【GANGSTA.(ギャングスタ)】アレックスの過去とは?便利屋での変化も紹介

2011年から連載中のコースケによるハードボイルド漫画『GANGSTA.(ギャングスタ)』。本作ではマフィアや売春婦、汚職警官などあらゆる悪行が蔓延る犯罪都市で、汚れ仕事を請け負うウォリックとニコラスの生き様が描かれています。今回、当記事で紹介するのは『GANGSTA.(ギャングスタ)』のヒロイン的存在であるアレックスについて。アレックスのプロフィールや過去、美しい歌声、弟の存在などをまとめて紹介していますので是非最後までご覧ください。

【GANGSTA.(ギャングスタ)】アレックスの過去とは?便利屋での変化も紹介のイメージ

目次

  1. ギャングスタのアレックスとは?
  2. ギャングスタのアレックスの過去を考察
  3. ギャングスタのアレックスの性格や便利屋での変化・特技
  4. ギャングスタのアレックスのアニメ声優
  5. ギャングスタのアレックスに関する感想や評価
  6. ギャングスタのアレックスまとめ

ギャングスタのアレックスとは?

アレックス・ベネデットは『ギャングスタ(GANGSTA.)』のヒロイン的存在と言える人物です。便利屋でウォリックとニコラスと共に過ごしているのですが、作中では震えながら薬の蓋を開けていたり、うなされていたウォリックを抱きしめて安心させたりしているなどさまざまな一面が見受けられます。ここからは、そんなアレックスの過去に触れる前に、アレックスのプロフィールと『ギャングスタ(GANGSTA.)』の作品情報から見ていきましょう。

ギャングスタ(GANGSTA.)の作品情報

ギャングスタ(GANGSTA.)の概要

『ギャングスタ(GANGSTA.)』は漫画家・コースケによるハードボイルド漫画です。2011年から『月刊コミック@バンチ(新潮社)』にて連載中の作品で、2014年7月にはテレビアニメ化が発表されています。その後、2015年7月から9月にかけてテレビアニメが放送され、また2014年8月から2015年6月にかけてアニメと同じ声優によるドラマCDも発売されました。

ギャングスタ(GANGSTA.)のあらすじ

ここからは『ギャングスタ(GANGSTA.)』のあらすじを簡単に紹介していきます。物語の舞台は、マフィアや汚職警官、売春婦などあらゆる悪行が蔓延る犯罪都市・エルガストルムです。ウォリットとニコラスはそんな環境の中で汚れ仕事を請け負いながら生活を送っていました。

そんなある日、2人は新興組織壊滅の依頼を受けたことで、組織に利用されていた女性・アレックスと出会います。そこでアレックスを便利屋に引き取ることになりますが、ウォリックとニコラスが共有する複雑な過去が明らかになっていくと同時に、マフィア間の抗争に巻き込まれていきます…

アレックス・ベネデットのプロフィール

『ギャングスタ(GANGSTA.)』に登場するアレックス・ベネデットは、古参マフィアの縄張りを荒らす新興組織に飼われていた女性です。年齢は24歳、身長は167㎝。ウォリックとニコラスによる新興組織壊滅の依頼達成の「戦利品」として、便利屋に引き取る形で組織を抜け出しており、今では便利屋での電話番として活動しています。また、家事全般や配達の手伝いなど簡単な仕事もおこなっていました。

TVアニメ『GANGSTA.』公式サイト

ギャングスタのアレックスの過去を考察

ここからは早速、『ギャングスタ(GANGSTA.)』で描かれたアレックスの様子から過去を考察していきます。アレックスのプロフィールでは、古参マフィアの縄張りを荒らす新興組織に飼われていた女性であることをお伝えしました。アレックスの過去には、どうやら彼女を飼っていた新興組織が深く関係しているようです。ここからはアレックスの過去を3つの要素から見ていきましょう。

考察①娼婦時代

まずはじめに、アレックスの過去を「娼婦時代」から考察していきます。アレックスがウォリックとニコラスとの出会いを果たす前は、新興組織から禁止区域での売春を強要されていました。どうやら、アレックスはとある目的を果たすためにエルガストルムやってきたようで、その時に古参マフィアの新興売春グループに捕まっています。

ところが売春婦としての売り上げはあまり良くなかったようで、古参マフィアのボスであるバリーに「もっと客を取れ」と脅されていました。そんな時にウォリックとニコラスが、マフィアグループを組織ごと潰しています。アレックスは逃げ出しているものの、死体となったバリーの側で「やっと諦めれそうだったのに」と呟いているため、バリーに飼われる生活をしていこうと諦めかけていたのがうかがえます。

ただ、亡骸となったバリーに銃弾を撃ち込み続けていることから、これまでに売春婦として働いてきたことに対して悔しさを募らせていたのが分かります。そしてウォリックとニコラスはアレックスを殺さなければならなかったのですが、結果的に彼女を戦利品として引き取ったことで便利屋に居候することになりました。

考察②アレックスを悩ますバリー

次にアレックスの過去を「バリーの存在」から考察していきます。アレックスが便利屋に引き取られてしばらく経った頃、組織に飼われていた時に使用されていた薬の影響で、彼女の前に死んだはずのバリーの幻覚が現れるようになりました。どうやら、アレックスに使用されていた薬は「TB(トアブ)」というドラッグで、中毒性は低いものの効果が薄まると、一時的に重い幻覚症状と記憶障害が現れるようです。

そしてその幻覚症状によって精神的に追い込まれ、そこから逃げ出したいという一心で自殺する者が跡を絶たないとのこと。アレックスの場合は、幻覚として現れたバリーが不吉なことを語り掛け続けていました。それが継続していった結果、アレックスは気が滅入り始めます。しかし、そろそろ頃合いかと様子を見に来たテオ先生とウォリックの努力が実ったことで自分を取り戻し、元のアレックスへと戻ることができました。

考察③失われている記憶と弟

最後にアレックスの過去を「失われている記憶と弟」から考察していきます。アレックスが売春婦時代を送る前に、とある理由でエルガストルムにやってきたとお伝えしていましたが、これにはアレックスの過去の記憶と弟の存在が関係しているようです。アレックスは組織に飲まされていた薬の影響で、過去の記憶やどんな家族構成だったのかなどの記憶が曖昧になっていました。

しかし、コニーが「家族のところにはいつ戻る予定?」と聞いたことがきっかけで、アレックスは弟の存在を思い出し始めています。アレックスはまだ弟の存在を曖昧にしか思い出していないようですが、弟の名前が「エミリオ・ベネデット」だということは明らかになっていました。

また弟意外にもイーストゲート出身であること、少女時代に母親が死亡していること、母親の死亡に黄昏種が関与していたことなどの記憶を取り戻しています。そして母親の死後に酒に溺れていた父親に代わって生計を支えるためにエルガストルムを訪れたようです。一方で弟の方は姉・アレックスを探してエルガストルムを訪れていました。そして弟は姉を探すべく「駆逐隊」に入隊したようですが、その後の詳細は不明です。

ギャングスタのアレックスの性格や便利屋での変化・特技

アレックスの性格

これまでにアレックスの過去を考察しながら紐解いてきましたが、そこで彼女は控えめで優しい性格をしているのが読み取れました。何かに疑問を抱いても聞きたいことが上手く聞けず、ニコラスに対してオドオドすることもあります。ただ、心配して飛び出して行く様子が描かれているため、勇敢な一面もあるようです。

アレックスの便利屋での変化

アレックスは便利屋に居候するようになってから、ウォリックとニコラスのことを「あの二人のこと何も知らないんだ…」と言い、興味を抱くようになっています。2人の過去や背中に彫られているタトゥーの意味など、他にも気になっていることがあるようです。しかし、どこまで聞いたらいいのか?聞いても良いのか?と控えめな性格が邪魔してなかなか上手く聞くことができていません。

ウォリックにはよくちょっかいを受けているのですが、一方でアレックスは彼の優しい配慮や気遣いに救われているようです。また、ウォリックがうなされていた時に抱きしめてあげるなど、精神的な支えになっていました。ニコラスに対しては少しだけ恐怖心を抱いているようですが、それでも唇の動きから会話を成立させようとしたり、一生懸命手話を覚えたりと健気に頑張っているアレックスの姿があります。

また、ニコラスと一緒に訪れたタバコ屋で、ニコラスがアレックスのことを「オレの女」と言っていたことで動揺し、ニコラスのことを一段と気になっている様子が描かれていました。作中ではアレックスとニコラスの場面がかなり多く、現在はニコラスと深い関係性がある黒髪の女性について気になっているようですが、なかなか聞けないでいます。

アレックスの特技は料理と歌

アレックスのプロフィールで簡単に触れましたが、彼女は便利屋の家事全般など簡単な仕事をおこなっています。ウォリックとニコラスに料理を振舞っているシーンがあり、ウォリックは絶品、ニコラスはまあまあといった感想を述べているため料理を得意としているのが分かります。

また、彼女は美しい歌声を持っており、ウォリックの紹介でクリスチアーノ組が経営している娼館「Bastard」で歌を披露していました。以来、娼館で歌姫として歌を披露しています。ちなみに、アレックスの出身地であるイーストゲートは音楽の街です。そのため、彼女の美しい歌声は過去に音楽を嗜んでいたことが影響しているのかもしれません。

ギャングスタのアレックスのアニメ声優

能登麻美子のプロフィール

『GANGSTA.(ギャングスタ)』に登場するアレックス役を担当したアニメ声優は、声優事務所「大沢事務所」で声優、歌手、ナレーター、女優として活動する能登麻美子(のとまみこ)です。1988年から声優活動をスタートさせており、デビュー作は『ももいろシスターズ』です。演じているキャラクターには「です・ます調」の口調で喋るという特徴があります。

また『犬夜叉』のりんのような天真爛漫な少女や『フルメタル・パニック!』の風間信二のような少年役、『ああっ女神さまっ』の三嶋沙夜子役のような高飛車な女性なども演じています。そして「癒し声」と呼ばれる柔らかな声が特徴的で、その声を活かして2006年から歌手としても活動をスタートさせていました。

能登麻美子の主な出演作品

  • 2000年~:ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom(殿村望都 役)
  • 2001年~:X -エックス-(桃生小鳥 役)
  • 2004年~:ケロロ軍曹(アンゴル=モア 役)
  • 2004年~:スクールランブル(塚本八雲 役)
  • 2004年~:MONSTER(ニナ・フォルトナー / アンナ・リーベルト 役)
  • 2007年~:アンデルセン・ストーリーズ 人魚姫(人魚姫 役)
  • 2007年~:ゼロの使い魔シリーズ(ティファニア・ウエストウッド 役)
  • 2012年~:アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-(フェリチータ 役)
  • 2015年~:GANGSTA.(アレックス・ベネデット 役)
  • 2019年~:かつて神だった獣たちへ(エレイン 役)

ギャングスタのアレックスに関する感想や評価

ここでは『GANGSTA.(ギャングスタ)』に登場するアレックスの感想と作品に対する評価があがっています。どうやら、この方は『GANGSTA.(ギャングスタ)』の残酷な描写ありきのストーリー構成を高く評価しているようです。アレックスのプロフィールでも紹介していますが、彼女は新興組織に利用されていた女性でした。

そして過去を紐解いてみると、明らかになってくる残酷な現実。しかし、その過去を乗り越えたことで徐々に良い方向に変わりつつある様子なので、そんな『GANGSTA.(ギャングスタ)』のストーリーとキャラ設定が高く評価されている理由なのではないでしょうか?

ここでは『GANGSTA.(ギャングスタ)』に登場するアレックスのグッズに関する感想があがっています。この方の場合は『GANGSTA.(ギャングスタ)』が好きだということで、グッズを集めようとしていたようです。感想では「アレックスのグッズが無くて泣いた」と言われているのですが、これはアレックスを高く評価していたからなのかもしれません。

ここでは『GANGSTA.(ギャングスタ)』に登場するアレックスの雰囲気に関する感想があがっています。感想では、アレックスについて「どうにも不幸そうな雰囲気が非常に色っぽい」と言われていますが、その雰囲気は彼女のプロフィールからもうかがえました。アレックスの画像を見るとあまり笑顔を見せていないのが分かりますが、そんな姿が不幸そうな雰囲気を漂わせているのかもしれません。

ここでは『GANGSTA.(ギャングスタ)』に登場するアレックスの弟に関する感想があがっています。この方はギャングスタに登場するアレックスの弟が気になっているようです。同じような感想を持った方は、これを機に弟のプロフィールなどの情報についてもチェックしてみると良いでしょう。

ギャングスタのアレックスまとめ

『GANGSTA.(ギャングスタ)』に登場するアレックスのプロフィールや過去、便利屋での変化などを紹介してきましたがいかがでしたか?『GANGSTA.(ギャングスタ)』のアレックスをプロフィール形式でまとめると、娼婦としての過去と弟の存在がある、歌姫としての美しい歌声を持つ、便利屋の居候となります。

現在はウォリックとニコラスと共に活動しており、便利屋で生活を送るにつれてさまざまな変化が見られるようになりました。今回はプロフィールや過去、美しい歌声、性格などをまとめていますので、興味を持たれた方はぜひ『GANGSTA.(ギャングスタ)』で活躍するアレックスの魅力をご覧になってみてください。

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