かんなぎが完結!ナギと仁の恋の行方は?12巻の内容・最終回の感想まとめ

かんなぎは、ヒロインがとても可愛いと話題を集めたラブコメ漫画です。作者療養のために一旦連載を休止していたかんなぎですが、単行本12巻で無事に完結しています。ここでは、完結したかんなぎの12巻の最終回についての感想をまとめていきます。完結巻・かんなぎ12巻で描かれた、感動のラストや、ナギと仁の恋の行方などを紹介し、かんなぎ12巻を読了したファンの感想も詳しくまとめて紹介します。

かんなぎが完結!ナギと仁の恋の行方は?12巻の内容・最終回の感想まとめのイメージ

目次

  1. かんなぎとは?
  2. かんなぎ完結!漫画12巻の内容・最終回のラスト
  3. かんなぎ完結!登場人物のその後は?
  4. かんなぎ完結!アニメ最終回ネタバレ
  5. かんなぎ完結!最終回に関する感想や評価
  6. かんなぎ完結についてまとめ

かんなぎとは?

かんなぎの概要

12巻で無事に完結を迎えたかんなぎ。かんなぎの気になる最終回や感動のラストシーン、12巻を読んだ読者たちの様々な感想等を詳しく紹介していきます。まず、感動のラストを迎えたかんなぎの、作品情報を紹介します。かんなぎは、2006年に一迅社の月刊ComicREXの創刊号にて連載を開始したラブコメ作品です。ごく普通の少年が主人公なのですが、ヒロインが神様である珍しいストーリーが注目を集めていた作品です。

2006年から連載を開始したかんなぎですが、2009年に1月号において、作者の体調不良が発表されています。作者療養のために連載を休止する事となり、しばらく更新が停止していたかんなぎ。その後、2011年に連載が再開されることが決定し、2017年に完結を迎えることが出来ました。単行本は全12巻。2008年からはテレビアニメも放送され、多くのファンを獲得した人気のラブコメ作品です。

かんなぎのあらすじ

可愛いヒロインと感動のラストで高評価を獲得しているかんなぎの、あらすじを詳しく紹介していきます。かんなぎの主人公は高校一年生の男子・御厨仁です。高校で美術部に所属している仁は、美術的センスがあまりない少年でしたが、地元の展覧会に作品を提出する為、彫刻の作品を制作していました。仁が彫刻の材料として使用したのは、切り倒されてしまったご神木でした。ご神木を材料に、手彫りで彫刻を掘っていた仁。

仁が地面へ置いていた作品が突然割れてしまい、中から少女が出てきました。少女は「ナギ」と名乗り、自分を産土神と称していました。仁が暮らす神薙町では、ご神木が倒されてしまったことが原因で、ケガレが発生してしまいます。神を自称するナギと共に、仁はケガレを対峙していきます。仁とナギはケガレを倒していくために、共同生活をスタートさせました。

仁はナギと生活していくうちに、彼女に惹かれていくようになります。ナギは産土神を自称していましたが、何故が時々人格が変わったり、肝心のケガレについて知らなかったりと、不思議な状態でした。不完全な存在であるナギに自分を重ね合わせた仁は、彼女と共に自分を探す旅に出るのでした。障害の多い仁の恋路を巡るストーリーが展開するかんなぎ。感動のラストが描かれ完結した12巻の情報や感想を紹介します。

かんなぎ完結!漫画12巻の内容・最終回のラスト

最終回ネタバレ①つぐみの告白

漫画版かんなぎは、単行本12巻で完結を迎えています。漫画12巻のラストまでをまとめていきます。かんなぎの最終回では、ナギと並ぶヒロインであった、仁の幼馴染のつぐみが気持ちに決着を付けています。昔から仲が良かった仁とつぐみ。ナギと出会ったことで仁は彼女に恋をしてしまい、つぐみはフラれることを覚悟して告白するのでした。

仁のつぐみが好きだと言いますが、恋愛対象ではありませんでした。つぐみに対し、「一緒にいると大人になれない」と告げた仁。つぐみは昔から仁を慰めて守り続けてきました。仁にとってはつぐみは母親のような、包み込んでくれる存在であり、つぐみと一緒では大人にはなれないと感じていたのでした。つぐみはそんな仁の告白に、「私が仁を男扱いしていなかった」と納得するのでした。

最終回ネタバレ②ナギと仁の恋の行方

ナギと仁の恋の行方も最終回ではしっかりと描写されています。かんなぎは序盤のストーリーでは、どのヒロインと結ばれるのか分からない展開が続いていました。その後、ナギが仁を意識し始めた事から、だんだんとナギルートで固まってきました。最終巻の時点では、多くのファンがナギと結ばれる結末以外ありえないと評していたほどです。最終回では、ヒロインナギのとても可愛い姿が描かれました。

最終決戦でケガレを取り込み、自分の身体ごと浄化したナギ。ナギに対し優柔不断な態度しか取れなかった仁でしたが、消えていくナギにたくさんキスをしました。ナギの神気を吸収するためだったキスですが、最終回で仁とナギは何度もキスをして、とてもラブラブな姿が描かれていました。

最終回ネタバレ③ナギが13歳に

最終決戦の後、消滅してしまったナギ。その後、13歳のナギが「上森薙」として登場しています。中学一年生で、祖父母の家に預けられている13歳のナギ。仁とナギの恋において、最大の障害といえば身分の差でした。仁はごく普通の人間であり、ナギは産土神でした。この事から結ばれることはないと思われていた2人でしたが、最終回ではナギが人間の少女の転生します。

産土神のナギは消滅してし合いましたが、13年前に生まれ変わっていたという事で、中学生のナギが登場します。この時、仁は20歳になっていましたが、ナギと再会しています。「俺のこと分かる?」と問いかける仁に対し、ナギは即座に「めっちゃわかる」と返しています。

最終回ネタバレ④ナギと仁が手を繋ぐシーン

漫画かんなぎの最終回では、仁とナギが手をつなぐラストシーンが描かれています。このラストシーンは読者から感慨深く感動するという感想を集めていました。人間に生まれ変わり、生身の身体で仁と手を繋ぐことが出来たナギ。

今までも仁とナギは手を繋いでいたことはありましたが、仁が一方的に手を引いていたり、手を握っていたりするシーンばかりでした。ラストシーンでは、仁とナギがお互いにしっかりと手を繋ぎ合っており、ようやく結ばれることが出来ました。

かんなぎ完結!登場人物のその後は?

登場人物のその後①大鉄

大団円のラストを迎えた漫画かんなぎの、登場人物のその後について紹介していきます。まず、仁の憧れであった美術部員の大鉄。彼は美大に通っている事が明かされています。美術の道を進み続けている様子の大鉄は、美大に通いながらアーティストになる道を模索していました。

大鉄は、椅子のアート作品を作っていきたいと語っていました。町に自分の作った椅子のオブジェなどを設置し、アートに興味がないような人々でも、自然と作品に触れられるようになれば良いと語っています。

登場人物のその後②紫乃

紫乃は、最終回では魔法少女であると判明していました。月日は流れすっかり大人の女性となった紫乃でしたが、魔法少女である事を恥ずかしがっていました。最終回では、仲間たちから慰められる姿が描かれていました。皆から料理を分けてもらい、あっさりと立ち直っていました。

登場人物のその後③かんなぎ様

ナギに降臨する人格だったかんなぎ様。ナギの神様の部分として分離したあと、かんなぎ様も新たな存在として誕生していました。ナギの妹ざんげ同様、神木を元とした存在として生まれたかんなぎ様。ざんげは歌が下手すぎるご当地アイドルとして活動していましたが、かんなぎ様はざんげと共にアイドル活動する姿が描かれていました。

かんなぎ完結!アニメ最終回ネタバレ

最終回ネタバレ①つぐみの行動

漫画かんなぎの最終回について紹介しましたが、アニメ版のかんなぎについても紹介します。アニメかんなぎの最終回では、喧嘩して仁の元をナギが飛び出してしまいます。家に帰ってこないナギ。仁も意地を張って追いかけられるにいました。ナギがいなくなったことを知ったつぐみでしたが、仁は「お前には関係ないだろ」とつぐみを突っぱねるのでした。仁の事が好きなつぐみでしたが、仁とナギの為に行動をおこします。

学校から帰るところの仁を待っていたつぐみは、仁を励まします。この日つぐみは三角関係を描いた夏目漱石の作品「こころ」の授業を受けていました。昔から仁を見守ってきたつぐみは、仁のこころが分かっていたのでした。「本当は返ってきてほしいはず」「意地を張らずに行動するべき」だとつぐみは仁を励ますのでした。

最終回ネタバレ②ナギ発見

つぐみから励まされ、彼女の言葉に自転車を走らせた仁。つぐみはナギの居場所を調べ仁へ教えてくれました。外を出歩いているナギ。仁はナギの元へと走り、見つけ出すことが出来ました。お互いに意地を張り合っていた仁とナギ。仁に見つけ出され逃げようとするナギを、仁は手を掴んで捕まえました。喧嘩していた二人でしたが、仁はナギに対し、「だまそうとしていたわけじゃないだろ」「怖かっただけだ」と話します。

仁はナギの心の中の不安に寄り添い、一緒に不安の元を取り払おう、不安の正体を探そうと訴えました。自分を慰めてくれた仁の言葉に、ナギは涙を流しました。今まで素直になれなかったナギでしたが、仁に対して心を開いて寄り添った瞬間でした。

最終回ネタバレ③おばあちゃんの過去

ナギを見つけ出し、自分の想いを伝えた仁。ナギも仁の言葉に涙を流していました。そんな2人の元に、一人の女性が現れます。ナギは彼女を見るなり「シゲ」と名前を呼んでおり、女性の事を知っている様子でした。女性は夫が出征した戦時中の事を話しだしました。戦争に行った夫は戦死してしまった女性。夫の訃報を知らされた女性は首をつってしまうのでした。しかし、縄を括り付けた枝が折れて女性は助かります。

この女性が首を吊るために縄をかけたのは、人間一人の体重では決して折れそうもない太さの枝でした。神社の神様は女性を見守っており、助けるために枝を折ったのでした。この時首を吊ろうとした女性こそ、前回に登場していたおばあちゃんです。おばあちゃんが亡くなってしまった為、過去の姿をしてナギの前に現れたのでした。

最終回ネタバレ④ありがとう

ナギと仁が家へと戻ると、留守電にメッセージが残されていました。会長や大鉄、秋葉からのメッセージを聞く仁とナギ。ナギは仁へありがとうと告げ、お風呂に入りに行きました。仁はナギからのありがとうの言葉に動揺し、ナギを強烈に意識してしまいます。ナギがお風呂に入っているシーンを思い浮かべてしまう仁。何とか気持ちを落ち着けようと、テレビをつけた仁が見たのは、CDデビューしたざんげの姿でした。

アイドルとしてCDを出したざんげでしたが、相変わらず歌声は残念なままでした。お風呂に入りに行ったナギでしたが、着替えを用意しておくのを忘れてしまいます。裸のままお風呂から出てきたナギ。仁は裸のままのナギに覆いかぶさってしまい、そんな所を幼馴染のつぐみに目撃されてしまうのでした。アニメ最終回では、ナギの裸のシーンなど、サービスカットが多くなっています。

無事に二人で家に戻ったナギと仁。最終回ではナギが仁へありがとうと伝える姿が描かれています。アニメのかんなぎのラストシーンでは、続編を期待させるような演出がされており、第2期を期待する視聴者の声が挙がっていました。

かんなぎ完結!最終回に関する感想や評価

感動のラストを迎えたかんなぎの最終回に関しての感想を紹介していきます。まず、漫画版のかんなぎの感想ですが、最後まで読み終わると喪失感を感じるくらい入り込んでいたという感想も見られています。合間に作者療養の休載を挟んでいたかんなぎ。無事完結するのか心配の声も上がっていましたが、12巻で完結を迎えました。

かんなぎのラストシーンまでを読むと、登場人物がみんな幸せな終わりを迎えられて良かったという感想も聞かれます。主人公の仁とナギだけではなく他の登場人物も平和で幸せな最終回となっており、読者からは切ないながらも良い結末だったと満足する感想も挙がっています。

漫画かんなぎ12巻を読み終わった感想では、最後まで追いかけ続けてきてよかったと言う感想も多いです。2009年に一旦急死してしまったかんなぎの連載。多くのファンが連載再開を望んでおり、かんなぎの行く末を心配していました。無事に連載を再開したかんなぎは、多くの読者に感動を与える結末を迎える事となりました。連載が途中休止してしまったかんなぎですが、最終回まで読み終わったファンからは、結末まで待っていて良かったという感想が挙がっています。

かんなぎ最終回への感想では、無事に完結できてよかったという感想も見られています。かんなぎはスピンオフ作品も刊行されている人気作品です。最終回を迎えた12巻は特装版も発売されており、ファンの注目を集めました。特装版やスピンオフ作品、ドラマCDと合わせてかんなぎを楽しんでいたファンは多く、完結した事に喜びの声が挙がっていました。

かんなぎのアニメ最終回の感想では、続きを期待させる終わり方だったのに、2期がない事を残念がる感想が多くなっています。アニメかんなぎの最終回では、「またね」という終わり方になっており、多くの視聴者が続きが見たいと感じていました。

かんなぎ完結についてまとめ

ここでは、12巻で完結を迎えた漫画・かんなぎについての情報を紹介しました。完結した漫画かんなぎの最終回とラストシーンの内容についてや、登場人物のその後なども詳しくまとめています。また、漫画かんなぎの最終回を見た人の感想も紹介しました。かんなぎは主人公仁とナギの恋愛模様が深く描かれていた人気のラブコメ漫画です。是非、漫画かんなぎをチェックして、仁とナギの恋の行方を楽しんでみてください。

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