【無能なナナ】風間シンジの死体操作は偽りの能力?本当の能力や正体をネタバレ

無能なナナに「死体操作」を引っ提げて颯爽と登場した風間シンジ。ところがそれは偽りの能力だったというのですが真相は?この記事では、無能なナナのシンジにスポットを当て、すでに死亡しているとも囁かれる彼の正体や本当の能力をネタバレで解説していきます。さらにアニメでシンジを演じた声優情報もあわせてお届けします。作品の神髄とも言える面白さが詰まった記事になっていますので、ぜひご覧ください!

【無能なナナ】風間シンジの死体操作は偽りの能力?本当の能力や正体をネタバレのイメージ

目次

  1. 無能なナナのシンジとは?
  2. 無能なナナのシンジの死体操作は偽りの能力?正体をネタバレ
  3. 無能なナナのシンジの結末をネタバレ
  4. 無能なナナのシンジのアニメ声優
  5. 無能なナナのシンジに関する感想や評価
  6. 無能なナナのシンジまとめ

無能なナナのシンジとは?

無能なナナの作品情報

「月刊少年ガンガン」に連載中のサスペンス漫画「無能なナナ」。本題の風間シンジの話題に入る前に、まずは無能なナナの作品情報からお届けします。最初に無能なナナの作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

無能なナナの概要

概要のイメージ

「無能なナナ」とは、るーすぼーい原作・古屋庵作画による漫画作品です。スクウェア・エニックスの月刊少年漫画雑誌「月刊少年ガンガン」2016年6月号に掲載され、現在も連載中の作品です。

単行本は、2021年6月現在8巻まで刊行されています。また、全13話のテレビアニメ版が制作され、2020年10月から12月にかけてAT-Xなどで放送されました。テレビアニメでは、原作漫画の1話から28話までのエピソードが原作に忠実な形で映像化されています。(単行本の第1巻から第4巻までが使われていました)。

無能なナナのあらすじ

あらすじのイメージ

離れ小島に建つ学園。生徒たちは皆能力者で人類の敵・怪物と戦うため日々訓練に励んでいました。ある日学園に転校生・柊ナナがやってきます。ナナは無能呼ばわりされていた中島ナナオが優れた能力者であることを見抜き、クラス委員長に立候補させます。委員長を決める戦いに勝利したナナオでしたが、帰り道でナナに崖から突き落とされ死亡します。ナナは能力者抹殺のため「委員会」から送り込まれた刺客だったのです。

シンジのプロフィール

ここからは本題である無能なナナの風間シンジの話題に入っていきます。まずはシンジのプロフィールから紹介していきます。

シンジはフルネームを風間シンジといい、小柄な体格と黒髪が特徴の男子生徒です。殻に閉じこもる暗い性格で学校の授業も休みがち。そんな時は寮で寝ていることが多いようです。

佐々木ユウカとは幼馴染で家も隣同士の間柄。はた目には相思相愛に見えましたが、実はどこまでも付きまとうユウカを毛嫌いしており、近くにくるだけで嫌な顔をするくらいでした。能力を使った殺害人数は30万人以上と推定されています。また、彼のキャラは以下の通りです。

キャラ①プライドが高く癇癪持ち

幼馴染で同級生の佐々木ユウカによると、シンジは小学生のころから優等生でプライドも人一倍高いといいます。

シンジが中学生の頃のエピソードです。テストで98点を取ったシンジ。誰もがうらやむような高得点だったにもかかわらず、シンジはテスト用紙を皆の目の前でビリビリに破ってしまったと言います。シンジにとっては100点が当たり前で、98点はマイナス2点でしかなく彼の高いブライドがそれを許さなかったようです。

キャラ②熱く正義感が強い

シンジは右手に包帯をしていました。ユウカによると、数年前に映画館でデートをしていた時に起きた火災でやけどを負ったとのこと。館内には煙が充満し逃げ遅れる人も大勢いました。

シンジは自身は逃げられる場所にいたにもかかわらず、危険を顧みず逃げ遅れた人々の方に向かっていきました。そして、必死になって他のお客を安全な場所へと誘導し避難させました。そのためにシンジは逃げ遅れ、手にやけどを負ってしまったのです。

TVアニメ「無能なナナ」公式サイト

無能なナナのシンジの死体操作は偽りの能力?正体をネタバレ

シンジの死体操作は偽りの能力?

ここからは、無能なナナのシンジの正体をネタバレで解説していきます。クラスメートたち能力者をも驚愕させたシンジの能力「死体操作(ネクロマンシー)」。実はそれが偽りの能力であったことが判明します。

ネタバレ①シンジの死体操作は偽りの能力だった

これから無能なナナのシンジの正体をネタバレで解説していきます。クラスメートたち能力者をも驚愕させたシンジの能力「死体操作(ネクロマンシー)」。実はそれが偽りの能力であったことが判明します。

驚愕するナナをしり目に、シンジは「死体操作」の能力を使って葉多平ツネキチを起き上がらせます。シンジの能力は他の参列者に驚きとともに恐怖心すら抱かせました。ところが、この能力が実は偽りの能力だったというのです。次項で詳しく解説します。

ネタバレ②シンジの本当の能力は「怪力」

「死体操作」の能力を誇示するように柊ナナたちの前に現れたシンジでしたが、彼の本当の能力は別にあったというのです。葉多平ツネキチの葬儀が終わると、早速柊ナナはシンジとユウカの能力を分析・整理します。その結果、シンジの能力は死体操作、ユウカは怪力となりました。ところがその日の夜、先ほど分析したシンジとユウカの能力がまったく逆であったことを知ることになります。

夜半過ぎ皆が寝静まってからユウカの部屋に侵入するナナ。毒針を使って暗殺しようとナナがシンジに近づいた次の瞬間、頭に強烈な一撃を受けると床の上に押し付けられていました。微動だにすることができないナナ。ものすごい怪力です。そして、身体全体ががユウカの能力・死体操作によって操られていることに気づきます。葬式の場ではまんまと騙されたナナでしたが、この時初めてシンジとユウカの正体を知ったのです。

シンジの正体

無能なナナのシンジとユウカの真の能力が判明したところで、次に風間シンジの驚くべき正体について順を追ってネタバレで解説していきます。

ネタバレ①シンジは既に死亡していた

シンジの怪力で床に押さえつけられていたナナは、これまでのシンジの行動を瞬時に分析します。その結果シンジの正体に気付いたのです。間違いなくシンジは死亡しているとナナは確信しました。

5年前に起きた映画館での火災。その場にはシンジとユウカがいて、観客を助けようとしたシンジが酷いやけどを負ったとされていました。ところがこの時シンジと一緒にいたのはユウカではなく別の女の子だったことが判明。その後起きた火災は過失による出火ではなく、シンジが女の子とイチャイチャしているのを見て嫉妬したユウカが火を付け、燃え広がったこともわかります。

判明した事実はそれだけではありませんでした。その時の火災でシンジはやけどを負っただけではなく死亡していたのです。つまり、映画館でシンジのデートを目撃し嫉妬に狂ったユウカによって、シンジは殺害され死亡したということになります。

ネタバレ②佐々木ユウカの能力で動かされていた

死亡したシンジがなぜ生きているかのように行動できたのでしょうか?次いで明らかになったシンジの正体がその謎の答えになります。

プロフィール欄で、風間シンジは根暗な性格であり、学校の授業にも出席せず寮で眠っていることが多いと書きました。ところが、学校の授業に出席できなかったのには別の理由があったのです。

すでに死亡していたシンジが生きているように動き回っていられたのは、佐々木ユウカの能力「死体操作」によるものでした。シンジはユウカの操り人形だったのです。したがってユウカが能力を使うことのできない授業中は、シンジは動くことができず寮で死亡したかのように寝ているほかありませんでした。学校の授業が終わると、シンジはユウカの死体操作により生きていた頃と同じ姿でユウカの指示に従い動き始めました。

無能なナナのシンジの結末をネタバレ

ネタバレ①逃げ続ける柊ナナ

無能なナナのシンジ特集の最後に、シンジの結末をネタバレで解説していきます。怪力を使って柊ナナを取り押さえていたシンジでしたが、そのナナにスキを突いて逃げられてしまいます。すぐさまユウカに操られながらナナを追いかけるシンジ。ユウカは死体操作の能力でシンジ以外の死者もゾンビ化させてナナを追い詰めていきます。

山奥まで逃げてきた柊ナナは、廃屋に立てこもり抵抗を続けます。ところが、朝になり太陽の日が昇り始めると、今度はゾンビであるシンジも動けなくなります。当然怪力の能力を発揮することもできません。

ネタバレ②佐々木ユウカの死亡と同時に朽ち果てる

廃屋に閉じ込められた柊ナナでしたが、実はそれも彼女の作戦でした。朝になり太陽が昇ると、ナナは反転攻勢に出ます。一晩中歩き続けて疲れ切っていたユウカには成す術もありませんでした。ナナは容易にユウカを引き倒すと毒針を刺して殺害してしまいます。

シンジの身体は日の光を浴びると腐敗を始めました。酷い腐乱臭に顔をしかめる柊ナナ。こうしてナナは2人を始末することに成功しました。死亡後もゾンビとなりユウカの死体操作により操り人形のように動かされていたシンジ。日の光を浴びて身体は溶けて変容しようとしていました。この時彼は本当の意味で死ぬことができ、魂は安らぎを得たのかも知れません。

無能なナナのシンジのアニメ声優

二ノ宮愛子のプロフィール

アニメ・無能なナナで風間シンジの声を演じたのは、声優の二ノ宮愛子です。以下にプロフィールを紹介します。

名前:二ノ宮愛子(にのみや・あいこ)
性別:女性
出生地:神奈川県
誕生日:5月20日
身長:162 cm
職業:声優
所属:無し(フリー)

二ノ宮愛子が声優になろうと思ったきっかけは、アニメ「カードキャプターさくら」と同じくアニメ「シャーマンキング」を観たことであったと言います。カードキャプターさくらでアニメの虜になり、シャーマンキングで声優という仕事に興味を持ったそうです。その後、アニメ声優を目指して日本ナレーション演技研究所に入所、演技の勉強をしました。

二ノ宮愛子の主な出演作品

テレビアニメ・無能なナナで風間シンジの声を演じた二ノ宮愛子。以下に彼女の主なテレビアニメ出演作品を紹介します。

  • 月が導く異世界道中(リノン)
  • ログ・ホライズン 円卓崩壊(カルーア、ハーシアほか)
  • FAIRY TAIL(ジュリエット・サンほか)
  • チート薬師のスローライフ〜異世界に作ろうドラッグストア〜(次女)
  • Sonny Boy(のと、生徒)

無能なナナのシンジに関する感想や評価

ここまで無能なナナに登場するシンジの能力や正体について解説してきましたが、次に無能なナナのシンジに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する無能なナナのシンジに関する感想や評価は、シンジを見るたびに物騒な言葉が脳裏をよぎると言う方のツイートからです。

その物騒な言葉とは、まず「被害者 of 被害者」。被害者の被害者、被害者の中でも特に酷い害を被った者、二重三重に被害を受けた者という意味でしょうか?そして「人権とは何かを考えさせられる」と、シンジの受けた被害は一個人の話ではなく人類全体の権利の問題へと展開する内容のようです。さらに「リアル死体蹴り」と表現が過激になっていきますが、もう少し穏当な表現に直すと「死者に鞭打つ」となるのでしょうか?

次に紹介する無能なナナのシンジに関する感想や評価は、シンジの不幸に思いを馳せる投稿者のツイートからです。理由は明記されていませんが、無能なナナで一番可哀そうなのはシンジかも知れないと呟いています。

嫌いな相手にストーカーされた上、意中の彼女とデートしていたことで嫉妬され挙句の果てに殺されてしまったことを可哀そうと感じたのでしょうか?さらに、死亡した後もゾンビにされ操られていたのですから、シンジはこの上なく可哀そうな存在なのかも知れません。

続いて紹介する無能なナナのシンジに関する感想や評価は、シンジの初登場シーンについて語るツイートからです。ネクロマンシーのシンジの一言「直接死体に聞けばいい」がとてもインパクトが大きかったようです。

さらにネクロマンシーだと思っていたシンジが実は死体で、ユウカがネクロマンシーだったという事実を衝撃を持って受け止めたようでした。また、ユウカのサイコパスぶりも印象に残ったようで「狂気の沙汰」と表現していました。

最後に紹介する無能なナナのシンジに関する感想や評価は、ユウカがネクロマンシー(死体操作)だったことを知って驚いた方のツイートからです。

シンジの顔色が悪いのは、性格が根暗で死体を操っているからと思っていたようで、まさかシンジが死体だったとは夢にも思わなかったことでしょう。シンジがユウカに手を振るシーンでは、仲の良いカップルだと思ったと言います。まさに原作者の意図した通りに素直に捉えていたようでした。最後に、無能なナナのストーリー展開を振り返り、ユウカの狂気を「怖いなー」と表現していました。

無能なナナのシンジまとめ

ここまで、無能なナナに登場する風間シンジにスポットを当て、彼の本当の能力や正体、そして結末をネタバレで解説してきました。いかがでしたでしょうか?

まとめのイメージ

主人公・柊ナナの前に、ネクロマンシーの能力を誇示して颯爽と登場したシンジ。ところが彼の本当の能力は「怪力」で、しかもシンジは5年前の火災で死亡していたことが判明します。ネクロマンシーの能力者であるユウカが、ゾンビとなったシンジを操っていたのです。最後は、ユウカがナナに敗れて死亡すると、彼女が操っていたシンジもまた朽ち果てるという結末を迎えました。

ゾンビのまま成仏できずに生き長らえていたシンジ。ハッピーエンドとはほど遠い結末でしたが、アニメ放送当時には今度こそシンジは安息が得られたのでは?という感想がSNSでは見られたようです。皆さんはどう感じられたでしょうか?

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