スティンキー とダーティーとはどんなアニメ?アマゾンオリジナル子供番組の評価は?

2016年9月アマゾン・プライムビデオで配信が開始されたオリジナル子供向けアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」。困りごとを見つけた主人公のスティンキーとダーティーが、試行錯誤しながら問題を解決していきます。これから、「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」のあらすじや印象的なセリフなど作品の内容から観た方の評価までまとめて紹介していきいます。小さなお子さんのいる方はもちろんの事、絵本やアニメファンもぜひご覧ください!

スティンキー とダーティーとはどんなアニメ?アマゾンオリジナル子供番組の評価は?のイメージ

目次

  1. スティンキーとダーティーとはどんなアニメ?
  2. スティンキーとダーティーのセリフ
  3. スティンキーとダーティーの魅力
  4. スティンキーとダーティーの絵本
  5. スティンキーとダーティーに関する感想や評価
  6. スティンキーとダーティーまとめ

スティンキーとダーティーとはどんなアニメ?

スティンキーとダーティーはアマゾンオリジナル子供番組

「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」(原題:The Stinky & Dirty Show)は、2016年9月アマゾン・プライムビデオで配信が開始されたオリジナル子供向けアニメです。

児童文学者ケイト・マクマランによる「I'm Dirty!」を原作としており(イラスト:ジム・マクマラン)、2020年3月現在39話が配信されています。キャラクターやストーリーはもちろん主題歌や挿入歌の歌詞についても高いクオリティが評判になっています。

スティンキーとダーティーは何歳からおすすめ?

主人公のスティンキーとダーティーが、毎回発生する困った問題を知恵を出して解決していく「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」。次のあらすじの項で詳しく説明しますが、登場するキャラクターは、主人公をはじめとした小さなお子様が好きな乗り物ばかりです。

さらに動物が死んでしまうお話を読むことが辛いという優しい性格のケイト・マクマラン作の絵本に基づいているため、子供に見せることのできない過激なシーンや汚い言葉遣いが出てくる心配はありません。

1歳から5歳くらいまでのお子さんが対象と言われていますが、乗り物が出てくることを考えると2~3歳の男の子におすすめできるのではないでしょうか?

スティンキーとダーティーのあらすじ

ここではアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」のあらすじを紹介します。題名からもわかるように、主人公は人間ではありません。ゴミ収集車のスティンキーとショベルカーのダーティーという、ヒーローというイメージからはほど遠い2台の乗り物です。

あらすじのイメージ

あらすじでは頭脳明晰で明るい性格の2人が、困りごとを見つけるたびに試行錯誤しながら問題解決を図るのを主軸としています。難問でも決してあきらめずにチャレンジし、時には他の乗り物に相談して解決にこぎつけます。以上、簡単なあらすじでした。

スティンキーとダーティーのセリフ

セリフ①「そこか!汚くて…」

あらすじ紹介の次は、アマゾンのオリジナルアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」の中からインパクトのあるセリフを厳選して紹介していきます。

はたらくクルマのスティンキーとダーティーでは、毎回最初にスティンキーとダーティーのセリフのやり取りがあります。その時のダーティのセリフ「そこか!汚くて…」。ある時、ゴミ収集中のスティンキーがゴミの海の中に埋もれてしまった時でのことでした。

「そこか!汚くてわからなかったw」

スティンキーを探しているダーティーがやって来て「どこにいるのー?」と叫びます。するとスティンキーはゴミの下からやっとのことで応答しました。それに対してダーティーが放ったのがこのセリフでした。

セリフ②「ぼくはスティンキー!…」

はたらくクルマのスティンキーとダーティーのセリフ紹介、続いては「ぼくはスティンキー!…」です。スティンキーとダーティーには様々な働く乗り物キャラが登場します。ゴミ収集車のスティンキーには無線機が備えられており、他の車と交信しています。初めて話をする相手に向かって言った自己紹介がこのセリフです。

「僕はスティンキー。臭いっていう意味だよ〜」

臭いというイメージ

僕の名前は臭いって意味のスティンキーというセリフを明るく話すスティンキー。名付け親を恨めしく思ったことはないのでしょうか?自分の名前を恥ずかしがることなく、「臭いって意味だよ」とあっけらかんと言ってしまうところに、スティンキーならではの魅力があるのかも知れません。

セリフ③「正直に言いなよ…」

はたらくクルマのスティンキーとダーティーのセリフ紹介、最後は「正直に言いなよ…」です。あらすじの項で触れたように、ゴミ収集車のスティンキーは集めたゴミを運んでいました。ゴミですからカビの生えた食べ物や底に穴の開いたバケツは当たり前、時には船の錨(いかり)まで運ぶこともあります。

様々なゴミを手際よく組み合わせて運ぶスティンキーとダーティーですが、この日は車の横にゴミを落としてしまいます。そのゴミを一瞥したダーティーに対してスティンキーが言ったのがこのセリフでした。

「正直に言いなよ。ゴミだと思ってるんでしょ」

セリフの後節を読むと、ゴミを見ているダーティーに「ゴミだと思ってるんでしょ」とごく当たり前のことを言っているにすぎません。しかし、セリフの前節「正直に言いなよ」はどういうことなのでしょうか?ゴミを拾うのは尊い仕事。でも、「正直言ってゴミだから…」とつい卑下したくなる、人の本音を突いているのかもしれません。

スティンキーとダーティーの魅力

魅力①過激なシーンがない

ここからはアマゾンのオリジナルアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」の魅力について探っていきます。まず、子供向けのアニメですから、何より子供たちに安心して見せられる内容でなければなりません。その点スティンキーとダーティーは最適と言って良いでしょう。過激なシーンや子供に聞かせたくない汚い言葉は一切ありません。

悪役のイメージ

なぜなら子供向けアニメによく登場する悪役がいないからです。多くの子供向けアニメには悪役キャラが登場し、大声を出して汚い言葉で罵ったり意地悪したり、時にはイジメや暴力を振るう事も。学ぶの語源は”真似る”と言われていますが、実際に幼児はよく他人の言葉や行動をマネします。

善悪の判断がまだ十分にできないので、悪い事でもマネしてしまいます。その点、アマゾンのオリジナルアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」は、汚い言葉を使ったり暴力をふるうなど過激なシーンはないのでママやパパも安心して見せられるのではないでしょうか?

魅力②差別やイジメがない

いじめのイメージ

アニメ・はたらくクルマのスティンキーとダーティーの魅力その②は、前項とも関連しますが差別やイジメがないことです。スティンキーはゴミ収集車ですからゴミ特有の臭いにおいがします。ところが、キレイに洗車してもらった時にゴミと共に臭いもしなくなりました。

するとスティンキーは「臭くなりたい」とつぶやいたのです。スティンキーにとってはゴミ収集車である自分が臭いのは当たり前のこと。臭いのは自分の一部であり個性であると捉えているようでした。仲間の乗り物たちから「臭わないからスティンキーだって気付かなかった」と言われて、臭くなりたいと思ったスティンキー。仲間も一緒になって、スティンキーが以前のように臭くなる方法を考えてくれました。

この物語では、見る人に次のような事を訴えかけているのではないでしょうか?まず、スティンキーはゴミ収集という仕事に誇りを持っており、臭いことは当たり前でコンプレックスになっていません。次に、仲間たちもクサい臭いのするスティンキーを差別しません。

そして、臭いのはスティンキーの個性であり、本人も周りもそれを尊重しており敬意さえ感じさせるということです。アニメに限らず見る物から影響を受け、人格形成の過程にいる子供にこそ見せたい作品と言えるのではないでしょうか?

魅力③考えることの大切さ

アニメ・はたらくクルマのスティンキーとダーティーの魅力その③は、子供に考えることの大切さを教えてくれるという点にあります。あらすじで触れた通り、問題が持ち上がると2人はどうしたら解決できるか一生懸命考えます。これはお決まりのパターンで、相手が考えているときにもお決まりのセリフが出てきます。「わかった、考えてるんでしょ?教えて、教えて!」。そして、お互いに考えた案を出し合います。

アニメでは、まず自分たちでどうしたら問題が解決できるか考え、その上で議論をして結論を導き出します。仮に適当な答えが見つからなくても、諦めずにチャレンジ。それでも名案が出ない時には、他の人(乗り物)に相談するという流れです。スティンキーとダーティーの姿は、自分で考えることの大切さや、どうしてもできない場合には誰かに相談してもいいんだという事を子供たちに教えてくれます。

アニメに登場する挿入歌も子供たちのチャレンジする心を後押ししてくれるでしょう。『できるよ!初めての挑戦なら少しづつ、トライ、トライ、トライ。一速、二速、三速と、きっとできるよ!(You Can Do It! So what if it ain’t been done before? Try try try just a little more. First gear, second gear, third gear, four! You can do it!)』

過激なシーンがなく差別やいじめもありません。見ていると優しい気持ちにさせてくれます。さらには、自分で考えて行動する大切さを教えてくれるアニメ・はたらくクルマのスティンキーとダーティー。幼児の情操教育に最適と言えるのではないでしょうか?

スティンキーとダーティーの絵本

絵本「さあ、たべてやる!」の概要

ここで、アマゾンのオリジナルアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」の基になっている絵本を紹介します。絵本の名前は、「さあ、たべてやる!(原題:I Stink!)」。ケイト・マクマランが文章を、ジム・マクマランがイラストを担当しました。(あらすじについてはアニメのあらすじ参照)。

作者のケイト・マクマラン(Kate  Mcmullan)は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス市に育ち、現在はニューヨーク市に住む児童文学者です。大学卒業後、小学校教師や出版社の編集者を経て執筆活動に入りました。既に100冊以上の著作があります。

絵本「さあ、たべてやる!」でイラストを担当しているのは、ケイト・マクマランの夫でイラストレーターのジム・マクマレン(Jim  Mcmullan)。中国山東省の港湾都市である青島(チンタオ)生まれのは、アメリカの美術学校を卒業後、イラストレーターやデザイナー、舞台美術家として幅広く活躍しています。

絵本「さあ、たべてやる!」に関する感想や評価

次に、アニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」の原作となったケイト&ジム・マクマラン夫妻の絵本「さあ、たべてやる!」に関する感想や評価を紹介していきます。

最初に紹介するのは、ゴミがけっこうリアルでわかりやすいとの感想を述べたどこにも属さないさんのツイートからです。幼児向け絵本で大切なのは、まずわかりやすさでしょう。「さあ、たべてやる!」はテーマとなるゴミがリアルに描かれているので、重要なポイントをクリアしているという事になります。

続いて紹介する「さあ、たべてやる!」に関する感想や評価は、幼稚園に通う子供さんが好きな絵本について呟いている方のツイートからです。2冊挙げられた絵本のうち、「さあ、たべてやる!」は知らなかったといいます。

幼児向けの絵本は”リズム”が大事だとした上で、「さあ、たべてやる!」を入手しようとしているようです。はたして「さあ、たべてやる!」はその条件を満たしているのでしょうか?

最後に紹介する絵本「さあ、たべてやる!」に関する感想や評価は、ゴミ回収車の仕事を、回収車の視点で愉快に描いているとする方のツイートからです。

ゴミ回収車のスティンキーが、ゴミをおいしそうに食べていき、ゴミ集積場で排泄をします。そこでゴミについて考える絵本の構成を巧いと評価していました。

スティンキーとダーティーに関する感想や評価

ここまで、アマゾンのオリジナルアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」特集をお届けしてきましたが、最後にスティンキーとダーティーに関する感想や評価をツイッターから紹介します。

「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」に関する感想や評価、最初に紹介するのは、お子さんがハマっているアニメだけど、世界観がよくわからないという方のツイートからです。

「大きくなったらゴミ収集車になりたい」と言う赤ちゃんのような車が成長するのか改造されるのか気になるそうで、大人の合理的な思考からどうしても自由になれないようでした。

続いて紹介するアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」に関する感想や評価は、このアニメが好きだという方のツイートからです。お子さんに観てもらいたいそうなのですが、上の子がゴミとか泥が苦手でで嫌がったといいます。

過激なシーンのないスティンキーとダーティーですが、子供によっては苦手に感じる場合もあるようです。子供は泥んこ遊びが好きだからとか既成概念で決めてかからずに、その子にあった情操教育が必要なのかも知れません。

「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」に関する感想や評価、お終いは、アマゾンがしっかりと創った作品と評価する方のツイートからです。

子供たちが大好きな働く車たちの物語。この記事でも紹介したように、差別なし、いじわるも暴力もなしの世界観なので、子供にも安心して見せられると絶賛しています。

スティンキーとダーティーまとめ

ここまで、アニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」を特集し、アニメの概要やあらすじ紹介、アマゾンオリジナルの子供番組としての評価について、作中の決め言葉などのセリフを交えてお届けしてきました。いかがでしたでしょうか?

まとめのイメージ

安心して子供に見せられる貴重なアニメ「はたらくクルマのスティンキーとダーティー」。特に車好きな男の子にはおススメという評価が多くありました。アマゾンプライム会員であれば無料で視聴することができます。まだ見ていない方は、これを機会に一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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