【銭天堂】よどみの正体と目的は?紅子との関係やアニメ声優も紹介

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、今小学生を中心に人気を集めている作品です。「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」には、謎めいたキャラクター・よどみが登場しています。よどみは銭天堂の登場キャラクターの中でも特にミステリアスで注目されています。ここでは、銭天堂に登場するよどみというキャラクターについて詳細をまとめます。よどみの正体や目的、紅子との関係や年齢を紹介し、担当声優についてもまとめます。

【銭天堂】よどみの正体と目的は?紅子との関係やアニメ声優も紹介のイメージ

目次

  1. 銭天堂のよどみとは?
  2. 銭天堂のよどみの年齢や正体・目的
  3. 銭天堂のよどみと紅子の関係は?ライバル視する理由を考察
  4. 銭天堂のよどみのアニメ声優
  5. 銭天堂のよどみに関する感想や評価
  6. 銭天堂のよどみまとめ

銭天堂のよどみとは?

銭天堂の作品情報

銭天堂のよどみとは、銭天堂に登場するキャラクターの一人で、見た目と中身にギャップがある正体不明のキャラクターです。子供向けの作品としては、少し怖い雰囲気のある『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』ですが、そんな銭天堂の中でも特に怖いキャラクターとして登場する存在がよどみです。ここでは、銭天堂のよどみの目的や年齢などの情報を紹介します。まず、銭天堂の作品概要を紹介していきます。

銭天堂の概要

銭天堂とは、現在小中学生を中心に大人にまで人気を博している作品です。銭天堂は廣嶋玲子による児童小説作品を原作としたアニメ作品で、劇場版も公開された注目作品です。銭天堂の原作小説は2013年から刊行されており、2021年8月現在で最新15巻まで発表されています。銭天堂のアニメは2020年に放送を開始し、NHKEテレにて現在も放送されています。

銭天堂は子供向け作品として放送されているのですが、幅広い年代から支持されている作品です。銭天堂には購入者の願いを叶える不思議な駄菓子が登場し、1~2話で完結するオムニバス形式のストーリーが展開されます。銭天堂は子供向け作品でありながら、必ずハッピーエンドになる訳ではない教訓が込められたエピソードが人気を呼んでいます。

銭天堂のあらすじ

銭天堂のあらすじを紹介します。銭天堂は紅子という不思議な女性が経営している駄菓子屋で、「幸運に恵まれた人物」しか訪れる事が出来ません。銭天堂では、店主の紅子が「幸運のお客様」の願いをくみ取り、不思議な効果が表れる駄菓子を売ってくれます。銭天堂の駄菓子は正しく使えば願いが叶いますが、使い方を間違えると身を滅ぼしてしまいます。

よどみのプロフィール

銭天堂に登場するよどみのプロフィールを紹介します。銭天堂のよどみとは、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の舞台となる摩訶不思議な駄菓子屋「銭天堂」を営む女性・紅子を激しくライバル視するキャラクターです。原作小説では3巻から登場するキャラクターで、紅子と敵対しているような言動を取っています。銭天堂では購入者の願いを叶える力を持つ、「ふしぎな駄菓子」を販売していますが、よどみも同じように駄菓子を扱います。

よどみは濃い紺色の髪の毛をおかっぱにしており、背格好や顔立ちから見た目の年齢は小学生程の女子だと見られます。しかし、喋る言葉や恐ろしい表情から、中身の年齢は少女と言えるような幼い年齢ではないと考察されています。彼岸花模様の古風な着物を着ておりその恰好が現代風ではない事も相まって、年齢不詳という印象を与えるキャラクターです。

よどみのたたりめ堂とは?

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の舞台となるのは、紅子の営む「銭天堂」という駄菓子屋です。幸運のお客さんだけがたどり着くことが出来る紅子の銭天堂では、購入者が胸に秘めている願いに応じて、紅子がぴったりの駄菓子を勧めてくれます。紅子の駄菓子は使い方さえ間違わなければ、購入者の願いを叶えてくれます。一方、よどみが経営しているのは「たたりめ堂」という駄菓子屋で、紅子の駄菓子とは正反対の駄菓子を売っています。

銭天堂の紅子が売ってくれるふしぎな駄菓子と、よどみが扱う駄菓子の決定的な違いは、よどみの駄菓子は相手を不幸にしてしまう駄菓子だという事です。よどみは人間の持つ悪の部分が大好きで、購入者の虚栄心や嫉妬心に付け込み、やがては破滅してしまうような危険な駄菓子を売っているのです。よどみは「たたりめ堂」という駄菓子屋を経営しており、やってきた客の悪い心に付け込むように駄菓子を売りつけます。

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 アニメ公式サイト | 東映アニメーション

銭天堂のよどみの年齢や正体・目的

考察①よどみの年齢や子供の姿をしている理由

銭天堂のよどみの年齢や正体・目的を考察していきます。銭天堂に登場するよどみというキャラクターは、明確に年齢が明かされていない人物です。銭天堂の紅子も同様に年齢不詳のキャラクターなのですが、紅子はふくよかな体型と落ち着いた喋り方で、見た目も中身も大人の女性だと分かります。よどみは見た目は小学校低学年の少女のようですが、しわがれた老婆のような声で喋り、口調も子供らしくありません。

銭天堂の公式情報でも、よどみの実年齢ははっきりと明かされていません。見た目と中身の年齢にギャップがあるよどみですが、実は子供のような見た目をしながら中身は「百年以上も生きている」という設定があるのです。その為、見た目から推測できる年齢は実年齢とは程遠いのだと分かります。

はっきりした年齢は明かされていないよどみなのですが、不幸を呼ぶ駄菓子を売るために、油断させようと子供の姿をしているのでは?とも考察されています。また、ふしぎな駄菓子を作り出せるよどみなので、子供の姿になれる駄菓子を自分の変身の為に作って食べたのでは?とも考えられています。

考察②よどみの正体

少女のような見た目をしながらも、百年以上も生きているという設定があるよどみ。よどみの正体も年齢と同じくはっきりと明かされていません。小説では3巻で「紅子をライバル視する少女?」として登場するよどみですが、百年以上も生きているよどみは「少女」ではなく、人間ですらないと考えられます。人智を超えた年月を生きているよどみの正体は、妖怪や魔女のようなものではないかと考察されていました。

考察③よどみの目的

見た目は少女なのに恐ろしい正体不明のキャラクター・よどみの目的は、お客から悪意を吸い取る事です。よどみはとても悪意に満ちたキャラクターであり、よどみの売る駄菓子は食べると人を不幸にしたり陥れたりしてしまいます。紅子の駄菓子は食べ方さえ間違わなければ、食べた人を幸せにしてくれます。それとは違ってよどみの売る駄菓子は初めから悪意が込められており、食べる人の負の感情に働きかけてしまうのです。

よどみは駄菓子を食べた人が後悔したり、不幸になったりした時に生み出される『不幸虫』を原料にして駄菓子を作り出します。また、よどみも悪意をエネルギー源としている為、人間の悪い心が必要なのです。このようによどみの目的は人間達に悪意のこもった駄菓子を売りつけ、世の中をかき回してしまう事だと考えられます。考え方が紅子と真逆の為、常に対立しているのです。

考察④よどみの名前の意味

銭天堂に登場する正体不明のキャラクター・よどみの名前の意味を紹介します。よどみの名前の意味には、「水が流れずに留まっているいる状態」などがあります。漢字で表わすと「澱み」であり、「澱んでいる」という状態は悪いイメージを持たれます。また、物事が中々進まないという意味もあるので、やはりマイナスのイメージの名前と言えます。

考察⑤よどみのその後

銭天堂の原作小説3巻から登場している、紅子のライバル・よどみ。そんなよどみですが、小説では11巻で一度退場しています。常々紅子と対立してきたよどみなのですが、紅子との勝負に決着がつく事となり、姿を消してしまいます。よどみはその後、知り合いの怪童が経営しているレジャーランド・天獄園で、「新たたりめ堂」を開店しています。天獄園の来園者にお土産のお菓子を販売しているのでした。

銭天堂のよどみと紅子の関係は?ライバル視する理由を考察

理由①悪意が発露するのを妨害している

銭天堂に登場する正体不明のキャラクター・よどみは、紅子とライバル関係にあると描写されています。よどみが一方的に紅子に対抗心を燃やしているような関係で、度々衝突しては紅子に退けられるという展開が続きました。何故、よどみが紅子をライバル視するのかと言うと、よどみの目的である「悪意の発露」を妨害しているからと考えられています。

紅子は銭天堂に訪れたお客にふしぎな駄菓子を売ってくれますが、悪意を込めている訳ではなく、購入者の行く末をしっかりと見守ってくれます。紅子は駄菓子を買った購入者にほとんど干渉しませんが、敢えて破滅に導くような事もしません。その為、よどみがお客を不幸にしてしまおうと接近しても、紅子に退けられてしまうのです。

紅子の方も、よどみが悪意を持って駄菓子を売っている危険人物だと認識しているようで、お客がよどみのお菓子で不幸にならないように直接守ってあげる事もありました。その為、よどみは紅子がいると中々悪意を吸い取る事が出来ず目的を達成できないと言う事になり、紅子を非常に疎ましく感じているのだと推測されていました。

理由②おしおきの邪魔をする

銭天堂のよどみが紅子をライバル視している理由としては「おしおきの邪魔をする」というものもあります。よどみはたたりめ堂のお客が駄菓子を食べる上で、契約違反をしようものなら、お客におしおきをしにやってきます。よどみは人間の心の悪い部分が大好きなので、たたりめ堂の駄菓子を食べてよどみとの約束を破ってしまったお客を直接不幸にしにやってくるのです。

銭天堂のストーリーでは、たたりめ堂のお客がよどみにおしおきされそうになった所で、紅子の銭天堂のお菓子の効力で助けられるという展開があります。よどみは駄菓子によって不幸になったお客から悪意のエネルギーを吸い取り、発生した不幸虫からまた駄菓子を作ります。

よどみにとっては、駄菓子の購入者におしおきを与えるという事は、不幸のエネルギーを吸い取れるという事なので、邪魔されてしまうと目的を果たす事が出来ません。紅子はお客の事はしっかりと守ってくれるので、よどみと対決になる展開も多く、よどみからすると紅子におしおきの邪魔をされるのが面白くないのだと考察されています。

理由③対立することでストーリーが面白くなる

銭天堂は小学生向けの児童小説が原作です。また、現在放送中のテレビアニメも子供を中心に人気を集めています。子供向け作品の多くは、「主人公と敵対するライバル」や「恐ろしい敵キャラクター」が登場し、ストーリーを盛り上げています。銭天堂のストーリーでも、よどみが登場する回は怖いけど面白いと人気であり、ライバル関係のよどみがいる事でストーリーがより面白くなると考えられています。

銭天堂のよどみのアニメ声優

榊原良子のプロフィール

銭天堂のよどみのアニメ声優情報を紹介します。銭天堂でよどみの声を担当している声優は、榊原良子です。榊原良子は1956年5月31日生まれ、千葉県出身の日本の女性声優です。声優としてだけではなく、女優やナレーターとしても活躍している人物です。現在は所属事務所はなく、フリーの声優として活動中です。

榊原良子の主な出演作品

声優・榊原良子の主な出演作品を紹介します。声優・榊原良子は風の谷のナウシカのクシャナ役、六神合体ゴッドマーズのフローレ役、機動戦士Ζガンダムのハマーン・カーン役、タイドライン・ブルーのアオイ役、機動警察パトレイバーの南雲しのぶ役などを担当しています。

銭天堂のよどみに関する感想や評価

銭天堂のよどみに関しての感想や評価を紹介していきます。銭天堂のよどみは、主人公・紅子と対立する敵キャラクターでありながら、非常に人気のあるキャラクターです。よどみが登場するエピソードは銭天堂のエピソードの中でも緊張感があって面白いと評価されています。よどみが登場する事によってストーリーがもっと面白くなり、怖いけど見たいといった感想も挙がっていました。

銭天堂に登場するよどみに関しては、女の子のような見た目と老婆のような喋り方のギャップが可愛いという感想も挙がっていました。よどみは見た目だけ見ると可愛らしい少女に見えます。しかし、中身は百年以上生きている魔女のような存在であり、その深みのあるキャラクター設定が好きというファンが多いです。

銭天堂のよどみに関しての感想や評価では、声を担当している声優が榊原良子で驚いたと言う声も非常に多くなっています。榊原良子はベテラン声優として様々な有名作品に出演しています。そんな人気声優・榊原良子が声を担当しているという事で、よどみというキャラクターにより一層注目が集まっているのでした。

銭天堂のよどみまとめ

ここでは、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』に登場する正体不明のキャラクター・よどみの正体や年齢、目的などの情報を紹介しています。よどみは少女のような見た目をしたキャラクターですが、実際には百年以上生きていると言われています。よどみの正体は魔女のようなものだと考察されており、悪意を吸い取ってエネルギーにするという目的の元、たたりめ堂を訪れるお客に駄菓子を売っています。

よどみは銭天堂の紅子を一方的にライバル視しているキャラクターで、紅子が駄菓子の購入者を悪意から守るため、気に入らずに敵対していると考えられています。ここでは、銭天堂のよどみについて、詳しい情報を紹介しています。テレビアニメで声を演じた声優情報も紹介していますので、是非、銭天堂をチェックして恐ろしい人気キャラクター・よどみの登場するエピソードに注目して見て下さい。

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