魔王様、リトライ！のアニメをネタバレ！漫画版や原作WEB小説も紹介

それではまず初めに、魔王様、リトライ！の原作小説とアニメの作品情報についてネタバレ紹介します。2019年にアニメ化された魔王様、リトライ！の原作となったのは2016年の10月からWEB小説サイト｢小説家になろう｣で連載が開始した神崎黒音のライトノベル作品です。小説魔王様、リトライ！は2016年に｢小説家になろう｣で連載が開始した後、2017年の6月に書籍化され、同年の2017年の10月に漫画化されました。

そんな小説魔王様、リトライ！は異世界に魔王として転生した主人公がヒロインと共に旅をするといった｢転生もの｣作品の王道ともいえる作品となっており、近年｢転生もの｣が大流行していることから魔王様、リトライ！はシリーズの累計発行部数が20万部を突破するほどの高い人気を獲得しています。しかし魔王様、リトライ！は高い人気を博しているにも関わらず、2019年に原作小説が打ち切りとなり、ファンの間で物議を醸しました。

上述でご紹介した通り、小説魔王様、リトライ！は累計発行部数が20万部を超える人気を博していることから2019年の7月に全国でアニメ化されることになりました。アニメ化された魔王様、リトライ！は合計12話構成の1クール作品となっており、同年の2019年の9月まで放送されました。アニメ化されたことで知名度を広げた魔王様、リトライ！は一躍大人気メディアコンテンツとなり、2020年3月現在も非常に高い人気を博してます。

この人気によって魔王様、リトライ！は新規のファンを2020年3月現在も増やし続けており、アニメや漫画のあらすじが気になるといった声が多数浮上しています。本記事ではそういった方に向けて、魔王様、リトライ！のアニメや漫画のあらすじネタバレや原作小説のネタバレ情報についてまとめてご紹介していきます。またそれに併せて原作小説の打ち切りの真相や登場人物のネタバレ情報などもご紹介します。

では打ち切りとなった原作小説の情報や漫画のあらすじネタバレをご紹介する前に、アニメ版魔王様、リトライ！の内容についてネタバレ紹介していきます。2019年の7月にアニメ化された魔王様、リトライ！は上述でご紹介した通り、合計12話構成の1クールアニメです。そのためアニメ魔王様、リトライ！は原作の全てを描いておらず、書籍化されている小説の第3巻までのあらすじが主な内容となっています。

またアニメ魔王様、リトライ！は原作WEB小説でいうと1章から5章までの内容となっており、漫画版はアニメの内容に追いついていません。結果的にアニメ魔王様、リトライ！は完全に完結した状態で最終回を迎えておらず、多くのファンからは2期を製作して欲しいといった声が多数ネット上に寄せられています。2020年3月現在も魔王様、リトライ！は非常に高く支持され続けているので、今後アニメ2期が制作されるかもしれません。

次にアニメ魔王様、リトライ！の最終回までのあらすじについて見ていきましょう。ある日、主人公大野晶が作った｢INFINTY GAME｣はサービス終了を迎え、大野晶は最後にゲーム内の魔王へ別れの言葉を言い残します。すると次の日大野晶は自信が作ったゲームの魔王である九内伯斗の姿で異世界に転生してしまいます。九内伯斗の姿になった大野晶は転生先である1人の少女と出会い、その少女を襲う悪魔を撃退します。

大野晶が助けた少女はアクという名前であり、村で厄介者にされた挙げ句悪魔の生贄として殺される運命にありました。それを知った大野晶はアクを背負い、一緒に悪魔がいた祠へと足を運びます。そこで大野晶は元の世界に帰る手段を探そうとするものの、祠の像から元の世界に帰ることが出来ないという真実を告げられてしまいます。その後大野晶は像から指輪を貰い、九内伯斗という名前で都とされる｢神都｣にアクと向かうのでした。

｢神都｣という場所は聖女と呼ばれる3人の女性が治める大都市であり、様々な情報が集まっていました。そんな｢神都｣に向かう九内伯斗とアクはその途中で聖女の1人である｢金色のルナ・エレガント｣に襲撃されてしまいます。九内伯斗はその圧倒的な魔王の力でルナを倒し、大量のお金を奪ってヤホーという交易街に到着します。そこで九内伯斗は先ほど倒したルナを仲間にするものの、その裏で悪魔信奉者達が活動を始めます。

悪魔信奉者達は聖女の1人であるキラー・クイーンを襲い、ルナも被害に遭ってしまいます。そこで九内伯斗は管理権限を使ってゲームのキャラクターである霧雨零に変身し、聖女達を救出します。キラー・クイーンは霧雨零となった九内伯斗を龍人と勘違いし、惚れてしまうことになります。その後九内伯斗はアクとルナを連れて｢神都｣に向かう途中でサディストで知られる科学者兼医者の天才桐野悠を眷属として召喚します。

桐野悠の医療技術で傷ついた足が治ったアクは九内伯斗に強い好意を寄せるようになりました。桐野悠が九内伯斗に忠誠を誓った後、ルナが治めるラビ村という場所を訪れます。ここは水で飢えた兎人族の村であり、水を汲み上げる滑車を作ることで九内伯斗はラビ村を救います。その後九内伯斗は悪魔を倒して温泉を作る計画を立案します。するとミカンとユキカゲという2人の冒険者が現れ、九内伯斗のパーティに加わりました。

その後九内伯斗は聖城の前で聖女のホワイトとキラー・クイーン、冒険者のミンクを襲う魔王オルイットを霧雨零の姿で瞬殺します。しかしこの活躍によって異世界では龍人と魔王が君臨したという噂が広がることになってしまいました。悪魔を倒した九内伯斗は聖城の中に入り、聖女であるエンジェル・ホワイトから目的や行動を尋ねられます。すると霧雨零が九内伯斗と見破ったトロンという少女が現れ、新たな仲間となりました。

そして再度ラビ村の温泉作りを再開し、今度は田原勇というゲームのキャラクターを召喚します。その後温泉は完成し、エンジェル・ホワイトがその温泉を訪れます。しかし温泉で九内伯斗は彼女と鉢合わせし、気まずい関係になってしまいます。その中でエンジェル・ホワイトは遠慮しない九内伯斗に頬を赤らめつつ、彼の正体が天使の輪を作る堕天使のルシファーなのではないかと推測するのでした。

その後田村勇に温泉を任せた九内伯斗は弱点を補うアイテムを入手すべく、バーロー共和国に行って監獄迷宮というダンジョンへ潜ることにします。しかしアグレッサーと呼ばれる侵略者達が街を襲撃し、冒険者達は苦戦を強いられます。九内伯斗は最強の力で侵略者達を排除し、迷宮の中で世界を支配する人物の声が聞こえる水晶を発見します。九内伯斗はその水晶に自分と大帝国に不可能は無いと叫び、世界の支配者を挑発するのでした。

ではここからは漫画版魔王様、リトライ！のあらすじをネタバレ紹介していきます。上述でご紹介したアニメのあらすじと同じく、主人公の大野晶は自身が作ったゲーム｢INFINITY GAME｣を終了させ、静かに眠りにつきます。すると大野晶はゲームの魔王である九内伯斗の姿で異世界に転生してしまいます。大野晶は転生先の異世界を満喫する中で悪魔であるグレオールを倒し、この悪魔に追われていたアクという少女と出会います。

そして大野晶は九内伯斗と名乗り、魔王の像の祠から元の世界に戻る方法を調べようとします。しかし元の世界に戻る方法は無く、アクと共に街へ向かうことに。その途中で九内伯斗は聖女の1人であるルナを仲間にし、キャラ変更の力で霧雨零になって悪魔に襲われる聖女のキラー・クイーンを救出します。その後九内伯斗は桐野悠を眷属として召喚し、アクと一緒に情報が集まる都市｢神都｣へと向かいました。

九内伯斗が召喚した桐野悠はサディストでありながらも天才医師であり、動けないアクの足を治療します。しかし召喚術を使う九内伯斗はミカンなどの冒険者に警戒されてしまいます。一方悪魔信奉者であるサタニスト達は裏で行動を始めます。その後兎人族が住むラビ村に着いた九内伯斗は水を汲む滑車を作ることで村の水不足を解決し、兎人族から信頼を集めました。またラビ村の他に聖女の2人も九内伯斗に惚れ込むことになりました。

ラビ村を救った九内伯斗はエビフライ・バタフライという貴族と関係を結びに行くのですが、その一方でサタニストが行動を開始し、｢神都｣が危機に陥ってしまいます。それを知った九内伯斗はサタニストが召喚した悪魔を倒し、霧雨零の姿となって聖女のキラー・クイーンと冒険者のミンクを救出しました。その後｢神都｣を守った活躍により、九内伯斗は城の中で最後の聖女であるエンジェル・ホワイトに謁見することになりました。

第2巻の漫画のあらすじでエンジェル・ホワイトと対面した九内伯斗は言葉巧みに書庫の閲覧許可を貰い、元の世界に戻る情報を探し始めます。しかし情報を得ることが出来ず、更にトロンという少女につきまとわれてしまうことになりました。九内伯斗はトロンを仲間にし、温泉や野戦病院を建ててラビ村の村興しを行ないます。そしてアイテムを売って従業員を雇い、エビフライ・バタフライを客として建てた温泉旅館に招待します。

その後九内伯斗は田原勇を召喚して従業員の教育や温泉の警備を任せることにしました。一方桐野悠はバタフライに同行するサンボの目を治療し、サンボの上司であるアーツに借りが作れたという理由でエビフライ・バタフライから大量のお金を貰いました。更に貴族で知られるエビフライ・バタフライも温泉旅館を大満喫します。それを知った聖女エンジェル・ホワイトは異様な行動を取る九内伯斗に更なる警戒を強めるのでした。

漫画魔王様、リトライ！3巻のあらすじの中で九内伯斗が行なった村興しの結果、ラビ村は大きな病院や温泉街などの収益で一大都市へと成長することになりました。しかし九内伯斗に警戒心を抱いている聖女の1人エンジェル・ホワイトがラビ村に乗り込んで来る事件が発生します。この一大危機に九内伯斗は天使の輪と呼ばれるアイテムを渡すことでエンジェル・ホワイトと和解を果たし、無事一大騒動にならずに解決しました。

漫画魔王様、リトライ！第4巻のあらすじで九内伯斗がエンジェル・ホワイトと和解したことにより、ラビ村は何の心配もいらない平和な場所となりました。これにより九内伯斗は北の国｢バーロー共和国｣へと足を運び、自身の弱点を克服するアイテムを獲得して地盤を固めようと考えます。しかしそこで九内伯斗は異世界と現実世界を結ぶあるアイテムを発見し、異世界を影で支配する何者かの存在を知ることになるのでした。

魔王様、リトライ！はアニメ化によって人気が爆発したものの、その一方で原作WEB小説が打ち切りになったという声が浮上しています。でははたして魔王様、リトライ！の原作WEB小説は本当に打ち切りとなってしまったのでしょうか。魔王様、リトライ！の原作WEB小説はアニメ化によって多くの読者に愛されていたのですが、突然異世界を支配する謎の人物との戦いが始まる直前で打ち切りのような終わり方をしてしまってます。

これには多くのファンから打ち切りになってしまったのではないかといった不安の声がネット上に多数寄せられることになりました。どうやら本当に魔王様、リトライ！の原作WEB小説は打ち切りとなったようで、作者である神崎黒音も打ち切りについてWEB小説サイトで明言しています。なので打ち切りになったという噂は本当であることが分かります。

突然原作WEB小説が打ち切りとなった魔王様、リトライ！しかし魔王様、リトライ！は原作WEB小説が打ち切りになったものの、小説の書籍は刊行が続いています。作者は書籍とWEB小説の乖離が理由で打ち切りにしただけであり、決して魔王様、リトライ！という作品が終わった訳ではありません。2020年3月現在も魔王様、リトライ！の書籍は打ち切りにならずに刊行が続いており、今後も続いていくと予想されます。

では魔王様、リトライ！の打ち切りになった原作WEB小説と刊行が続いている書籍の内容は同じなのでしょうか。どうやら刊行されている3巻までは書籍と原作WEB小説のあらすじに違いが無いそうです。しかし書籍の4巻目から物語は原作WEB小説と大きく変更が加えられており、原作に無いエピソードが描かれています。なので特にこだわりが無い方は2020年3月現在も続いている書籍版を読んだ方がいいでしょう。

ここからは魔王様、リトライの主要キャラクターについてネタバレ紹介していきます。まずご紹介するキャラクターは魔王様、リトライ！の主人公である九内伯斗こと大野晶です。主人公の大野晶は冴えない45歳の男性だったのですが、突然異世界に転生したことでゲームの魔王である九内伯斗に生まれ変わります。九内伯斗は魔王であることから最強の力を持っており、管理者コマンドでまるで神のような能力を発動することが出来ます。

九内伯斗となった大野晶はその最強の力を使って異世界で無双し、元の世界に戻る方法を探しながら魔王として地盤を固めていきます。しかしそう物事は簡単にいかず、アクとの出会いによって様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。そんな主人公の大野晶を演じたのは｢遊戯王シリーズ｣の海馬役や｢テニスの王子様｣の乾貞治役、｢進撃の巨人｣のハンネス役などで知られる日本の男性声優の津田健次郎です。

アクとは魔王様、リトライ！においてメインヒロインにあたるキャラクターです。アクは純粋な性格をしたかわいい僕っ子であり、自身を助けてくれた主人公の九内伯斗と行動を共にしています。残念ながら一般人であることから何の能力も持っていないものの、アクは九内伯斗から寵愛を受けています。そんなアクを演じたのは｢艦隊これくしょん｣の神鷹や｢あにトレ！シリーズ｣の平岡優などを演じている女性声優の高尾奏音です。

ルナ・エレガントとは魔王様、リトライ！においてヒロインの1人にあたるキャラクターです。ルナは聖女の1人に数えられているほどの魔法の使い手であり、三聖女の中で三女の地位にいます。しかし作中でルナは九内伯斗に敗北し、それ以降九内伯斗と共に冒険を行なうようになります。そんなルナを演じたのは｢マギ｣のアラジン役や｢アイカツ！シリーズ｣の音城セイラ役などで知られる女性声優の石原夏織です。

キラー・クイーンとは魔王様、リトライ！においてヒロインの1人にあたるキャラクターです。キラー・クイーンは三聖女の次女であり、聖女でありながら非常に好戦的な性格をしたキャラクターです。作中で霧雨零に救われ、キラー・クイーンは正体が九内伯斗と知らず彼に好意を寄せるようになります。そんなキラー・クイーンを演じたのは｢SAO｣のアスナ役で知られる超人気女性声優の戸松遥です。

エンジェル・ホワイトとは魔王様、リトライ！においてヒロインの1人にあたるキャラクターです。エンジェル・ホワイトは聖光国の政務を取り仕切っている三聖女の長女であり、作中で領地を広げる主人公九内伯斗を危険視しています。そんなエンジェル・ホワイトを演じたのは｢けいおん！｣の平沢唯や｢とあるシリーズ｣の初春飾利、｢めだかボックス｣の黒神めだかなどを演じているベテラン女性声優の豊崎愛生です。

霧雨零とは魔王様、リトライ！において大野晶が所持しているキャラクターです。大野晶が九内伯斗のキャラから変更する霧雨零は拳で戦うことを正義とする非常に硬派な不良であり、相手が悪者であるほど自身の力を強化する能力を持っています。そんな霧雨零を演じたのは｢ナルトシリーズ｣の奈良シカマルや｢MAJOR｣の茂野吾郎、｢弱虫ペダル｣の巻島裕介などで知られる男性声優の森久保祥太郎です。

桐野悠とは魔王様、リトライ！の作中で大野晶こと九内伯斗が召喚した眷属の1人です。桐野悠は天才的な知識と腕を持つ医師兼科学者であり、｢神の手｣と呼ばれる能力でどのような怪我も治すことが出来る能力を持っています。しかし性格はサディストであり、九内伯斗から恐れられています。そんな桐野悠を演じたのは｢魔法先生ネギま！｣の主人公ネギ・スプリングフィールド役で知られている女性声優の佐藤利奈です。

田原勇とは魔王様、リトライ！の作中で九内伯斗が召喚した眷属の1人です。田原勇はどのような仕事でもこなすことが出来る天才の設定が与えられたキャラクターであり、怠惰な性格をしているものの、九内伯斗から一番信頼されています。そんな田原勇を演じたのは｢機動戦士Gガンダム｣のドモン役や｢Fateシリーズ｣のギルガメッシュ役、｢鬼滅の刃｣の不死川実弥役などで知られている超ベテラン男性声優の関智一です。

魔王様、リトライ！に関する感想では魔王様、リトライが面白いといった感想が非常に多く寄せられていました。魔王様、リトライ！は漫画も原作小説も非常に高い評価を得ている｢なろう作品｣であり、その面白い内容からアニメ化によって人気が爆発しました。この面白さから上記の感想にもあるように、魔王様、リトライ！は多くのファンにアニメ2期の制作が期待されています。

魔王様、リトライ！に関する感想ではアニメの作画が気になるといった感想も多く寄せられていました。アニメ魔王様、リトライ！は人気小説を原作にしていることから非常に好評な評価を多数得ているものの、少し作画が残念な作品になってしまっています。作画はどうしてもアニメに必要不可欠な要素となっているので、作画の悪さはアニメ魔王様、リトライ！の唯一の欠点となってしまいました。

魔王様、リトライ！に関する感想では打ち切りに注目する感想も多く見受けられました。本記事でご紹介した通り、魔王様、リトライ！の原作WEB小説は残念ながら打ち切りとなってしまい、2020年3月現在｢小説家になろう｣で連載がされていません。なので、物語の続きが読みたい方は刊行が続いている魔王様、リトライ！の書籍版を購入するしか方法がありません。

本記事では魔王様、リトライ！について漫画やアニメのあらすじや原作WEB小説の打ち切りに関する情報などをまとめてネタバレ紹介しました。魔王様、リトライ！は残念ながら原作WEB小説が打ち切りとなってしまったものの、2020年3月現在も多くのファンから愛され続けています。もし魔王様、リトライ！にご興味がある方は漫画や書籍、アニメのDVDなどで是非一度魔王様、リトライ！をチェックしてみてください。