2020年03月17日公開
2022年11月09日更新
【ナルト】君麻呂は音の五人衆のリーダー!強さや血継限界・屍骨脈を考察
大人気の忍術格闘アニメ「ナルト」は今や忍者の概念を覆す程で、日本だけでなく世界でも人気が高い作品です。当記事では、「ナルト」に登場する「君麻呂」について紹介していきます。「君麻呂」は音の五人衆のリーダーであり戦闘民族「かぐや」族の生き残りとして登場した強敵です。「君麻呂」といえば「大蛇丸」が深く関係しています。「大蛇丸」との関係や「君麻呂」の秘められた過去や「君麻呂」の強さや血継限界・屍骨脈を考察し強さの秘密に迫ります。さらに「君麻呂」を演じた声優や「君麻呂」の最後、評価や感想までを紹介します。
ナルトの君麻呂は音の五人衆のリーダー
「ナルト」に登場する「君麻呂」は音の五人衆のリーダーであり「かぐや」族のたった1人の生き残りでもあります。音の五人衆の中でも強さは最強で同じメンバーからも恐れられています。「大蛇丸」に拾われた過去を持つ事で「大蛇丸」崇拝し「大蛇丸」の為に生きているといっても過言ではないといえます。
ナルトの作品情報
「NARUTOナルト」は、原作、岸本斉史さんによる漫画作品です。1999年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されていました。全700話あり、単行本は全72巻と外伝1巻があります。2002年から「NARUTOナルト」としてテレビアニメ化開始され、2007年まで放送されました。
「ナルト」は劇場版も3作公開されています。2007年からは「NARUTOナルト疾風伝」として2017年まで放送されていました。舞台や、テレビアニメ、劇場版、ゲームに歌舞伎までもが公開される程の日本を代表するアニメでもあります。
ナルトの概要
「ナルト」は忍者同士が忍術や体術、幻術、そして仙術までを使った戦いを繰り広げるバトルアクション漫画です。 世界各地の民話や伝承などを巧みにミックスさせた独特の世界観で、忍術の起源や歴史を含めたストーリー展開となっています。
その人気は連載当初から順調に伸び始め国民的アニメとして知られるようになりました。2002年からテレビアニメ化され、2012年アニメ放送10年を越え、21世紀に入り初めて10年以上続いたアニメで作品でもあります。
海外でも人気が高く「ドラゴンボール」に継ぐ作品とまでいわれています。アニメは80ヵ国以上で放送されています。「ナルト」は2006年の「ニューズウィーク日本版」「世界が尊敬する日本人100」にて唯一選出されています。国内での単行本の累計発行部数は1億5,300万部を超える大人気の作品です。2019年に46以上の国と地域で発売され、累計発行部数は9,700万部を突破しています。
シリーズ累計発行部数は全世界2億5000万部を超えており日本が誇る大人気作品です。テレビゲームの「ナルティメットシリーズ」は、世界で累計2,000万本出荷され「ナルティメットストームシリーズ」は全世界で1,000万本出荷という偉業を果たします。2014年に連載が終了し700話をもって完結しました。
ナルトのあらすじ
「ナルト」のあらすじを紹介していきます。「ナルト」は主人公である「うずまきなると」が 仲間達の「友情」や「裏切り」と「復讐」そして「師弟」との関係さらには「家族愛」までもが描かれており、「ナルト」が火影になるまでの成長していく姿を描いた漫画です。
君麻呂のプロフィール
「ナルト」に登場する「君麻呂」のプロフィールを紹介していきます。「君麻呂」の年齢は15歳、身長は165cm。音の五人衆リーダーです。五人衆の中でも強さは桁違いに強い事から他のメンバーからも恐れられた存在でした。
霧隠れの里に戦いを挑み滅亡した戦闘民族「かぐや」族のたった1人の生き残りとしての過去を持っています。骨を自在に操る血継限界・屍骨脈の能力を持っており、骨を利用した技で戦い、尻尾まで生えます。そして、伝説的存在であった「大筒木カグヤ」の血筋を持っていました。
君麻呂の過去
「ナルト」に登場する「君麻呂」の過去についてですが、「君麻呂」は「かぐや」一族の最後の生き残りである事が挙げられます。「かぐや」族は過去に霧隠れの里と戦い滅亡しています。「君麻呂」は「かぐや」族滅亡の際に「大蛇丸」に救い出された過去があります。
「君麻呂」の強さは同じ「かぐや」一族の中でも驚異とされ皆からも恐れられていました。その為、戦闘時以外は隔離され1人牢屋に監禁されていた過去を持っています。 アニメ版では里を抜けた直後の「白」や「桃地再不斬」と出会った過去も持っています。
君麻呂と大蛇丸の関係
続いて「ナルト」に登場する「君麻呂」と「大蛇丸」の関係についてですが、「君麻呂」と「大蛇丸」が初めて出会ったのは「かぐや」族が滅んだ日まで遡ります。幼かった「君麻呂」は、一族が滅亡してしまい路頭に迷っていたところを「大蛇丸」に救い出された過去を持っています。この時から「君麻呂」と「大蛇丸」の関係は始まります。
大蛇丸に拾われた後は、大蛇丸を崇拝し、大蛇丸の役に立つ事だけを生きる目的とするようになりました。自分の命が大蛇丸の為にあると発言し、大蛇丸の器となる事を知ったうえで嫌がる素振りも見せず大蛇丸の役に立てることだけを喜びとしていました。 我愛羅が大蛇丸の洗脳という言葉に激昂し、大蛇丸を自身の真の理解者であると言い放ちました。
そして、大蛇丸の心の中で永劫留まるものだと信じていました。それだけに病で倒れてしまった自分は大蛇丸の役に立てない人間になってしまったと感じ嘆ていました。しかし、実際は「君麻呂」なんてどうでもいいと切り捨てられています。
君麻呂の最後
「ナルト」に登場する「君麻呂」の最後について、かぐや族のたった1人の生き残りで幼くしてとてつもない強さを持っていた「君麻呂」にも最後が訪れます。「サスケ」が復活した後、足止めする為に現れた「ロック・リー」との戦闘。
お薬を飲む時間を与えるなど余裕を見せる強さでしたが、間違って酒を飲んでしまった「ロック・リー」の変則的な動きにやや苦戦させられます。酔いが覚めた「ロック・リー」の最後の切り札の表蓮華を仕掛けようと試みますが、病み上がりで万全でなかったこともあり、表蓮華は失敗に終わりました。
「君麻呂」がロック・リーに止めを刺そうとしますが、そこへ砂隠れの「我愛羅」が現れます。 脅威的な強さを持つ「我愛羅」の必殺技「砂瀑葬送」を骨で耐え抜きます。さらに「我愛羅」の「再硬絶対防御・守鶴の盾」さえも破壊する程の攻撃を放ちますがわずかに及ばず、「我愛羅」による砂で生き埋めにされてしまいました。
「君麻呂」の最後だと「我愛羅」と「ロック・リー」が思い込んでいました。しかし、そこから這い出し、「我愛羅」と「ロック・リー」に止めの一撃を放とうとしましたが、そこで「君麻呂」の寿命は尽き最後を迎えました。
ナルトの君麻呂の強さや血継限界・屍骨脈
「ナルト」に登場する「君麻呂」の強さについてを考察していきます。「君麻呂」の強さといえば血継限界・屍骨脈の能力があります。血継限界・屍骨脈について考察し、「かぐや」族の強さに迫ります。
君麻呂の強さ①かぐや一族最後の一人
「ナルト」に登場する「君麻呂」の強さについてですが、まず「かぐや」一族最後の一人ということが挙げられます。「かぐや」一族は霧隠の里と戦い滅亡していますが、「君麻呂」が最後の「かぐや」族です。「君麻呂」は「かぐや」族の中でも驚異とされ隔離される程の強さを持っていました。そして伝説的存在であった「大筒木カグヤ」の血筋を持つ事からその強さは本物のであると推測出来ます。
君麻呂の強さ②血継限界・屍骨脈
続いて「ナルト」に登場する「君麻呂」の強さには血継限界・屍骨脈という技が関係しています。「かぐや」一族の血継限界の強さは骨芽細胞や破骨細胞を自在に操る事ができ、カルシウム濃度さえもコントロールし骨を自在に形成する事ができる能力です。この骨は最高密度で鋼のごとく硬く出来ており、骨を体内に形成することで鎧に変化させる事も出来ます。また、自在に形成した骨を体外から抜き出して武器として使用することも可能です。
人体には約200本の骨があるとされていますが、骨を自由に形成し分解できる「かぐや」一族には数など関係なく自在に移動できる骨が鋼の強度を持っている事などから倒す事は容易ではないと推測出来ます。
ナルトの君麻呂の名言集
「ナルト」に登場する「君麻呂」は悲しい過去を持ち孤独と戦い間違った形で「大蛇丸」を崇拝していました。病に侵されながら戦いの中で最後を迎えました。そんな「君麻呂」の名言集を紹介していきます。
君麻呂の名言①「さてどんな風に殺そう…」
「ナルト」に登場する「君麻呂」の名言集に「さてどんな風に殺そう」という名言があります。この名言は「多由也」の足止めを突破してきた「ナルト」に放った言葉ではなく、「ナルト」1人の足止めも満足にできない「多由也」に向けての発言です。「多由也」は病に侵されていた「君麻呂」を心配していたのですが、「君麻呂」には何も響いておらず「大蛇丸」を崇拝しすぎた為に出た発言と捉える事が出来ます。
君麻呂の名言②「ただの骨ではない…」
「ナルト」に登場する「君麻呂」の名言集に「ただの骨ではない」という名言があります。この名言は「君麻呂」が持つ血継限界・屍骨脈の能力の事で、肩を自在に操り体内にから骨が外に出てきて、「君麻呂」は骨の掴み全て抜いて見せます。その骨は普通の骨ではなく刀のように先端が尖っており、鋼の如く硬い骨でした。「君麻呂」自身が鋼の如く硬いと自負した名言です。
ナルトの君麻呂の声優
「ナルト」に登場する「君麻呂」の声優についてですが、「君麻呂」の冷血感がある落ち着いた声の持ち主は「森川智之」さんでした。ここでは「君麻呂」の声優である「森川智之」さんを紹介していきます。
森川智之のプロフィール
「君麻呂」の声優は「森川智之」さんです。「森川智之」さんのプロフィールを紹介していきます。「君麻呂」の声優である「森川智之」さんは東京都出身1967年生まれの声優でナレーターであり歌手活動もされています。
幼少時は虚弱体質でしたが、中学時代には水泳部に所属し、自分の小遣いで、トレーニングジムに通い強い身体を手に入れます。高校時代は、アメリカンフットボール部に所属しており、体育教師になるのが夢でした。しかし、練習中に首を骨折する大怪我を負ってしまいアメリカンフットボールを退部し夢を断念してしまいます。
何かスポーツに携われないかと思案していたところ、声が大きかった事もあり、スポーツの実況アナウンサーになるのを決意します。しかし、パンフレットを見てみると声優科が楽しそうであった為、声優に転向します。勝田声優学院で学び講師を任されていました。その後は多忙になるまでの約5年間講師を続けていました。「関智一」や「小西克幸」や「平川大輔」は教え子です。
その後も講師とし教壇に立っています。2011年4月1日、アーツビジョンを退所します。「福山潤」と共に「アクセルワン」を設立します。 2015年第9回声優アワードで助演男優賞を受賞され、2019年には第13回で外国映画ドラマ賞を受賞されています。
森川智之の主な出演作品
「君麻呂」声優である「森川智之」さんの主な出演作品について紹介していきます。「森川智之」の声優デビューは外国人向け日本語教材のナレーションでした。テレビアニメでの初めて名前を貰った役は「ダッシュ!四駆郎」の加藤隼役です。
洋画吹き替えでの最初の役は1991年の「パイレーツこの恋火気厳禁」の「ケヴィン・ベーコン」その後は「FINALFANTASYVII」のセフィロス役や「SLAM DUNK」の水戸洋平役や「ONEPIECE」悪役の神「エネル」を演じた事でも知られています。
洋画では2003年「ラストサムライ」以降はトム・クルーズ本に認められトム・クルーズを専属で担当されています。また、BL作品に数多く出演しており「BL界の帝王」としても有名です。2016年には「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役を引き継いでいます。
ナルトの君麻呂に関する感想や評価
「ナルト」に登場する「君麻呂」は敵のキャラクターでしたが人気も高く評価が高いキャラクターでもあります。そんな「君麻呂」に関する感想や評価をまとめました。早速見ていきましょう。
最近ナルトを読み返してるんだけどガイ先生がマジでかっこいい
— あかなお (@akanao0709) November 14, 2019
小学生の頃は九尾モードのナルトとか状態2のサスケ 君麻呂がかっけえって思ってたけど、今はガイ先生とか再不斬、シカマル辺りがかっけえわ
「ナルト」に登場する「君麻呂」はカッコイイと評価が高く「ナルト」連載終了後も再び読み返し「君麻呂」の良さを実感したという感想も多くありました。そして「ナルト」の面白さも再認識できたという声も多く評価の高い漫画と言う事がわかりました。
ナルト、サスケ奪還編も佳境になって参りました。ついに砂のみなさん到着して一瞬で片がつきました。リーの登場シーンかっこよすぎ。てかこの辺の君麻呂くんとのバトル見応えあってめっちゃ好き。体術カッコいい。
— あめこ (@harehareameko) February 20, 2020
「ナルト」に登場する「君麻呂」の感想や評価について、「君麻呂」が「ロック・リー」と対戦したシーンが印象深く特に体術でバトルするシーンは見ごたえがあり、さらに「君麻呂」のファンになったという感想も多くありました。
ナルトの君麻呂めっちゃカッコイイ...しかも可哀想...
— 🪁しおはる🐞 (@sioharu5788) February 2, 2020
なんにも悪くないよ...
「ナルト」に登場する「君麻呂」の感想や評価について、「君麻呂」がカッコイイという感想が圧倒的に多くありました。そして、「君麻呂」の悲しい過去や生き様に共感する方も多く感動させられたいう感想も多くありました。
ナルトの君麻呂についてまとめ
「ナルト」に登場する「君麻呂」についてのまとめ、「君麻呂」は登場した時点では圧倒的な強さを持っていました。「ナルト」でさえ手も足も出ない程の強さでした。しかし、「君麻呂」が抱え込んだ「孤独」は「ナルト」と共通するものがあり、信じた忍道の違いで悲しい結末を迎える事になります。「ナルト」連載終了後も敵でありながら根強い人気を誇る「君麻呂」はなくてはならない存在だという事が分かりました。