていました。

国民ボタンのどちらを押すかについて、政府は国民投票を行う決断をします。二週間で投票の準備を整えると、妨害などはありつつも、国民投票が実施されました。投票率は7割を超えて、開票まで2日かかってようやく結果が出たのです。けれど、その結果はまったくの同数でした。再び国民投票を行う時間は無く、佐藤の手に委ねられることとなります。国中は混乱に陥り、残り少ない日数の中で渋谷では暴動が起こっていました。

4話あらすじネタバレ

国民ボタンの期日まで残り一日になった頃、佐藤はようやく家族と面会をすることができました。弟の裕次は佐藤のせいで怪我をしており、反抗期のような素っ気ない態度を取ります。けれど、「兄ちゃんはハズさない」と信頼の言葉を口にしました。あまりのプレッシャーに逃げ出したくなっていた佐藤ですが、弟のこの言葉によって気持ちが固まります。そして迎えた国民ボタン選択の当日、その会場は完全生中継されていました。

佐藤は一睡もできないまま、弱った精神状態で世話になった梅鉢に一緒に写真を撮ろうと頼みます。彼女はそれをスルーしましたが、生き残ったら是非と約束を交わします。会場に立った佐藤は、見守る人の数に圧倒されます。耐えかねて逃げ出そうとする佐藤を非難する声が響き、佐藤の心は悪に染まりかけます。けれど、それを止めたのは弟の声でした。佐藤は意を決して、片方のボタンを押したのです。

国民ボタンの謎をネタバレ考察

ネタバレを見た上でも楽しむことができる国民ボタンですが、5話の最後を見て色々な考察をする人も多いはずです。続いては、国民ボタンの謎についても、ネタバレと共に考察していきます。決してハッピーエンドではない結末を迎えた5話ですが、そのラストは佐藤の心情次第で変わっていた可能性もあるのかもしれません。最後まで目が離せない国民ボタンですが、考察によってより深く漫画を楽しめるかもしれません。

考察①人間は自分の立場によって評価を変える

国民ボタンという作品の面白さのひとつが、人間という生き物はとても身勝手だということがわかるシーンです。人間は、自分の立場によってその評価をコロコロと変えていきます。たとえば、漫画の4話では逃げ出そうとした佐藤の姿を見て、彼に対する非難の声を上げる人が多くいました。さらに、再びゲームが行われるとわかった時も、佐藤に対して批判的なコメントを残す人々がいたのです。

その一方で、佐藤が正解のボタンを押した時には、佐藤を英雄のように扱い褒め称える声が多く見られました。国民栄誉賞を授与されるほどの行いをしたとはいえ、自分たちの命を救ってくれた人物として佐藤を扱います。けれど、最初に国民ボタンが見つかったと報道された時には、SNSで佐藤は犯人扱いされていました。住所が特定されたり、弟が怪我をさせられたりといった酷い扱いも受けています。人間の身勝手さを認識させられます。

考察②ボタンを押す人の心情で結果が変わる?

無事正解のボタンを押すことができた佐藤ですが、この国民ボタンは、押す人間の心情によって結果が変わるのではないかという考察もあります。国民ボタンの4話では、佐藤が国民から罵声を浴びせられているシーンで、目の色があの悪魔と同じように変化していました。この時の佐藤の心情もまた、なぜこんな奴らのためにと憎悪に満ちたものに変化していました。まさに、悪魔に近い考え方になっていたのではないでしょうか?

国民全員の命を背負ってボタンを押さなければならないという状況は、相当なプレッシャーがのしかかっていると考えられます。この状態で佐藤がボタンを押していたとしたら、国民は全員死亡という最後を迎えていた可能性もゼロではありません。こうした極限の状態であっても、人間は良心を保つことができるのか。そうした疑問を試した結果のラストだったのかもしれません。

国民ボタンに関する感想や評価

本当に存在していたとしたら恐ろしい国民ボタンですが、実際に本作を読んだ人はどのような感想を抱いたのかも、気になる部分ではないでしょうか?続いては、国民ボタンを読んだ人のTwitter上での感想や評価についても、少しだけ紹介します。

国民ボタンを手に入れたら、好き勝手したいという感想もありました。ボタンを押すことができるのは、悪魔からボタンを渡された人間だけです。その性質を利用して、好きなことをしたいと考える人もいるようです。躊躇なく押すという感想もあったりと、ボタンを押すことに前向きな感想を持つ読者も多いのかもしれません。

国民ボタンを自分が押す立場であるとして、全員で死ぬのであれば押してもいいという感想もありました。どういった状況で死亡するのか、その結果次第で感想が変わる作品でもあるのかもしれません。自分だけが生き残るという結末の場合には、絶望感や罪悪感がとてつもないラストになりそうです。

広告で国民ボタンを目にして、結末が気になっているという感想もありました。どちらのボタンを押すのか、生き残ることができるのか、ラストが気になる漫画であることは間違いありません。

国民ボタンの最後ネタバレまとめ

めちゃコミで連載されている国民ボタンについて、ネタバレを含めたあらすじや最後についてをまとめて紹介しました。ハッピーエンドの作品ではないものの、つい夢中になってイッキ読みしたくなる中毒性のある作品です。普段はあまり漫画を読まないという人であっても、短いお話なので気軽に読むことができる作品になっています。

5話でエピソードは一区切りになっているものの、現在は7話まで配信されている国民ボタンです。漫画自体の本当のラストはどのような結末を迎えるのか、最後まで目が離せない作品でもあります。まだ国民ボタンを読んだことがないという人も、10月6日の10時まで無料で4話を読むことができます。感想などを見て気になったら、ぜひ無料分だけでも読んでみてはいかがでしょうか?

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