リビングの松永さんはかっこいい登場人物がたくさん！アニメ・実写化も期待の人気作

リビングの松永さんは講談社が発行する少女漫画雑誌「デザート」にて、2017年から掲載されている"シェアハウスでの日常を描いた恋愛ストーリー漫画"です。リビングの松永さんの単行本は現在10巻まで登場しており、その人気から漫画のみならず、アニメ化・実写化の期待の声も上がっている人気作となっています。

リビングの松永さんの作者・岩下慶子（いわしたけいこ）先生は登場人物などのキャラクターに関して「自分が恋できるキャラクターじゃないと描けない」といった発言をされており、その言葉の通り漫画の登場人物はかっこいいキャラクターが大勢登場します。リビングの松永さんを読んだ読者からはストーリーだけでなく、そんな登場人物のキャラクター性も良いと評判になっています。

シェアハウスという設定や登場人物のキャラクターたちがかっこいいという点で、読者からアニメ化・実写化も期待されているリビングの松永さん。もし実写化されたらジャニーズタレントを俳優に起用してほしいという声や、人気声優に声をあててほしいという意見が多く出ています。特にリビングの松永さんのメインキャラクター・松永純（まつながじゅん）のキャスティングには思い入れが強い読者も多いようです。

リビングの松永さんの主人公・園田美己（そのだみこ）ことミーコ。元々は家族と一緒に暮らしていましたが、両親が祖母の介護をすることになり、ミーコは叔父が管理をしているシェアハウスで生活することになります。

そこでミーコはシェアハウス最年長の松永純と出会うことに。初めは怒りっぽい性格や雰囲気から松永のことを怖がっていましたが、そんな第一印象とは裏腹に、本来の面倒見の良いところや優しい一面を目にしたミーコは次第に松永のことが気になっていくのでした。

リビングの松永さんの登場人物のなかでもかっこいいと話題になっているキャラクター・松永純（まつながじゅん）。漫画のタイトルにも名前が使われているメインキャラクターです。ミーコたちが暮らすシェアハウスの中では一番年上の人物。

職業はデザイナーをしており、その怒りっぽい性格から初めはミーコには距離を置かれていましたが、一緒にシェアハウスで生活していくうちに、怒りっぽいのはまっすぐな性格からきているということや、相手のことを気にかける思いやりの持ち主だということを分かってもらい、日がたつごとに二人の距離は縮まっていくのでした。

リビングの松永さん登場人物3人目は女好きなバーの店員・鈴木健太郎。明るい雰囲気を持つかっこいいイケメンキャラクターで、松永とはまた違った魅力を持っています。ミーコが初めてシェアハウスに訪れた際にも気軽に話しかけてくれたり「カレシいるの？」と聞いたりと、リビングの松永さんの軟派担当のかっこいいキャラクターです。

リビングの松永さんの登場人物4人目はシェアハウスの女性陣の一人・大貫朝子。男性陣も多いシェアハウスでのミーコの話し相手となってくれる頼れるキャラクターです。職業はネイリストをしており、漫画のストーリー内でバツイチということを暴露。その他にもある人物にアプローチをされたりと、ミーコと松永以外にも恋愛の行く末が気になるリビングの松永さんの登場人物の一人です。

リビングの松永さんの登場人物5人目は松永の恋のライバル・北條凌。大学に通う学生で初めはミーコにそっけない対応をしていましたが、物語が進んでいくにつれミーコに対する想いを形にしていきます。世話焼きの松永、軟派な健太郎とはまた別のクールなカッコよさを持つキャラクター。ミーコとは同じバイト先で働いています。

両親が祖母の介護をするため、叔父の経営するシェアハウスで暮らすことになったミーコ。シェアハウスに向かっている途中、電話に向かって怒っている人物を見かけます。しかもその人物はこれから住むシェアハウスの同居人・松永でした。初めは彼を怖い人物だと思っていたミーコですが、自分の作ったカレーを満面の笑みで「うまい」と言ってくれたことから、少しずつ彼と打ち解けていきます。

新しい生活にも慣れてきた頃。ミーコたちはシェアハウスの住人でたこ焼きパーティーをすることになりました。その最中にキスをするハプニングに見舞われたミーコと松永。流れでミーコは思わず松永に「好きだ」と告白をします。しかし松永からの返事は「母のような気持ちでミーコを見ている」という言葉。それを聞きショックを受けたミーコは部屋を飛び出してしまうのでした。

松永の口から「ガキにはミーコを渡さない」という言葉を聞き喜んでいた翌日。ミーコはクーラーが壊れてしまった松永を心配し、快適な寝床を提供しようと松永を部屋に招きます。初めは女性の部屋に入ることを躊躇していた松永ですが、床に寝かせることを良しとしないミーコの意思に負け一緒の布団で寝ることになるのでした。そしてお互い眠りについたかという頃合いに、松永はミーコに「寝たか？」と声をかけます。

少しの間実家に帰省することになったミーコ。そんな彼女にメールを送る松永でしたが、返信がなかなか返ってこないことに松永はもやもやした気持ちを露わにします。その様子を見ていた住人に「電話すれば？」と促された松永は「会いたいから早く帰ってこい」と電話で思いを吐露するのでした。

そして翌日、ミーコの帰りを待っていた松永でしたがミーコと凌が楽しそうに話している場面に遭遇してしまいます。そんなミーコたちを見かけた松永は彼女に声をかけることをやめ、健太郎が働くバーに訪れ「凌とミーコは付き合っているのか」と彼に問いかけるのでした。

高校の文化祭の準備で帰りが遅くなったミーコ。帰り道を歩いていると後ろから誰かがついてくることに気が付きます。急いでシェアハウスに帰るとそれを聞いた同居人のあかねが「自分の彼氏かも」と扉を開けようとします。しかし別人だった時の用心のため、近くにいた松永が扉を開ける役をかって出ます。

そして扉を開けた一行の目の前に現れたのは意外な人物。ミーコの担任の夏未でした。その姿に安心したミーコは夏未に声をかけようとしますが、それよりも先に松永は夏未に向かって「小夏」と、以前のシェアハウスに住んでいたという住人の名前を投げかけるのでした。

ミーコの高校の文化祭が始まり、松永は凌に誘われ遊びに行くことにします。ミーコと合流すると凌は「大学の講義があるから」と学校をあとにします。そして二人きりになった松永とミーコ。二人で文化祭を回ることになった松永たちはペイントをしたり屋台を回ったりと楽しい時間を過ごします。

しかし若者のパワーに圧倒された松永の表情には次第に疲れが見え始め、ミーコと松永は空き教室で休むことにします。教室の中で授業のまねごとを始めた松永にミーコは「JKは恋愛対象にならないか」と胸の内にあった疑問を投げかけます。しかし、そんな彼女の問いに松永は「ない」と答えるのでした。

ミーコに対してあやふやな態度をとり続けている松永。しかしミーコと凌の関係も気がかりな松永は凌に「ミーコをどう思っているのか」と問いかけます。しかし凌の答えは「松永さんにそれを聞く権利はあるのか」というものでした。

ミーコの気持ちを受け止めることも跳ねのけることもしない松永に、凌は続けて「誰にでも優しいのはどうかと思う」とミーコへの中途半端な態度に対して叱責。そんな凌の言葉に松永は「そんなんじゃない」と反論を口にします。

松永・凌・健太郎と様々な魅力を持つかっこいいキャラクターがそろい踏みな「リビングの松永さん」。その中でも主人公・ミーコの想い人の松永と、その関係を見守りつつもミーコに思いを寄せる凌の恋のライバル関係が気になっている読者も多いようです。大人で世話焼きな松永とクールだけど優しい凌。ぜひ彼らの三角関係にも注目してお楽しみください！

シェアハウスという現代的なシチュエーションが人気のリビングの松永さん。そんなリビングの松永さんの原作漫画コミックスは11巻で完結予定となっています。ミーコの好意を避けつつも、いつも大人の余裕を見せ優しく接する松永。そんな二人の迎える結末が楽しみだと、リビングの松永さん読者の声が多く寄せられています。

漫画原作の作品は実写化に抵抗があるファンが多い傾向にありますが、リビングの松永さんは実写化を待つネットの口コミが多く見られています。リビングの松永さんは現実的な物語だったり、シェアハウスという恋愛向けの設定のため実写化をしても違和感がない作品。そんな要素が重なり、実写化への好感も高いようです。

以上、漫画「リビングの松永さん」の登場人物とあらすじをご紹介してきました。作者の岩下慶子先生が「自分が恋できるキャラクターじゃないと描けない」と語っていることもあり、かっこいい登場人物が多数登場しているリビングの松永さん。今回ご紹介したあらすじが気になった人はぜひ漫画を読んでお気に入りのキャラクターを見つけてみてはいかがでしょうか？