2020年12月12日公開
2020年12月12日更新
ワンナウツ(ONE OUTS)の 名言集!異色野球漫画の名シーンを紹介
『ワンナウツ(ONE OUTS)』は通常の野球漫画とは違い、勝負事を強く意識した異色の野球漫画です。作者は『LIAR GAME』を手掛けた甲斐谷忍ですが、本作はその特性によって野球版『アカギ』とも言われています。主人公・渡久地は天才勝負師としてあらゆるギャンブルに精通している人物ですが、彼の口から出る言葉の1つ1つに魅了される人が多いようです。当記事では『ワンナウツ(ONE OUTS)』の名言・名セリフをランキング形式で紹介しています。また、名シーンも交えていますので名言と伏せてご覧ください。
目次
ワンナウツ(ONE OUTS)とは?
ワンナウツ(ONE OUTS)の漫画の概要
『ワンナウツ(ONE OUTS)』は、ビジネスジャンプにて連載されていた甲斐谷忍による野球漫画です。1998年から2006年まで連載された後、2008年から2009年までテレビアニメが放送されました。また、テレビアニメ化に伴い、漫画『ワンナウツ(ONE OUTS) 疑惑のオールスター戦編』が連載されています。なお、単行本は全20巻として発売され、話数は7話となっています。
ワンナウツ(ONE OUTS)のあらすじ
ここからは『ワンナウツ(ONE OUTS)』のあらすじを紹介していきます。プロ野球チーム「埼京彩珠 リカオンズ」に所属する児島弘道は天才打者として知られていたものの、リカオンズを一度も優勝へと導いたことがありませんでした。彼は野球に対する情熱があり理想家でもありましたが、長年の野球人生で「実力や運だけでは勝つことができない」という事も悟っていたようです。
そこで何が足りないのか?と考えながら自主レーニングに励んでいたのですが、そんな時、ある事情により賭野球「ワンナウト」で無敗を誇る渡久地と出会いました。渡久地は天才勝負師と知られ、理想家である児島とは正反対の現実的な思想を持っていたのですが、児島はそんな彼の思想がリカオンズに足りない部分だと悟り、渡久地をチームへと誘います。それによって渡久地と児島を始めとした弱小球団リカオンズの巻き返しが始まります…
ワンナウツの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP15~11
15位:自信とは…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP15位は、漫画17巻で渡久地が残した名言「自信とは『楽観的勘違い』だ」がランクインしました。宿敵マリナーズの好投手である吉田に対し、渡久地によるプレイによって攻略に成功したリカオンズの打線で述べられています。
名言に続いて、渡久地は「戦いの局面が厳しくなるほど自信が力に変わる」と述べていました。楽観的であるというのは、周囲から緊張感や危機感が欠如してるなどネガティブな印象になりやすいですがが、渡久地はそれをポジティブに捉えているようです。
自信を持つことによって積極的なゲームをおこなうことができ、その積極性によってチームの勢いが付くという事なのでしょうか?その自信が勘違いだったとしても、「力」として勝利への突破力に繋がるのであれば自信を持つということがどれだけ必要なのかが分かります。
14位:必ずそのイカサマで…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP14位は、渡久地が残した名言「必ずそのイカサマで自分の首を絞める」がランクインしました。オープン戦でフィンガーズやマリナーズを制してきたリカオンズは、チームぐるみでイカサマをおこなうブルーマーズとの対戦となりました。
イカサマを得意とする渡久地が初めて相手チームのイカサマで苦戦していましたが、渡久地は遂に相手がリカオンズのサインを盗んでいることを察知。そこで渡久地はチームの一部にその事情を説明します。ところが、その後サインを盗んでいる人物をいくら探しても見つかりませんでした。その時に発想を変えるため、チームにこの名言を放っています。
そしてイカサマの手口を見抜いた後は、自分達のサインを逆手にとって逆襲を開始しました。イカサマを使う事によって一時的には恩恵を受けていたブルーマーズでしたが、その後渡久地によって逆手に取られてしまい敗北。これから分かるのは勝利のために必要なのがもっと基礎的な所にあるという事です。イカサマをするにはリスクの割に長期的に得るリターンが少ないため、バレた時のデメリットの方が大きいと言えるでしょう。
13位:可能性が低いってのは…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP13位は、渡久地が元リカオンズのピッチャーである吉田に対して残した名言「可能性が低いってのは、つまりゼロじゃない」がランクインしました。吉田は過去の過ちによって彩川から弱みを握られていました。彩川は渡久地のワンナウツ契約によってあまりにも大きな損失を抱えていたため、吉田に失点するように命令しています。
そこで吉田は命令通り渡久地の足を引っ張りますが、それでも渡久地はゲームを諦めておらず、さらに吉田に対してこの名言を伝え心を動かしていました。最終的にはこの名言によって吉田が渡久地に協力するようになり、その結果リカオンズのシーズン初勝利を飾っています。多くの人が捉える「可能性の低さ」というのは「出来ない」という意味に直結していると言えるでしょう。
ところが渡久地は可能性が少しでもあれば、ゼロではなく次に繋げるチャンスだと捉えているようで、可能性が低いからやらないというのは言い訳でしかない、と伝えたかったのかもしれません。確かに可能性の低さを考慮しつつ次のチャンスを狙うというのは並大抵の精神力では難しいのかもしれないのですが、可能性が低いから諦める人よりもチャンスの数は多いといえます。この名言・名セリフは頭の片隅にでも入れておくと良いでしょう。
12位:野球をするのが…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP12位は、テレビ取材の人に対して渡久地が残した名言「野球をするのが仕事じゃない勝つのが仕事だ」がランクインしました。リカオンズに入団した渡久地は、初のオープン戦で1人のランナーも許してはならない状況でしたが、そんな状況にも関わらずパチンコを打っていました。さらに他の選手たちがコツコツと練習に励んでいる最中にです。
取材記者はオープン戦前ということで渡久地を含めた選手たちに取材していたのですが、その取材で渡久地はこの名言を放っていました。この名言の前に他の選手の事を「一生懸命プレイしていれば、試合で負けても許されると思っている」と言っており、低く評価しているのが分かります。渡久地の考え方は結果至上主義というのが名言から分かり、経過よりも結果を重視しているようです。
この考え方は野球だけでなく他の職業においても通じるのではないでしょうか?確かに一生懸命何かに取り組んだり、練習をして自分自身の実力を伸ばすということは大切でしょう。
しかし、それは何を目的にやっているのか?ということを明確にして目的や目標を達成できなければ自己満足に終わってしまいます。仕事を遂行するプロフェッショナルとして、自分が何を求められ期待されているのかを自覚しなければならないということを名言から教えられます。
11位:責任を取るってのは…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP11位は、マリナーズの監督に対して渡久地が放った名言「責任を取るってのは、痛い思いをするって事だ」がランクインしました。この名言はマリナーズとリカオンズの優勝争いで残されており、一時的にリカオンズは36点の差を付けられています。
しかし、マリナーズとリカオンズの優勝戦は、すでに渡久地が初日にフォームを歪めていた時点で勝負がついており、最終的に児島のホームランがリカオンズ勝利の決定打となりました。この名言はその試合の終了を目前にして残されたセリフで、渡久地はマリナーズの監督に対して「試合を放棄して責任を取れ」と迫っていました。マリナーズが試合放棄をすれば失点した投手の自責点がなくなるからです。
監督は1人の選手の今後の野球人生を優先すべきか、あるいはチームの勝利を優先すべきかのどちらかで選択を迫られていました。しかし、監督として試合を放棄する選択はなかなかできない状況でした。しかしその時に、責任を取るということが何たるかを渡久地がこの名言で伝えています。
上に立つ人間は結果の成否によっては、立場を危うくする可能性が高いということをこの名言は教えてくれます。中には責任問題から眼をそむける人や、責任を誰かに押し付ける人がいるかもしれません。その時に痛みを味わう覚悟を持って責任を取るということが、人の上に立つリーダーとして必要だと言えるでしょう。
ワンナウツの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4
10位:お前を救うのは…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP10位にランクインしたのは、結果が出なければ解雇されると宣告された菅平に対して、渡久地が放った名言「お前を救うのは神じゃない、お前自身だ」です。菅平は倉井とムルワカが活躍し結果を出していく中で、自分だけが一本もヒットを打てていない状況に焦っていました。
もはや神にすがる以外の方法が無いかに思っていた菅平でしたが、そんな彼の様子に見かねた渡久地がこの名言を放っています。そのセリフを聞いた菅平は今日の自分では相手ピッチャーの球を打つことができないと考えた結果、危険なボールを避けずに捨て身でデッドボールを受け、打点を挙げるのに成功しました。
人間であれば、自分を信じることができない状況でどうにか危機を乗り込えなければなならない時、やり場のない焦りから神に祈ったり、神を憎んだりするかもしれません。しかし、実際には神の存在を当てにしたところで危機を脱することができないことは分かっているはずです。少しでも危機を脱するためには、自分自身を奮い立たせて必死にもがくしかないと言えるでしょう。
9位:人間が一番隙を作る…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP9位にランクインしたのは、自分の策によって勝利を確信していたバガブーズの監督・城丘克郎に対して、渡久地が残した名言「人間が一番隙を作る時。それは勝利を確信した時だ」です。城丘はエースピッチャーの選手として注目を集めていた時期があり、さらにマリナーズやスワッターズの両チームで監督を務めていた時もあります。
両チームを勝利に導いてきた手腕から知将と呼ばれており、リカオンズとの対戦では新しく加入させたジョンソンの俊足を活かしていました。リカオンズはそんな監督の策とジョンソンの俊足に悩まされていましたが、遂に渡久地の策によってそれを破られ、最終的にジョンソンの特性を潰された結果、敗北してしまいます。
それまではどんな手を打っても得点が入るような状況だったことで、城丘は勝利を確信していました。ところが渡久地はそんな状況で罠を張っていたのです。後から罠にはまったことに気づいた監督に対して渡久地がこの名言をかけていました。
勝負事では最後の最後まで諦めたり、気を抜いたりするなといった意味を指した言葉が多く存在しています。この名言は勝負が終わるまでは決して油断することなく、目の前の勝負に意識を傾け続けることの大切さを教えていると言えるでしょう。リーダーという立場であればなおさらそれを意識する必要があり、チームを引き締める機会を作るべきなのかもしれません。
8位:自分の飛車を…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP8位にランクインしたのは、あえて失点した事に対して渡久地が残した名言「自分の飛車を相手に捧げることがある」です。機動力を使われて失点している様子の渡久地が描かれてるシーンがありますが、この時に渡久地は不利になる1点ではないと考えていました。
なぜなら、それは渡久地が考えた最終的に勝負に勝つための布石だったからです。目的を達成する過程で、多くの人は損を被りたくないと考えるでしょう。これは投資における心理でよく言われることですが、大局的に状況を見た上で一時的な損失を被ることによって大きなリターンに繋がることを渡久地は良く理解しているといえます。野球以外の仕事でも冷静に自分と相手の状況を理解し、勝利への道をイメージすることが大切です。
7位:チャンスを探すこと…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP7位にランクインしたのは、弱者であることに慣れてしまった、リカオンズの選手たちに向けて渡久地が放った名言「チャンスを探すことすらしないヤツは真の弱者に成り下がる」です。リカオンズは3年連続で最下位に甘んじており、勝利を掴むチャンスすらも模索していないように見えました。
野球は「ゲーム」であり常に強い者が勝つということを渡久地は選手たちに教えていますが、それと同時に渡久地は名言の中で「真の弱者」という言葉を使っています。つまり渡久地は弱者であることを言い訳にして、弱者であり続けることを指摘していると言えるでしょう。
何かを諦める時に「自分にはできない」「自分は弱い」と嘆くのは精神的に楽で都合がいいです。一時的に都合の良い言い訳をしていても、また同じように自分自身が困難な状況を招くことになります。この名言はそんな状況から抜け出すきっかけとして「チャンス」を探し諦めないことの大切さを教えているのかもしれません。
6位:すべての勝負の…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP6位にランクインしたのは、賭け野球「ワンナウト」の主催者であるビッグママが残した名言「すべての勝負の基本は、敵の嫌がることをやる」です。ビッグママは渡久地の事をよく理解していました。だからこそ、渡久地の勝負師としての腕も高く評価しており、彼女はそんな渡久地を意識してこの名言を放ったと言えるでしょう。
敵の嫌がることをやるには心理状態を理解しコントロールする必要があります。この名言からは、心理的な技術や駆け引きによって相手の隙・弱点を突くことの大切さを教えてくれます。多くの人は勝負事の汚い面だと捉えるのかもしれませんが、むしろ虚栄や理想抜きでただ現実的な勝利のために、自分の頭脳を最大限に活かした勝負だと言えるでしょう。
5位:過去を見ることに…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP5位にランクインしたのは、渡久地が対戦相手であるマリナーズの過去データを渡された時に放った名言「過去を見る事にどれだけの意味がある?」です。彼はマリナーズのデータを見ずに破り捨ててしまいました。これまでやってきたように過去のデータを見るという行為の結果、リカオンズは負け続けており、そんな状況の自分達がそもそも適うはずがありません。
渡久地は今日のマリナーズにこそ意識を向けるべきで、その状況に勝つヒントがあるはずだと教えました。勝負事で勝つためには確かにデータは大切です。しかし、そのデータが過去のものであれば過去に固執しており、実際に勝負に打って出る際は過去に囚われるあまり勝利に繋がるヒントを蔑ろにしてしまい、臨機応変に対応する柔軟性を失いかねません。この名言はデータよりも、その瞬間に見たもので感じたことが大切だと教えてくれます。
4位:「俺」がチームを…
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP4位にランクインしたのは、ベテラン選手である菅平が選手たちに向けて放った名言「『俺が』チームを勝たせるんだよ」です。この名言が残される前は、渡久地が選手たちが言っていた「力を合わせる」という考えに対して異を唱えていました。
なぜ異を唱えたのか?それは力を合わせるという行為が他力本願の考え方を基にしているからです。菅平も同じ理由で自分の考えを口にしていました。野球以外にもチームワークを重視する環境がありますが、その時にリカオンズの選手たちのようなセリフが出てくることがあるはずです。
しかし、それでは個人の責任に対する意識を低く見積もってしまい、誰かを当てにしがちな部分が出てしまいます。「チーム」ありきの自分ではなく、「自分」ありきのチームだという事なのでしょう。
ワンナウツの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP3
3位:「勝つとは…」
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP3位にランクインしたのは、サヨナラホームランを打たれた事で観客にやじられる対戦相手に対して、リカオンズの選手たちが同情していた時に渡久地が放った名言「勝人はすなわち、屍を越える事だ」です。この名言は渡久地が考える「勝負の本質」となっており、勝つことは決して綺麗事ではないことを教えています。
名言の他にも「鬼になれ」とも言っていました。勝負に勝つことは負けた側の立場を想像しないだけで、負けたことによってあらゆる困難が待ち受けている場合があります。場合によっては野球人生を諦める事もあるはずです。
だからと言って勝負に負けた相手の責任や、困難を代わりに引き受ける人はどれだけいるのでしょうか?綺麗事ではありますが、そんな状態を貫いているのであればまず自分の身が持ちません。この名言は、野球だけでなく同じように競争するビジネスなどでも、同じ考え方を持たなければならないことを教えていると言えるでしょう。
2位:「お前の宝が…」
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP2位にランクインしたのは、ピッチャーとしての自信を失い、球を撃ち込まれ続ける倉井に対して放った南田先生の名言「お前の宝が他の奴より輝かないわけがない」です。この名言によって倉井は自信を取り戻しマウンドに立ちました。
名言が残された後に「他の人よりも努力してきた部分」を伝えられた事で、倉井は見守ってもらえていた事に気づいています。誰も知らないはずの努力を見守る人や、自分の才能に気づいてくれる人の存在がいかに大切で有難い事なのかをこのシーンから分かります。
心が折れそうになった時に、そんな存在がいたという事実を思い出すだけでも励みに変わるかもしれません。ぜひこの名言と名シーンを意識し、南田先生のように勇気付けることができる存在を目指してみてください。
1位:「動けば必ず…」
漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言や名セリフ・名シーンランキング堂々の1位に輝いたのは、リカオンズの選手が、選手生命をかけて打席に向かっている姿を見ながら渡久地が放った名言「動けば必ず何かが変わる」です。渡久地が見ていた選手は、これまでに何も工夫することなく、ただ漠然と打席に立っているような選手でした。
しかし、渡久地の言葉や行動、そしてそれによって変わっていく選手たちの影響で自分で考え行動していくようになっていました。この名言も勝負の世界に限らず人生において通じると言えるのではないでしょうか?自分が気付いていないだけで、行動を起こせば何かしらの影響を受けたり、与えたりしているはずです。自分にとって何かが好転するのをただ待っているだけでは時間の浪費に過ぎません。
何かを仕掛けた状態で待っている場合は違いますが、多くの場合は何も変わることが無いといえます。悩みや不安を抱えながらも、状況を好転させるためにまずは考え、そして行動していくことの大切さをこの名言は教えてくれます。
ワンナウツのアニメ声優一覧
渡久地東亜役/萩原聖人
『ONE OUTS(ワンナウツ)』で渡久地東亜役を演じたアニメ声優は、芸能事務所「アルファエージェンシー」で声優・俳優・ナレーターとして活動中の萩原聖人です。主に俳優として活動しており、芸能界へのデビューを果たしたのは、テレビドラマ『あぶない刑事』に客として来ていた際に、キャルティングスタッフ達の目に留まった事がデビューのきっかけとなったようです。
それから、1987年に『あぶない刑事』の第32話で置き引き少年役でデビューを果たしていました。なお、主なテレビアニメの出演作には『闘牌伝説アカギ』の役、『ワンナウツ』の渡久地東亜役、『逆境無頼カイジ』のカイジ役などがあります。
児島弘道役/磯部勉
『ONE OUTS(ワンナウツ)』で児島弘道役を演じたアニメ声優は、芸能プロダクション「エンパシィ」で声優・俳優・ナレーターとして活動中の磯部勉です。NHKドラマ『風神の門』で獅子王院役を演じたことをきっかけに、テレビやアニメ、映画への出演依頼が増えています。
出典: https://festy.jp
声優としてはアニメ『クレイマー、クレイマー』がデビュー作となっており、その他にも『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』の主人公・ストリングフェロー・ホークなどを演じています。なお、主なテレビアニメの出演作には『MONSTER』のハインリッヒ・ルンゲ役、『へうげもの』の織田長益役、『ワンナウツ』の児島弘道役などがあります。
出口智志役/山口勝平
『ONE OUTS(ワンナウツ)』で出口智志役を演じたアニメ声優は、芸能事務所「悟空」で声優・俳優として活動中の山口勝平です。23歳から舞台俳優として活動する一方で声優としても活動していたようで、1989年にテレビアニメ『らんま1/2』の早乙女乱馬役で声優デビューを果たしています。
それから2004年には芸能プロダクションである悟空を設立し社長を務めています。なお、主なテレビアニメの出演作には『名探偵コナン』の工藤新一役、『ワンナウツ』の出口智志役、『犬夜叉』の犬夜叉役などがあります。
吉田役/西村朋紘
『ONE OUTS(ワンナウツ)』で吉田役を演じたアニメ声優は、フリーで声優・俳優・演出家として活動中の西村朋紘です。フリーになる以前はトルバドール音楽事務所と81プロデュースに所属しています。声優としての活動は生活するために必要だったとのことでした。
声優デビューとなったアニメ『うる星やつら』のチビ役を演じていたのですが、まだ声優として未熟だったために二又一成役に変更されています。なお、主なテレビアニメの出演作には『イタダキマン』の猪尾八ツ男役、『ワンナウツ』の吉田役、『神八剣伝』のギョウ・エンジョウ役などがあります。
今井建一役/奈良徹
『ONE OUTS(ワンナウツ)』で今井建一役を演じたアニメ声優は、声優事務所「ケンユウオフィス」で声優として活動中の奈良徹です。ケンユウオフィスには堀内賢雄主催のワークショップ「Talk back」を経て所属しており、それ以降ハスキーな声質を活かして活躍しています。なお、主なテレビアニメの出演作には『BECK』の桜井裕志役、『ワンナウツ』の今井建一役、『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』の矢張政志役などがあります。
藤田晋役/逢坂力
『ONE OUTS(ワンナウツ)』で藤田晋役を演じたアニメ声優は、声優事務所「81プロデュース」で声優として活動中の逢坂力です。南部弁の方言を喋ることが特徴的な声優で、2016年には同事務所で活躍中の成田紗矢香との入籍が公表されたことで注目を浴びていました。主なテレビアニメの出演作には『名探偵コナン』の赤城洋介役、『ワンナウツ』の藤田晋役、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』のアリアドス役などがあります。
ワンナウツの漫画の魅力
面白い魅力①勝つためにはどうしたらいいか
『ONE OUTS(ワンナウツ)』の漫画の魅力として挙げられるのは、主人公・渡久地が「勝つためにどうしたらいいのか」という考えを徹底している所です。漫画『ONE OUTS(ワンナウツ)』の名言ランキング12位で紹介した「野球をするのが…」という名言と同じように、渡久地はマリナーズとの試合前にも他の選手とは違った行動をしています。
他の選手たちはマリナーズに関する過去のデータを必死に集めていたのですが、渡久地は「今日のマリナーズの情報」を集めていました。その時に過去ではなく今日の情報こそが価値があると選手たちに伝えていますが、この言葉は勝負に勝つことの本質をついていると言えるのではないでしょうか?
勝つために今ある情報を精査することが勝利への糸口に繋がることを渡久地は必至に考え導いたことなのでしょう。このセリフを聞いたメンバーは目を覚まし、勝つためにどうしたらいいのか?という考えを持ち変わっていく様子も魅力の1つです。
面白い魅力②敵キャラ
続いて、『ONE OUTS(ワンナウツ)』の魅力として挙げられるのが「敵キャラ」の存在です。渡久地の敵キャラは、彼が所属しているリカオンズの対戦相手だけではありませんでした。実はリカオンズのオーナーである彩川も敵キャラの1人です。彩川は金に対する執着が人一倍強いキャラでした。
そんな彩川と渡久地がワンナウツ契約を結んだことにより、お金に関する利害関係が生じることになりますが、彩川は渡久地があまりにも上手く年棒を上げていくため焦りを覚え始めます。
そこで渡久地に対してあらゆる策略を仕掛けていき、不利な状況に陥れていました。しかし、渡久地は策略を次々と躱し、逆に自分の利益へと繋げていくのです。このように、性格が悪い敵キャラが痛い目にあうのは同情の余地がないため爽快感を得ることができるでしょう。
ワンナウツの名言に関する感想や評価
ワンナウツいちいちセリフがかっこいいだよなぁー。
— ネヤン (@neyan_neyan) January 13, 2020
渡久地が菅平に言う
「お前を救うのは神じゃない、お前自身だ。」
が好き
こちらでは『ワンナウツ(ONE OUTS)』のセリフの1つ1つがかっこいいと言われています。特に『ワンナウツ(ONE OUTS)』の名言・名セリフのランキング10位で紹介した「お前を救うのは神じゃない、おまえ自身だ」というセリフが好きなようです。焦りや不安でどうしようもない時はこの名言を思い出し、少しでも前向きに考えれるようにするのも良いかもしれません。
『ワンナウツ』という漫画のセリフだけど、めちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでほしい…!野球漫画なのに野球漫画っぽくないというか…ギャンブル色が強いというか…ライアーゲームと同じ作者なので察してほしい。ちなみにアニメも作画が超綺麗なのでおすすめです!好きなキャラは出口さんです
— 無糖 (@mutou_W66) July 22, 2019
こちらでは『ワンナウツ(ONE OUTS)』で残された名言・名セリフに対する感想が投稿されています。『ワンナウツ(ONE OUTS)』の名言・名セリフランキング10位で紹介した言葉が挙げられているのですが、どうやらこのセリフを聞いて仕事上における出来事を思い出しているようです。野球漫画なのにギャンブル色が強いため面白いと言われているので、独創的な作品を観たい方におすすめできると言えるでしょう。
これ読んで、漫画のワンナウツのセリフを思い出した。
— アカウント変更します。 (@Owlescape) August 15, 2019
何でかね
日本人ってのは弱点を見つけるとそれを消すことばかりに固執する
だが大概は上手くいかないだろう
『弱点をも補って余りある程まで長所を伸ばす』
そういう発想にならないかね
自分の強みにだけ投資しよう!https://t.co/pngwhe8aPv
こちらでは『ワンナウツ(ONE OUTS)』のセリフとビジネスの考え方を参照した意見が述べられているようです。どうやら日本人が持つ「弱点」に対する意識に焦点を当てているようですが、この投稿を見るとその考え方に否定的であることが分かります。『ワンナウツ(ONE OUTS)』の名言・名セリフの多くは個人の短所ではなく、長所に注目しているところがあるので、その特性をビジネスや人生に活かしてみると良いでしょう。
ワンナウツの名言まとめ
『ワンナウツ(ONE OUTS)』の名言・名セリフや名シーンを、ランキング形式で紹介してきましたがいかがでしたか?本作は異色野球漫画として通常の野球とは違ったストーリー展開となっており、ギャンブル的な要素が多く描かれていました。
しかし、さすが主人公・渡久地が勝負師であるためかビジネスに役立ちそうな名言・名セリフが残されており、そんな渡久地の一言に共感される方や学ばされた方などが多いのではないでしょうか?これを機にぜひ名言・名セリフを覚えて仕事や人生に活かしてみてください。