【極黒のブリュンヒルデ】ラストの結末・最終回をネタバレ!あらすじや感想まとめ

漫画版「極黒のブリュンヒルデ」のラストはどのような物語が描かれたのでしょうか。アニメ化もされた人気作品の「極黒のブリュンヒルデ」は2016年まで連載されていました。そんな「極黒のブリュンヒルデ」の最終回は賛否両論があります。今回は、漫画版「極黒のブリュンヒルデ」の最終回・ラストのネタバレやあらすじ、感想を紹介します。最終回までのネタバレやあらすじがあるため、ネタバレを避けたい方は作品をチェックしてからこの記事を読んでください。

【極黒のブリュンヒルデ】ラストの結末・最終回をネタバレ!あらすじや感想まとめのイメージ

目次

  1. 極黒のブリュンヒルデとは?あらすじをネタバレ
  2. 極黒のブリュンヒルデの原作漫画の結末ラストを最終回までネタバレ
  3. 極黒のブリュンヒルデの漫画の見どころ
  4. 極黒のブリュンヒルデの登場人物一覧
  5. 極黒のブリュンヒルデのラストに関する感想や評価
  6. 極黒のブリュンヒルデのラストまとめ

極黒のブリュンヒルデとは?あらすじをネタバレ

極黒のブリュンヒルデの概要

「極黒のブリュンヒルデ」は2012年から2016年まで「週刊ヤングジャンプ」で連載された漫画作品で、2014年に全13話+OVAの構成でアニメ化されました。作者の岡本倫さんの作品である「エルフェンリート」と同じようなファンタジー・サイエンスで、ダーク系の雰囲気が強い作品です。

また、科学的な要素とファンタジーの要素が強く絡み合い、登場するキャラクターたちの多くが特殊な能力を使ってバトルを行います。

極黒のブリュンヒルデの作者

「極黒のブリュンヒルデ」の作者の岡本倫さんは、2000年に「ヤングジャンプ増刊 漫革」で読み切り版の「エルフェンリート」が掲載されたことで漫画家デビューを果たしました。「エルフェンリート」はその後連載され、2004年から岡本倫さん初のアニメ化作品となります。「エルフェンリート」は表紙を見ると明るい雰囲気のラブコメ作品に見えますが、その実態はかなりグロテスクというギャップがあります。

そんな「エルフェンリート」は日本だけではなく海外で人気になり、その作品の雰囲気は「極黒のブリュンヒルデ」に受け継がれます。また、2007年からはスキージャンプをテーマとした「ノノノノ」を連載、2017年からは「週刊ヤングマガジン」で「パラレルパラダイス」を連載しています。「パラレルパラダイス」はお色気シーンが多いですが残酷な描写がある、岡本倫さんらしい作品として評価されています。

極黒のブリュンヒルデのあらすじ

「極黒のブリュンヒルデ」のあらすじを紹介します。一度見たり聞いたりしたことは忘れないという特殊能力をもつ高校生の村上良太は、事故により亡くなった幼馴染のクロネコのことを忘れられませんでした。それは彼女を忘れられないだけではなく「宇宙人の存在を証明する」という約束を含めてです。そして村上良太が通う高校に、クロネコとそっくりな黒羽寧子が転校生としてやってきました。

極黒のブリュンヒルデの原作漫画の結末ラストを最終回までネタバレ

ラストネタバレ①ロキの暴走

ここからは「極黒のブリュンヒルデ」の最終回までのネタバレやあらすじを紹介します。「極黒のブリュンヒルデ」のラスボス的な存在はロキと呼ばれる宇宙人です。「極黒のブリュンヒルデ」の世界では、およそ50000年前まで地球を支配していた宇宙人がいました。それは神族で、人類はその親族によって生み出された存在です。

そして、神族は人類を生み出すときに人類が無意識で神々を崇めるようにDNAにインプットしました。そんな神族はすでに滅んでいるのですが、その滅ぼした存在というものがロキです。主人公の村上良太たちが戦う相手というのは、ロキを使って人類そのものをDNAレベルで殲滅させ、神を崇めなくていい新たな人類を生み出そうとしている組織のヴィンガルフ。

ヴィンガルフが新たな人類を生み出すための計画というのは、ロキと村上良太を融合させることでした。しかしロキは暴走してしまい、人類滅亡の危機が迫ります。覚醒して大きな力を身に着けた黒羽寧子ですら「これはもう勝てまへんで…」とあきらめるほどでした。

ラストネタバレ②村上の作戦

続いての最終回までのネタバレあらすじ紹介は、暴走したロキに対する村上良太の作戦です。その作戦とはロキの暴走を止めるため、村上良太は自分自身をロキに食わせて意識を乗っ取ろうというものです。しかし、その作戦はロキにバレてしまい、ロキは村上良太だけは食わないように行動します。そんな状況を救ったのはカズミでした。カズミは宇宙人たちが記憶を共有するための組織である「エッダ」にアクセスし、記憶を全消去。

記憶の全消去に成功したカズミでしたが、その代償はカズミの命でした。しかし、作戦は成功し記憶を失ったロキは村上良太を食べました。その結果、ロキの自我が消滅して人類の滅亡が回避されました。ですが、村上良太は帰ってきません。

ラストネタバレ③村上のその後

続いての最終回までのネタバレあらすじ紹介は、村上良太のその後です。ロキに食べられたあとの村上良太は不思議な空間にいました。そこは、記憶を共有するための組織である「エッダ」のなかでした。

ラストネタバレ④3ヶ月後

漫画版「極黒のブリュンヒルデ」の最終回のラストのあらすじは、村上良太がロキに取り込まれてから3か月後です。最終回のあらすじは、天文台にいつものメンバーが集結しているところからはじまります。帰ってこない村上良太、そして黒羽寧子は村上良太がロキに取り込まれてから倒れてしまい意識が回復しません。しかし若林初菜は「村上くんが私たちを見守ってくれているような…」と村上良太の存在を感じます。

実際に村上良太は思念体となって存在していて、この現場を見ていました。そして目覚めた黒羽寧子は村上良太を探すためにエッダの中に侵入し、再会を果たしました。「記憶があろうがなかろうが人は変わらない。おれはずっとこいつが好きだったんだ」と黒羽寧子への思いを再確認した村上良太、2人だけで永遠にエッダのなかで過ごすのかと思いきや…、そこには小鳥や小さくなったカズミの姿が描かれています。

漫画版「極黒のブリュンヒルデ」は打ち切りエンドと言われていて、解決していない伏線が残されています。また、展開が急すぎたため賛否両論の感想がある最終回とされています。

極黒のブリュンヒルデの漫画の見どころ

見どころ①ブリュンヒルデのタイトルの意味

ここからは漫画「極黒のブリュンヒルデ」の見どころを紹介します。まず紹介するのは「極黒のブリュンヒルデ」のタイトルの意味です。「極黒のブリュンヒルデ」のタイトルの意味について、作者や公式が正式に発表したものはありません。しかし、ファンの間で憶測されている意味があります。それは、メインヒロインの黒羽寧子のことではないかというものです。

その理由は、「極黒」は黒羽寧子がつかうマイクロブラックホールのことを意味しているのではないかとされています。そして、「ブリュンヒルデ」とは北欧神話のオーディンの娘でヴァルキュリアの一人です。「極黒のブリュンヒルデ」でヴァルキュリアとはSクラスの魔法使いのコードネームで、黒羽寧子がぴったり当てはまるのではないかとされています。

見どころ②女子キャラの変なノリ

続いて紹介する漫画「極黒のブリュンヒルデ」の見どころは、女子キャラたちの変なノリです。漫画「極黒のブリュンヒルデ」に限らず、作者の岡本倫さんの作品に登場するキャラクターは変なノリをしているケースが多いです。メインヒロインの黒羽寧子の初登場時はクールな印象ですが、突然変な歌を歌いだします。アニメ版では「颯爽!登場!寧子さんだー!」という歌詞の歌を歌っていることが話題になりました。

また、予知能力を持つ魔女の橘佳奈は寝たきりで毒舌なキャラクターです。しかし、体が動くようになると学校へ行けるようになりました。そのときに、うざいポーズとともに「私の可愛さは天下無双よ」と変なノリで話します。このほかにも、女性キャラたちの変なノリは漫画「極黒のブリュンヒルデ」を楽しさのひとつとなっています。

見どころ③下ネタ

漫画「極黒のブリュンヒルデ」の見どころは、唐突に登場する下ネタです。先ほどの変なノリの女子キャラとともに、下ネタの多さは岡本倫さんの作品の特徴です。ストーリー全体で見ればかなりシリアスな内容ですが、下ネタの数々が大きなギャップを生んでいます。下ネタについては、人によっては合わないという感想がありますが、下ネタのおかげで楽しめたという感想もあります。

見どころ④ハーレム状態の主人公

漫画「極黒のブリュンヒルデ」の見どころは、ハーレム状態の主人公です。主人公の村上良太以外にまったく男性キャラクターが登場しないというわけではありませんが、ヴァルキュリアたちをはじめ登場するキャラクターのほとんどは女性です。とくに、村上良太と一緒に行動するキャラクターは女性ばかりなので、主人公のハーレム状態といえます。

極黒のブリュンヒルデの登場人物一覧

村上良太

漫画「極黒のブリュンヒルデ」の主人公である村上良太は高校2年生で、模試で全国3位になるほどの知力をもちます。その学力を支えるのが一度見たものを全て記憶するという能力で、斗光奈波の記憶捜査の能力を受け付けません。学校では女嫌いとして有名ですが、女性が苦手なわけではなく幼少期のクロネコとの関係が理由でトラウマになり、女性との接し方がわからなくなっているだけです。

実際に村上良太は巨乳好きで、それを隠そうとしていません。ちなみにアニメ「極黒のブリュンヒルデ」で村上良太役を演じた声優は「はたらく魔王さま!」の真奥貞夫(魔王サタン)役を演じた逢坂良太さんです。そして、幼少期の村上良太役は「とある科学の超電磁砲」の御坂美琴役を演じた佐藤利奈さんです。

黒羽寧子

漫画「極黒のブリュンヒルデ」のメインヒロインである黒羽寧子は村上良太のクラスに転入してきた魔法使いです。村上良太は彼女をクロネコだと思い込みますが、彼女自身がそれを否定します。黒羽寧子がもつ能力は「破撃」で、かつてはSクラスの魔女でしたが、魔法を使うと大切な記憶を失うことがあります。その結果、魔法の力も弱くなりいまではBクラスの魔女になり組織に処分されそうになりました。

ちなみに、黒羽寧子はクロネコであることを否定しますが、それは研究所の度重なる実験により幼いころの記憶がなくなっていることが原因のひとつです。アニメ「極黒のブリュンヒルデ」で黒羽寧子役を演じる声優は「ストライク・ザ・ブラッド」で姫柊雪菜役を演じた種田梨沙さんです。

橘佳奈

漫画「極黒のブリュンヒルデ」のヒロインのひとりである橘佳奈は、黒羽寧子と一緒に研究所を脱出した魔法使いです。橘佳奈は「予知」の魔法が使えて、その的中率は100%です。しかし、橘佳奈が予知できる内容は人の死に関するものだけで、範囲は数秒後から2日後程度までという制限があります。また、研究所での実験で全身不随で呼吸すら困難です。

そんな橘佳奈はわずかに動かせる指でキーボードを操作してコミュニケーションをとります。かなりの毒舌ですが根は優しい性格で、天文部のマスコットを自称します。アニメ「極黒のブリュンヒルデ」で橘佳奈役を演じる声優は「アイドルマスターシンデレラガールズ」で新田美波役を演じた洲崎綾さんです。

カズミ=シュリーレンツァウアー

漫画「極黒のブリュンヒルデ」のヒロインのひとりであるカズミ=シュリーレンツァウアーは、黒羽寧子たちと一緒に研究所を脱出し別行動をしていた魔法使いです。鎮死剤を入手するため村上良太たちと協力したあと、村上良太たちの学校に転入してきました。カズミ=シュリーレンツァウアーは「操網」の魔法でセキュリティの解除やハッキングをおこないます。

Bランクの魔法使いですが、その理由は犯罪のために能力を使いたくないため適当にテストを受けていたためです。そのため、実際の実力はBランク以上あるとされています。アニメ「極黒のブリュンヒルデ」でカズミ=シュリーレンツァウアー役を演じたのは「プリンセスコネクト!Re:Dive」でぺコリーヌ役を演じたM・A・Oさんです。

鷹鳥小鳥

漫画「極黒のブリュンヒルデ」のヒロインのひとりである鷹鳥小鳥は、カズミと同じ日に転校してきました。黒羽寧子とは面識がありませんが転移魔法を操ることができる魔女です。キカコ戦のあとに薬が切れたため一人で死のうとしましたが、村上良太たちの説得により生きることを決断しました。ちなみに、「転移」の魔法はかなりの魔力を消耗するため、1回使用するとハングアップします。

アニメ「極黒のブリュンヒルデ」で鷹鳥小鳥役を演じるのは「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」でクトリ役を演じた田所あずささんです。

若林初菜

漫画「極黒のブリュンヒルデ」のヒロインのひとりである若林初菜は、黒羽寧子たちと研究所を脱出し別行動をしていた魔法使いです。頭を潰されても死なない「再生」の魔法を使える若林初菜は、脱走後に他人の怪我を治せるAクラスの魔女に成長しました。死者を再生することも可能ですが、その代償として体が溶解します。しかし、ハングアップが解除されることにより再生できます。

アニメ「極黒のブリュンヒルデ」で若林初菜役を演じたのは、「咲-Saki-シリーズ」で鷺森灼を演じた内山夕実さんです。

斗光奈波

漫画「極黒のブリュンヒルデ」に登場する斗光奈波さんは、記憶を覗いたり削除したりできる「視憶」と、記憶を書き込む「操憶」の魔法を使える魔女です。強力な魔法ですが、先ほど紹介した通り村上良太には通用しませんでした。1日の自由を得るために、監視していた黒服の記憶を消した斗光奈波は、黒羽寧子の人の良さに振れたことで仲間になりました。

しかし、記憶を取り戻した黒服によって斗光奈波はジェクトされて死亡してしまいます。アニメ「極黒のブリュンヒルデ」で斗光奈波役を演じたのは「魔法少女育成計画」でリップル役を演じた沼倉愛美さんです。

極黒のブリュンヒルデのラストに関する感想や評価

極黒のブリュンヒルデの黒羽寧子をはじめ、ヒロインたちがかわいいという感想がたくさんあります。また、漫画版「極黒のブリュンヒルデ」は打ち切りエンドとされているため、駆け足感があったという感想が少なくありませんでした。

漫画「極黒のブリュンヒルデ」、アニメ「極黒のブリュンヒルデ」ともに最終回近くのドタバタ感は「残念だった」という感想がありました。しかし、「あの最終回で納得した」という感想や「嫌いじゃない」という感想もあります。

漫画「極黒のブリュンヒルデ」、アニメ「極黒のブリュンヒルデ」を比較して、それぞれの最終回は悪くなかったという感想があります。

極黒のブリュンヒルデのラストまとめ

「極黒のブリュンヒルデ」のあらすじ、ラストについて紹介しました。日常とシリアスなシーンのギャップがある作品で、最終回付近はかなり駆け足な展開になり賛否両論があります。しかし、いまでも愛されている名作のひとつなので、まだ「極黒のブリュンヒルデ」と見たことがない方は是非チェックしてみてください。

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