【ひとりぼっちの○○生活】本庄アルがかわいい！魅力や一里ぼっちとの関係は？

この記事で紹介する本庄アルは、「ひとりぼっちの○○生活」の主人公・一里ぼっちの友人の1人です。本作は、人見知りが激しく人付き合いが苦手な主人公が、クラスメイトたちと友達になっていくというストーリーです。本庄アルは、早い段階で友人となります。

「ひとりぼっちの○○生活」は、「コミック電撃だいおうじ」で連載されている作家・カツヲの4コマ漫画です。2019年4月から6月まで株式会社C2C制作の元、全12話のアニメが放送されました。

人付き合いが苦手な一里ぼっちは、進学する中学が別々になってしまった幼馴染の八原かいから、入学先のクラスメイト全員と友達になるという約束を一方的に取り付けられます。さらに、約束を果たすまでは、絶交すると言い渡されました。ぼっちは、約束を果たしてかいと仲直りするために、日々友達作りに奮闘することになるのでした。

本庄アルは、本作の主人公・一里ぼっちのクラスメイトの1人です。長い茶髪の髪を赤いシュシュでポニーテールにしており、前髪はまっすぐに揃っています。学校ではテニス部に入部していますが、参加しないこともしばしばありました。今までの残念な人というキャラクターを払拭したかった彼女は、中学生で優等生キャラを演じることにします。

一里ぼっちの前の席は砂尾なこ、横の席はソトカ・ラキターですが、本庄アルはみんなと少し席が離れています。そのため、空き時間に4人で話す時は、一里ぼっちの椅子を半分借りて座っています。「まけるなアルかがやけアル」という自身が作った歌があり、本作のOP「ひとりぼっちのモノローグ」のカップリング曲として収録されています。

本庄アルは、今までの人生、残念な人というレッテルを貼られてきたため、そんな自分を変えようと中学デビューすることにしました。完璧な自分になるという目標から、クラスの中心となる委員長の役割を狙っていましたが、叶わず副院長の座に収まります。

ある日、一里ぼっちは砂尾なこの機嫌を損ねてしまい、落ち込んでいました。本庄アルは、そんな一里ぼっちに声をかけ、泣いている彼女にハンカチを差し出して相談に乗ってあげます。なぜ砂尾なこの機嫌を損ねてしまったのかわからないという一里ぼっちの長い話も、きちんと聞いてあげました。

原因が判明した時、素直な気持ちを伝えれば大丈夫と、アドバイスします。優等生キャラを演じているとはいえ、優しさ自体は演技ではなく、一里ぼっちと友達になった後も中々言いたいことが言えない彼女をフォローするなどしています。

本庄アルは、ハンガーをつけたままの服を着用して登校したり、間違えて母親の下着を履いてきてしまったり、シュシュと間違えて手ぬぐいで髪を結んできたりなど、非常におっちょこちょいなところがあります。

本庄アルは、表面上は優等生キャラクターを装っています。文武両道でクラスメイトにも親切に接するため、周囲からも熱い支持を得ています。しかし、実は非常に残念な子であり、持っていた飴をカラスに取られたり、自作の歌詞も残念なものだったり、間違えてランドセルを背負って中学に登校してしまったりなど、その様子がわかるシーンが数多く登場します。

このように、彼女が残念な子であることを知っているのは、一里ぼっち、砂尾なこ、ソトカ・ラキター、倉井佳子くらいで、彼女たちの前では飾らないリラックスした素の自分を出しています。

笑顔で親切な優等生を演じていた本庄アルでしたが、制服にハンガーをつけたまま登校したことで、一里ぼっちと砂尾なこに、実は残念な人とバレてしまいます。落ち込んで校内の鉄棒に座っていた彼女に一里ぼっちは、親切で容姿がかわいいと良いところを挙げて褒めます。砂尾なこも、容姿がかわいいことに同意しました。本庄アルは、2人のかわいいという褒め言葉に顔を赤くしながら、ツンデレな発言をします。

本庄アルは、周囲にバレないように必死に優等生キャラを演じています。残念な自分を周囲に隠したいと思っており、そんな一面を知っている砂尾なこを口止めしたり、「お前」と呼ばれることを嫌がったりなど、非常にプライドが高いことがうかがえます。

副委員長としてクラスメイトのことを気にかけている本庄アルは、人望も厚い人気者です。自分から本庄アルに話しかけようとした一里ぼっちは、彼女が他の生徒たちから次々と隙なく話しかけられていたため、怯んでしまったことがありました。

本庄アルは、ある日間違えてランドセルを背負って登校してしまいます。目立たないために、そして残念と思われないためにも、その日は普段以上に真面目なところを見せようと考えました。授業は積極的に手をあげて教科書を読みますが、間違えて違うページを読んでしまうという失敗をしてしまいます。しかし、その後の数学の授業で見事に正解を答えることができ、ご満悦の様子です。

翌日、本庄アルは、ランドセルに加え、制服も小学生ころのものを着てきてしまいます。流石にうまい言い訳が思いつかなった本庄アルは、着替えに家に一度戻ろうとしますが、そこで友人の花子と鉢合わせてしまいました。花子は、本庄アルの妹なのかと聞きます。別人を装うきっかけができた本庄アルは、妹の本庄ミエルと名乗りました。本庄アルは花子と別れ、今度は砂尾なこと会います。

同じ手を使おうとする本庄アルでしたが、砂尾なこはすぐさま見抜き、大笑いをしました。本庄アルは、砂尾なこに口止めをし、再び家に戻ろうとします。しかし、今度は一里ぼっちとソトカ・ラキターとばったり会ってしまい、またも本庄アルの妹を名乗りました。2人もその言葉をすんなり信じてしまいます。

一里 ぼっちは、姉の本庄アルのことを褒め友達になれてよかったと挨拶をしました。その言葉を聞き、騙したことを後悔した本庄アルは、妹ではなく本人だと白状しました。そして、家に着替えに戻るのを辞め、小学生の格好のまま2人と共に登校することにします。教室の扉を開け、本庄アルの妹の本庄ミエルだと元気よく登場しますが、さすがにクラスメイトたち全員を騙すことはできず、バレてしまいました。

普段あまり笑わない砂尾なこは、大爆笑をし、周囲を驚かせます。本庄アルは砂尾なこを笑わせるためにわざと小学生の格好で登校してきたのだと判断し、クラスメイトたちは、本庄アルへ拍手を送りました。普段の人柄のよさと人望の熱さから、良い方へと勘違いされたようです。問題に直面しても、そこですぐに最前の策を思いつく落ち着きのある性格であることもわかります。

本庄アルは、ツッコミや反撃として頭突きをします。主に気心の知れた砂尾なこに対して頭突きをしており、「お前」と呼ばれた時や、「残念な子」と気にしていることを言ってきた時に炸裂します。さらに、別の人が残念と言った時も、砂尾なこに頭突きを食らわせていました。

極度の人見知りの一里ぼっちは、出来るだけ声をかけられないよう隠れながら登校していました。そんな姿を見ていたクラスメイトのソトカ・ラキターは、正体は忍者なのかと聞きます。一里ぼっちは、忍者ではないと言って、ソトカ・ラキターをがっかりさせてしまいました。けれどなんとかソトカ・ラキターとも友達になりたいと思った一里ぼっちはは、砂尾なこと本庄アルに協力してもらうことにします。

一里ぼっちは、折り紙で作った手裏剣をソトカ・ラキター投げつけます。折り紙の裏側には、友達になってほしいというメッセージが書いてありました。ソトカ・ラキターは、一里ぼっちをやはり忍者なのだと判断し、友達ではなく弟子になりたいと言い出します。一里ぼっちは、ソトカ・ラキターのために忍者について勉強し始めます。本庄アルは、適当に免許皆伝して、師匠と弟子の関係から友達に移行してはどうかとアドバイスしました。

彼女のアドバイス通り、一里ぼっちは忍者の手の組み方を一つ教え、免許皆伝すると言い渡します。しかし、あまりにも短かったため、ソトカ・ラキターは納得しません。もっといろんなことを教わりたいと言う彼女に、一里ぼっちは焦ります。

そこへ、本庄アルが登場し、自分が教えると助け舟を出してくれました。そして、教えてくれた技が、両手の人差し指と中指 、親指を立てて前に出す忍者ビームです。この忍者ビームは、ポーズを同じくして忘れるように呼びかけるビーム、エールを送る頑張れビームが派生技として登場しました。忍者ビームは、ソトカ・ラキターからも残念と評されています。

ある日、本庄アルは、砂尾なこにテニスで勝負を挑みます。そして、勝負に勝った暁には、今後残念な子とみんなの前でバカしないようにという条件を出します。本庄アルはテニス部で、砂尾なこは帰宅部であることから、圧倒的に後者が不利でした。そのため、ハンデとしてサーブ権が砂尾なこに譲渡されます。砂尾なこは上空を指差し、本庄アルの気をそらし、その隙にサーブを打ち込もうとしますが、失敗しました。

砂尾なこは落ちたボールを拾い、まだ後ろを向いている本庄アルの後頭部に投げつけます。現場を見ていなかった本庄アルは、砂尾なこが自分が見ていない隙にサーブを打ったのだと判断します。次に本庄アルがサーブを打つことになりますが、かっこつけた技名を叫びながらも思いっきり空振りしてしまいました。砂尾なこにからかわれると思いきや、彼女はフォローの言葉をかけてくれます。

正式なルールは、2回空振りすることで失点となりますが、本庄アルはハンデとしてこの1回で失点にして構わないと言います。テニスを良く知らない砂尾なこは、サーブ権は実は不利になるものなのではないかと考えます。そして、今後の全てのサーブ権を本庄アルに渡しました。本庄アルは、それは砂尾なこの優しさだととらえます。しかし、テニス部でありながら何度もサーブを失敗し、何度目かでようやくサーブが決まりました。

砂尾なこは、テニス部をサボっていた自分に遠回しにサボるなと言ってくれていたのだと勘違いした本庄アルは、負けを認め感謝します。しかし、砂尾なこにその意図はなく、そんな勘違いをまたも残念と評します。このエピソードで、本庄アルが歌う「まけるなアルかがやけアル」が流れます。自作の歌らしく、その後も時々口ずさんでいました。本楽曲は、OP「ひとりぼっちのモノローグ」のカップリング曲に収録されています。

一里ぼっちは、非常に人見知りで初対面の人と話すのが苦手な女の子です。彼女は一番はじめに、近くの席に座っていた砂尾なこと仲良くなりました。しかし、一里ぼっちが友人との約束を果たすために自分と友達になったと知った時は、怒って口をきいてくれなくなってしまいます。そんな悩みを抱えて落ち込む一里ぼっちに声をかけたのが、本庄アルでした。

一里ぼっちは天然かつ素直な性格で、本庄アルの残念なところも含めて、褒めちぎっており心から尊敬していいるようです。そんな一里ぼっちのことを、彼女自身もかわいいと思っており、衝動的に抱きしめることもしばしばあります。

その後もクラスメイトと友好関係を広げて行こうとする彼女に協力しており、口下手な性格を気遣って言いたいことを代弁してあげたりなど、お互いに良好な友人関係を築いていました。さらに、一里ぼっちの親友・八原かいとメル友であり、時折彼女のことを報告しています。

• 生年月日・1994年10月16日
• 職業・声優、歌手
• 所属事務所・プロ・フィット
• 血液型・B型
• 出生地・愛知県

鬼頭明里の主な出演作に、「タブー・タトゥー」アリヤバータ役、「僕だけがいない街」ヒロミ役、「アリスと蔵六」雛霧よなが役、「ようこそ実力至上主義の教室へ」堀北鈴音役、「徒然チルドレン」飯島香奈役、「ブレンド・S」日向夏帆役、「ラーメン大好き小泉さん」中村美沙役、「グランクレスト戦記」シルーカ・メレテス役、「七星のスバル」碓氷咲月役、「鬼滅の刃」竈門禰豆子役などがあります。

本庄アルの声優・鬼頭明里の演技を評価する感想も多くあります。特に目立ったのが、声もかわいいというものでした。キャラクターの可愛さだけでなく、アニメの声優の演技にもご注目ください。

本庄アルが最初に考案したビームは、ソトカ・ラキターに伝授した忍者ビームでした。しかし、その後も同じポーズで様々な名前のビームを撃っています。アレンジやバリエーションが増えていく彼女のビームが好きといった感想がありました。

優等生を演じているけれどどこか間の抜けたところがあったり、少し不運な境遇や、変わった歌を歌ったりなど残念なキャラクターだけれど、頑張り屋なところが魅力的だ好感がもてるといった感想も、数多くありました。

ここまで「ひとりぼっちの○○生活」の本庄アルの自作の歌、アニメの声優、作中でのかわいい魅力を紹介してきました。今までの残念な評価を払拭したいと、優等生を演じる頑張り屋で、とても親切なキャラクターです。