【魔法少女・オブ・ジ・エンド】 最終回のあらすじ・完結の内容をネタバレ！結末の感想は？

作者・佐藤健太郎による「魔法少女・オブ・ジ・エンド」は、2012年から2017年まで別冊少年チャンピオンで連載されたパニック・ホラー漫画で、コミックは全16巻が発売中です。漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」は、平凡な日常生活に突如出現した「魔法少女」によって殺戮の世界へと変わり、地獄と化した街で高校生たちが戦う姿を描いた漫画です。

「魔法少女・オブ・ジ・エンド」には物語が進む中で様々な用語が登場します。ここでは、その中から「魔法少女・オブ・ジ・エンド計画」、「魔法少女が出現しない世界」、「混FUSION（コンフュージョン）」という3つを紹介します。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の用語、魔法少女・オブ・ジ・エンド計画は、人間に寄生するパラサイト・Mが語った内容によると、「まじかるパニック」とも呼ばれており、「児上貴衣と福本つくねを結ばせる」という、その目的のためだけに計画されたものです。魔法少女たちはただこの計画を進めるために動かされており、真実を語ろうとすると「あの人」によって抹消されるということです。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の用語、魔法少女が出現しない世界は、「福本つくねが死亡したことで魔法少女が出現しない世界」、または、「魔法少女による襲撃が無かったことにされた世界」ということです。魔法少女襲撃によって死亡した者は、児上貴衣や鞘野楓、芥倫太郎などを除き、皆当時の記憶を失くしています。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の用語、混FUSION（コンフュージョン）は、科学者の殿ヶ谷が生み出した「イコン」という武具を使って、その使用者が「亜種・魔法少女」と一つに合わさることです。この合体が行われると「半人魔法少女（マジカルハーフ）」というものが出来上がります。

ここから、コミック16巻で完結した漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の、最終回・結末のあらすじをネタバレで紹介していきます。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回結末ネタバレ①、物語は2017年が舞台です。鞘野楓は大学生、退屈な毎日を過ごしています。警察官の芥倫太郎は結婚し、子どももいます。半沢夜華と久代蓮は結婚、貴衣の友達も結婚する中で、この5年間、鞘野は貴衣が死亡したことで落ち込んでいました。

最終回結末ネタバレ②、かつて魔法少女と戦った仲間たちが時を超えて貴衣のお墓に集まりました。科学者の殿ヶ谷は妻の安倍乃マリアと、二人の子どもであるわたると一緒にお墓にやってきました。わたるは姫路とそっくりです。お墓につくねの姿はありません。つくねはレイルと会っていました。

レイルは、魔法少女との戦いや黒幕・黒呂木との戦いなど、あれほどの惨事と貴衣のことを人々は記憶していない、けれど貴衣と共に戦った仲間たちは何もかも覚えていると言いました。この意味は、貴衣から仲間たちへの愛情だとレイルは言い、さらに黒幕・黒呂木の様な恐ろしい人物の出現を防ぐためのメッセージだと言いました。

別れ際、レイルは「これから一人の人間として生きていけ」とつくねに言い、立ち去りました。つくねは貴衣との間にできた子どもを連れて、お墓参りをしました。そこにかつての仲間たちや魔法少女から元の人間に戻った人間たちもやってきました。忍が、お墓参りを今日にしたのは何故？とつくねに尋ねると、子どもが今日がいいと寝言で言ったからと答えました。

お墓の前で泣き続けている鞘野に、貴衣の子どもが「返事に応えられなくてごめん」という貴衣の言葉を伝えました。その言葉を聴いた鞘野は泣くのを止めて、立ち直るのでした。そして、お墓参りは終わり、みんながお墓を振り返った時、貴衣の顔が浮かび上がりました。ここで、物語は終わります。以上が、漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回結末のネタバレあらすじでした。

ここまで、漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回・結末のあらすじを、ネタバレで紹介してきましたが、ここで、最終回・結末までに至る内容のあらすじをネタバレで振り返っていきます。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」のあらすじネタバレ①、児上貴衣は平凡な毎日を送る男子高校生です。ある日、いつものように貴衣が登校すると、学校の門の前で、ある少女が先生といざこざを起こしています。貴衣が様子をうかがっていると、突然少女が風変わりな杖を先生の頭めがけて振り下ろしました。驚いて見ている貴衣の目の前で先生の頭は大きく裂けてしまいました。

あらすじネタバレ②、その少女は教室に侵入し、「まじかる～」という言葉を呟いて、中にいたクラスメイトを次々と虐殺。貴衣は襲い掛かってきた少女にバットで必死に戦い、少女を殺すことができました。クラスで生き残ったのは貴衣と、貴衣の幼なじみの福本つくねでした。逃げようとしますが、殺したはずの少女が生き返り、二人に襲い掛かります。この少女は「まじかる」と唱えると生き返るようです。

少女が殺したクラスメイトたちまで生き返り、この少女と同じ様な姿となって二人に襲いかかります。それでも車に乗り込んで学校から脱出した貴衣とつくねは、ラジオで魔法少女による襲撃だったと知りました。ビルの中に逃げ込んだ貴衣とつくね。そこには警察官の芥倫太郎、高校生の半沢夜華など、人間たちが避難しています。しかし、そこでも幼い穴井美羽が魔法少女に取りつかれてしまい、人間たちを虐殺していきます。

あらすじネタバレ③、魔法少女たちによる虐殺の中、貴衣も殺されたように見えました。ところが、貴衣が目覚めてみると、そこは平和な町の風景が広がっていました。貴衣は2002年の世界にタイムスリップをしたのでした。貴衣はつくねの消息を心配し、つくねの家を尋ねます。そこにはつくねが描いた絵があったのですが、その絵に描かれている未来の魔法少女の姿が、つくねと同じだということに気づきます。

あらすじネタバレ④、つくねが「あすか」という別の人格に乗っ取られていることを知った貴衣。そして魔法少女たちが「魔法少女オブジエンド計画」を進めていることが判明しました。つくねに取り憑いている「あすか」は未来からきた魔法少女で、計画の黒幕であることも明らかになりました。

半沢夜華を殺された芥倫太郎が逆上し、黒幕の「あすか」を殺害。そのために魔法少女たちを送り込んでいた魔法陣が崩壊しました。そして、本当の黒幕が、貴衣のクラスメイトの姫路という男子だったことが判明。黒幕の姫路がつくねに「あすか」を取り憑かせたのでした。今度は3年後にワープした貴衣たちは、つくねが事故で死亡していることを知りました。さらに、つくねの母によると、つくねは魔女と人間のハーフだということです。

また、科学者の殿ヶ谷によると、敵はある計画のために13人の魔法少女が必要で、そのうち12人を手にした敵は、貴衣とつくねの子どもを求めています。殿ヶ谷は身を守るためにタイムマシンが完成するまで自力で生き残るようにと貴衣たちに言いました。しかし、黒幕の姫路が襲い掛かり、貴衣とつくねの体を奪い去って行きました。ここで漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の第一部の結末となります。

あらすじネタバレ⑤、第二部は2030年の東京が舞台です。魔法少女を作っていたのは製薬会社の「ヴァレリーベ」で、社長の息子・白金忍は死んだ母親を生き返らせるために、魔法少女の血を自らに注入します。すると忍の力が勝手に暴走を始めたのですが、魔法少女・花飼みかのが彼を止めました。一方で、13人の魔法少女を集めた「ヴァレリーベ」の科学者・真壁は儀式の最中、自らが作り出した姫路の手にかかって殺されました。

黒幕の姫路は自身が神となることを望み、儀式を行うために貴衣とつくねの子どもを求めており、再び過去に戻りました。ここで、漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の第二部の結末となります。

あらすじネタバレ⑥、第三部は2012年が舞台です。黒幕の姫路は魔法少女を学校に侵入させ、生徒たちを虐殺させます。そこに現れたのが、未来から戻ってきた貴衣たちで、彼らは魔法少女や姫路と戦い、倒すことに成功しました。その様子を未来から見ていたのが悪魔・無六レイルです。レイルは人間を愚かだと言い、自分こそ「魔法少女・オブ・ジ・エンド計画」の黒幕だと言いました。

2012年の世界と平行するもう一つの世界があり、そこは未来の世界で、姫路が奪ってきた貴衣とつくねの体を使って人工的に子どもを作っていました。元の世界では、貴衣や芥たちは暴走する白金忍を止めようとしています。芥の活躍により忍は元に戻りますが、芥は命を落としました。一方、儀式を行っていた姫路の前に、黒呂木零という人物が現れました。

黒呂木零は姫路を倒し、儀式を成功させました。そして、黒呂木零は地球を壊し、自身の思うままの地球に変えていました。そのなかで生き残っていたのが貴衣、つくね、忍、花飼みかの、そして無六レイルです。黒呂木零は雷、隕石などで彼らを攻撃しますが、つくねの能力が覚醒し、攻撃をかわしていきます。そして、黒呂木と直に対決することになった貴衣とつくねは、最大魔法を使って黒呂木を倒すことに成功しました。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回結末までのあらすじをネタバレで紹介しました。ここから、物語は最終回結末へと向かっていくのでした。漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回結末については、先に紹介した通りです。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の主人公・児上貴衣（こがみきい）は、高校1年生、誕生日・4月2日、身長・168㎝です。父の暴力に耐えられず母は貴衣が小学3年生で自殺、父は刑務所で自殺しました。その後は祖母の家で暮らしていました。福本つくねとは幼なじみですが、疎遠になっていた時期があります。和解後はつくねに想いを寄せるようになり、戦いの中で結ばれます。20年後の貴衣は小学校の教師をしていました。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の福本つくねは、高校1年生、誕生日・6月6日、身長・148㎝です。「あすか」に取り憑かれ、一連の虐殺事件の原因となります。「魔法少女が出現しない世界」で交通事故で死亡したことになりますが、母が体をラボに保管していました。5年後には貴衣の息子を出産、貴衣のお墓参りに二人で訪れました。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の鞘野楓（さやのかえで）は、高校1年生、学校でつくねを虐めていた人物です。誕生日・7月20日、身長・154㎝です。子どもの頃から貴衣のことを好きで、バレンタインにチョコを贈ったりしていました。身に付けているヘアピンはその時のお返しです。一時期「ヴァレリーベ」の科学者・真壁に洗脳され「黒服の仮面」として貴衣たちを見張っていたことがあります。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の芥倫太郎（あくたりんたろう）は、警察官です。半沢夜華に好意を寄せ、彼女に付きまといます。日頃から下品な言動をする人物で、魔法少女によって崩壊した社会で思うままに振舞うようになります。しかし、高い知性を持ち、目的を達成するためには危険も厭わない性格のため、魔法少女との戦いでは欠かせない人物です。

漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の穴井美羽（あないみう）は、小学生、商店街で母とはぐれた時にパラサイト・Mに取り憑かれてしまいます。貴衣たちの活躍で解放された後は、貴衣たちの仲間になります。病院での戦いでパラサイト・Mを倒した芥倫太郎を「かみたま（神様）」と呼び、恋するようになりますが、芥には嫌がられています。5年後の創成された世界で芥と結婚することができ、3人の子どもに恵まれました。

コミック第16巻で完結した魔法「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回・結末についての感想です。こちらの方の感想では、第1巻から様々な出来事や謎が登場し、それらのすべてが感動の最終回・結末となり、素晴らしい作品だったという感想です。

コミック第16巻で完結した魔法「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回についての感想です。こちらの方の感想では、結末が先に気になったということで、最終回・結末を読んだそうです。その結末が面白かったので、最終回までの巻も読むことにしたという感想となっています。

コミック第16巻で完結した魔法「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の最終回についての感想です。こちらの方の感想では、最終回の完結の仕方が本当に好きで、泣けてきたという感想となっています。

いかがでしたか？漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」のあらすじを、最終回・結末までネタバレで紹介してきました。コミック第16巻で完結したこの作品の最終回・結末についての感想も紹介しました。その感想では完結の仕方がとても良かった、好きだという感想が寄せられていました。ネタバレで紹介してきた漫画「魔法少女・オブ・ジ・エンド」ですが、第1巻から是非、お楽しみください。