2018年06月25日公開
2018年06月25日更新
花より男子の花沢類の名言まとめ!牧野つくしはなぜ道明寺司を選んだ?
マーガレットで、1992年から2004年までの8年間にもわたり連載がされていた「花より男子」は、アニメ化だけでなく豪華キャストで実写化されドラマ化と映画化がされました。花より男子のドラマはリターンズまで放送されていて、その後の映画でも2作品公開される程人気があります。その中でも、主役に負けない程人気があったのが小栗旬さん演じる「花沢類」です。この記事は、花より男子の花沢類の名言や牧野との関係などと、話題になった最後の言葉に関しても紹介していきます。
目次
花より男子の花沢類の名言や最後のセリフを紹介!
花より男子に登場する花沢類は、登場キャラクターの中でもとても人気があります。花より男子の次回作である「花のち晴れ」でも登場シーンがあり、10年振りに小栗旬さん演じる「花沢類」を見れた事で当時のファンの間でも再び「花より男子」のコミックスやドラマが人気です。花より男子の人気キャラクター「花沢類」は、ドラマでも原作のコミックスでもたくさんの名言を残していました。
花より男子の花沢類とは?
花より男子とは?
花より男子は、財閥の御曹司や令嬢などのお金持ちが通う学園の英徳学園高校に通っている庶民の「牧野つくし」と学園を牛耳っている「F4」に目を付けられてしまった事からストーリーが始まっていきます。学園を仕切っているF4は、世界的に有名な道明寺グループの「道明寺司」と花沢物産の御曹司の「花沢類」と総合商事の美作商事の「美作あきら」と茶道の家元である西門流の跡取りの「西門総二郎」の4人です。
花より男子の人気キャラクター「花沢類」
花より男子のF4 の一員である「花沢類」は、跡取り息子として幼いころからとても厳しい教育を受けていた事で、人との繋がりを持つ事が苦手な性格です。とても物静かな性格で、バイオリンやTVが好きで芸術などには興味を示しています。他のF4のメンバーとは違って、夜遊びなどは好まずとてもマイペースな性格です。普段は基本的に無表情ですが、笑いだすと止まりません。
花より男子の花沢類は、幼い頃から「藤堂静」の事が好きでした。花沢類は、原作のコミックスとドラマでも静の事を追ってフランスへ旅立ちますが、静とフランスで過ごしていくうちに恋ではなく憧れであったと気づき帰国します。ドラマでは、帰国した花沢類が主人公の「牧野つくし」を好きになり幼なじみの友達である「道明寺司」とライバル同士になってしまいます。
花より男子の花沢類は、物静かで優しい性格なので滅多に怒る事がないですが、道明寺が記憶を無くしてしまった時に司に近づく「海」の事を嫌っていて牧野つくしの為に怒鳴っているシーンがありました。牧野の事を好きだと気づいた花沢類は、積極的にアプローチをしていてファンの間でもきゅんきゅんする方がとても多く人気です。
花より男子の花沢類の名言集
花より男子の花沢類は、TVで放送されたドラマにも映画にもたくさんの名言が登場していて、特に女性の方から人気があります。
「押し付けるのが愛情とは思わない」
この花沢類の名言は、花より男子の「リターンズ」で出てきた言葉です。牧野つくしは、道明寺司の事が大好きですがさよならを繰り返したくないという思いから、最後の別れを告げようと決心していました。一方道明寺も気持ちがすれ違い牧野が自分の事を好きではないのなら仕方がないと花沢類に言いますが、花沢類は「押し付けるのが愛情とは思わない」と言います。道明寺は、類の言葉で逆に勇気が湧き牧野の元へ走って行きました。
「どっかで泣いてる気がして心配で」
花より男子のストーリーの名言で、仲良く終わった最後とは一変し牧野つくしは道明寺司に会いに行くためNYへと一人で旅立ちました。牧野つくしは、必死に知っているカタコトの英語で話しながら道明寺司を探しますが、途中で知らない人に囲まれてしまいます。囲まれお金などを奪われそうになり「道明寺」と助けを呼びましたが、現れたのは花沢類でした。泣く牧野を見て花沢類は「どっかで泣いてる気がして心配で」と言います。
「やっぱり俺、牧野のこと好きなのかな」
花より男子のリターンズで、牧野つくしがNYへ道明寺司を追いかけて行った時の花沢類の名言で「牧野がニューヨークへ行った時総二郎とあきらと、今頃牧野ニューヨークでずっこけてんじャねぇのぉーって笑ってたんだけどさ、気が付いたらニューヨークで牧野の前に立ってる自分がいた。やっぱり俺、牧野のこと好きなのかな。」と言っています。牧野つくしの事を好きだという気持ちに花沢類が自覚していくシーンになっていました。
「二人ともおめでとう。やっぱり目の前でおめでとうって言いたかったからさ」
花より男子の最後の作品である劇場版「ファイナル」での花沢類の名言です。牧野つくしと道明寺司は、最後の試練を乗り越え無事に結婚式を挙げる事になりました。神父として登場したのは、なんと花沢類だったのです。花沢類は「2人の誓いは、俺がちゃんと聞くべきじゃないかなと思ってさ。2人ともおめでとう。やっぱり目の前でおめでとうって言いたかったからさ」と言いました。
花沢類は、牧野つくしのピンチをいつも救い道明寺司の為にも身を引く事を決心しましたが、2人の大事な結婚式に出席しました。他のメンバーよりも、花沢類が1番近いところで2人を見ていたからこそとても重みのある名言になっています。最後で2人は、花沢類の前でしっかりと誓いの言葉を言い合いました。
「オレ、本気で好きになった人とは結ばれない運命みたい」
花より男子のリターンズで、牧野つくしは花沢類の気持ちに応える事ができないと告げます。ですが、花沢類は「諦めない」ときっぱりと答え、道明寺司ではなく「牧野を幸せにできるのは、俺だと思うよ」と伝えました。諦めるつもりのない花沢類でしたが、道明寺司が花沢類の目の前で土下座をし「類!牧野のことは諦めてくれ!」と頼みます。
その出来事を、総二郎とあきらに話していた花沢類が「俺さぁ、本当に好きになった人とは絶対に上手くいかないみたい」と切ない笑顔で話していました。
「振り向けなかった、たぶん今俺あの時と同じカオしてる」
花より男子のリターンズで、牧野つくしは無事に道明寺司と気持ちが通じ合います。花沢類と思い出のある非常階段で牧野つくしは花沢類に報告をしました。牧野つくしは、花沢類に「あたしが花沢類を好きだって知ってた?」と言い、花沢類は後ろを向いたままピースをして「もちろん」と答えます。
牧野つくしをピースで送り出した花沢類でしたが、この時一人で「後ろ向きにVサイン出したけど、振り向けなかったたぶん今俺、あの時と同じ表情してる」と呟いていました。この時の切ない表情と名言に、胸打たれた女性ファンが多かったです。
「牧野に何した?はこっちのセリフだよ!」
花より男子リターンズで、牧野つくしは過労で倒れてしまい病院にいました。牧野つくしが倒れた事を知ってお見舞いに飛んで来た道明寺司でしたが、牧野つくしは花沢類からキスされた事を道明寺司が知っていでるか心配で「いつ来たの?」と尋ねます。道明寺司は、牧野つくしの様子がおかしい事に気づき何があったか聞き出しました。牧野つくしと花沢類がキスした事を知り、嫉妬と動揺で気が動転します。
道明寺は取り乱し、花沢類に詰め寄り「病院で牧野に何した?」と聞きますが、花沢類は「キスしたこと怒ってるの?」と言われ殴りかかります。ですが、花沢類に逆に殴りつけられ「牧野に何した?はこっちのセリフだ!」と道明寺に花沢類は激怒しました。
「なんでさ、俺がピンチの時の花沢類か知ってる?」
花より男子のリターンズで、過労で倒れた牧野つくしの側にいたのは「道明寺司」ではなく「花沢類」でした。目が覚めた牧野つくしに花沢類が、進級試験を遅らせてもらえるように頼んだから大丈夫だと伝えます。牧野は「また助けられちゃったな。ピンチの時の花沢類に」と言います。それを聞いた花沢類は牧野つくしに「なんでさ、俺がピンチの時の花沢類か知ってる?」と聞きました。
牧野つくしは、解からず「なんで?」と聞き返すと「牧野のこと、好きだからかも」と言われました。とても積極的にアプローチしている姿に、女性ファンは胸打たれたシーンになっています。
「いつだってどこにだって行くよ」
花より男子のリターンズで、牧野つくしは花沢類の気持ち応える事ができないと気づき呼び出します。連絡をくれて嬉しいと言っている花沢類に、牧野つくしは「明日ね、時間あるかな?」と言いました。花沢類は「今の俺はさ、牧野に呼び出されたらいつだってどこにだって行くよ」と言います。花沢類は、牧野に話があると言われ複雑な表情を浮かべていました。
「思い出した?成田で俺に言ったこと」
花より男子の最終話で、道明寺司は牧野つくしに黙ってニューヨークへ旅立とうとします。諦めようとしていた牧野に向かって花沢類は「追いかけなよ。好きならどこまでも追いかけて行けばいいじゃない。陰から覗いててそれで満足なの?あんたそれでも男なの!?思い出した?成田で俺に言ったこと。最後に自分の気持ち、ちゃんと伝えたら?」とかつて言われた言葉を言い牧野つくしを送り出しました。
花より男子の花沢類の名言キスシーンがきゅんきゅん!
花より男子の第3話
出典: http://mixi.jp
花より男子で、牧野つくしは花沢類に初恋をしていました。ですが、幼なじみである藤堂静のポスターにキスをしている所を見てしまいます。牧野つくしは自分の気持ちを伝えずに、花沢類エールを送りました。藤堂静を追いかけて旅立つ花沢類を見送る牧野つくしのおでこに、花沢類は優しくキスをします。
花より男子2の第4話
花より男子のリターンズで、牧野つくしが過労で倒れてしまいます。牧野の家族は、つくしが倒れたと聞き駆け付けた花沢類の事をとても歓迎しました。道明寺司は、牧野つくしが倒れたと聞き急いで病院へ向かいましたが、先に来ていた花沢類と牧野の家族の会話を聞きその場を後にしています。目が覚めた牧野つくしに、告白をしした花沢類はキスをしてしまいました。牧野は、驚いていましたが花沢類は「したかった」と言います。
花より男子の牧野が花沢類を選ばなかったのはなぜ?
花より男子のヒロインである牧野つくしは、最後は道明寺司と結ばれましたが、初めは非常階段で会った花沢類に惹かれていました。赤札のターゲットとなった牧野つくしは、非常階段に逃げ込み怒りを叫んでいるのを花沢類に見られてしまいます。花沢類は、初め牧野つくしの事をうっとうしいと思っていました。ですが、後押しされたり一緒に過ごす事で、徐々に牧野つくしの事を自分でも気づかない間に好きになっていったのです。
花沢類が牧野つくしを諦めた理由
花より男子の花沢類は、牧野つくしの事を好きだと自覚した後に幼なじみの友達である道明寺司に「牧野の事諦めないから」と言っていました。道明寺司は、動揺し「冗談だろ類?」と聞きましたが、花沢類はきっぱりと「本気だよ」と伝えています。藤堂静の時とは違って、積極的にアプローチしていて牧野つくしが泣いている時や辛い時やピンチの時に駆け付ける事が多かったのは、花沢類でした。
花より男子の「リターンズ」で花沢類は、積極的にアプローチをしたり牧野つくしをピンチから救い出していましたが、牧野つくしにはっきりと「道明寺が好き」だと言われてしまいます。その後も花沢類の元へ道明寺司が現れ、花沢類に向かって「頼む、牧野を諦めてくれ」と土下座をしました。プライドが高く、人に頭を下げ得る事がない道明寺司が頭を下げた事がきっかけで花沢類は、牧野つくしを諦めます。
作者も迷っていた!
実は、花より男子の作者の「神尾洋子」さん自身も、牧野つくしと花沢類をくっつけるか迷っていたというコメントを発表していました。NYでのストーリーで、花沢類とくっつけようと思っていたらしいのですが、やはり道明寺司のキャラクターが強く作者の中で花沢類は勝てなかったようです。
花より男子の作者は、このコメントと一緒に「花沢類」のような現実離れしたキャラクターも、道明寺司のような個性の塊みたいなキャラクターも、もう書く事ができないかもしれないと単行本の37巻で明かしていました。
花より男子の花沢類が最後に言ったセリフとは?
「花に嵐の例えもある。さよならだけが人生だ」
花より男子の花沢類が最後に言っていた「花に嵐の例えもある。さよならだけが人生だ」という言葉は、元々中国の「于武陵」という詩人が遺した有名な名言です。元の言葉は「花発多風雨人生足別離」で日本語に「井伏鱒二」さんが日本語に訳したのが「この盃を受けてくれ、どうぞ並々つがしておくれ。花に嵐の例えもあるさよならだけが人生だ」と独自の解釈で和訳した言葉が有名になっています。
この名言は、人それぞれに色々な和訳や解釈があります。「さよならだけが人生だ」と終わりにある事で、寂しく悲しい文章に解釈される場合もありますが、最初にあるように「この盃を受けてくれ」という分を入れて読むと後悔しないように出会いを大切にしているような解釈になりやすいです。美しい花も嵐が来れば散ってしまい、人生にさよならは付きものなので今日を楽しもうと出会いを大事にするという意味になっています。
花沢類の心境は?
花より男子の映画「ファイナル」で花沢類が言っていた最後のこの発言は、どういった感情で言ったのか気になっているファンの方が大勢いました。花沢類は、決してネガティブな気持ちで最後にこの言葉を発した訳ではなく、前向きに頑張ろうと思っての発言だとされています。この最後のセリフは、台本にはなく花沢類役を演じた小栗旬さんのアドリブだったと言われいました。
花より男子の花沢類の名セリフを原作でもチェックしよう!
花より男子の花沢類の名言を紹介していきました。花より男子は、完結していますが「花のち晴れ」という作品で、道明寺や花沢類を見る事ができます。次回作の花のち晴れは、ドラマ化もされていて道明寺や花沢類が登場しファンの間でも話題になりました。花より男子は、漫画でもたくさん名言が登場するので花沢類だけでなく、道明寺や牧野など他のキャラクターの名言も原作でチェックしてみてください!