2021年09月17日公開
2021年09月17日更新
【放課後、恋した】最終回(32話)のネタバレあらすじ・感想!渚と夏生の結末は?
漫画「放課後、恋した」は、個性や特技のない普通の女子高生が、バレー部の臨時マネージャーとして、ある男子生徒の勧誘を命じられたことから始まる、青春ラブストーリーです。本文では、マネージャーと男子部員の不器用な恋模様を描いた、漫画「放課後、恋した」から、渚・夏生の結末を描いた最終回(32話)や漫画1巻~7巻のあらすじネタバレ、「放課後、恋した」に関する感想や評価をネタバレ紹介します。
目次
放課後、恋したとは?
漫画「放課後、恋した」は、これと言った個性や特技がない女子高生が、バレー部の臨時マネージャーとして、ある男子生徒の勧誘を命じられたことから始まる、青春ラブストーリーです。以下では、漫画「放課後、恋した」から、最終回(32話)のあらすじネタバレ、漫画1巻~7巻のあらすじネタバレ、漫画「放課後、恋した」のあらすじや最終回(32話)に関する感想や評価などを、ネタバレ紹介します。
放課後、恋したの概要
漫画「放課後、恋した」は、満井春香先生の初連載作品で、講談社刊行の漫画雑誌「デザート」にて、2017年~2020年6月号にかけて連載されました。
放課後、恋したの作者
漫画「放課後、恋した」の作者・満井春香先生は、2014年に、第35回デザート新人まんが大賞優秀賞を「番犬ヒーロー」で受賞し、同年に漫画家デビューしました。2015年に開始された「あたし、キスした。」シリーズで知られる満井先生の作風は、アナログの作画やリアリティある背景が特徴で、「青春ストーリー」をテーマにした作品を発表しています。
放課後、恋したが完結!最終回(32話)のあらすじネタバレ
「放課後、恋した」の最終回(32話)は、2年生に進級した夏生と渚のその後や、朝日の新たな恋の行方が示唆されました。以下では、漫画「放課後、恋した」の最終回(32話)のあらすじネタバレを紹介します。
あらすじネタバレ①2年生になった夏生と渚
春になり、2年生に進級した夏生・渚は、新入生向けの部活紹介に参加します。何故か、戦国武将のコスプレで現れた部員一同は、すぐさまコスプレを脱いでバレー部のユニフォーム姿へ変身、改めて部員募集を呼びかけます。渚・朝日のかっこよさに、女子生徒が注目する様子を見逃さなかった夏生は、マネージャーの募集も呼びかけるも、途中でセリフを噛み、会場の笑いを誘いました。
そして、バレー部では、3年生の引退が残り2ヶ月となり、葉山先生と3年生部員の相談の結果、部員からの人望が厚い朝日が新キャプテンに、周囲をよくみている渚が副キャプテンに選出され、部員全員の賛成を経て決定しました。悔いのないバレーにするべく、部員全員が円陣を組んで気合いを入れ、その様子を見守る葉山先生の元へ教頭先生が訪れます。
実は、バレー部は、葉山先生が顧問に就任するまで廃部寸前だったが、先生のおかげでバレー部が生まれかわったと感謝を述べます。葉山先生は、自分は何もしていないと謙遜し、高校時代の3年間は、大人になってからでは味わえないから、彼らには全力でバレーを楽しんで欲しいと明かします。
あらすじネタバレ②ちはると朝日
その頃、女子バレー部でも新キャプテンの発表が行われ、ちはるが選出されました。ちはるのキャプテン就任を夏生は祝福し、そこへ朝日がかけつけ、クラスの親睦会のためにちはるを迎えに来ました。会場への移動中、お互いにバレー部のキャプテンに就任したせいか、朝日は隣を歩くちはるの異変を察します。
キャプテンに選ばれたことへのプレッシャーと思われたが、ちはるは女子バレー部の優勝を目指して、まずはみんなに頼られるキャプテンになることを目標に掲げていました。朝日は、ちはるなら大丈夫と笑顔で応援します。そして、バレー部のキャプテン同士の対抗心からか、ちはるは女子バレー部が先に優勝することを宣言し、朝日もちはるの挑戦に乗ります。
同時に、もし、女子バレー部が先に優勝したら、どこかに遊びに行こうと誘います。気恥ずかしさから打ち上げ的なものとごまかすちはるをよそに、朝日は快諾します。
あらすじネタバレ③青春は続く
朝、バレー部の部室の鍵を開けたことを知らせるべく、体育館に向かった夏生は、コートの真ん中で寝転ぶ渚をみます。そばには、渚考案の練習メニューがおいてあり、夏生が関心する中、突然、渚が起き出し夏生に抱き着きます。じゃれる渚をよそに、夏生はポスターが折れたと怒りを顕わにします。
夏生が作った新入部員募集のポスターを前に、渚は男子バレー部の優勝と、表彰台の一番上の場所に立つことを目標に掲げます。また、渚たちの学校には、中学選抜だった男子生徒が入学しており、バレー部に入ろうか迷っていました。夏生は、休み時間にその子を見かけており、友達と楽しそうにバレーをしている様子から、バレー部への勧誘を考えていました。
かつての渚を彷彿させる新入生の勧誘のため、夏生と渚は体育館を後にします。そして、バレー部に1年生が入部し、ちはると朝日が砂浜でバレーをする中、夏生と渚は、電車のホームにいました。風にあおられ、髪を抑える夏生の姿を見守る渚は、夏生と出会ったあの日の放課後を風が強かったことを思い出します。
放課後、恋したの漫画1巻~3巻あらすじネタバレ
以下では、バレー部のマネージャーとなった夏生と、訳ありの新入部員・渚との恋模様を描いた、「放課後、恋した」の漫画1巻~3巻のあらすじネタバレを紹介します。
1巻あらすじネタバレ
バレー部の顧問で兄の葉山先生から、久世渚をスカウトするべく、臨時マネージャーとなった葉山夏生は、やっとの思いで渚を見つけ出します。イケメンの渚は、女子の憧れの的で、夏生が姿を見つけた時も、渚のそばには女子生徒が群がっていました。渚は、もうバレーはやらないと告げると、取り巻きの女の子たちと一緒に電車に乗り込みます。
男子バレー部からスカウトの声がかかる渚は、中学時代は県選抜にも選ばれたバレー選手でしたが、高校進学と同時に、バレーボールを辞めてしまいます。夏生は、中学時代に渚と同じチームだった、バレー部の桐生朝日に渚がバレーを辞めた理由について聞き出します。渚が入部できなければ、臨時マネージャーから解放されない夏生は、次第に焦りを覚えます。
しまいには、からかってくる渚に怒りを顕わにするも、彼が放課後の屋上でジャンプサーブの練習をしている姿を目撃します。その後、渚はバレー部への入部を決め、夏生にもマネージャーとしての正式な入部を迫り、2人の関係が始まります。
2巻あらすじネタバレ
インターハイに向け、1年生ながらレギュラーメンバーに選出された渚・朝日は、夏生と共に神社へ願掛けに行きます。その後、3人はたこ焼きを購入し、海の見える場所で談笑します。マネージャーの仕事が上手くいかない時、渚に励ましてもらった夏生は、あの日以来、渚に対して複雑な感情を抱き、朝日が飲み物を買いに席をたったため、夏生は渚との2人きりになります。
気まずい思いをする夏生をよそに、渚は明日の試合でサーブが決められるか、心配を口にします。夏生が何かを言いかけようとした矢先、遠くから聞こえる女子バレー部員の声援に渚が答えたため、夏生は言い出すことが出来ずにいました。そして、インターハイ当日、三回戦を迎えた青ヶ崎高校は22点、対戦相手・潮見沢高校は23点を取り、渚がピンチサーバーとしてコート入りします。
普段は飄々としていながら、内心では緊張していたことを悟った夏生は、体育館中に響く声援を渚におくり、渚はサービスポイントを決めます。試合は、青ヶ崎高校の敗北に終わりましたが、この出来事をきっかけに、夏生は渚から下の名前で呼ばれるようになります。表向きは平常心を保ちつつも、以前のように接することが出来ず、渚が他の女の子と話している姿を見ては、嫉妬を覚えるようになりました。
テストを終えた男子バレー部は合宿に突入し、夏生はマネージャーの仕事に追われながらも、渚と一緒にいられる時間が多くなることをうれしく思います。厳しい練習が繰り広げられる中、渚は夏生に対して、特別な思いを寄せていることを打ち明け、2人の距離は一気に縮まります。
3巻あらすじネタバレ
翌朝、目を覚ました夏生は隣に渚が寝ていることに気が付き動転します。実は、深夜までなメージャーの仕事に追われていた夏生は、マネージャーの部屋とその隣にある救護室を間違えていました。焦る夏生をよそに、渚は布団をかぶせ、様子を見に来たキャプテンに対して、何事もなかったかのように振舞います。恥ずかしさを覚える夏生をよそに、渚は余裕の表情をみせ、朝日は夏生のことを気にかけるようになります。
その後、洗濯物の取り込みに屋上を訪れた夏生は、渚とお兄さんの思い出を聞きます。しかし、肝心なところで夏生が話題をそらしてしまったことで、渚との間に気まずい雰囲気が流れます。そんな中、バレー部OBが合宿に訪れ、マネージャーだった先輩の仕事ぶりと自分の差に夏生は落ち込み、ある出来事から自分は部員から頼りにされていないと、自信を失いかけていました。
一方、男子部員たちは、夏生への感謝のお礼としてサプライズを計画しており、大好きなケーキを前に、夏生は喜びます。その後、高校は夏休みに突入し、渚の策略に引っかかった夏生は、カフェでバイトをすることになりました。
放課後、恋したの漫画4巻~7巻のあらすじネタバレ
お互いに自分の気持ちに素直になれない、夏生・渚のもどかしさや、夏生に想いを寄せる朝日との関係など、最終回・32話までハラハラな展開が繰り広げられた、「放課後、恋した」の漫画4巻~7巻のあらすじネタバレを紹介します。
4巻あらすじネタバレ
渚・夏生がアルバイトをするカフェは、渚の兄・渉と親しかった女子大生・美姫の実家であり、美姫は、渚を渉に重ねていました。実は、美姫は渉の彼女であり、彼はすでに亡くなっていたことが判明します。そして、渚にバイトを要請したのも、恋人の死を乗り越え、立ち直った姿を見て欲しいからでした。渚も、今でも兄のことを大切に想ってくれる美姫に感謝し、その様子を見た夏生は、2人の関係を勘違いします。
夏生を追いかける渚は、夏生を見つけられないまま、葉山家に来てしまいます。家には、帰宅していた葉山先生がおり、彼は渉と同じ大学のバレー部出身でした。渉の葬儀の日、泣き崩れる美姫と、感情を表に出さなかった渚のことを気にかけていましたが、渚が必死になって夏生を探す姿を見て、安堵します。
一方、夏生は朝日に助け出され、彼の実家の食堂で休むことにしました。朝日も、渚と美姫の関係を知る一方で、渚に対する対抗心をほのめかします。翌日、風邪を引いた夏生の元へ渚がお見舞いに訪れ、美姫との関係を聞かされた夏生は安心します。
5巻あらすじネタバレ
お盆が過ぎた頃、バレー部の練習も再会し、部室の掃除をする夏生の元へ朝日が入ります。ひじできたアザを手当てしてもらった朝日は、一緒に水族館へ行くことを誘います。そして、夏休みの最終日、美姫の実家のカフェを訪れた夏生は、渚から誕生日のサプライズを受け、リボンの髪飾りをプレゼントされます。その後、2学期に突入した青ヶ崎高校は、文化祭の準備で盛り上がり、男子バレー部は「戦国たこやき」に決まります。
文化祭前日、出し物の準備が終わっていなかった渚・朝日は、夏生の家で作業をすることになり、2人はそのまま葉山家に泊まることになりました。そして、文化祭当日、男子バレー部の戦国たこやきは大繁盛を見せ、渚たちの中学時代の同級生も見学に来ました。そんな中、元メンバーのタケから夏生への思いを見抜かれた朝日は、ある決断を下し、渚にも変化が訪れます。
6巻あらすじネタバレ
文化祭の後、男子部員が渚の同級生・井波の可愛さに盛り上がりを見せる中、夏生と渚は打ち上げの片づけに取り掛かります。いまだ「渚」と呼ばれないことに不満を覚える彼をよそに、夏生は恥ずかしさのあまり逃げてしまいます。その後、廊下で朝日と出くわし、新しいユニフォームを披露する朝日の行動を勘違いした渚は、すぐさま2人を引き離し、夏生をかけた宣戦布告をかわします。
しかし、鈍感な夏生は、朝日の想いに気が付いておらず、試合の事だろうと思っていました。放課後、対戦相手の抽選会が行われ、タケ・井波が青ヶ崎高校に来ていました。夏生もほれぼれする井波は、元はバレー選手でしたが、怪我をきっかけに選手を引退、渚の誘いでバレー部マネージャーに転身したことを明かします。
後日、渚と葉山先生がバレーの練習にいそしむ頃、夏生と朝日は水族館へ出かけ、朝日は意を決して夏生に告白、返事は明日の試合が終わった後に教えて欲しいと約束します。一方、渚も、井波から呼び出され、中学を卒業後も渚のことを考えていたと告白し、試合が終わった後に会いに行くことを話します。
7巻あらすじネタバレ
公式戦当日、青ヶ崎高校は3勝をあげる頃、他校の井波は渚に対して複雑な思いを抱いていました。一方、男子からもてる井波¥は同校の女子からの嫉妬を受け、スコアブックをごみ箱に捨てられる嫌がらせを受けます。そこへ、偶然通りかかった夏生が、井波のマネージャーとしての努力や良いところを女の子たちへ力説し、その様子を井波が見つけます。
その後、渚が現れたことでその場は収まり、井波は意を決して渚に告白します。返事は、井波は大切な友達から付き合えない、そして、中学時代にはぐらかしたような返事をしてしまったことを謝罪します。一方、試合に戻った渚は、夏生の中で一番になることを目指すべく、試合に向かいます。
青ヶ崎高校は、渚・朝日の活躍もありベスト16まで進出する中、夏生が足を怪我をしてしまい、キャプテンの指示で朝日が救護室へ運んでいきました。次の試合が1週間後に迫る中、全治2週間の診断を受けた夏生は、それでも試合に行くと言い、その言葉をきっかけに、渚は兄・渉が交通事故死した日を思い出し、同じ悲劇が繰り返されることを恐れ、部活を休むように言い渡します。
そして、試合前日、渚たちの目を盗んで部室の掃除をしていた夏生は、朝日と遭遇し告白の返事をします。試合当日、夏生の声援もむなしく青ヶ崎高校は優勝を逃してしまい、夏生は渚に伴われて病院へ向かいます。そして、渚は改めてバレーが好きなこと、朝日と同じチームに入れたこと、夏生が好きなことを告白します。
放課後、恋したに関する感想や評価
以下では、最終回(32話)までハラハラ・ドキドキの展開が繰り広げられた、「放課後、恋した」に関する感想や評価を紹介します。
感想1:久世渚がかっこいい
8月に読んだ漫画25
— イチやん (@itiyan_manga) August 22, 2019
「花野井くんと恋の病」1巻→◯
→気持ちが重いイケメンと恋を知らない女子のお話。
再読。ここまでは花野井くんがまだつかめない💦
「放課後、恋した」1巻→◯
→男子バレー部マネージャーがバレー経験者の久世くんを勧誘するが・・。
再読。男が見ても久世くんカッコええ😍 pic.twitter.com/A0cE6e8nQN
何度も読み返したくなる、主人公たちの不器用な恋模様が面白い「放課後、恋した」は、ストーリーはもちろん、ヒロイン・葉山夏生に想いを寄せる久世渚の姿にも注目が集まっています。何かと夏生にからかいつつも、他の女子にはしない夏生への特別扱いや、好きな人のためにバレー優勝を目指す勇ましさは、女性ファンを中心にかっこいいとの感想が寄せられています。
感想2:男子バレー部のマネージャーをやってみたい
放課後、恋したみると男バレマネやりたくなるどうも男バレマネです(〃'‐'〃)
— saaya (@sss__0212) September 12, 2021
漫画「放課後、恋をした」の感想の中には、夏生のように男子バレー部のマネージャーをやってみたいとの声も見られます。男子バレー部の部員とマネージャーの不器用な恋を描いた「放課後、恋をした」は、最終回(32話)まで一気に読んでしまう、魅力あふれるストーリーだけでなく、夏生のマネージャーとしての奮闘ぶりも注目されました。
感想3:「放課後、恋した」のような青春を送りたかった
最近「放課後、恋した。」って少女漫画読んでるんだけど
— 🍵🍣サブかす🍣🍵 (@kasu_ps_2) October 19, 2018
こんな青春したかったなって涙出てくる
やり直したい(尚やり直しても同じ青春は送れない模様)
夏生・渚の恋模様を描いた「放課後、恋した」は、細部にわたって丁寧に描かれた作風や、リアリティあふれる展開が人気に拍車をかけ、ファンの中には、「放課後、恋した」のような青春を送りたかったとの感想も見られます。恋人を巡る、ライバルとの壮絶な戦いのような派手な展開こそないものの、現実世界でも起こり得るようなストーリーが、「放課後、恋した」の注目を高めています。
放課後、恋したのネタバレまとめ
漫画「放課後、恋した」の最終回(32話)のあらすじネタバレ、漫画1巻~7巻のあらすじネタバレ、「放課後、恋した」や最終回(32話)に関する感想などを紹介しました。個性やこれと言った特技の無い女子高生・夏生と、バレー部期待の選手・渚の恋模様を描いた「放課後、恋した」は、好きな人の前で素直になれないもどかしさや不器用さ、相手を想う優しさなど、読む人の心を温かくしてくれる、魅力あふれる青春ストーリーです。