【ときめきトゥナイト】最終回の結末をネタバレ紹介!蘭世と真壁くんはどうなった?

漫画家・池野恋先生が手掛ける少女漫画『ときめきトゥナイト』は、集英社が発行する少女向け漫画雑誌『りぼん』誌上で1980年代に小・中学生の女の子から絶大な支持を集めた漫画です。本記事では「【ときめきトゥナイト】最終回の結末をネタバレ紹介!蘭世と真壁くんはどうなった?」と題して、1部・2部・3部から成り立つ本作と最終回にあたる完結編のあらすじまでをネタバレしています。連載当初から大人気作品だった本作に対する読者の感想なども合わせて公開していますので、本作のネタバレを知りたくない方はご注意下さい。

【ときめきトゥナイト】最終回の結末をネタバレ紹介!蘭世と真壁くんはどうなった?のイメージ

目次

  1. ときめきトゥナイトとは?
  2. ときめきトゥナイトのあらすじと最終回結末ネタバレ
  3. ときめきトゥナイトの続編のあらすじ
  4. ときめきトゥナイトの主人公キャラ一覧
  5. ときめきトゥナイトの最終回に関する感想や評価
  6. ときめきトゥナイトの最終回ネタバレまとめ

ときめきトゥナイトとは?

『ときめきトゥナイト』とは、集英社が発行する少女向け漫画雑誌『りぼん』で1982年7月号~1994年10月号にかけて連載された漫画家・池野恋(いけのこい)先生が描くファンタジー恋愛漫画です。吸血鬼と狼女を両親に持つ吸血鬼の能力を受け継いだ魔界人の少女・江藤蘭世(えとうランゼ)と蘭世が恋するクールなイケメン少年・真壁俊(まかべしゅん)との恋愛模様を描いたストーリーは、10代の少女を中心に圧倒的な人気を誇りました。

ここからは、そんな大人気作品として君臨していた漫画『ときめきトゥナイト』の最終回までを含むあらすじをネタバレしていきます。まずは「原作のアニメ情報に関するネタバレ」、「本作第1部~第3部のあらすじに関するネタバレ」、「本作の最終回となる続編のあらすじに関するネタバレ」、「本作の新シリーズの連載に関するネタバレ」の順でご紹介していきますので、どうぞお見逃しなく!

ときめきトゥナイトの原作情報

漫画『ときめきトゥナイト』は、小・中学生向けの3大少女漫画雑誌(集英社発行の『りぼん』・講談社発行の『なかよし』・小学館発行の『ちゃお』)の一つである『りぼん』誌上において、1982年7月号~1994年10月号まで連載された作品です。原作本は『りぼんマスコットコミックス』から全30巻+完結編『ときめきトゥナイト-星のゆくえ-』(最終回)、文庫本コミックスが『集英社文庫』より全16巻刊行されています。

ときめきトゥナイトのアニメ情報

漫画『ときめきトゥナイト』のアニメ化は、「㈱タツノコプロ」の顧問で『タイムボカンシリーズ』を手掛けた演出家・笹川ひろし氏が総監督を務め、日本テレビ系列で毎週木曜日19時00分~19時30分枠で放送(1982年10月7日~1983年9月22日)されました。全34話から成るストーリーは、ほとんどが原作の設定をベースにしたアニメオリジナル作品であり、テレビアニメ版の最終回のタイトルは「恋して!愛して!三角関係」でした。

【あらすじ(原作とテレビアニメ版の違い)に関するネタバレ】

  • 原作のストーリー(第1巻)として登場する「臨海学校」がテレビアニメ版では「スキー教室」に変更
  • 蘭世から狼の耳と尻尾を消すための呪文を唱えたのが原作では「蘭世」だったが、テレビアニメ版では「羅々(蘭世の母・椎羅の祖母)」に変更
  • 未来の扉から帰ってきた蘭世を出迎えたのがテレビアニメ版では「椎羅」に変更
  • 羅々の登場期間が原作では長いが、テレビアニメ版では「2週間」に変更
  • 蘭世が寝マジックミラーを使って自身の分身を大量に出現させたのが原作では「蘭世の分身」でしたが、テレビアニメ版では「蘭世本人」に変更
  • 蘭世の分身を消す魔法を唱えたのが原作では「アロン」でしたが、テレビアニメ版では「サンド」に変更

【登場キャラ(原作とテレビアニメ版の違い)に関するネタバレ】

  • 江藤鈴世が狼に変身しない点
  • 魔界の王子・アロンの顔と髪型が違う点
  • 神谷玉三郎の立場(暴力団の組長/原作と建築会社の社長/テレビアニメ版)が違う点
  • 真壁俊が魔界の王子に転生しない点
  • 蘭世の父・望里の髪の色が違う点
  • 真壁俊の母・華枝の設定(原作は魔界の王妃・ターナとなっている)が違う点  など

『ときめきトゥナイト』池野恋 | りぼん創刊60周年記念サイト「250万乙女のバイブル 思い出の扉」

ときめきトゥナイトのあらすじと最終回結末ネタバレ

ここからは漫画『ときめきトゥナイト』のあらすじをまとめてネタバレしていきます。本作は3人の主人公(江藤蘭世・市橋なるみ・真壁愛良)による3部構成から成り立つストーリーであるため、分かりやすく各部に区切ってネタバレしています。「ときめきトゥナイトのあらすじと最終回結末ネタバレ」と題して、第1部~第3部までのあらすじと最終回結末までのネタバレをどうぞご覧下さい。

ときめきトゥナイトのあらすじ

ときめきトゥナイトのあらすじ①1部

第1部(全16巻)は、『りぼんマスコットコミックス』の第1巻~第16巻に収録されています。第1部前半ストーリー「あけぼの中学校編」が第1巻~第4巻、第1部中盤ストーリー「王子転生編」が第4巻~第7巻、第1部後半ストーリー「冥王復活編」が第8感~第12巻、「5つの指輪編」が第12巻~第15巻、「番外編」が第16巻に掲載されています。第1部のあらすじネタバレとして、ストーリー構成が「江藤蘭世」を主人公とした内容となっています。

吸血鬼の父と狼女の母を両親に持つ魔界人の少女・江藤蘭世は、人間の少年・真壁俊に出会い一目惚れしてしまいます。噛みついた相手の姿に変身できる能力を持つ蘭世は、その能力を駆使しながら恋する真壁俊との距離を縮めようと奮闘していきますが、恋敵・神谷曜子(かみやようこ)の存在や蘭世に恋する魔界の王子・アロンの登場など、蘭世の恋が一筋縄ではいかない様子を描いたストーリーが第1部のあらすじネタバレとなっています。

ときめきトゥナイトのあらすじ②2部

第2部(全6巻)は、『りぼんマスコットコミックス』第17巻~第22巻に収録されています。第2部は「本編」と「番外編」から成り立っています。第2部のあらすじネタバレとして、ストーリー構成が幼い頃に心臓病で余命僅かだったところを江藤蘭世とその弟・鈴世(リンゼ)によって助けられた人間の少女である「市橋なるみ(いちはしなるみ)」を主人公とした内容となっています。

人間の少女である市橋なるみは、蘭世と俊の結婚式で貰った花を紅茶に浮かべて飲んだことで超能力が芽生えてしまいます。幼い頃から互いを想い合っていた鈴世となるみは恋人として付き合っていましたが、鈴世に想いを寄せる人気アイドル・安西双葉(あんざいふたば)の出現や鈴世の正体が狼男であることが人間にバレてしまうなど、次々と波乱が巻き起こっていく様子を描いたストーリーが第2部のあらすじネタバレとなっています。

ときめきトゥナイトのあらすじ③3部

第3部(全6巻)は、『りぼんマスコットコミックス』第23巻~第30巻に亘って収録されています。第3部は「本編」と「完結編」から成り立っています。第3部のあらすじネタバレとして、第1部の主人公・江藤蘭世(後の真壁蘭世)と真壁俊の間に生まれた娘(長女/真壁家の第2子)である「愛良」を主人公とした内容となっています。

蘭世と俊の間に娘・愛良が「七色に光る石」を持って生まれてきます。愛良誕生の日、千年に一度しか咲かない予言花が咲き、愛良が「生きとし、生けるもの、すべてのものに愛を与え、世界を救うことになろう娘」だと告げます。愛良が幼稚園に通い出した頃、予言花が告げた能力を開花させるようになります。そんな愛良が成長し、中学生までの成長を描いたストーリーが第3部のあらすじネタバレとなっています。

ときめきトゥナイトの最終回結末は?蘭世と真壁はどうなった?

漫画『ときめきトゥナイト』の本編は、第1巻~第30巻までの全30巻までとなりますが、物語の結末つまり完結としては、第30巻の後に出版された本編の完結編となる漫画『ときめきトゥナイト-星のゆくえ-』でストーリー上の正式な結末(最終回)を迎えたことになります。第30巻までの間に、第1部の主人公・江藤蘭世と真壁俊が遂に結婚します。そして、誕生したのが2人の子供・真壁卓(長男)と愛良(長女/第3部の主人公)です。

漫画『ときめきトゥナイト』の最終回である本作の完結編『ときめきトゥナイト-星のゆくえ-』のあらすじネタバレとして、本作は第3部の主人公・愛良が高校生となり、兄・卓のサッカー部のコーチをしていた大学生・新庄彬水(しんじょうあきみ)と交際をしています。ある時、恋人・彬水の過去が気になった愛良は魔界に調べに行きます。そこで知ったのは、何と彬水は愛良の初恋の相手・水上開陸(みなかみかいり)だったのです。

ちょうどその頃、地球では異変が起こり始め、魔界の魔女・メヴィウスが予言花の内容を告げに真壁家にやってきます。地球を救うには、「七色に光る石」を持って生まれた愛良とスタリオン星の生き残りである開陸の協力が必要不可欠でした。彬水の正体が船の事故で記憶を失って6年前の過去にタイムスリップした開陸だったと知った愛良は、その事実が受け入れられずに家を飛び出してしまいます。ここまでが最終回のあらすじネタバレです。

ときめきトゥナイトの続編のあらすじ

ここからは、漫画『ときめきトゥナイト』の続編として新連載される漫画『ときめきトゥナイト それから』についてネタバレしています。「ときめきトゥナイトの続編のあらすじ」と題して、本作の最終回を迎えた後の新ストーリー情報を公開し、その内容を一部ネタバレしていますので是非ご覧になってみて下さい。

ときめきトゥナイト それからとは?

『ときめきトゥナイト それから』とは、集英社の漫画雑誌『りぼん』に1982年7月号~1994年10月号のかけて連載されていた大人気ファンタジー恋愛漫画『ときめきトゥナイト』の最終回となる続編『ときめきトゥナイト-星のゆくえ-』のその後を描いた作品です。こちらの作品は、同じく集英社が発行する漫画雑誌『Cookie(クッキー)』誌上にて2021年7月号より連載がスタートしました。最終回から数十年の歳月を経ての新連載です。

多くの女子たちの心を掴んで圧倒的な支持を得た『ときめきトゥナイト』は、連載開始となった1982年から遡ること約30年の歳月を経て、その続編を描いた最新作『ときめきトゥナイト それから』が連載される運びとなりました。新連載されるにあたって、最終回を迎えた嘆いていた当時のファンたちから驚きと喜びの声が次々と上がり、新連載を待ち侘びる感想が至るところで見られ、新シリーズのあらすじに対するネタバレも見られました。

ときめきトゥナイト それからのあらすじ

漫画雑誌『Cookey』で新連載された『ときめきトゥナイト それから』のあらすじネタバレとして、本作は『ときめきトゥナイト』第1部の主人公・蘭世が再び「主人公」を務める内容です。第1部・第2部・第3部から成り立つ『ときめきトゥナイト』は、江藤蘭世(第1部主人公)・市橋なるみ(第2部主人公)・真壁愛良(第3部主人公)の3人の主人公が存在します。その中でも特に人気が高いのが、第1部のストーリーと蘭世です。

前作の最終回となった続編『ときめきトゥナイト-星のゆくえ-』では、真壁俊と蘭世の間にできた娘・愛良の活躍で地球は救われました。その後、蘭世たちは穏やかな日々を送り、気付けばアラフォー世代に。蘭世の夫・俊は自分探しの旅に出ており、家を留守にしています。そんな中、蘭世の周囲に怪しい人物の影が…。ここまでが最新作の簡単なあらすじネタバレとなっています。

ときめきトゥナイトの主人公キャラ一覧

ここからは、第1部~第3部の構成で成り立つ漫画『ときめきトゥナイト』の各主人公キャラたちをご紹介していきます。第1部の主人公・江藤蘭世、第2部の主人公・市橋なるみ、第3部の主人公・真壁愛良の順にそれぞれの特徴をピックアップしましたので、当時を振り返りながらご覧になってみて下さい。

主人公キャラ一覧①江藤蘭世

  • 名前:江藤蘭世(えとうランゼ)/第1部の主人公
  • 生年月日:1968年7月27日
  • 星座:獅子座
  • 血液型:O型
  • 性格:明朗活発で一途、思い込みが激しい、他者に感情移入しやすい
  • 種族:魔界人(吸血鬼の父・望里/モーリ=エトゥールと狼女の母・椎羅/シーラ=クレリーの娘)
  • 能力:変身能力(噛みついた相手の姿に変身できる)、他者の夢に入り込む能力
  • 恋の相手:真壁俊

第1部の主人公・江藤蘭世は、勉強と玉ねぎが嫌いな魔界人の女の子。吸血鬼の父と狼女の母を両親に持つ蘭世は、噛みついた相手の姿に変身できるという能力を持つ「姿を吸い取るタイプの吸血鬼」です。相手に噛みつく際は「かじー!」と言って噛みつかないと変身できず、くしゃもをすると元の蘭世の姿に戻ることができます。また、父・望里(モーリ)から呪文を教わり、母・椎羅(シーラ)譲りの他人の夢に入り込む能力も習得済みです。

主人公キャラ一覧②市橋なるみ

  • 名前:市橋なるみ(いちはしなるみ)/第2部の主人公
  • 生年月日:1977年3月1日
  • 星座:魚座
  • 血液型:O型
  • 性格:ロマンティストで明るく前向き
  • 種族:人間
  • 能力:人以外のものと会話する能力、キスした物を操れる能力、人間の思考を聞き取る能力
  • 恋の相手:江藤鈴世(蘭世の弟)

第2部の主人公・市橋なるみは、早くに母を亡くして父と祖母の3人で暮らしている人間の女の子。心臓病を患い、手術中に亡くなる運命のところを江藤蘭世とその弟・鈴世によって死神・ジョルジュから命を救われます。その時に殺しても絶対に死なないような強固な魂(神谷曜子の魂)と少しだけ融合されます。真壁俊と蘭世の結婚式で貰った花を紅茶に浮かべて飲んだことで、特殊能力を得るようになりました。

主人公キャラ一覧③真壁愛良

  • 名前:真壁愛良(まかべあいら)/第3部・最終回の主人公
  • 生年月日:1994年9月9日
  • 星座:乙女座
  • 血液型:B型
  • 性格:明るい性格、向こう見ずで無鉄砲な性格、気が強い
  • 種族:魔界人(魔界の双子の王子である真壁俊と江藤蘭世の娘)
  • 能力:感情によって局地的に天候を変化させる能力、時間を戻す能力
  • 恋の相手:新庄彬水(水上開陸/初恋の相手)

第3部の主人公・真壁愛良は、第1部の主人公・江藤蘭世と蘭世が恋する真壁俊(後に2人は結婚)との間にできた魔界人の女の子。感情によって局地的に天候を変化させる能力や時間を戻す能力を持ち、魔界の魔女・メヴィウスから「魔界の大魔女」になると予言を受けます。無鉄砲でお節介な性格は母・蘭世譲りで、芯が強いために師匠・メヴィウスと魔女の掟で意見が対立し、後に対決することになります。また、最終回の主人公でもあります。

ときめきトゥナイトの最終回に関する感想や評価

大人気漫画『ときめきトゥナイト』が最終回を迎え、その後を描いた最新作『ときめきトゥナイト それから』が連載されると発表され、世間でも高い注目を集めた作品に対する様々な感想や評価を集めてみました。「ときめきトゥナイトの最終回に関する感想や評価」と題して、主にTwitter上から該当する感想や評価を集めましたので是非ご覧下さい!

1980年代に10代の少女を中心に爆発的な人気を誇ったファンタジー・ラブ漫画の王道的存在として絶大な支持を得た『ときめきトゥナイト』。イケメン男子・真壁俊に想いを寄せる蘭世の恋心に共感する女の子たちが後を絶たず、こぞって単行本を買い漁り、爆発的に売れた漫画でした。『りぼん』愛読者の少女たちのほとんどが最終回を迎えることを嘆いたと言われる程、超人気作だった本作に対するファンの熱い想いが汲み取れる感想です。

最終回を迎えてから数十年の時を経て、人気キャラとして君臨した蘭世が再び主人公となって登場する漫画『ときめきトゥナイト それから』を待ち侘びる当時の読者やファンたちの感想がネット上で数々見られました。連載発表が明らかになるや否やトレンド入りするなどの大盛況ぶりを果たした本作を待ち侘びる元読者やファンたちからの様々な感想から、『ときめきトゥナイト』の最終回を惜しむ当時の声は相当なものであったことが窺えます。

こちらも漫画『ときめきトゥナイト』の最終回のその後を描いた作品『ときめきトゥナイト それから』に関する感想です。『ときめきトゥナイト』誕生から約30年の歳月を経て、新たなストーリーとして蘇った本作はファンにとってまさに伝説の漫画であると言え、最終回を惜しんでいたファンたちにとって新たな「ときめき」が窺える感想となっています。

ときめきトゥナイトの最終回ネタバレまとめ

最後に「ときめきトゥナイトの最終回ネタバレまとめ」と題して、簡単にまとめていきます。集英社の漫画雑誌『りぼん』に1982年7月号より連載されたファンタジー恋愛漫画『ときめきトゥナイト』は、1994年10月号を以て連載終了を迎えました。その後、数巻の番外編が出版されるも本作の最終回となった続編『ときめきトゥナイト-星のゆくえ-』のその後のストーリーを描いた作品『ときめきトゥナイト それから』が新連載されました。

最終回を惜しだ当時のファンたちから再び大注目され、Twitterのトレンド入りを果たすなど脚光を浴びました。そんな大人気作品である『ときめきトゥナイト』の人気キャラ・蘭世(第1部の主人公)が、アラフォー世代となって再び主人公として登場します。待ちに待ち侘びたファン待望の漫画『ときめきトゥナイト それから』も合わせて、是非ご覧になってみては如何でしょうか?

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