ベジータの弟の名前はターブル？第2王子の強さ・名前の由来や嫁も紹介

今や世界中にその名を轟かせる日本の代表漫画ドラゴンボール。鳥山先生の手により、少年ジャンプにて1984年から１１年間連載されました。連載終了から２０年たちますが今なおその存在は異彩を放つがごとく人気は後を絶ちません。

現在でもアニメにて新ストーリーが展開され、若い世代にも大人気です。ドラゴンボールのグッズやゲームなども真作が続々登場しており、ファンを一層魅了してやみません。

２０１５年７月には１８年ぶりに新シリーズ「ドラゴンボール超」が放送されることになり、非常に注目されました。今ホットな声優や歌手を起用したことでも若い世代にドラゴンボール旋風を再び巻き起こしたきっかけなのではないでしょうか。

まだまだドラゴンボールの人気はやむことを知りません。新しい世代にも幅広く浸透しており、昔からドラゴンボールに慣れ親しんだ世代から今の小学生たちにまで多くのファンを増やし続けています。海外でもレジェンドと称され高く評価され続けています。

今回紹介するのはベジータの弟ですが、その前にベジータ本人について紹介します。ドラゴンボールでも非常に要となる人物であり、物語の初期から近年の変化まで非常に注目されているキャラクターです。

ドラゴンボールでは最も人気であるキャラクターの一人であり、主要となる人物であるベジータ。お馴染み主人公・悟空のライバルでもあります。惑星ベジータの第１王子であり、上級クラスのサイヤ人あり王子です。強さは悟空とも渡り合うほど。

当初は、敵キャラとして登場しました。現在はブルマと結婚し二人の子供に恵まれ、暮らしています。性格は短期で好戦的ですが、近年は劇場版やアニメなどで、キャラクターの崩壊ぶりが話題となりました。娘への名づけの時はやはりサイヤ人の王子としての感覚が残っているのでしょうか。

アニメでの崩壊ぶりにもファンも困惑しましたが、こんな一面もあり！とベジータ王子を一層愛でるファンも多くいました。普段見られないベジータ王子のギャグシーンや必死に場を盛り上げようとするシーンは、多くのファンを歓喜させました。

ベジータにはおなじみの妻ブルマ、長男トランクスとその妹ブラの四人家族がいます。長男にはクールで遠回しな愛情で接していましたが、ドラゴンボールGT編では長女であるブラに対してはデレデレのパパとなっていました。

ドラゴンボールのシリーズが進んでいくにつれて、ブルマに対する愛妻家度合いも進み、ファンからは「可愛い！」との声も上がっています。冷酷で傲慢だったベジータが今では、守るべきものを持った素敵な夫であり、子供たちのお父さんです。この画像ではベジータの愛娘への愛情がよく表れています。

ベジータ一家のファンは非常に多くファンアートや二次創作漫画など多くの形で長年愛されています。それ故に親子や夫婦での名言名シーンも多くです。ドラゴンボールのアニメでは多くのストーリが語られ、話題になっています。画像は家族でのお出かけのシーンです。

さっそく、ベジータの弟ターブルについて紹介していきます。ターブルはアニメオリジナルのキャラクターであり、原作には出てきていません。登場したのは、ジャンプスーパーアニメツアー08にて特別公開された特別篇のみとなっています。それ以降以降、普通のアニメや原作等には登場していません。

ターブルは惑星ベジータに住んでいたサイヤ人の生き残りの一人です。サイヤ人で最も上級戦士である王族の第二王子とされています。容姿はベジータに酷似しており、髪形が違う程度。しっぽは画像のように腰にまきつけていません。

兄弟というだけあり、顔立ちなどもとてもそっくりです。ベジータに比べて身長は低め。容姿面ではあまり大差はありません。ですが注目すべきは弟ターブルそのものの人柄です。サイヤ人らしからぬ柔和な性格は、好戦的かつ短期で傲慢な面があるベジータとは大違いです。

画像のターブルはコミックでのシーンです。アニメのターブルよりは、サイヤ人の王子らしい雰囲気で描かれていますが、性格はやはりベジータと反対です。素直でとても穏やかです。

礼儀正しく優しい性格です。言葉遣いもきれいでベジータとは本当に正反対のキャラクターで描かれています。食事量も、サイヤ人の第二王子であり、ベジータの弟でありながら小食。悟空やベジータがあまりの大食いのためイメージが付きません。

ベジータの話によると、弟ターブルは父・ベジータ王の手により、別惑星に飛ばされています。理由は、惑星ベジータの第二王子でありながら、非好戦的な性格と優しすぎる性格で戦闘に向かないから。誰よりも強力な戦闘力であることにもほこりを持つサイヤ人の恥であると考えたからでしょうか。

悟空たちの前に姿を現したとき、ベジータの知り合いだったことにまず驚いています。さらに弟ターブルが「兄さん」とベジータに呼びかけたときもかなり驚いています。

設定は魔人ブウとの戦闘から２年が経過したころのエピソードです。弟ターブルが、兄ベジータを訪ねてやってきたのには理由がありました。現在弟ターブルは別惑星にて自身の家庭をもち暮らしていましたが、フリーザ一味の残党アボ＆カドに襲われました。

弟ターブルはあまり戦闘力は強くなく、アボ＆カドにもほとんど歯が立たず。自身の嫁とともに救援を探しに地球へおりました。悟空やベジータたちの多数の気を察知し、兄ベジータと再会を果たすものの、ベジータはあまりうれしくはない様子でした。

このことから、弟ターブルは戦闘力に関しては兄ベジータにかなり劣るようです。状況に応じて戦闘力を簡単に変化させる悟空を見て驚きを隠せないでいました。アボ＆カドもフリーザ一味とはいえ、このころの悟空やベジータにとっては相手にもならないため、悟天やトランクスに相手をさせるほど。

最初は悟天やトランクスに対して優勢化し、巨大化したり周辺の建物を破壊するなどしたものの最後はあっけなく悟空に倒されました。アボ＆カドもあまり戦闘力はないキャラクターですが、悟空をサイヤ人にしかめはめ派を出させるまでの戦闘力はあったようです。

悟空もベジータもフリーザよりも各上の多くの強敵を乗り越え、さらに厳しい修行を重ねて強くなっていました。そして家族や友人、仲間など守るものを強く意識したためさらに高みを目指しています。そうして強くなったベジータと静かに平穏に暮らしていた弟ターブルと比べると差は一目瞭然です。

弟ターブルの嫁はなんと地球に住む人間たちとは似ても似つかない宇宙人です。嫁の性格は夫であるターブルと同じように温厚で礼儀正しいです。

嫁の名前はグレ。ターブルが自身の嫁だと紹介した際、ベジータに対してお兄さんと呼んで挨拶をしています。ベジータ弟の嫁と知るとグレの礼儀正しいあいさつにつられてきちんとお辞儀をしていました。一風変わった嫁・グレではありますが、とても仲睦まじい夫婦のようです。画像はコミックでのワンシーンです。

食事の際、嫁のグレは義理の兄・ベジータの食事量には非常に驚き、小食の夫ターブルとは似ても似つかないとびっくりするシーンがありました。

優しく礼儀正しいターブルとのほわんとした嫁グレ。とてもほのぼのしている夫婦です。亀仙人は、悟空の妻チチとベジータの妻ブルマを見て「サイヤ人は変わった嫁を持つ」とつぶやいています。

かつてベジータとターブルが生まれた星は惑星ベジータという星でした。もともとは別の種族が暮らしていた星であり「プラント星」という星でしたが、強力な戦闘能力を持つサイヤ人たちに壊滅状態に追われ、乗っ取られてしまいました。

ベジータとターブルはサイヤ人の中でも誇り高き戦闘力と血統を持った王族の生き残りでした。そのため第一王子であったベジータは、父ベジータ王の名を引き継いでいます。ターブルは優しすぎる性格から、サイヤ人にはふさわしくないと父ベジータ王からも疎まれていたようです。

宇宙の侵略のため、ベジータ王はフリーザと手を組みます。そのうち、道具のようにこき使うフリーザをベジータ王は邪険に思い謀反を起こしますが返り討ちに遭いました。その後惑星ベジータはフリーザの手により壊滅。惑星にいたほとんどのサイヤ人は絶滅に追い込まれました。

ベジータとターブルの父親は言わずと知れたベジータ王です。戦闘力はもちろんのこと、サイヤ人には珍しい頭脳派であり、惑星ベジータに住むサイヤ人の頂点に立った男です。体格はベジータやターブルよりもがっしりしています。

髪形はベジータそのままの髪形をしており、茶髪の設定となっています。表情や顔もベジータにとても似ています。口ひげを生やしており、勇ましくも冷酷で傲慢な性格はまさにサイヤ人の王。

その傲慢さは破壊神ビルスも「嫌な奴」「サイヤ人で最もむかつくやつ」と語っているシーンがあります。戦闘力においては、幼き日のベジータよりも低いという設定がありました。このことからベジータの将来には強く関心があり、評価していたようです。

その冷酷さは息子たちに対しても変わらず、ベジータと違い、戦闘に向かない柔和なターブルに対しては冷遇していたようです。ターブルを惑星ベジータから追い出し、辺境の星へ追いやったのも、父ベジータ王本人だとベジータが語っていました。

ターブルとベジータの比較画像を紹介していきます。二人の性格は似ても似つかないですが、さすが兄弟。容姿はそっくりです。ベジータとターブルの身体特徴や見た目などの解説をしつつ画像を掲載していきます。

ターブルの恰好は昔のベジータと同じ戦闘服を着ています。他のサイヤ人と同じようにしっぽをはやしていますが、ベジータの時のように腰には巻いていません。左目にはスカウターを装着しています。一番初期の時のベジータと全く同じような背格好です。

体格はベジータに比べて小柄です。ベジータもあまり身長は高いほうではなく、身長164ｃｍの56ｋｇ。画像のようにしっかりと筋肉のついてがっちり体系ではありますが、数値だけ見ればあまり大きながタイではありません。

表情もベジータのように険しくありません。画像では前髪の一部を垂らしており、ところどころ違いが見えます。正反対の柔和な性格を全体的な雰囲気がよく表しています。

カードゲーム等には登場しており、一応戦闘民族サイヤ人としての活躍が垣間見えることがあります。アニメでは弱弱しい青年でしたが、ゲームでの戦闘シーンはとてもかっこいいです。

ベジータがフリーザの下で戦っていたときの画像です。服装はターブルと変わりありませんが、その表情は極悪人そのものでした。今の素敵なパパの表情とは大違いです。

ベジータのスカウターはピンクです。現在は使用しておらず、こちらの画像は昔のベジータです。スカウターを装着した懐かしいベジータです。

ドラゴンボールの初期ではかなりの頻度で出ていたスカウターです。ターブルのエメラルド・グリーンのスカウターは悟空に対し使用した際に、壊れてしまいました。相手の力量を測定・数値としてあらわす機械です。

フリーザ一味の戦士たちや、多くのサイヤ人たちが所持していました。古いタイプと新しいタイプがあり、古いものは限界値を越えると画像のフリーザのスカウターのように勢いよく壊れてしまいます。

ドラゴンボールのおもちゃの中でも、サイヤ人になりきるための定番の商品となっており、非常に人気です。子供たちだけでもドラゴンボール世代の大人たちからも熱い視線を受けています。

サイヤ人たちの多くは野菜に由来した名前が多いです。例えば悟空の本名カカロットはキャロット、その兄ラディッツはラディッシュです。強力な戦闘民族でありながら名前はとてもヘルシーです。

ここ数年以内に登場した新しいキャラクター・ブロリーもブロッコリーが由来の名前です。ブロッコリーのようにかわいいイメージではなく、画像のように強靭な見た目をしたキャラクターです。

ベジータとターブルの名前の由来も同じように野菜を由来しているといわれています。ベジータとターブルを合わせると野菜の英語、ベジタブルとなる説が有力視されています。またドラゴンボールのその他のキャラクターの多くは物や料理・食材の名前からきていることが多いです。

特別版アニメのオリジナルキャラクター・ターブルは、兄ベジータと真逆の性格でした。サイヤ人の気質である横暴で、乱暴・好戦的な性格とはかなりかけ離れた人物だということがわかっています。

ターブルが登場したアニメはイベントで放映された特別篇であり、DVDの入手は視聴することは困難です。もしかしたら、中古で手に入るかもしれないとの口コミもありますので機会があれば、ベジータと弟ターブルの違いに注目しながら見るのといいでしょう。

通常放映されているアニメでは登場していませんが、ゲームやホビー・カードなどで、ターブルの商品や登場シーンがあります。まだまだ人気があり勢いのあるアニメなので、また特別編でターブルを見ることができるかもしれません。